この日は、お祝い事で、京都の東の方の方と、神戸の中華料理。やはり、プロを前にすると、アルコールは行けません。反省。そう、ここ数年、演奏するときにはアルコールはとらなくなりました。この年になってもまだ上手になろうなどと、身の程を知らない欲望を持っていれば、せめて酒くらい。と言うわけで、元々酒は弱いので、どうって事無いのですが。
打ち上げは、イタリア料理で。と言うわけで、メタボは改善の兆しなし。バリトンサックスは遠のくばかりです。
クラリネットのベルを北村英治氏より頂戴しました。音が柔らかくなるって。早速、帰宅後、20年前に頂戴したヤマハ・クラリネット・カスタム・英治モデルで試奏しました。オリジナルのものでは、音の輪郭がはっきりします。このベルでは柔らかい、少し音が小さくなる感じです。そもそも、口から離れるに従って音に関与する部分が減少してくるのですが、確かに違います。
そういえば、私が以前買ったクランポンのベルは、楽器自体結構なお値段だったのに、ベルはプラスチック。一時、グラナディラのベルにしようかと調べてみて、値段が高いのにあきれて断念したことがあります。どうせ買うなら、私のクランポンは中音がフラットしがちだし、ま、良いかと思っていたのですが、やはり、この差を問題にするから、北村氏のフィネスは素晴らしい音がするんでしょうね。北村氏の楽器自体に対する知識と経験も恐らくすごいものがあると思います。国際クラリネット会議に日本代表として最初に参加されたのも、北村氏です。
北村氏のヤマハカスタム・英治モデルは華やかな、きらびやかな音がします。フィネス・英治モデルは深い、柔らかい音がします。
んで、私が吹くと、何でこんな音になるのか、そりゃ、技量の違いは分かりますが、楽器に対する追求心が違うと、改めて感じ入った次第です。
大阪エイジクラブという関西の北村英治ファンクラブ主催の傘寿記念パーティーが帝国ホテル大阪で開催されました。スウィングテナーの大御所、スコット・ハミルトンが共演でのステージです。
場所も良ければ食事もいい。でも、なんと言っても北村英治氏の音楽、お人柄、魅力が際立ったステージ、恐らく、今までで最高のステージではなかったでしょうか!!?
お客様も、北村氏、スコット・ハミルトンの演奏に徐々に酔いしれて、最後には盛り上がりに盛り上がる。北村氏らしいステージです。ほんわかした中にも、徐々に興奮が高まる、プレーヤー、そして北村氏のすばらしいファンとの、まさに共演です。
(バースデイ・ケーキを前に)
北村氏の人生がすべて投射されたような暖かいステージ、これは、お越しになった方以外には、なかなか伝わらないのが残念です。お客様はいつもにもまして、エンジョイされたと確信しています。ジャズ評論家、岩浪洋三氏、神戸、三宮のソネの大ママもお越しになり、ステージの後のサイン会も大盛り上がり。
(If I coukd be with youをアンコールで熱唱!!!スコット・ハミルトンの笑顔も印象的です。)
我々のグループでも、お一人お誕生日の方がいらっしゃり、みんなでお祝いしましたが、この会に、この雰囲気にぴったりの和やかなパースデイ、何もかにもが素敵に融合した様で、このあたり、さすがの北村英治効果だとつくづく思いました。
長年のお付き合いですが、江戸っ子の粋なジェントルマンの、素敵なお人柄、魅力は益々光り輝いていると思ったのは私だけでしょうか!!!?
