花ごよみ

映画、本、写真など・

當麻寺西南院の珍しい花木

2010-04-30 | 古寺(花など)
【ハンカチの木】
 ハンカチのような白い部分は、
花ではなくて葉が変形した苞(ほう)
風になびいているハンカチのように
見えるのでこの名がついたそうです。

 
【突抜忍冬】
葉を突き抜けて花が咲いています。

 
【もみじ琴の糸】

 
【なんじゃもんじゃの木】
まだ花が咲いていません。
白い花が咲きます。

 
【座禅草】
横に写っている葉、
まるで野菜のように見えます。

 
【ムサシアブミ】
(武蔵鐙)

 
【黒ろう梅】

 
【中国実変わり花いかだ】

 
【花いかだ】 雄
葉の上に多数の雄花を付けます。

 
【花いかだ】 雌
雌株は1つの花が乗っています。

ハナイカダは葉の真ん中に花が咲き、
実を付けます。
葉が筏(いかだ)のようで、
その葉の上に乗る花や実が筏に
乗っているように見えます。



(4月25日)

奈良県葛城市當麻




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當麻寺西南院の牡丹

2010-04-29 | 関西花の寺

牡丹の名所當麻寺、
各塔頭にそれぞれ
牡丹が植えられていています。
今回は奥院と西南院を訪れました。

こちらは[関西花の寺]、
「第21番」の當麻寺西南院。
 
入り口です。

 
ぼたんに差し掛けられた、
日よけの和傘がいい感じ。

 

 

 

 

 
本堂と庫裏の間を抜けると
美しい池泉回遊式庭園に出ます。


庭園の山際には
シャクナゲが咲いています。

 
庭園のみはらし台から
手前が西塔、奥が東塔。
ここからは西塔、東塔を、
同時に見ることができます。


池に西塔が映っています。


サツキの咲く頃、庭園の美しさも、
アップすることでしょう。
紅葉の頃もいいでしょうね。

(4月25日)

奈良県葛城市當麻







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當麻寺奥院の牡丹

2010-04-28 | 古寺(花など)
 
當麻寺の最も奥にある
當麻寺塔頭奥院は、
知恩院の「奥之院」として
建立されたお寺ということです。

奥院側にある駐車場の方から
當麻寺に入りました。

 
広々とした本堂前、
人がいないところをねらって。

 


この場所は塔が二つ見える
撮影スポット。

 
モミジの新緑に小さな赤い花。

 
極楽浄土を現した庭園。


澄み切った青空に白藤がまぶしいです。





 
艶やかな牡丹にうっとり。

 

 
存在感たっぷりの豪華な花姿。


この後、當麻寺西南院へと
足を伸ばしました。

當麻寺は新家長福寺の前に訪れました。

(4月25日)

奈良県葛城市當麻









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新家長福寺の八重桜

2010-04-27 | 古寺(花など)

新家長福寺に初めて訪れました。

小さな境内に、八重桜・ボタン・藤が
所狭しと咲き競い、
境内を明るく彩っています。

最終の桜のお花見を、
充分満喫しました。








こちらの桜はとても花付がよく
花の重さに枝が枝垂れているのを、
多く見かけました。










桜をバックにあざやかな牡丹、
とてもきれいです。


いい香りの元を探せば、
藤棚の藤が咲いていました。


八重桜を背景に藤の花


豪華な花びら。


こちらは岡寺の次に訪れました。

奈良県北葛城郡広陵町

4月25日



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シャッターアイランド

2010-04-26 | 映画

監督は『ディパーテッド』の、
マーティン・スコセッシ、
レオナルド・ディカプリオが『ディパーテッド』と
同じく主演をつとめます。

舞台はある事件が起きた孤島。

この島で謎解きが展開されます。
原作はデニス・ルヘインの小説。

ディカプリオが連邦保安官の役を演じ、
この不可解な事件が起きた島を捜査します。

閉ざされた島=シャッターアイランド。
この島は精神を病んだ、
犯罪者を収容しています。

共演はマーク・ラファロ、
ベン・キングズレー。

キャッチ-コピーは〈謎解きに参加せよ〉

謎が謎を呼び、
ほの暗い画面に不気味さが漂います。

映像に集中できるという
[超日本語吹替版]で見てきました。

この映画、何もかもがはっきりしない。

現実なのか単なる被害妄想なのか、
どちらか分からない。

なにが真実で正解なのか

仕掛けもヒントも、
どういう風にもとれるし…。

収容されている人達は、
はたして悪者なのか?
島の職員達の正体は?

ディカプリオの人格は?



ディカプリオの熱演も謎に、
ますます拍車がかかります。

謎の深みに入ったまま、
抜け出せなくて
映画が終わってしまっても
まるで闇の中、
すっきりと終わった気がしません。

自分自身好きなように考えてって
ことでしょうか。

宣伝コピーにあった、
(謎解き)には参加できず、
楽しめなかったし、
またそのような映画では、
ないように感じました。




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岡寺のシャクナゲ

2010-04-26 | 古寺(花など)
 
西国三十三所第七番の、
札所として知られる岡寺、
本尊は高さ4.5mの、
塑像大如意輪観音。

5月31日まで如意輪観音像の
特別拝観があります。

通常でも本尊の扉は開かれいますが、
特別拝観時は本尊の脇にある扉が開いていて
側面を拝観することができます。
また張られた「綱」に触れて、
ご縁を結べるようになっています。
もちろん触れてきました。

巨大な如意輪観音像の横顔はきりっとして、
大きな体は包容力を感じました。

境内のシャクナゲは今が見頃、
傷みもなく、今までこちらに訪れた中で、
一番のきれいなシャクナゲを
見ることができました。



 

