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Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

Eddie Danielsのコピー Windows media player。Musescore3

2021年08月26日 22時28分29秒 | ジャズ・クラリネット

Eddie Daniels 1987年リリースのアルバム、1990年ころ入手、超絶技巧とモダンなプレイに圧倒された記憶は未だ新しい。当然、同様のプレイをしてみたい、なんちゃって、というのはあったが、マネできるほどの技術力もなく・・・。

その後も、CDは入手し続けたが、いくつか抜け落ちあり。

The Music of Eddie Daniels (Solo Transcriptions and Performing Artist Master Class): Clarinet, Book発行年:  2004年てのがあるのを最近知ったが、既に絶版らしい。残念。

さて、練習方法も若干改善、いい年になってやめりゃいいのに、再びEddieへの挑戦、むくむく意欲がわいてきた。ま、戯事ですが。

”She rote”、Charlie Parkerは♩=265位で演奏しているが、Eddieはなんと♩=326位の超高速プレイ。更にモダン。うまくいけば、テーマだけは♩=220位なら演奏できるんじゃ、って感じだが、実際にやれば、指がもつれて崩壊、ってことになるんでしょう。初めはゆっくり、徐々にスピードアップ、ってトレーニング法で何とかクリアしたいもの。

さて、音楽練習のお供に有用なもの、最近発見いたしました。演奏スピードを変更するソフト。何と、Windows media playerでできるんです。しかも、結構前からできたらしい。

CDの再生スピードを変えるプレーヤーを昔、購入したことがあったが、音が聞いてらんない。ってことで即座にゴミ箱行き、って、まだとってある。所在不明だが。mp3ファイルをゆっくり再生してもそこそこ聞ける。合わせて演奏ってのも。徐々にスピード上げて、ってのも有りだが、オリジナルのスピードで演奏できるようになるまでに棺桶入りしそう。そうでなくても、脱毛症進むんだろうな。兎も角、これは有用。無償ソフトで、wavファイルで保存できる、ってのもあるようです。

更に、無償楽譜作成ソフト、Musescore3,大分、使うのに慣れてきた。結構、細かい表記が出来るようで、ある人いわく、高価なソフトよりいいって。Musescoreの問題は、Handbook、マニュアルなどにある。Printmusic、Finaleなどとはちょっと違った独自の方法なのかもしれないが、コード記号、複雑なものはどう入れたらいいのか、いまだに不明。時にバグる(?)こともあるので、それなりにストレスフルですが、使える。パソコン性能アップが寄与している部分も大きいんでしょうね。Ryzen5,7(一世代前)でも十分早い。

兎も角、実用性のあるフリーソフトで、音楽の習得も高速化、であればいいんだが、時すでに遅し。なのに、まだあきらめきれないでうごめいている。そりゃ、頭髪もますます減少するでしょう。PrintMusic、Musesocre2などで作ったfile、どこかへ行っちゃったものもあり、再度作成、Musescore3に大分慣れてきたので、いよいよ本格的に、ナンチャッテ。でも、時間はかかります、やっぱり。

遅ればせながら、最近、つくづく考え込んでしまうJam sessionのあり方のためにも、新たなノウハウ使って、何とかついていかなくっちゃと思う今日この頃です。

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「Indiana~Donna Lee」 (クラリネット)谷口英治 Vibraphone (ビブラフォン)大井貴司

2019年12月18日 22時12分44秒 | ジャズ・クラリネット

「Indiana~Donna Lee」 スイングジャズ (クラリネット)谷口英治 Vibraphone (ビブラフォン)大井貴司 Jazz Vib Swing Jazz

https://www.youtube.com/watch?v=ptL29Nknmg4

このYoutube動画は、以前より見ていたのだが、改めて、バイブにも注目してみると、又新鮮。ギターリストも、ピアニストもいいプレイをしています。よくよく映像を見ていると、演奏を楽しんでやってらっしゃるのがよく判ります。

そもそも、私のつたない考えでは、Donna Lee,Charlie Parkerの演奏では、結構Swing寄りのアドリブで、Comfirmationほどの切れがない、なんて思ってましたけど、逆に、クラでBeBopを演奏するのは結構難しい。技術的にも、音的にも。それをBreak したのがEddie Danielsの”To Bird with Love"というアルバム。

