Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

Charlie Parker "she rote take2" 挑戦1at Soen

2021年09月26日 05時08分51秒 | 楽器・クラリネット

Charlie Parkerの難曲、”She rote”は、Eddie Danielsの演奏が素晴らしい。

10年くらい前だったか、やってみたいと思い、挑戦したが、すぐ断念。なんせ330BPS(Beats per minite)、指がもつれて、まともに吹けない。ってか、まさにプロ中のプロでないと吹けないんじゃ???今考えても賢明な決断だった、と心底思う。

それが、寺崎純氏、鈴木孝紀氏の指導を得て、というか、初めゆっくり、だんだん速くしていく、更には、鈴木氏に”Daily excersice”なる譜面をいただき、正統派音楽の演奏家はこういうトレーニングをするのかと、目から鱗。止めりゃいいのに、最近、又挑戦。あのころと違って、血圧は上がり、脱毛は促進されそうになるが。3週間、徹底的に練習、これなら崩壊確率90%位かと。Soen Jam sessionに臨んだのだが、結果は当然悲惨。Charlie Parkerのtake 2に準じて、戻らなくていいのにテーマに戻って、吹き損じたのが運の尽き、テーマに戻れなくなってしまった。あの時の場の白けようは表現のしようがない。Hostは、皆優しかったのだが、Jam参加者はどうしていいのか分からなくて困ったよう。まさに白け鳥1,000,000羽、って感じ。シンバル投げられたCharlie Parkerのようなもの。Jam sessionでも、偶にはしっかり緊張感を、と、理想に燃えていた割には悲惨な結果。ある程度は覚悟してはいたのだが。

もう、2度とやらない、と痛く落ち込んだ、とはならなかったが、どこからでもテーマに戻れる練習をしようとか、i real proに打ち込んで、とか、なんだかんだ対策を練っていたが、偶々チェックしたYoutubeになんと一曲だけBacking trackを大発見。Swing仕立てがちょっと残念。Bop仕立てにしてほしかったのだが。更に、Omnibookのコードとは違うところも。Original のtake 2でも、コードを変化させて演奏したりしているが、そんなところまで気が回らない。Eddie Danielsの演奏になると、モダンな、シンコペーション多用のアドリブはやってらんない。

兎も角、BPM240位のこのマイナスワン、重宝しそうです。大発見やーーーー!!!

Windows media playerで速度を遅くして合わせる、なんてことも遣りましたけど。勿論、このマイナスワンもそうしよう。0.9程度なら音はあまり変わらない。0.8でもまあまあ。それ如何にすると、ちょっと。そういや、昔、CDにスピード調整が出来るものを買ったけど、余り使い物にならなかった。フロントの音を消す、ってプレーヤーも買ったのだが。今は進んでいる。って、尤も、ずっと前からこのOptionはWindows media playerについてたよう。減速したものをSaveできるソフトもあるようだ。

そもそも、”She rote””、Bebopの集大成のような曲。4.5拍の弱起(アウフタクト)、シンコペーション、更に、Charlie Parkerのtake2では、Parker以外、結構適当な演奏。それをParkerが引っ張ってるのが判る。(take1を細かく聞く余裕はありません。)

”それから40年!!!!”、綾小路きみまろみたいだが、Eddieの完成された演奏では、プレーヤーが洗練された演奏を繰り広げる。時代の進歩なんでしょう。さらに、クラリネットで演奏するという離れ業を完璧にやってのけている。まあすごいプレーヤーですよね。アドリブでもシンコペーション、クラも、ピアノも。

次回は3週間後、Soenでの2度目のトライ???Hostは優しいが、今度は石が飛んできても、陶片が飛んできても我慢します。崩壊確率70%位には下げないといけません。

Parkerのアドリブもコピーしてみましょ。Eddieの超高速、洗練された演奏は棺桶に入るまでに、真似たい、せめてテーマだけはあのスピードで吹けるようになりたいと思ってます。止めりゃいいのに。体にも良くないし。年取ってやるもんじゃありませんけどね。

因みに、擦り切れんばかりに(???)聞いたCD、私の愛聴盤は、北村英治”Memories of Benny Goodman”、Eddie Daniels”To Bird with Love”、鈴木孝紀”Collage”谷口英治”Swingin’ summit”です。

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清水ともみ+楊海英 ”命がけの証言”

2021年09月19日 16時43分30秒 | 

中国のウイグル人迫害問題は今や世界的に大きな波紋を起こしている一方、日本の国会は、この件に関する非難決議もできないでいる。

時々、Youtube,保守論壇での発言を見聞きするが、それ以上のアクションが起こせないでいたが、著者が住所を特定され、嫌がらせの可能性が出てきているとの報道に接し、まずはこの本から。

一方、Youtube保守論壇でモンゴル出身の静岡大学教授、楊海英氏が共著者であることを知った。氏の、Youtubeでの発言は、クリアーカットで、且つ、日本語もお上手で、時に日本人とは違う切り口もあり、フォローすべき発言者の一人になっている。

この本を貸した友人は、この件に関して知らなかったのだが、とても驚いていた。情報が、地上波、マスコミで一切発信されない、あるいは、ほとんど発信されない事実は、マスコミの限界を露呈しているのだが、国会が非難決議すらできないほど、日本人は劣化したのか、Silent invasionを受けてるのか、守銭奴なのか、無関心なのか。日本人は多忙で、情報にあふれ、深堀がなかなかできない、というのが大きいとは思うが、考えさせられることである。それが議員、政府に及べば、国は道を誤る。高市早苗氏の自民党総裁選出馬は、成就するかどうかは兎も角、大きなインパクトを起こしているが、時代の変動に対する対応力を示しているのだと思う。

 

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