偉大なる、しゅららぼん
石走城に住む日出家と対立関係にある、
棗家との一族同士の争い。
両家とも先祖代々、
超能力を持った、
同じ「湖の民」である。
そこに違った勢力である速瀬家が入り込み
互いにその勢力を排除しようとする。
他人の心に入り込み
「相手の精神を操る力」によって
築かれた日出家と、
他人の心に入り込み
「相手の肉体を操る力」を
授かった棗家の将来は?
奈良、京都、大阪と続き、
万城目氏今回の作品は滋賀県、
琵琶湖の東岸に位置する石走が舞台。
因みに石走は米原駅と
長浜駅の間にある架空のまち。
主人公は日出涼介、
涼介は修行のため、
本家で暮らすことになる。
同じ高校に通う本家の息子は淡十郎。
日出涼介、日出淡十郎、
そして棗家の棗広海が同じクラスに。
はじめは淡十郎の恋敵である棗広海を
追い出すためだったのが…
赤い詰襟の学生服を着て、
高校まで船で通う涼介、淡十郎。
二人の住んでいるところはお城。
…な~んてあり得ないでしょう!!。
琵琶湖がメインとなって物語は進みます。
本のページ中頃、ある事件が起き、
そこから怒濤の展開になっていきます。
広々としていてなんか謎めいた
琵琶湖も目に浮かんできます。
知っている風景なので
うれしい!!
のんびりとした風景の中での息詰まる戦い。
ラストもいい感じで
本を読んでいる間、
楽しい時を過ごせました。
映像的にも派手な構成、
奇想天外なストーリーに、
まんまとうまくのせられて
本を読み切ってしまいました。
相変わらずの奇想天外ですよね。
そこが好きです。やっぱり最初の説明が長いのが難点ですが、それでも説明してくれないとわからないですよね^^;
物語はとても面白かったです。最後もにやっとしちゃう終わり方が最高でした。
知っている所が舞台っていいですよね。
万城目さんがいつ北海道とか札幌とかを舞台にしてくれるのかとずっと待っているのですが~^m^
間違えて違うものをTBしてしまいました(汗
お手数ですが削除のほう、よろしくお願いします。
TBありがとうございました
いつもの奇想天外、
ばかばかしさがいいですよね。
そういえば事が起こるまでが
ちょっと長くかかりましたね。
終わり方もいい感じでした。
今までの舞台が奈良、京都
大阪と知っている所ばかりだったので
ラッキーです。
北海道だったらスケールの大きい話に
あうかもですよね。
TBありがとうございました。
もう一つのTB削除、
了解しました。
間違えられた作品も
チェックしておきました(笑)
ありがとうございます
一番強かったのは
お姉さんでしたね。
深キョンが演じるんですね。
どう演じるんでしょう。
楽しみです。
大昔の若い頃に一度だけ琵琶湖畔に泊まったことがありますが、また訪ねてみたくなりました。何となく本当にこんな小説のようなことがあってもいいと思わせる不思議な魅力のある湖ですね!!
琵琶湖畔は家から
高速を使うと結構短時間で行けるので
よく訪れます。
yoriさんは泊まられたのですね。
広大なびわ湖は神秘的な雰囲気もあって
こんな小説のようなことが
ありそうな気にさせてくれますね。