Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

さて、今回の山陰行き

2008年07月29日 23時44分49秒 | Weblog
7/26,JRで三宮に行って、それから新神戸に、と思っていたのですが、新長田駅で人身事故とかで、乗った快速が大阪止まり。新大阪で駅員、車掌に聞いたのですが、兎も角大阪までいけって。半信半疑ながら大阪に行ったけど、直ぐに復旧するはずもない。時間がないので、新大阪に引き返し、そこから新幹線に乗車。
駅員も事態を十分把握出来ていないのがJRではどうも通例のようです。客の判断の方が正しい。まあ、間に合ったから良かったようなものの。ワイフに、私だけでも京都からのチケットをとれば良かったのにと文句を申し上げると、値段か高くなるんだって。そりゃそうでしょうけど・・・・。
7/27,今日は世界遺産、日本の誇る石見銀山に行く予定が、なんと松江で特急が止まっちゃう。どうも落雷による信号機の故障らしいということが後で解ったのですが、兎も角、石見銀山へは行けない。仕方ないので、松江城を観光して、その後、本日の宿泊地、玉造温泉へ。お宿はとても良かったのですが、温泉以外なーんにもない。私は眠くて、それで良かったんですが、ワイフは不満そう。夜中、目が醒め、本を読み始めた私に怒り心頭のよう。でも、2冊読みましたー。
7/28,石見銀山は諦めて、出雲大社に参拝。JR出雲駅で土産物買って、と思ったら、お目当てのものがない。更に、神戸に向け帰りの列車で、なんと山陽に落雷があり、又電車が遅れる。岡山での新幹線に乗り継ぎに支障を来すとはらはらでしたが、何とか乗れました。それにしても、今回はJRの不備に3回もたたられ、予定大幅変更、散々な旅行、と思っていたのですが、夜中にTVを見てみて、天候異変の凄まじさに仰天。これなら、むしろ幸せだったんだって。出雲の友人からも石見銀山は夏は暑くてやめておいた方が良い、と帰京後メールがありました。
今回はとてつもない蒸し暑さに苦しめられたとんでもない旅行でもありました。
所で、山陰線など、単線だって知りませんでした。
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境港 妖怪ジャズフェスティバル

2008年07月29日 23時19分37秒 | Weblog
に行って参りました。
境港は、高名な漫画家、水木しげるの生誕地で、”ゲゲゲの鬼太郎”をテーマとした町興しが行われているようです。近隣の駅まで鬼太郎のキャラ名が付いて、チカラコブ入ってます。
さて、フェスティバルは、境港駅伸直ぐ近くの野外で、2000-2500名キャパの規模で行われました。
「日野皓正クインテット」「寺井尚子カルテット」「Youkai Super Express」「ピストル・バルブ(Pistol Valve)」の出演、私は故あってピストルバルブ、寺井尚子カルテットを視聴致しました。
ピストル・バルブは始めて見るバンド。ジャズと言うよりはクラブミュージック系の音楽で、ベース、ドラム、ギターはなんと打ち込み。どうせならこの三つ、プレーヤーを用意すればいいのに。フロントはなんと10人のお嬢さん方が、色んな楽器を持って演奏に歌、ダンス有りとにぎやかなパーフォーマンスです。楽器は面白いのは、トロンボーン2本の内、一本はバルブトロンボーン。それにユーフォニウムもあり。ヤマハのサイレントバイオリンもあったりして。
さて、次は寺井尚子さん。この方はこのフェスティバルに常連のようで、私も久しぶりに彼女のプレーを聞きましたが、しっかり進化してます。ジャズバイオリンは、ピアノ、サックスと違って数多くの音符を弾ける訳ではないので、彼女のスタイルはジャズバイオリンのひとつの頂点でしょうね。それに、低音を大切にする彼女の姿勢は変わっていません。リズム感も抜群です。ホントに素晴らしかった。
さて、ここで聞くのを止めた理由。
PAは、凄い器材でした。このサイズの野外ジャズフェスティバルには、いささか器材が良すぎたようで、音ばかり大きくなってます。
最初のピストルバルブは、ジャズではないので、特に低音を強烈に出して、会場のノリを誘うのはまだ解るのです。但し、これも低音を出しすぎて、フロントの音が不明確に鳴ってしまっています。
寺井尚子カルテットの場合は、さすがに低音を絞ったようですが、それにしても音圧の凄いこと。正直言って、彼女の素晴らしさは十分すぎる位伝わってきたのですが、頭も耳も痛くなる。これ以上、この音量、音圧に耐えることが出来ませんでした。聞いていた場所は、会場中央やや後ろより。
恐らく、このPAはポップス、ロック系の専門なんでしょう。プレーヤーに問題は全くありませんが、特に野外ではお祭りの面もあり、音量を誇りたくなるのもわかるのですが・・・。野外フェスは今までにも琵琶湖、モントレージャズフェス、ライブアンダーザスカイなど何度か足を運んでいます。音質がとても良くなったのは目から鱗なのですが、PA担当者の意志もその分伝わりやすくなります。それとも、最近のジャズフェスは、音量過大なのが普通なんでしょうか?私が年をとりすぎたんでしょうか?PA関係の人は職業病持ち(難聴)の人が多いようです。今後は音圧測定などやった方が良いかも。既にやっていたりして・・・。
但し、多くのお客様はプレーヤーにも、PAにも不満は無かったようで、ノリノリでした。驚いたのは、次の日、新聞報道では全て掲載写真はピストルバルブを使用。報道関係も若い女性が好きなようです。
という訳で、途中ででて、近くの居酒屋へ。ここは、ジャズフェスと無関係なお客様で満杯。とても美味しい。のどぐろの煮付け、高かったんですが、美味しかった。アゴの子の醤油漬けも安いのに美味い。と、こちらも満足。但し、この旅でアゴの子の醤油漬けはもう売っておりませんでした。残念。アゴってトビウオの事ですよ。
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今週は、音無の構え