谷口氏は、”I mean you"、”A Night in Tunisia"などのBeBopの曲をアルバム化されています。

さて、この動画、元歌、Indiana,最後は、そのコード進行を使ったBeBopの曲、Donna Leeを、間のアドリブでは、Key F(Indiana)と短三度上のAb(Donna Lee)を行ったり来たり。谷口氏は、酒バラでも同様の手法をやってます。

合わせてクラ吹いてると、結構楽しいのに気が付きました。バイブはまだ無理。って、一生無理かも。

素敵なのは、プレーヤーの笑顔。勿論、プロにとって難曲を仕上げたから、って訳ではないのはわかりますが、やはりノルんでしょうね。いい演奏です。

大井氏の笑顔も素敵です。ギタリストもいい笑顔してますよ。

演奏のネタとして、だけでなく、いい動画です。

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αクラリネットゲット後、ルクラブ・ジャムセッションへGo!!

2018年01月29日 17時22分08秒 | ジャズ・クラリネット

新しい楽器を買うと近くのこのライブハウスで吹くのだが、今回も、返しが切られており、繋いでもらったが、音が小さく、再び自信喪失ですごすご帰った。前回、バックンクラを買ったときも同様。 

まあ、それは兎も角、久方ぶりのJazz workshop。随分お客が多く、私が帰る頃にはほぼ満席。かつ、若手が出てきてました。やってる演奏もモダンが多くなっています。プロのプレーヤーも結構来てました。

若い、ギタープレーヤーと、結構お年のフルート奏者。フルート奏者はとてもお上手で、プロかと思いましたが、随分トレーニングしている人らしい。ギター奏者はとても若くて、これまた良い演奏をしていました。

荘園は、演奏すると結構音がきれいに聞こえ、気分が良いが、ルクラブは、箱は良いんですが、デッドで、下手が上手にならない厳しいところ。客席にどう聞こえているかは全く不明だが、クラの様に小さな音しか出ないと、どうしても吹きすぎて汚くなってしまう。元々美しくないのに。トホホ。因みに、月例ジャズナイトではリバーブも入れて、歌がうまく聞こえるように、って寸法で、クラもこれに乗ってやってます。いろんな場所で吹かないと、ただでも自信ないのに、オロオロしてしまってお仕舞い。

ルクラブにも、モダン下げて行かないと。シュン、の一晩でありました。

因みに、フルートはクラより更に音が小さいんだけど、上手に吹かれていて、音も客席まで十分聞こえておりました。こうならなくっちゃ。

反省。

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鈴木孝紀ライブ11/26 第2報

2015年11月28日 01時40分39秒 | ジャズ・クラリネット

今、鈴木氏のCD”Collage”から、”Vestige","Languid"を練習中です。以前、”Violet""Rain"を。他の曲も演奏してみたい曲ばかりです。

”Vestige"は、5/4拍子の曲。CDに合わせて練習中。もう、200回以上聞いて、合わせて。5この変拍子の曲は、メロディーからしてシンコペして、5/4でないように聞こえたりして。これって反則ーーー!!!って言いたいくらい格好いい。アドリブも、コンニャロ!!って位素敵です。それに合わせて吹いていても、そりゃ、グスン!の世界。音が違う、リズム感が違う。芸術性が違う、テクが違う。そりゃまあ、当たり前で、それを違うとは何も申していないのですが、剰りの違いに・・・。ってめげない(いや、相当めげてます)所が私目の良いところ???なにか違うアプローチが出来そうだったり。これって結構格好良くない???など、一人で悦に入るところがクラリネットを止めないでいられる唯一のポイント。その次の"Languid"、これも又素敵な曲に素敵なアドリブ。一粒で二度も三度も美味しいグリコのような、って、一寸表現が不味いかな??!因みに彼と一緒に演奏する時の私目は、グリコのオマケ。直ぐ壊れるし、大概くだらないんだけど、一寸魅力ないわけじゃない、なんて。

