もう15回くらい見た。何故か、この映画、とても気に入っている。
キャサリン・ハイグル演ずるアビーと、ジェラード・バトラー演ずるマイクの遣り取り、とっても面白い。中々の好演で、表情も豊か、Hな言葉が飛び交い、お気楽恋愛コメディーという人もいるが、これは、大人の純愛コメディー。
さて、これだけ見ていると、台詞も演技も覚えてしまう。そこで、言葉も字幕も英語で見てみた。難しいスラングも結構あるが、声の抑揚など、日本語版とは随分違う部分もあり、面白い。英語の勉強にもなる。この年になると、勉強した分、心太(ところてん)式に、入れた情報は失われていくが。
司会者夫婦の遣り取りは、本編ではあんまり面白くないように見えるが、特典で、撮影の裏話その他をじっくり見ると、さらっとおかしな事を言っている二人の遣り取りが、垣間見えるような。そう、アメリカンジョークが解ったような気になる。
キャサリンの演技力は中々のもの。ジェラード・バトラーは、アビーの着せ替えの時、ホントに上手なの?と思う時もないではないが、やっぱり上手な俳優。その他、皆さん、好演。
と、西友でワンコインで買った割にはとてもエンジョイ出来る映画。
但し、私が貸した人は、1回だけ見て、特にどうとも思わなかったような。
キャサリンの、いろんな表情、顔つきは素敵。大人の女性に見えたり、知的に見えたり、子供っぽく見えたり、イヤらしい笑顔を見せたり。いろんな表情があるのが女優には必須の条件なんでしょうね。
これだけ嵌った映画、どれくらい人気があったのか、ネットでチェックしてみたが、普通ってのが多そう。ブルーレイ、DVD自体もやすくなってるし。キャサリン・ハイグルの評判は良いようです。
邦題、”男と女の”だけ余分だと思っていたが、ゴア副大統領の”不都合な真実”(原題: An Inconvenient Truth)があったので、こうしたんだろうか。題名が気に入らないという意見は結構あるよう。でも、不都合って、なかなかの訳。