2008年07月25日 20時49分29秒 | Weblog
帰宅しても、楽器が吹ける訳でも無し、今週は特に時間的余裕があるのに、せいぜいズージャを聴く位。という訳で、本ばかり読んでます。
ムカーシ、呼んでた”逆説の日本史”井沢元彦氏の労作ですが、たまたま引っ張り出してきた第1,2巻、とても面白かったので、文庫本で出ているのを買い込んできて現在読書中。
週間ポストに連載してあるのを、楽しみにしていた頃が思い出されるのですが、本になってみると、同じ説明が繰り返されているので、これなら週刊誌読むだけで良いと、以後買わないでいたのですが、その内ポストも読まなくなって。
年をとってくると、シツコメに書いてある方が、忘れても良いので、むしろ有り難くなってきています。
彼は保守の論客として、高い評価を得ていますが、高校生からの古寺巡礼を重ね、人生を賭けてこの大作に取り組んでいます。
昔、高校の歴史の教師が言っていたことに、歴史は古代史と現代史が実は面白い、但し、現代史は政治的色彩が強いので、大学入試には出ない、と。
このシリーズ、目から鱗、が多いのですが、現代史、早く書いて欲しいと思います。一時、井沢氏は目を悪くして、週間ポスト連載を中断していたことがありますが、やはりそれ位の努力を長期間重ねないとこれくらいの大作は出てこないのかなと、思います。これは偉業です。
古代日本が、任那日本府を守るために軍隊の派遣を試みたことがあり、大和朝廷の起源が実は朝鮮半島にあるのではないか、というのも面白い洞察です。
哲学者の梅原猛氏による著作も以前よんだことがありますが、共に興味ある作品です。
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連休は、ワイフの実家の生け垣の散髪

2008年07月22日 23時27分10秒 | Weblog

7/19-21,ワイフの実家に行って参りました。三島池は人がほとんどいない。暑いからカナー?      

 ナンのことはない、肉体労働の提供のみをワイフは期待していたようで、ぼーぼーに伸びた、生け垣の散髪。これは散髪後の写真ですが、やる前、とっておけば良かった。でも、庭師の才能もあるかも、と、ちょっと得意だったのですが、ワイフはそれでは足りない、他に仕事手伝えと不満顔。ワタシャずっと働いてんの。土曜の夜、クラリネット吹いていたことまで持ち出して、ラッパしか吹かない云々。あのね、私、休暇で来てんの。

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第11回手作りジャズライブ開催のお知らせ 赤穂美紀ラテン・ナイト9月11日木曜日7:30pm~

2008年07月19日 03時19分31秒 | Weblog

昨年11月手作りジャズライブ・京都初登場の、日本に数少ない本格派ラテン・ボーカリスト、赤穂美紀嬢のラテンナイトです。残暑厳しい頃、夏ばてを吹っ飛ばす勢いの美紀嬢のパーフォーマンスをご堪能下さい。