話が大幅にそれた。閑話休題

この曲、素朴でメローで、美しい転調をゆったりと、ナチュラルに、正に鈴木氏ならではの曲ですが、コードが実は新鮮。彼の曲の特徴と言って良いんじゃ。これもCDに合わせて吹く時、出来るだけ彼のメロディーは聴かないように練習すると、ありゃ不思議。一寸男前になったような。

どうも、表現が適当すぎる、と怒られそうですが、本当に素敵な曲です。聞き流そうとするのも良し、真剣に聞くのも良し、聞けば聞くほど、まねようとすればするほど、その曲の良さが身に染み、いたらぬ自分がくじけそうになるんです。結構、励まされたりして。

さて、この前のライブの時、彼がBass clarinetを吹くのを見て、内の大蔵省、”これ、欲しいんでしょ!!?”と、結構同情的に言ってたねー!!ひょっとすると、”買ってあげる!!”なんて言いそうな雰囲気!!”アッタリメーダロ!!”と言いそうなのを、必死にこらえて・・・。脈有りかな??クランポンの200万円出せば、買えますよン!!セルマーなら150万かなン??鈴木君、もっとバスクラ吹いて!!(なんか吹きそうですぞ!!)

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Perdido:谷口英治 Gentlemen for swing 12曲目。

2015年11月13日 20時01分53秒 | ジャズ・クラリネット

この演奏、何でPerdidoなのか、全然解りませんでした。ライナーノートにも書いてないし。Be Bopで良くやるコード進行を借用して、新しい曲をやる、ってヤツだな、なんて思っていて、Youtubeなどで調べたがヒットしない。色々探している内に、Gerald Wilson 編曲、ってのがあって、編曲者の名前を入れるといくつか出て来た。G.Wilsonはアレンジャーとして有名な人らしい。トランペット奏者でもある。彼のアレンジでは、Bop風のフレーズのあと、Perdidoのメロディーが出てくる。谷口氏は、元のメロディーは全然演奏していない。うーん、またも教育的。この曲、とても良いんじゃ?

https://www.youtube.com/watch?v=QmBcn4xMxME

https://www.youtube.com/watch?v=FcEt39mJkgQ

https://www.youtube.com/watch?v=Gqziv-ukvv8(このクラ奏者、名前がわかりません。)

一度、ご覧遊ばせ。

ScoreのPreviewは

http://www.jwpepper.com/10479413.item#.VkXI7dLhDRY

に載っています。A3にプリントアウトして、Magnifyng glassで・・・・、って・・・・。

爺には無理なので、そんな事はしませんよ。

 

 

 

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6/13,谷口英治:Seems like old times記事の訂正

2015年11月13日 19時33分09秒 | ジャズ・クラリネット

最初から3つめの音、AからBb/Bbにグリッサンドしているのは、サイドキーを使っているんじゃ、との記事を書いたのですが、直接、谷口氏にその件を聞いた友人によれば、なんと、口だけで、要するにアンブシャーを変化させるだけでグリッサンドしているとのこと。

慌てて家に帰ってやってみると、そんなの出来ない!!!と思っていたのですが、Selmer のマッピでは出来る。M30では出来ない。マウスピースとリードの関係で、出来たり出来なかったり。勿論、リードを選択すれば、M30でも出来るとは思いますが、リードが合わなければセルマーでも無理とは思いますが。

と言うことで、想像たくましくした割りには外れでした。

かくの如く、谷口氏のCDは、クラ吹きに色んなメッセージを送ってくれるんです。と言うことで、訂正お詫びいたします。やられたー!!!

