On the street where you live繋がりで、とうとうDVDをゲット。
何故か、オードリーヘップバーン、私は苦手のタイプ。痩せすぎだし。シャレードも持ってるけど、途中で止めた。
ただ、”ローマの休日”の、輝くような美しさのヘップバーンには、圧倒されるものがある。
マイ・フェア・レディ、いい年して、初めて見るこの映画、当初、ミュージカルに対する抵抗感が、Delovelyで大分改善したとはいえ、未だある身で、ちょっと辛いなと思わなかった訳じゃないが、何のことはない、大人のおとぎ話、コメディーに、笑いをこらえきれず、且つ、感動を押さえきれなかった。
この映画の設定には、視聴者の色んな思いを重ね合わせる要素があるんじゃないでしょうか。
色んな曲も、映像と上手くあっているような。
On the street where you liveに味を占めて、他にジャズアレンジの出来る曲は、と思うから、益々音楽に引っ張られすぎではあったが、ここでも、気品のあるヘップバーンに参りました。
My Fair Ladyの挿入歌、この曲に関する逸話は以下にも詳しい。
On The Street Where You Live … （音楽）楽天ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/xxjazz/diary/200705290000/
良く聞く、お馴染みの曲なのに、全体をきっちり聞いたことがなかった。それに、この映画自体も見たことがありませんでした。
ちらっとおぼえようかな、と、思っていたときに、ジャズクラリネットの若き雄、鈴木孝紀氏が、ソネでのライブで演奏しよう、と言ったのには、ちょっと驚きました。彼は、技術のみならず、素晴らしい感性の持ち主でもあり、何時も敬服しているところですが、この曲、他でも演奏しているようで、彼お気に入りの曲の一つではないかと思います。
二本のクラで、演奏をご一緒できたのもとても嬉しかったのですが、タイミングも抜群で。
但し、コード進行は、私の勉強していたものとは違い、しっかり代えてあり、十分対応、と言うわけにはいかなかったですが、グスン。
さて、この曲、Youtubeでチェック、私のお気に入りは、
Manhattan Jazz Orchestra - ON THE STREET WHERE YOU LIVE
http://www.youtube.com/watch?v=DH4duL9c93Q
ハンク・ジョーンズをフィーチャーしたものですが、アンディー・シュニッツァー（Sax)ライアン・カイザー（Tr)等も加わり、素晴らしい演奏です。ライアン・カイザー、おーっと、この人のCDある（The Sidewinder)
聞きやすく、ハッピーな演奏なのですが、あちこちにジャズの妙味が入れ込んであります。ハンク・ジョーンズ(握手したことあります！）のリハーモナイズの素晴らしさ、何度聞いても飽きません。
こんな綺麗な画像で、綺麗な音、こんなの、ただで聞けるなんてありかな？？と思いますが、オリジナルがあれば、是非入手したい。
と言うわけで、聞くのもハッピー、ジャズの教材としても素晴らしい演奏。私のお気に入りで、もう100回くらい、聞いたかな？！
映画のDVDは入手して、冒頭だけチェック、最初からこの曲が流れます。
月例のライブ。ホストは寺崎純（ｐ）中島明彦（ｂ）Ｊｏ（Ｄｒ）Ｈｉｒｏ（ｃｌ＆ sax）
日曜日の疲れが未だにとれないまま、月例にGo!!!ホストとのプレイが楽しみです。
多数のお客様に、とても熱心にお聞きいただき、ただ感謝感謝。
プレーヤーは、お客様にしっかり反応、一生懸命の、それでも、エンジョイしたプレイ。
正に、ジャズライブのお手本のような、素敵なライブとなりました。
昼下がりのライブでは、比較的聞きやすい曲を演奏することが多いようですが、鈴木氏は、星影のステラではアドリブをガンガンに。そもそもオリジナルな、魅力的なアドリブを演奏するプレーヤーですが、些か難解な部分もあるかも。それを、楽しんでお客様も聞いていただける、流石、ソネのお客様！！！と感じ入った次第です。
藤井嬢、端正なアドリブラインをしっかり演奏。
真木氏もしっかりサポート、いいベースですね。
ドラムの竹田氏、何か、自分が随分上手くなったような気にさせる、素晴らしいスティックさばき。恐れ入りました。
北川嬢は、二枚目のCDを出して、乗ってます。
ステージでの素敵な笑顔、アルトボイスでのボーカル、良いスウィング。でも、客席から見れなかったのは残念！
先だっても、ソネでのライブ、とても素敵でした。雰囲気を作れるボーカリストです。
今回のライブは、私にも素晴らしい体験になりました。鈴木氏のアドリブを間近に、じっくり聞ける、今までも何度もその機会はあったのですが、気持ちに余裕が無く、ただただ圧倒されるだけでしたが、今回は、とても楽しく、勉強させていただきました。
藤井嬢のピアノ、真後ろから指さばきをじっくり。控えめな中にも、芯のあるアドリブ、バッキング、ハンク・ジョーンズのような、人柄の良さと音楽性を感じるのは、私だけじゃないと思います。
真木氏、一見、フーテンの寅さん風？（帽子のことだけど）でも、オシャレな雰囲気で、現代の若者です。って、２０代じゃないけど。
竹田氏は、今回が二度目。素晴らしいドラミングに、一層惚れました。
いつもは、昼ソネ、気楽に聞きに来ているのですが、いざ、自分がやってみると、暖かいお客様、ステージ内での音と内容等、新鮮な驚きを、随分経験させていただきました。予想を超える素敵な体験。
リハからライブ終了まで、３．５時間。あがった訳じゃ無いけど、へとへとに疲れました。これだけ神経使って、痩せる思いですが、瞬間最大体重は１０１ｋｇ、もっとライブやらなくっちゃ、と、益々調子に乗っています。ゴッ、ゴメンナサーイ！！！
場所：ソネ・北野坂
日時：平成24年8月5日(日曜日）
First set:１４：００～１４：４５
Second set:１５：００～１５：４５
日曜、神戸・三宮、北野坂の、ジャズライブハウスの老舗、ソネでの、、"昼下がりのジャズライブ”すっかり、定着しましたね。
多くのお客様がお見えになるこのライブに私共、出演することになりました。
鈴木孝紀(cl)藤井さちよ(p)竹田達彦(dr)真木毅(b）北川真美(vo)Hiro(cl.sax)
鈴木氏は、今や西日本を代表する、ジャズクラリネット奏者。自身のオリジナルなアドリブラインを既に持ち、高度なテクニックと美しい音色、益々上昇気流に乗っています。
藤井嬢は、控えめな方ですが、モダンなプレイが鮮やかです。
真木氏は、安定したリズムと正確な音程、最近ご自身の参加したCDでも、確かな演奏で他のプレーヤーをしっかりサポートしているのが解ります。
竹田氏は、既に定評のある高度なテクニックの持ち主。関西におけるトップドラマーです。
北川嬢は二枚目のCDを完成、しっとりしたストレートなボーカルで、落ち着いた雰囲気で迫ります。
と言うわけで、素敵なプレーヤーによる演奏、是非、お楽しみ下さいね。