前回登場のバイオリン奏者、中西俊博氏は、昨年10月、第9回赤穂美紀ソロコンサートat豊中市民会館大ホールでのスペシャルゲストでご出演、初めてその演奏を拝聴し、圧倒されたという経緯があります。東京の銀座スウィングでは、赤穂美紀、中西俊博コラボが時々開催されています。銀座スウィングは、そう大きくない、客数80-100くらい?のお店ですが、実は日本のジャズライブの老舗、スタープレーヤーが出演する由緒あるライブハウスです。手作りライブご出演の、北村英治、Malta等そうそうたるプレーヤーがレギュラー出演されている、凄いライブハウスです。私も北村英治氏、Malta氏のライブはお伺いしたことがありますが、バックミュージシャンもこれまた凄いメンバー。流石東京の一流ライブハウスは違いますね。

という訳で、美紀ちゃんは、関西は勿論のことですが、名古屋、東京にも進出、大いに気を吐いています。

彼女の師匠、奥野武史氏は、これまた凄腕のピアニストだったのですが、とても辛口。弟子にとてつもなく厳しいお方、らしい。自分の生徒の中で、尤も才能がない(そんなことありません。彼女には凄い才能を感じます。)美紀ちゃんが、師匠に食らいついて行く有様を、昨年のソロコンサートで小文で配布されたのですが、これまた名文。この続き、今年のコンサートの時、書いて下さいネー!!元々、アスリートの家系に生まれたそうで、体力は凄い美紀ちゃんが師匠に必死についていき、現在の実力を物にしたそうなんですが、あまりの体力と気力に、師匠も最近は気押され気味で、”ミキは首から下を使う!!!”等と乱暴なことを仰いますが、これもそんなことありません。彼女の頭の回転の速さは、す、す、すばらしい!!の一言です。

兎に角、体力、気力の充満した美紀ちゃんが、今回は、ラテンダンスを披露して頂けそう。実は、彼女、ラテンダンスの講師もされています。狭い場所での凄まじいダンスを今まで2回拝見したのですが、師匠もぶっ飛ばしかねない体力の持ち主が、ガンガンに踊って息が上がる、その後直ぐ歌に戻る様を間近に見て、益々ファンになってしまいました。そう、美紀ちゃんの魅力は、ナンにでも全力を出してぶつかっていくパワーにあります。芯のある歌声、パワフルなダンス、まさにラテン的な自己表現の一つなんでしょう。ソロコンサートは大舞台で、解らない息づかいがライブでは解ります。彼女の魅力を、前回にまして披露して頂きたいと思います。

ラテンピアノでは第一人者、宮川さんのパーカッシブなピアノ、クツノ氏のノリノリのパーカッション、赤穂美紀ライブの常連ですが、今回初の企画で、ダンカン林(B&Vo)の参加をお願いしてあります。前回は歌での予定乱入でしたが、今回はフル出場。歌にベースに大活躍を期待しています。いつもはPA業務をお願いしているので、ご本人、”たまには楽したい!!”などと仰ってますが、楽できませんよー!!ベースとボーカル、大変ですよ。って、プロですから、やっぱり楽なんかな?という訳で、手作りジャズではのブッキングもしっかりあります。

ミキ・ダンシングチームのお嬢さん方にも期待して下さいね。ただ、踊るスペースが確保できるかどうか、それが一番の心配です。

盛りだくさんのラテンナイト、ご来場、お待ち致しております。

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中西俊博+寺崎純ピアノトリオ写真集

2008年07月17日 20時49分01秒 | Weblog

リハ風景:皆さん真剣な表情です。お互い敬意を払いつつも、良い音楽を、という意気込みがひしひし伝わります。

いよいよライブ開始。中西氏の最初の音で、会場の雰囲気ががらりと変わるのがよく解りました。ウーン、凄い!!!

4人での息の合ったプレイの連続です。寺崎純ピアノトリオの気合い、十分です。素晴らしいパーフォーマンスです。

さて、中西氏は何をされているんでしょう?曲名はEine kleine Nachtmusik!ウーン凄い。中村尚美さんが、サイトで書いてられる、表現出来ない!!パーフォーマンスです。これまた凄い。一度、このパーフォーマンスを見るだけのために中西さんのライブに行かれても良いくらいです。

尚美さんのうっとりと聞くご様子です。

斉藤氏もエンジョイ!!このパーフォーマンス、またライブの雰囲気をがらっと変える力ありましたー!!!