 

 

 

 




堂々とした姿の入母屋造りの本堂。

 
展望所から見下ろした本堂。

 
牡丹も咲いていました。

 


三重塔周辺では
もみじの若葉の新緑がとてもきれいです。

書院も特別公開。
解体修理の際、
見つかった涅槃図に書かれている
動物のお話など聞きました。

4月25日

(奈良県高市郡明日香村岡)



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長谷川等伯展

2010-04-25 | 美術

京都国立博物館で開催されている
「長谷川等伯展」行ってきました。

「松に秋草図屏風」
 
狩野派と対立しながらも
絵筆による天下獲りを企てた等伯。
秀吉命によるこの絵によって、
ゆるがぬ地位と、
名声を得ることになる。
御用絵師になったんですね。

「松林図屏風」

墨の濃淡だけで表現された
謎に満ちた不思議な感覚の絵。

故郷七尾への望郷の念、
自分のための心象風景、
水墨画の最高峰といわれる絵、
一度見たら目に焼き付いて、
忘れられない絵です。

書かずに表している濃密な霧の存在、
湿った空気…とかなんとか…
説明がありました。

分かったような分からないような…。
奥が深いのですね。

人が多すぎてじっくりと全体像を
見渡せなかったのが心残りでした。

「仏涅槃図」

巨大涅槃図にはびっくり!
等伯の祈り、信仰が伺える作品。

聞きしに及ぶかなりの人気、
来館者の多いこと!!
とてもゆっくり鑑賞できる状態では
なかったです。


庭園では八重桜が満開











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てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡

2010-04-24 | 映画

世界初のサンゴの、
移植産卵に成功した、
金城浩二氏の心温まる実話がベース。

タイトルの「てぃだ」は太陽の意味。

「デトロイト・メタル・シティ」の、
李闘士男が監督。

サンゴの移植産卵という奇跡を
実現させた夫婦を、
岡村隆史と、夫をはげまし支え続けた妻、
松雪泰子が演じています。

 

岡村隆史、素朴な人物を、
うまく演じていました。
沖縄弁のゆったりとしたセリフ、
最初はちょっと違和感を感じましたが、
そのうちだんだん慣れてきました。
切迫した場面でも、
のんびりとした気分になります。

かあちゃん役の原田美枝子。
主人公の友人達もみんないい感じ。
吉沢悠も素敵な仲間。

海が大好きな少年が大人になって、
結婚、子供にも恵まれます。

そして美しい海を子供達に、
見せてあげたいという心で
サンゴを養殖し、
海への移植を、
試みるというストーリー。

木を植えるようにサンゴを植える。
この映画の主人公が、
そのサンゴの移植活動に、
最初に立ち上がった人物。

試行錯誤、パッシング、
多額の借金などを乗り越えて、
サンゴの産卵という夢を実現するのです

珊瑚の産卵シーンは、
神秘的で感動です。

海が舞台なので、
きれいな青い海がスクリーンに広がって
まるでその場に居るような気持ちになれます。

実話ということで、
おおよその結果が見えているので
安心して見ることができました。

沖縄の海に対する愛、
サンゴ礁再生に対する夢を、
現実のものとしたふたり。

困難を踏み越え、家族、友人等に
支えられながら叶えた奇跡。
笑って泣いて、
心がほのぼのする映画でした。
 









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夜明けの街で (東野圭吾)

2010-04-23 | 本 な、は行(作家)

時効を待つ女、秋葉、
果たして彼女は真犯人なのか?

15年もの間、沈黙を貫いてきた秋葉。

その秋葉が仕掛けた恋の罠に
捕らえられた渡部。

劇的な変化、予想もしない未来など
少しも望まない妻。

10年、20年この先ずっと、
変わらない平凡さ、退屈さ、
このような変化のない
日々を送るという予測に
恐怖さえ感じ始めた渡部。

現在、過去、不倫をしている人は、
リアルな進行に、
はらはらしながら
読み進めると思います。

ミステリーというものではなく、
単なる不倫小説のようにも思えます。

その辺のどこにでもいそうな主人公、
あたふたしている様子がなんとも滑稽です。

幻想を砕かれた悲しい過去をもつ秋葉、
それにしても理解できない秋葉の行動。

渡部との不倫は、
憎むべき人達を苦しめるため、
そして彼の家庭を壊すのはこわい。
一体、この女は何を考えているのか
何を望んでいるのか分かりません。

秋葉という女性に魅力は感じられません。

15年間真実を伏せなければいけない理由も、
いまいち??です。

警察も15年間解決できないなんて…。

妻・有美子の描写も
ドラマなどでよくあるパターンで、
新鮮さが感じられません。

とにかくイライラする登場人物、
読後はすっきりした気持ちになれません。

でも早く先を知りたくなる
ラストが気になる作品でもありました。




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公園の花達

2010-04-23 | 写真(花、旅行など)
 
春というのに
今日も寒~い一日。

天気のご機嫌は日々変化して、
暑かったり寒かったり、
情緒不安定のようです。

そんな落ち着きのない天気でも、
街角のよく陽の当たる場所などでは、
藤、牡丹、ツツジが咲き出し、
やっぱり季節は順調に
進んでいるんだと感じます。

10日ほど前に撮った写真なので
八重桜のつぼみも今は咲いているはず。
もう散ってしまったかも。
名札のあったのは名前を書きました。


まぶしそうなラッパ水仙

 
楽しそうなチューリップ

 


ハナズオウの小さな花

 
楊貴妃、
つぼみが可愛いです。

 
大手鞠

 

 
紅大島

 
これも紅大島

 

 
鬱金

 

 
お菓子みたいな椿









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