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Vestige 鈴木孝紀

2015年09月30日 19時11分49秒 | ジャズ・クラリネット

鈴木孝紀氏のFirst CDにある”Vestige"(面影と訳して良い??)、5/4拍子を主体とした曲で、ノリの良い曲。このCD、全てオリジナル曲で、相当の意欲作。聞きやすいけど、オリジナルなコード進行があったり、美しい音色だったり、聴き応えのある作品になっている。中でも、この曲、とても聞きやすいけど、意匠を凝らした名曲だと思う。
次回ライブに間に合えば、この曲、クラリネット2管でやりたいのだが、そして、通常は自分で耳で譜面を起こすのだが、そんな事しなくて良かった。途中に6/4拍子の部分がある。鈴木氏に無理言って楽譜を貰って良かった。
さて、なぜ、この曲魅力的なのかというと、5/4拍子の曲だから・・・・だけじゃない。
5/4拍子の曲で有名なのは、”Take Five"。ジャズメンの演奏(Paul Desmond,Dave Brubeck)なのに、ポップチャートにも上位になった曲。最近、確か、アリナミンのコマソンになってたんじゃ?
5/4というのは、変拍子の一つで、あまり馴染みのリズムで無かった物を、彼らが演奏、一世を風靡した。他にも色んな変拍子の曲を集めてレコーディングしているのは、ジャズ好きなら常識。
しかし、アドリブする時には、多くのプレーヤーは3拍2拍を、2拍取りといっていいのか、兎も角、3拍2拍合わせて5拍のリズムを、2分割して、意識しながらのアドリブが殆ど。何とかこの制約を潰して、っていうか、シンコペーションをいれて演奏出来ないモノかと思っていたが、良い手本がなく、一度は演奏が崩壊してしまったことも。他のプレーヤーは、面白くもないアドリブをやってたっけ、なんて負け惜しみ。
そもそも、”Vestige"、テーマ部からして、一寸5/4とはわかりにくい、でも、とてもスムースな5/4拍子。自然な感じが良い。鈴木氏のアドリブも、絶好調。5/4の枠に捕らわれていない。うーん、凄い。
考えに考え抜かれた、意匠を凝らしたテーマだとも思えるんだけど、多分、鈴木氏は感性で、さっとこの曲を作ったんだと思います(今度聞いて見よう。Violetという曲も、短時間で作ったらしい)。アドリブもシンコペーションを使っているので、5/4拍子臭くないフレーズもたっぷり。変拍子の曲を作る、アドリブする、って時に、この演奏は、とても意義深いものを提示している気がする。
鈴木氏の溢れんばかりの才能は、実に羨ましい限りなのだが、新たに彼の才能を確認できたということも私にとっては嬉しい事だ。
この曲が一番好きと言った友人がいたが、彼も音楽に対して、高い感性を持っている人です。

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An Autumn Night 谷口英治

2015年09月30日 19時00分14秒 | ジャズ・クラリネット

ソネでの昼下がりのジャズライブ(9/20)で演奏するために、谷口英治氏のCD”Seems like old times"から、同名曲と、谷口氏オリジナル曲、”An Autumn Night”を譜面に起こした。

今回は、オリジナル曲について。

この曲、自然な感じで、スムースに入ってくる演奏・・・、なのだが、AABAの32小節ではなく、数小節多い。これは時々あるのだが、あれ?字余り??って感じが全くしない。のだが、実は、惹起の部分をテーマで最初は演奏しなかったり、曲の最後の小節を飛ばしてアドリブに入ったり、というアレンジに気がついた。ナチュラルな曲をスムースに演奏、ってだけでないのに、とても自然に耳に入ってくるのに、一寸驚いています。ああ、こんなやり方があるんだ、って。

このCDには、It's all right with meで、拍子を換えていて、ライブの時も、その件は仰っていたのだが、An Autumn nightについては、特にコメント無し。益々この曲、気に入っています。

”Keyaki"Street Bluesも、とてもシンプルな曲なんですが、妙にハッピーになります。これも演奏させて戴きたい曲。

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鈴木孝紀CD"コラージュ”

2015年06月27日 00時11分58秒 | ジャズ・クラリネット

さて、コテンパンに圧倒された鈴木孝紀ライブのあと、家で再び聴いていて、いい曲、是非私のレパートリーにも加えたいという曲を。このCDは、全て彼のオリジナル。彼は作曲にも豊かな才能がありますね。みんな素敵な曲です。その中でも、一つは、5/4拍子の曲、Vestige(名残、痕跡等という意味)。以前、Take Fiveを3拍2拍の繰り返しでアドリブするのはつまらないからと、そこをいじくろうとして,大失敗したことがありますが、当然のことながら,この曲でも、彼はアドリブも完璧にこなしています。若い人にも人気があります。
更にRiverという曲、これ、クラでハモれば,良い感じ。CDに合わせて、ハモりを考慮中です。
Violetは、以前より知っていたのですが、サビの部分の一寸変わったコード進行、何となく,理解進行中!?