最後に、Piano Bar ”BRERA"のオーナー、YUKARIママからの花束贈呈です。

ママさんは、ご自身が優れた音楽的才能をお持ちで、レパートリーも広く、ピアノ、ハモンド・オルガン、歌と活躍されています。そして何よりも、音楽を愛する気持ち、そして音楽家を大切にされる、そのお気持ちは、何にも代え得ない物だと、感謝しております。

この日は、史上空前のお客様数。大変混み合い、申し訳ありませんでした。ドリンクの配膳も思うに任せず。でも、お客様の中西俊博ライブをお聴きになる真剣な表情を見て、驚くと共に、感謝の気持ちで一杯でした。寺崎純ピアノトリオは、何時にない準備と共に、お客様の真剣な表情に身を引き締めて、素晴らしい演奏です。

恐らく、中西俊博氏にとっても、わざわざこの会のためにだけ京都までお越し頂いたのですが、ご満足頂けたのではないかと思います。

プレーヤーにとっても、お客様にとっても、お店にとっても素晴らしいライブが出来ました。三拍子そろったライブ、止められませんナー、これは!!!

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7/16 ルクラブジャズ ボーカルセッション

2008年07月16日 01時30分09秒 | Weblog
星山啓一(p)衛藤修治(b)がホストのセッションです。
この日は、祇園祭りの宵山、ルクラブまでたどり着けるかどうか、些か心配でしたが、ナンのことは無い、烏丸通りで若干渋滞があった他は、御池通は比較的スムース。日頃の心がけが良かったからカナー??
さて、宵山と言うことで、オーナーも何故か、着物姿。この方、結構粋な方のようで、色んなご趣味をお持ちのようです。
さて、参加者は、先日の中西俊博ライブにお越し頂いたという、寺崎氏の知人の女性ボーカリスト、この方はとてもお上手でした。自然に、ストレートにお歌いになるのですが、とっても良い感じ。もう一人の女性も、久し振りなんですが、歌をしっかり自分の物にしてお歌いになる。また難しい曲が多くて、邪魔ばかり。御免ナサーイ!!他にもラテン好きの方、等々。
Third set目にはどうもプロの方らしい方が熱唱。これまた難しい曲をお歌いになり、はっきり言って私は障害物以外の何者でもない。トホホ。
という訳で、楽しくも勉強になる、トホホのセッションでした。こんな事なら私もボーカルで、って、こればかりは出来ません。石が飛んできます。
そうそう、返しのスピーカー、今回は大将に音量を大きくしてくれるようにお願いしました。後ろで衛藤氏がベースを弾いていますが、この方、性格が控え目な事もあるのか、多分耳がかなり良いのだろうと思うのですが、自分の音もかなり小さくお弾きになります。そんな訳で、返しのスピーカー音量を上げて、しかられやせぬかと、肝っ玉の小さい私としては些か心配だったのですが、方向が上を向いているので、OKとのこと。
これからは返し、しっかりだそう。音質は、結構自分の出している音が拡声されたようで、悪くない。但しリバーブのお風呂効果が無いので、下手が丸わかりなのはガックリ。まあいいか。ワタシャ客だし。
という訳で、JBLシリーズの威力を確認致しました。ボーカルの方の中には、外側のJBL,JWX125の真下で歌っている方がいるので、もう一つ独立して返しが在った方が良いんじゃないかと思いますが、金欠病からまだ脱却してませーん。
益々、ルクラブ楽しくなってきましたー!!!!
今度、EV Eliminator-i買ったりして・・・・。山の神が凄い形相をして、背後から迫っているような感じです。おおコワ。
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糸原摩理(P)、吹田善仁(B)、菅マナミ(Vo)ライブatミッドナイト・サン・北野坂・三ノ宮

