雫井脩介の同名小説の映像化。
出演は豊川悦司 、石橋凌 、小澤征悦 、
笹野高史 、片岡礼子 、井川遥 。
原作を読んでいます。
本は面白いです。
好きな小説でした。
でも、2年以上前なので、
かなり頭の中から
消滅して、内容の細部は忘れているので、
割と新鮮な心の状態で、
映画を観ることが出来ました。
主人公、巻島を豊川悦司が演じています。
本を読んでいるときは、
もし原作を映画化、またはドラマ化されたら、
誰が演じるのだろうと
色々と考えを巡らしていました。
でも豊川悦司には、
思い及びませんでした。
風になびくロングヘアー、
ワイルドな感じはあっています。
同時期の公開の、
サウスバウンドでは、
原作のイメージとは、
違和感がありましたが
こちらの方の映画では、
すんなりと見ることができました。
こちらのトヨエツの方が、
格段いいと思いました。
映画も本と同じく緊張感たっぷりです。
巻島のせっぱ詰まった様子も
感じとれました。
良い人が普段のイメージの小澤征悦は、
ヘヤースタイルをいつもと変えて
警視総監の息子、
イヤミたっぷりの男を体現しています。
「今夜は震えて眠れ!!」
本を読んでいた時点でも、
映画の中でも、とにかくこのセリフを発する
巻島がかっこいいので、
その人物を演じる豊川悦司も同様に
かっこよかったです。
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