ペギー葉山と言えば、”南国土佐を後にして””爪”などが代表作ですが、その昔、ジャズ歌手としてスタートしたことはよく存じています。しかし、前記の曲は私が幼稚園の時に聴いた曲。同時代の音楽としては、”学生時代”が一番の曲です。これほどに長年にわたって、スター歌手として活動を続けてこられた方、是非ライブに!!!と京都から参りました。ソネは少しづつ改装していますが、PAは今ひとつ。でも、悪条件に負けない声で歌われたのには驚きました。甘くソフトに、また時にはハキハキと往年の声が響きます。以前より感じていたことですが、彼女の発声はとってもナチュラル。だからこそ、これだけの間、歌い続けてこられたのだと思います。お客様も、寸分たりと聞き逃さないように、真剣に、かつ、楽しんでステージをエンジョイされていました。たくさんの歌を、立て続けに歌われたんですが、ホントにすばらしかった。秋光義孝氏のピアノはCDでも、ライブでも北村英治氏との演奏で、それこそ耳にたこができるほど聞きましたが、久しぶりに、”フジヤマ”を聞いて、さすがと思いました。後で、ペギーさんと記念撮影をお願いしました。おじゃましましたー!!!その時の話声、昔からお聞きしている、素敵な声でした。何せ、幼稚園の頃よりきいてますから。
結局、フリージョイント~洗濯バサミの部分、購入しました。2000円で。送料、代引き1000円。計3000円の高価な買い物です。何となくばかばかしいような思いがします。一重にそれは、雑な作りにあります。すぐ壊れる。材質も不良、作りも不良(この雑な写真からでも解ると思います。これ、新品ですぞ)。でも、自作はいささか困難。コンセプトは秀逸!!!欧米の製品は、アイデアはとても良いけど、作りが悪い、と言うのが私がしばしば感じる事です。これと同等のものを日本が作れば、堅牢なしっかりした、軽いものをたぶん作るでしょう。そうでないと、クレームがつくから。兎も角、今後は、この製品、精々丁寧に扱うつもりですが、この部分、やはり壊れやすいというのは、間違いない。販売会社によれば、そういったクレームは”あまりない”とのことです。でも、この製品、良いコンセプトなので、しっかりした作りのものが欲しいと思います。日本のメーカー作ってくれないかな??中国製でも遙かに良いものを作ると思いますよ。しっかり注文を出せば。(この製品、中国製だったりして・・・)次、壊れるまでに、自作できるようにがんばってみます。なんせ、アルトも買ったし・・・・。
(ネットでは、400円で作れると、書いてあったりしますが、やはり、この洗濯バサミ、なかなか他のもので代用できません。でも、確かに作りは悪い。特にはさみの内側に当てるゴム、いい加減に切ってあるし、よくずれる。さらに、洗濯バサミだけの追加注文には、付属していません。トホホ)
ワイフにばれたので、堂々と練習できるようになりましたーー!!という訳で、マッピはヤナギサワのメタル、Meyerのラバーで、バンドレンJazz,No.2を使って(一部、Fibracel medium)吹き心地をチェックしてみました。音は、The Saxにもレポートされているように、派手目。フュージョンに合う楽器なんでしょうか??大山氏はこれに総銀製のネックを使っていました。音をマイルドにするという意味があるんでしょうか???(昔、Selmer のラッカー・モデルにネックだけGoldplateを使うというの、流行ったそうです。実は私もやってます。但し、今はテナーはほとんどセルマーは吹かず、カドソン二本ですが。)音程は、The Saxレポートの評価は些か厳しいかも。音程、とりにくくありません。これ以上にヤマハ、ヤナギサワがいいと言うことなんでしょうか???キーアクションも抜群です。中島楽器でお聞きしたのは、管体その他、材質は違っても、調整、作りは全く差がないそうで、一番の廉価モデルでもこのキーアクション???????そうだとしたら(そうなんでしょうが)これは凄い楽器です。他のメーカーがグレードによって、随分キーアクションに差がついているのに、カドソンはカーリングトーンホールである、なし、に関わらず、全てアクションが一緒って、これは凄いことです。実際、数種類の楽器を試奏させて頂きましたが、キーアクションは全て心地良い。。今までに吹いたアルトの中で最高の感じです。(実際、ラッカー仕上げの廉価モデルを吹いているプロがいるそうですが、そうなれば、楽器選択は、仕上げ、材質による音で決めてるって事になるんでしょうね。そして、行き着くところがらラッカー・・・?、なんて、面白いですね。)結局、カドソンの素材を完全にばらして、調整、この、調整に命を懸けて居るんでしょうね。このあたり、あるいは材質の説明など、中島楽器のサイトでは見れません。結局、吹いて確認してくれって言う自信なんでしょうか。さて、マッピにより、音質はがらりと変わりますが、共に吹きやすい。楽器の反応も極めて良い。良すぎて、下手がばれて困ります。外見、なんですが(なんだ?この読点は??)それは綺麗な作りです。キーがGoldplate(多分)、管体はサテンゴールド仕上げなんですが、ちょっと白っぽく、ラッカーのコーティングが厚いのか、良いのか、兎も角ピッカピッカです。宝石のような感じ。余りに綺麗で、オモチャにみえるかも。展示物にみえるかも。というくらい、外見、美人です。不幸なのは、美人を連れてるオッサンがメタボでかっこわるく、全然似合わないこと。(遠目には管体がくすんでみえるので、キーが目立ちます。これも好みの問題ですが。)という訳で、やっぱり、ブラックニッケルかな?クロシャツ、クロズボンの”カラスの勝手”スタイルには似合うし、メタボもわかりにくくなるし(音も勿論良いです!!)。アルト、二台目はBlack Nickelと決めています。(勿論、通販で!!何せ遠いし!!)この件、ご親戚の方、ワイフには教えないでくださいねー!!!