 

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6/17 鈴木孝紀CD発売記念ライブat大阪ロイヤルホース

2015年06月19日 19時11分23秒 | ジャズ・クラリネット

6/17. ジャズライブハウスの老舗、大阪ロイヤルホースで、鈴木孝紀CD発売記念ライブが行われました。
演奏曲は殆どが鈴木氏のオリジナル。美しいメロディ、美しいコード進行、と、オリジナリティ溢れる曲を、次から次へと、抜群のコンビネーションで演奏。通常のジャズライブとは一味も二味も違った感じ。そう、クラッシックの演奏会場かと思わんばかりの素敵な雰囲気でした。聴衆も,何故か、女性の占める割合がとても高く、華やいだ雰囲気。
鈴木氏も、宮川、荒玉氏も,集中の中にも,リラックスした演奏を繰り広げます。
鈴木氏は、以前より、クラリネットの美しい音で評判でしたが、確かに美しい,華麗な音。クラリネットでこれだけの音が,表現が出来るのかと思うプレイです。恐らく、これだけの音を出すプレーヤーは,世界広しと言えど、中々見いだせない。だからといって、クラッシック演奏とは勿論違った音。クラッシック奏者が片手間に演奏している訳ではない。彼の手の内に、当然ながらクラッシックの演奏技法はありますが。
又、奏法でも、華麗な手の動きに圧倒されました。演奏技術の高さも彼の強み。
そして、彼の芸術性の高さ、魅力も、今回、思い知らされました。
今回、彼はMCで、いろんな事を話していましたが、彼自身の感受性を伝えるコメントもありました。それなりに長い付き合いですが、彼の,少なくとも,現時点での全体像が表出されたライブでした。感動しました。
たった一曲のジャズ・スタンダードでも、これまた、素晴らしいアドリブ。Bye Bye Blackbirdなんですが、ここまでのオリジナリティ溢れる演奏は、彼の演奏を何度も聴いている私にとって、驚愕でした。
ギター、ベースとのトリオ編成は、私のお気に入りとは感じたことはなかったのですが、CDを聴き、このライブを聴き、それぞれの技量が重ね合わされれば、これだけ素晴らしい音楽になるんだ、と、正に、思い知らされました。圧倒的でした。脱帽です。
いい年をして、感動ばかりして、血圧が上がってもいけないのですが、CDとは又違う,ライブの素晴らしさに感激の一日でした。
バスクラリネットの演奏も、そりゃまあ素晴らしかった。
益々成長していく人を見るのは、本当に幸せです。

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鈴木孝紀初リーダーCD

2015年06月13日 06時17分19秒 | ジャズ・クラリネット

鈴木孝紀、初のリーダーアルバム”Collage”が漸く発売されました。

結論から申し上げると、

素晴らしいCD!!

第一に音が良い。クラリネットの音で、これだけの世界を構築出来る人は、、世界広しと言えどそうはいない。
第二に、演奏が素晴らしい。このCDは,ジャズクラファンに対するだけのメッセージではない。彼の音楽的センスを素直に,押しつけがましくなく記録している。幅広く受け入れられるだろう。
第三にオリジナル曲、これが良い。彼の曲は、オリジナルな感性を意識させるコード,アドリブラインがあり、それを美しい音色で表現する。これが彼の世界。
第四に、バスクラの美しくもパワフルな演奏。
第五に、魅力的なサイドメン。ギターの愛川氏は存じ上げないが、CDを聞けば、高い技術の持ち主であることが一目(耳?)瞭然。ベースの荒玉哲郎氏は、これまた高い技術と音楽性で定評のあるプレーヤー。

オリジナル曲ばかりをCDにする,しかも初のリーダーアルバムで、というのも驚きで、冒険です。でも、そんな事が問題にならないようなパワーを感じます。クラッシックの香りとジャズの感性の融合がとても自然、正に鈴木孝紀の世界を,素直に、真摯に表現している、久しぶりに感動したCDです。何よりも,彼の,控えめな、素敵な人柄がひしひしと伝わってくるのです。

因みに、CDジャケットB面(?)に、手で顔を隠した写真が載っていますが、次のCD予告!?って聞いたら、ご本人、笑っていました。
本当に好青年です。

(CD入手直前の情報で,オリジナル曲ばかり!!?ギターとベースのトリオ!!?と、疑問符が頭の中に増殖していたのですが、雲散霧消!!!これも感動です!

6/17,大阪ロイヤルホースでのCD発売記念ライブ、勿論Go!!!

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谷口英治 CD”Seems like old times"

2015年06月13日 06時09分18秒 | ジャズ・クラリネット

"Seems like old times"、良い曲です。演奏も素敵です。このCDの3曲目、”Spring is here"知らなかったのですが、結構良く演奏する曲のようで、色んな人が演奏しています、これも良い曲。,良い演奏です。
クラリネットでどんな曲を演奏するか,と言うのも、クラリネット奏者のセンスだなーと、つくづく思います。
”You took advantage"と言う曲も、小唄のようでとても良い。この曲は、魚谷よしまさ氏のCDで、最初に聞いています。アレンジも借用して演奏したことが有り、やはり一番最初に聞いた演奏に影響されます。私のように耳から入る人間は。それが良いのか悪いのかは、解りませんが、ジャズの世界では,結構OKだと思います。

上記2曲は採譜しましょう。

谷口氏の選曲、奏法は、とてもセンスが有り、且つ、クラを吹く人間にとっても,とても教育的、というか、大変勉強になります。彼のCDからは随分曲を覚え、演奏しています。

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谷口英治氏CD”Seems like old times"

2015年06月13日 06時08分01秒 | ジャズ・クラリネット

谷口英治氏のCD表題となった”Seems like old times",
と言う曲、大阪ロイヤルホースで、初めて聞きました。家に帰ってからも、CDで、i tuneで良く聞いています。簡単な曲なんですが、妙に気になる。
てな訳で、ネットサーフィン。
古い曲のよう。
19年の映画。
アニ・ホール
その他その他。
新アルバム、最初のこの曲、クラ吹きには気になる所。何処がかというと、最初から三つ目の音、歌詞でいえばOldの部分、グリッサンドしています。
クラで最低のファの音の1オクターブ上。通常、左親指で後面のキーを押さえる音(10と12を左示指、左親指で押さえる)。これをグリッサンドするってのは,一寸無理・・・・・。さて、どうしてグリッサンドするか?
そんなの簡単じゃん、と仰る方は、よくご存じの方。
始め、私は解らなかった。
どうして出すか、回答は、多分、左示指で10を押さえておいて、右示指で、10bis(レバー下から3番目。下から7.8.10bis.11))をゆっくり押さえること,だろうと思います。
他の方法があるかどうかは知りませんが。
何せ,私は,クラリネットを、まともに習ったことがありません。教則本も,買ったものの、行方不明。
偶に,北村氏に、教えを乞うたり、最近では、鈴木氏に,低音での左と右小指の使い方を教えて貰ったり、後は,無手勝流で、ライブハウスで演奏、技法をドロボーする。だから、ライブは途中で鼻提灯と言うことは殆どありません。
採譜、1時間くらいで、早速演奏。
この曲、妙に魅力的なんです。
クラリネットは、華やかな音がするわけでもない。どちらかというと,とても地味な楽器。スウィング時代に、ベニーグッドマン、アーディー・ショウ等が人気を博した時代から幾星霜、今や時代は、サックス、トランペット、ピアノ等々。クラリネットに合う曲というのは、意外に探すのに骨が折れる。
プロのジャズ・クラ奏者が,曲をどのように演奏するかは聞いていて面白い。どんな選曲をするかについても興味津々。
逆に、鈴木孝紀氏の様に、First CD,全てオリジナル、ってのもインパクトがあります。

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谷口英治氏使用楽器

2015年04月18日 22時14分44秒 | ジャズ・クラリネット

以前はハンマーシュミットのクラを吹かれていたのですが、数年前からセゲルケに変更、前者のビックリするような低音の迫力に圧倒されたものですが、後者とは音は全然違う。しかしながら共に、谷口氏の個性がこもった音に違いはありません。充実した,中身の濃い音。
さて、あのハンマーシュミット、高いんだろうなー!!!と思っていたのですが、彼のサイトを見てみると、使用楽器は”シュヴェンク&セゲルケ model 1000,ハンマーシュミット OH-460”って書いてある。ンで、ネットで見てみると、石森のサイトに、・・万円って。あれ?前調べた時は120万円くらいしたのに。って、当方の間違いか?それとも、ハンマーで楽器を変えられたか?
セゲルケは、真横でも聞かせて戴いた音。CDでも何度も何度も聞きました。正に谷口氏の個性的な音。もう、覚えました。
でも、ハンマーシュミットの凄い音は,真横で、という経験はありません。あれ?”Clarinet Summit”では,ハンマーだったはず。ハンマーは、吹くのが大変という説もきいたことがあるのだが、この値段であれだけの音がするなら、一本持っていても・・・・、なんてことは申しませんよ、大蔵省様!
うーーーーーん、ほ、し、い!!!!もう少し円高になってから。
ハンマーで、マッピは何をお使いだったのか???
もう少し情報を収集しないと。
まあ、プロは楽器は楽器でとても凝るけど、どの楽器でも、個性はしっかり注入、誰が吹いているか解る。”弘法、筆を選ばず”、って所もやっぱりスゴい。楽器に右往左往するより、演奏技術を上げろって大蔵省は言いそう。バックン買ってやったんだしって。それに、この前、2クラでやった時の感想聞いたら、相手が鈴木君だし・・・・・、と、とっても冷たいお言葉。それより、クラ吹けなくても良いから、もっと稼げって言いそう。あああ!

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バックンクラを買ってから

2015年04月18日 02時18分59秒 | ジャズ・クラリネット

昨年11月、バックンクラをゲット、仕事が多忙すぎたり、余分に付いているキーの不調修理で、あまり吹けなかったり、音に納得がいかなかったり、迷いが増えただけ,のようでもありますが、バックン入手を機に、Eddie DanielsのCD,”To Bird with Love"の収録曲”She rote"を練習し始めるようになって感じることは、一つは、技術要求型のアップテンポの曲の練習は、波及効果がある、ってこと。も一つは、このCD,良い曲が、モダンに演奏されている、コードのリハモ,センス良いって事。She roteが演奏出来る様になった、と言うわけではありませんが、Just friendもいいし、My little suede shoesもいい、って感じて、コード採りを始めています。アドリブラインも採譜しなくちゃ,って思っています。買ったのは,今から20年前。あの頃も多忙で、そんなことしている間がなかった。今更ながら、このCDの偉大さが身に染みて解るようになりました。Eddieの素晴らしさは、以前より知っている積もりでしたが、新たに他のEddieのCDもゲットして、選曲の良さにも感心いたします。
クラリネットは,その独特な音色、運指の難しさ、等から、曲を選ぶ傾向が、他の楽器に比べて大きい。
ベニー・グッドマン、アーティー・ショウのスイング曲がどうしてもメインになってしまう,って感じ。
ボサノバに行ったり、って当然有りだが、その当たりも、Eddieはさらに開拓していったって感じがします。
このCDではリバーブを強く掛けていますが、この当たり、プレーヤーとして,賛否両論あるところじゃないんでしょうか。それでも、モダンな演奏をする上で、リバーブ、有りじゃないかと思いもします。クラリネットの音撮りも,他の楽器より難しいと思います。
いずれにせよ、着実な、オーソドックスなクラリネットの練習をしているわけでは無いので、クラ更新をきっかけに、解ってくることがありました、と言うお話。
感動がしょっちゅうあるって、結構ハッピーです。

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