2008年07月14日 20時17分07秒 | Weblog
に行って参りました。
菅マナミさんは、以前、昼ソネでお聞きしたことのあるシンガー。大変お上手な方です。彼女を迎えて、いつも通りというか、何時になくというか、糸原真理嬢、良いピアノを弾きます。モダンなプレイです。この方、モンタアンドブラザーズのメンバーもされているようですが、モダンジャズのプレイ、素晴らしいものがあります。吹田氏の、難しいベースとばっちり。いいですねー。そこに、私が予定乱入、御免ナサーイ。でも、勉強になりましたー!!という訳で、トリオ演奏の後、菅さんのボーカル。この方、結構MCもオモロー!!!!で、とてもようござんした。重い楽譜をバッグパックに入れ、元気に入退場。でも、何でこの方、足を骨折したり捻挫したりするんでしょうか?!足がまだ不調で、と仰った割りには重い荷物を抱えながら颯爽と帰って行かれました。我々はうどんと天むすでアフター。メタボが治りませーん。
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第10回手作りジャズライブ・京都レポート・寺崎純トリオ+スペシャルゲスト中西俊博

2008年07月12日 19時27分02秒 | Weblog
日本のジャズ・ポップスバイオリンのトップランナー,中西俊博氏を特別ゲストとして招聘しての寺崎純ピアノトリオ、すばらしいライブでした。メンバーは男勝りのベースを、とってもしっとりと女性らしく演奏する中村尚美嬢、京都を代表する若手ドラマー、斉藤洋平氏の面々です。
私はリハからチェックしていましたが、中西氏は、ピアノトリオのメンバーとは初対面ながら、結構細かい指示を出したりして、和気藹々の中にも厳しさを含んだ緊張感あるリハ風景。良い音楽をするのに、やはり綿密なリハは大切だなと感じ入りました。
今回のライブ、お客様が大変多く、パンクするのではないかと心配しておりました。でも、緊張感のある演奏にお客様はとてもエンジョイされていましたね。
まずはピアノトリオの演奏2曲。真剣な、中身の濃い演奏に引き続いて、中西氏の登場、最初の曲、結構激しい演奏で、会場の雰囲気は一発で決まり。お客様は昔バイオリン、ピアノをやった方、あるいは現在進行形の方、多かったその一方で、生のバイオリンを余り聞いたことのない方も大勢。でも、この一曲でノックアウトされてしまいましたね。凄いインパクトを与えた様です。真剣に聴き入るお客様を見て、ドリンク配布の遅れもどこへやら。すばらしいライブシーンの連続です。
それにしても、一流のプレーヤーは流石です。1曲目で聴衆のハートを掴んでしまう。凄い。中西氏に答えるピアノトリオ、このメンバーは手作りライブで形成されてきたものですが、まとまりのある良い演奏でのコラボ。とても中西氏との最初のライブとは信じられません。
この会場には、バイオリン、その他、ストリングス物に堪能なDr.YUKATA氏もお見えになっていましたが、実はもう一人、素晴らしいバイオリニストが来られてました。その名は、松尾依里佳(Erikaと読みます)嬢。私は一度もお聞きしたことが無かったのですが、彼女の新発売のCDを後で聞いてみて、これまた素晴らしいバイオリニストをハッケーン!!!!こんな事なら、乱入して貰えば良かった。等と反省したり、今後が楽しみだったり。
今回、中西氏と寺崎氏との間には密な連絡があったようです。手作りライブ出演のプレーヤーは全て音楽に対して真摯な態度を持つ方々なのですが、事前に十分な連絡、真面目なリハを経ての奏でられた音楽は、それは素晴らしいものでした。
以前、寺崎純・鎌田恵御両人のピアノバトルの様になった第5回ライブの時は、直前まで曲も決まらない状態。その為の強い緊張感から出てきた音楽、これも素晴らしいものでしたが、こういうやり方は、かなりリスクが伴います。スタンダードなら兎も角、そうで無い曲、あるいは個々のプレーヤーに馴染み無い曲の場合にはやはり演奏前の下準備が重要です。
勿論、楽譜通りの演奏では全く無いのですが。リハから本番への変化を見られるのも、役得ですね。
リハもハード、ライブもハード、でも、これだけ真剣に、真面目に、且つ、エンジョイしながらのプレイは、お客様にもとても好評でした。
打ち上げで、早速次回も、とプレーヤーから一致して言って頂き、プロデューサーとしては”してやったり”の気分です。これだからライブのプロデュースは止められません。
予想を超える多数のお客様にお越し頂き、幸い、First set、Second setとも満員御礼の状態でしたが、至らぬ所は何卒お許し下さい。でも、真剣にプレイに身を傾けるお客様のお姿には、感動しました。
有り難うございました。

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寺崎純ピアノトリオ・スペシャルゲスト中西俊博ライブいよいよ明日でーす!!!!

