花ごよみ

映画、本、写真など・

MUSA -武士-  

2005-03-30 | 映画
                                  (CATV)
中国、明の姫を守り抜くため高麗武士達の 
命をかけた過酷な戦い。 

迫力ある戦闘シーンの連続と
度重なる残酷な映像で 
見終わった後,ズシーンと 
疲労感が残りました。 
  
残酷なシーンに関しては 
テレビの小さな画面の方がまだ
ましです。 
大画面ではむごくてきっと 
直視出来なかったと思います。 

目を瞠るような槍の達人の殺陣には 
もう、びっくり}
アクションシーンは迫力満点です☆☆


俳優達の熱い心が伝わって来る作品でした。 
熱すぎて濃ゆーい。。。。
韓国映画のパワーを感じます。

チャン・ツィイー は『LOVERS』で見せた 
華麗なるアクションを封印しての、 
ふくれっ面の可愛い
わがままなお姫様役。
 
姫の最後どうなったかとても気がかりです。  
着地点を見る人の想像に任すなんて……

希望としてはエンドロールの後でも、
チャン・ツィイー の元気な笑顔を見たかった。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マザーリーフ

2005-03-28 | マザーリーフ
つぼみの数も増えてきました。
小さくてか弱そうなつぼみ… 

あまりに小さいつぼみは大きくならない
うちに終わってしまいそう……  

大丈夫かな?? 

植木鉢に活力剤をさしておきました
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四畳半神話大系&太陽の塔 (森見 登美彦)

2005-03-25 | 本 ま、や行(作家)

トンチキな大学生の妄想が再び京都の街を駆け抜ける!!! 

4つの話が平行に進展していきます。
4つのサークルの選択肢が有る内どれを選んでいたら
どうなっていたかと思いながら・・・

いずれの話にも唾棄すべきまでと書かれている 
宿敵の、でも憎みきれない小津っていう 
ヘンテコな盟友が絡んできます。 
 
蛾を異常に怯える明石さんは
その恐怖を共有出来るものとしての
共感度、大 ! ! ! 

その他の登場人物も個性的で魅力一杯です。 
 
小さなクマのぬいぐるみも 
面白い場面で登場します。



 〔太陽の塔〕(ファンタジー・ノベル大賞受賞作)と 
まるで同一人物の様な 
主人公の日常は
究極のバカバカしさで
おかしいやら情けないやらで
なぜか悲哀感さえも漂わせてくる程。。。。 

前作「太陽の塔 」では切ないエンディングが
心にグッときました。 
今回はそこまでは行かないけど。。。

内容に反して文体は 
硬質で品格さえも感じられる。 
その落差も面白い。 

ばかばかしい内容と格調高い文体が
妙な調和を醸し出している。 


次作ははどんな方向に
進んでいくのでしょうか ? ?

また、おなじだったりして……




コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

故郷の香り

2005-03-23 | 映画
『山の郵便配達』のフォ・ジェンチイ監督最新作  

10年ぶりに故郷へ帰ってきたジンハーは
初恋の人ヌアンと再会する。
 
美しい山村の風景 
瑞々しい緑、雨に濡れたレンガの道・・・ 

あやふやな将来にむけての 
恋の約束なんて
危うく不確かなもの 

三人三様の心の痛みは 
後悔の念を伴い悲しすぎる・・・  

悲痛なテーマなのに 
バックグラウンドには 
のどかな田園風景があって
心の痛みが和らげられます。 

ヒロインの夫役の香川照之は
聞くことも話すことも不自由なのに
存在感は大きく、ラストで泣かせます 。

香川照之にとっては中国語を 
話さなくていいってのがラッキー。

言葉を発してなくても
東京国際映画祭で 
優秀男優賞を受賞って
スゴイ!!!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胡蝶蘭

2005-03-21 | 水彩画
白い花のはかなさ
  優しさ……
それでいて白の清らかさは
 潔癖な強さも感じます
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TVピープル (村上 春樹)

2005-03-17 | 本 ま、や行(作家)
          ◇TVピープル   

          ◆飛行機―あるいは彼はいかにして詩を読むように  
           ひとりごとを言ったか
 
          ◇我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史

          ◆加納クレタ

          ◇ゾンビ

          ◆眠り

              以上の6作品からなる短編集(1990年刊行)
 
存在感のない自己、孤独、恐怖、 
生の不可思議などが作品全体を覆い、 
朽ちかけのベンチに座っている様な 
不安で落ち着きのない感覚に陥ります。 
 
心の隅っこに微妙に反応するフレーズの数々・・・
これらの世界は現実か?夢の世界なのか?
 
◆TVピープル
いくぶん小さいピープルが勝手にソニーのテレビを置いていく。 
変テコリンな情景が面白い。 
得体の知れない不安感が漂ってくる。 
 
◇眠り
作者特有の奇妙な現実と非現実の境目の
不思議な恐怖感が心に残ります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マザーリーフ

2005-03-15 | マザーリーフ
このところ冬に逆戻りしたような
寒さの中で成長が足踏み状態・・・・
 
でも写真で撮るとはっきり中が
見えてますよ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロング・エンゲージメント

2005-03-13 | 映画
愛の直感で突き進んでいくヒロインの
ミステリーロマン・・・
一途な想いは通じるのか…  

5人の兵士の名前を少しは 
頭に入れておいた方がいいかなと思います。 
そうでないとミステリーの 
謎解きの部分がややこしくなります。  
見終わった後で公式サイト
キャストのページを見て納得しました。
(遅いっ!!)

5人の内、なんとかシュとノートルダムと、 
主人公の彼、マネクだけは覚えていたので、 
まあなんとかストーリーについていくことが 
出来ました。 
 
 
戦争の映像が多くの時間を占めています。
残酷なシーンが多く目を伏せてしまうことが幾度も。 
「もう、これ以上見せないでー。やめてーっ」 
と思ってしまいした。 

生存の願いをかけ、婚約者を強い意志で想う
一直線の心情は潔くて愛おしい。。。 


映像もセピア色の風景が美しく、 
村は平和で周囲の人々も優しく 
ほほえましい。
それに対比してよけいに戦争の悲惨さが 
強調されているようです。 

二人には幸せになって欲しい

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラストドリーム (志水 辰夫)

2005-03-11 | 本 さ、た行(作家)
 
毎日新聞の日曜連載小説で読んでいたのですが
新聞を他のに替えたので 
途中のままにしていたのが本になったのを知り
図書館で借りて読んでみることにしました。 
 
この作家の本は読むのは初めてです。 
 
冒頭、記憶喪失になって一人さまよう所から始まります。
企業戦士として生きてきて妻の命の灯が消える間際、
自分のこれまでの仕事一筋の生き方に気付く。 
そして妻を失って後悔し 
記憶喪失に陥ってしまうぐらいに苦しむ。

男のロマンというのだろうか、 
これでは余りにも身勝手過ぎます。
妻が病に倒れずにずっと生存していたら 
どうなっていたのか?
すきま風の吹いたまま二人は生きて行くのか?

妻の死に臨み、今までの自分を
心の中で整理し、正当化して
責任逃れをしているように
感じる。

この主人公に共感は出来ないし 
あまり魅力も感じません。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マザーリーフ

2005-03-10 | マザーリーフ
横から写しました。
小さいつぼみもついています。
花が重いのかおじぎをしているみたい・・・
すずらんの花のようです
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする