夏越の大祓
茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、
これをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願する
1年の前半を無事に過ごせたことに感謝して、半年間の罪や穢れをお祓いし、
残り半年も清らかな気持ちで過ごせるよう松尾大社で祈願してきました。
本殿にお参り さすがに長い事並びました
夏越の祓には、「水無月(みなづき)」という和菓子を食べる風習が京都にはあります
氷室に貯蔵された冬の氷を取り寄せ、氷を口にすることで夏を無事に乗り切ろうと祈願した。
庶民にとって氷は高嶺の花だったため、削り立ての鋭い氷に見立てた生地に、
邪気を払う小豆をのせたお菓子を作り、6月を意味する「水無月」と名付けたようです
今回のは 黒砂糖・抹茶・白の3色の水無月
『松尾大社』は、「日本第一酒造神」と呼ばれ、酒造りの神様
涼しげな音色とともに身の穢れをはらう「風鈴祈願 招福除災の音」
境内の至る所で
青もみじに守られているかのような無数な風鈴
新たな気持ちで残り半分を後悔の無い年にしていきたいと思います
2024/06/29 撮影