2008年07月09日 07時51分19秒 | Weblog
7/10木曜日中西俊博氏を招聘してのスペシャルライブ、お陰様で、満員御礼です。もう、入場は不可能です。大盛況です。当日、お席の確保には最大限の意を配りたいと存じますが、大勢のお客様故、至らぬ所は何卒御容赦ください。ご来場の皆様、本当に有り難うございます。日本トップのジャズ、ポップスバイオリニストと、関西でのピアノトリオの織りなすライブをご堪能下さい。
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Jazz Night at サントロペー

2008年07月08日 20時01分45秒 | Weblog
月例会も、先月は私め、疲労極地(北極は氷解けてるしなー!)に達し、参加を断念したのですが、今回、出世頭のDr.Joに加え、Dr.Yukataの初来演で、大いに盛り上がりました。
ハウスピアニストは寺崎純。7/10木曜日中西俊博氏とのライブは、既にチケット完売。もう入れない状況。有り難うございます。中西氏とのコンタクトもしっかりとって、準備怠りなし。気合い入ってます。中嶋明彦氏のベースも切れまくってます。さて、お客様も、本格的シンガーを交えて、大いに盛り上がりましたが、私め的には(ウーン、ナウい表現ですねー!)ミッドナイト・サン、この曲を寺崎氏と初めて演奏。やはり彼のピアノはとても良い。彼が真剣に弾くピアノは中身が大変濃いですね。Dr.Joの華やかなドラム、ガンガンの中嶋氏のベース、おーい、エリック・アレキサンダーのアレンジはどこへ行ったんだとばかりに、フレッシュな演奏。これは楽しかったですね。寺崎氏は面白いアイデアだと褒めてくれたんですが、エリック・アレキサンダーのアレンジパクッた割りには、ラテンのキオスク、じゃなかった売店、いやバイテン(倍の長さで演奏するって事です。キオスク、プレーヤーにも受けませんでしたね。トッホホ)で、って言う以外は全然雰囲気の違う、まさにラテンのノリ、これ、良いんじゃない??!!!ラテンナイトにもやったりして!!!(9/11ですよーん!!)
Dr.Yukata氏のこれまたガンガンのバイオリン、通常はバイオリンでしない様な曲、Ornithology,Anthropology等、いとも簡単に演奏します。恐れ入りましたー!!という訳で、歌伴のみならず、インストても盛り上がりましたネー!!
アフターではPAがどうのこうの、とか、自分も含めて変なプレーヤーが集まってるけど、あんた見てから、自分は普通の人間だと思ったとか、わいわいと話も盛り上がりました。Dr.Joを魚にして、また、ライブやろうとか、懲りない連中ばかりです。新しく加わったDr.Yukataもやろうやろうって。そういえば、Dr,Jo,Dr.Yukata,そして私めが、長崎のBodyⅡSoulというライブハウスに行って散々乱入してきた話も出ましたね。長崎まで行って、長崎大学軽音楽部の若者達と交流するのは良いんですが、京都の人間、特にDr.変なのが多いと思われてるんじゃないでしょうか?私は違いますよー!!!でも、Dr.Joは私を見て、自分が普通だと思ったって。そ、そ、それ、間違いですよー!!!プロより上手いアマドラマーなんて、プロから言えば洒落になりませんよー!!という訳で、手作りライブにも、偉くなって、部下だらけになった彼には時間的余裕が出来るから(これ、多分大嘘!益々多忙を極めると思います。多少は道同情したりして)出て貰いたいです。
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7/6,日曜日は沖縄料理、それからデキシーランドジャズatソネ

