花ごよみ

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影踏み  横山 秀夫

2019-12-21 | 本 ま、や行(作家)

影踏み (祥伝社文庫)

弟の声が真壁修一には聞こえる。

今は亡き双子の弟、啓二との会話。

物語は真壁の出所から始まっていきます。

真壁は人間味豊かなノビ師。
ノビ師とは人が寝静まった深夜、
住宅に忍び込んで
現金を盗む侵入盗。

ダークヒーローです。

母親の放火で父母と双子の弟(啓ニ)を
失くしてしまった修一。

過去のトラウマを抱えながら
ノビ師として生きていく。
そしてノビ師の技術が
事件の真相を解明してく。

かつて弟も好きだった、
今は保母の久子、
同じ人を好きになる、
双子ってつらいです。
久子との関係がじれったいです。
ノビ師から足を洗い
久子との穏やかな暮らしを望みたいです。

映画化されました。
映画も見ました。

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