昨年11月手作りジャズライブ・京都初登場の、日本に数少ない本格派ラテン・ボーカリスト、赤穂美紀嬢のラテンナイトです。残暑厳しい頃、夏ばてを吹っ飛ばす勢いの美紀嬢のパーフォーマンスをご堪能下さい。
前回登場のバイオリン奏者、中西俊博氏は、昨年10月、第9回赤穂美紀ソロコンサートat豊中市民会館大ホールでのスペシャルゲストでご出演、初めてその演奏を拝聴し、圧倒されたという経緯があります。東京の銀座スウィングでは、赤穂美紀、中西俊博コラボが時々開催されています。銀座スウィングは、そう大きくない、客数80-100くらい?のお店ですが、実は日本のジャズライブの老舗、スタープレーヤーが出演する由緒あるライブハウスです。手作りライブご出演の、北村英治、Malta等そうそうたるプレーヤーがレギュラー出演されている、凄いライブハウスです。私も北村英治氏、Malta氏のライブはお伺いしたことがありますが、バックミュージシャンもこれまた凄いメンバー。流石東京の一流ライブハウスは違いますね。
という訳で、美紀ちゃんは、関西は勿論のことですが、名古屋、東京にも進出、大いに気を吐いています。
彼女の師匠、奥野武史氏は、これまた凄腕のピアニストだったのですが、とても辛口。弟子にとてつもなく厳しいお方、らしい。自分の生徒の中で、尤も才能がない(そんなことありません。彼女には凄い才能を感じます。)美紀ちゃんが、師匠に食らいついて行く有様を、昨年のソロコンサートで小文で配布されたのですが、これまた名文。この続き、今年のコンサートの時、書いて下さいネー!!元々、アスリートの家系に生まれたそうで、体力は凄い美紀ちゃんが師匠に必死についていき、現在の実力を物にしたそうなんですが、あまりの体力と気力に、師匠も最近は気押され気味で、”ミキは首から下を使う!!!”等と乱暴なことを仰いますが、これもそんなことありません。彼女の頭の回転の速さは、す、す、すばらしい!!の一言です。
兎に角、体力、気力の充満した美紀ちゃんが、今回は、ラテンダンスを披露して頂けそう。実は、彼女、ラテンダンスの講師もされています。狭い場所での凄まじいダンスを今まで2回拝見したのですが、師匠もぶっ飛ばしかねない体力の持ち主が、ガンガンに踊って息が上がる、その後直ぐ歌に戻る様を間近に見て、益々ファンになってしまいました。そう、美紀ちゃんの魅力は、ナンにでも全力を出してぶつかっていくパワーにあります。芯のある歌声、パワフルなダンス、まさにラテン的な自己表現の一つなんでしょう。ソロコンサートは大舞台で、解らない息づかいがライブでは解ります。彼女の魅力を、前回にまして披露して頂きたいと思います。
ラテンピアノでは第一人者、宮川さんのパーカッシブなピアノ、クツノ氏のノリノリのパーカッション、赤穂美紀ライブの常連ですが、今回初の企画で、ダンカン林(B&Vo)の参加をお願いしてあります。前回は歌での予定乱入でしたが、今回はフル出場。歌にベースに大活躍を期待しています。いつもはPA業務をお願いしているので、ご本人、”たまには楽したい!!”などと仰ってますが、楽できませんよー!!ベースとボーカル、大変ですよ。って、プロですから、やっぱり楽なんかな?という訳で、手作りジャズではのブッキングもしっかりあります。
ミキ・ダンシングチームのお嬢さん方にも期待して下さいね。ただ、踊るスペースが確保できるかどうか、それが一番の心配です。
盛りだくさんのラテンナイト、ご来場、お待ち致しております。