業田良家作の四コマ漫画が原作。
監督は堤幸彦
予想外、たっぷり泣けました。
もう涙ボロボロでした。
不幸がまとわりつく幸江(中谷美紀)
『嫌われ松子の一生』の松子を
思い起こします。
元銀行強盗の父親、西田敏行、
この人が泣くと、なぜかいつも
涙の感染が起こってしまいます。
西田敏行はこの映画には、
なくてはならない存在。
笑いと涙を誘います。
食堂の主人役の遠藤憲一、 、
いつもはニヒルな役が多いのに
今回はいじらしい男を演じています
これも意外性があっていい感じです。
竜雷太、名取裕子、カルーセル麻紀、
脇役人も豪華です。
主人公の優しい東北なまり、
映画の後もついまねて、
口にしてしまいそうです。
主人公は幸せになりたいと
渇望してるけれども、
ラーメン屋店主、隣のおばさん、
父親、熊本さん、それにイサオ。
主人公の周りの、
多くの温かい人達に愛されていて
結構幸せ。
ちゃぶ台をひっくり返す場面は
もったいな~い、
後片づけ、どうするんだろう?
大変だな~と思って見ていました。
気に入らないとちゃぶ台をひっくり返す、
あんな男、最悪ですが…
それにしても、
あのシーンうまく撮っているなぁ…
と思いました。