2008年07月07日 19時44分29秒 | Weblog
私のウン才の誕生日を祝って戴いて、Y-mamaとワイフとで沖縄料理に行きました。ヘルシー、豚料理、美味しい、耳も美味しい、と、舌ドラム、じゃなかった、舌鼓をポコポコ打っての食事。でも、ヘルシーだからって、あれだけ食べ過ぎたら、メタボは治りません。トホホ。体重も1Kg以上増えたし。どれだけ食ったんだろ???
さて、その後は、デキシーランド・ジャズを聴きにソネに参りました。私は今まで2回聞いたかな。今回は、顔の広いY-mamaにバンドリーダー、乱入ボーカリスト(この方はサントリー5にご出演の方)にご紹介戴きました。
日曜日の夜なのに、お客さん、多かったですね。すっかり定番になったデキシーランド・ジャズ、メンバーは以下の通りです。
ロイヤル・フラッシュジャズバンド
大森重志(バンジョー)樽谷四郎(コルネット)廣田 稔(tb)渡辺 朗(cl)日下義彦(p) 北市勝彦(b)田中千秋(ds)
皆さん楽しんで、且つ真剣に演奏、盛り上がってました。
乱入ボーカリスト、この方はドラムを叩かれるそうですが、兎も角、良いお声です。お上手です。デキシーはたまに聞くといいですねー!私自身も、北村英治氏の演奏を通して、デキシーには多少の知識があります。
Do you know what it means to miss New Orleans?という歌、私もやってみたいなー。この曲は、北村英治氏のギターとのデュオの名演があります。この題名、別嬪さんのミス・ニューオリンズ(ミス・京都のような物)にとって、どういう意味があるか知ってるかい?って意味かと思ってましたが、実は違いましたー。第一次世界大戦勃発により、ニューオリンズの歓楽街、ストーリービルが閉鎖されたことを残念がった歌だそうです。
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7/5,ライブatミッドナイト・サン・北野坂・三ノ宮

2008年07月06日 12時28分44秒 | Weblog
に行って参りました。本日の出演は三浦敦子(P)、吹田善仁(B)、YOKO(Vo)の面々です。本日はYOKOさんの生徒さんお二人、女性ピアニスト、男性ピアニストお一人ずつ、それに私の7人が乱入。セッションデイではないので、お客様にOKをちょうだいしてのライブ。皆さんとってもお上手な方ばかり、お二人のピアニストは勿論プロですし、ボーカルもこりゃプロ!って感じ。結局、私が一番・・・、御免ナサーイ!!!それでも、盛り上がってのライブ。ピアニストは3人がそれぞれ刺激しあっての良いプレイでした。YOKOさんも師匠としての意気もバッチリで、いいSinging!
あっという間に終わってしまいましたー!!これでは終われないと、打ち上げは近くのお店で、吹田さん以外は酔っぱらって大騒ぎ。吹田氏は車があるので、でも酔っぱらいに合わせて戴いて・・・、なんて優しんだろ!!という訳で、この日もハッピーに夜は更けていくのでありました。
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Mariah Carey:A Holy Night

2008年07月04日 23時18分24秒 | Weblog
この歌は以前ゲットした、Superstar X'masというコンピレーションCDで聞いてから、とても気に入っている曲です。YouTubeをチェックしていて、2000年の彼女のファイルを見ました。映像も音も、そして中身も素晴らしいものです。マライヤが、さすがに聖歌を歌うのでちょっと緊張しているように見えますが、素晴らしいボーカルです。マライヤの他の曲が特に好きという訳ではないのですが、7オクターブの音域、2オクターブのジャンプでも音程が崩れない、兎も角実力は凄い物があります。曲自体も素晴らしく、歌手も素晴らしい、これがボーカルの素晴らしさですね。
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7/3星山啓一ライブatルクラブジャズ

2008年07月04日 20時18分56秒 | Weblog
ボーカルは杉山千絵嬢と、豪華なメンバーでのライブ。行くつもりだったのですが、疲労困憊、行けませんでしたー!!!残念!!!
それにしても、Hossie,ここんとこ、ずっと一番遊んで頂いてます。Midnight Sunでも良くやるし、ルクラブジャズボーカルセッションでの乱入もお許し頂いてるし、という訳で、いつもお世話になってマース。KBSホールでの滝川雅弘・井上弘道とのSwedish clony,本当に素晴らしい演奏でした。ルクラブでの田中ヒロシ、井上弘道とのライブ、これまた良いピアノお弾きでした。ハードスケジュールをこなしています。彼の真剣なプレイは素晴らしいものがあります。お人柄もソフトで優しいし。でも、最近は気合い入っているようにお見受けします。そんなことありませんよー、とか、そうですかーとか、言いそうですけど。
千絵嬢も手作りライブにお越し戴いてからすっかりファンです。彼女のプロとしての意識の持ち方にもワイフ共々感動しています。ホントに残念。
今年は手作りライブもスケジュール一杯ですが、来年には是非星山啓一ライブをやって戴きたいと今からお願いしているところです。
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