Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

αクラリネットでJamってみた at Soen 

2018年05月25日 23時45分28秒 | ジャズ・ライブ

さて、この日、バックンαクラリネットに、Yamaha CS、Eiji mModelのバレルとベルを付け替え、Vaodoren 5JBを使っての演奏、更に、故あって入手した某社のマッピ、試作品を準備してみた。今までレポしたように、αクラは、Key actionはとてもいい。音の響きは余り良くない。そこで、バレルとベルを色々替えてみて、Yamaha CSを使うのが良い感じ。αクラ本体は合成樹脂製で、ペラペラした音と言うより、むしろ、高音がセーブされたような感じ。それはそれで良い感じではあるんですが、ついついもう少しメリハリのきいた音が欲しいというのが、私の気持ち。5JBは大きな音が出るが、ちょっと荒れた感じの、私が吹くと更に下品な音になる。某社試作マッピは、それぞれちょっと高音が強く出て、一時吹きまくったが、最近はお蔵入り。これを、αクラ、更には、Selmer PrologueⅡに使ってみると、ふーん、中々良い感じ。音もSelmer の定番マッピより大きな音が出る。

んで、この日のセッティングは結局、αクラ+Yamaha CS Barrel+ Bell.5JBとなりました。その吹いた感じは、結構良い。これなら使える、って。勿論、いつも吹いている、音の明るい、それでいて結構シックによく響くバックンクラとは違う音ではあり、Yamaha CS Eiji Modelにやや近い音かな。私の基本がEiji Modelなのでとてもいい印象。5JBの荒れも余り気にならず。まあ、荒れてますけど。

次回はSelmerを試してみたいが、この楽器も、響きが些か悪い印象だが、Yamahaその他とはちょっと違った音が元々していた。それに、某社マッピ試作品の二つ目。これは一つ目に比べややシックな音。このセッティングも結構気に入っています。

因みに、αクラは管内腔がやや狭い。そのため、音が小さい?????また、樹脂によるためか、Key actionによるNoiseが、グラナディラより強く伝わる感じがする。そこで、ビニール製透明、かつ薄めのマッピガードでなく、厚めのゴム製のガードを使うと、結構いい。Noiseが気にならなくなる。言ってみれば、マッピガードで骨伝導を遮断する度合いによる違いなのでしょうが、合成樹脂とグラナディラでは振動の伝達が違うのが解る。

最近のYamahaのマッピは、音がしっかり出て、大きめの音、明るい感じがする、吹きやすい、と言う印象ですね。北村英治氏も、現在、好んでお使いです。

そういう訳で、使うマッピで音は当然変わるのだが、多くは自分の楽器に合うものをセレクトする。ところが、数本の楽器を持っていると、管体のキャラでマッピを選択するってのも有効だとわかる。ちょっとお利口になった気分です。Selmer、も一つ気に入らなかったんだけど、某社マッピ、これににた製品版を入手すれば愛が芽生えるかも。

バックンの高いMobaマッピはもっぱらバックンクラで使っているが、これをαクラリネットに使ってもも一つです。逆に、5JBなどをバックンクラに使っても意外に良くない感じ。管体でマッピの不十分なセッティングをかなりカバーしている感じ。面白いですね。αクラ、合成樹脂製と馬鹿にしてはいけません。合うマッピ、バレルを選べば、少なくともジャズでは面白い楽器。安っぽい感じは全くしません。但し、管体は軽い。相当。

また、バックンのサイトでは、Mobaのココボロ製のベルとバレルを使うと良いと言っているが、α、バックン、Yamaha,クランポンの楽器と、径のサイズが若干違う様で、αのコルクを他の楽器のパーツに合うようにすると、オリジナルのパーツ(ベルとバレル)がゆるゆるになってほぼ使えなくなるという問題があることを何度も申しています。α専用のMobaのベルと、バレルをって、クラッシックのクラ奏者言ってますが、αがもう一本買えておつりが来ますよ。バックンはキーアクションがいい。更にはThumb Hookも。短くするとネジ頭が指に当たっていたいのは、バックンもαも同じ。高い安いに無関係。設計思想によるんでしょうね。

Selmerについても、Key actionは抜群。合うバレルを選べば更に良くなるかも、と思っています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Soen jam session at 双岡、京都

2018年05月25日 23時42分24秒 | ジャズ・ライブ

月二回のこのセッション、この日は、初めての人も含めて、お客様、多め。初心者に優しいこのセッション、箱(ステージを含む空間)の音響もよく、かつ、PAもしっかり音を拾うので、演奏者にはやりやすいセッティング。気持ちよく、歌えます。演奏できます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ル・クラブ・ジャズ Jam session at 三条河原町、京都

2018年05月25日 23時29分34秒 | ジャズ・ライブ

ル・クラブのジャムは、最近若い人が多く、結構バップだったり、モダンだったりを演奏する人が増えたんじゃ?

その一方で、生音を重視するという明確なポリシーがあるとも思わないが、返しの音がほぼなし。クラの様な小さな音の楽器は、どうしても大きく吹こうとして崩壊してしまう。トホホ!!いろんな箱での演奏経験はとても大切ですが、Soenとは全く対照的なのに,たまに行く度に困惑しています。でも、またチャレンジしようと思っています。ここは、時間のあるプロのプレーヤーもよく集まる場所で、言ってみれば老舗です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vandoren 5JB,などなど。

2018年05月21日 11時48分07秒 | 楽器・クラリネット

Selmer Prologue Ⅱ、バックンαクラリネットに、5JBを付けてみて、中々OK.ただ、このマッピの音、やはりちょっと好きになれない音。音は大きくなる。リードを替えれば又違った感じになるかも。音が大きくなり、も少し品のある音にならないかと、品の無い私でも思案中。今や、クラのマッピも色々出ている。7JBなんてのもあるらしい。BackunのEddie Daniels Modelに似たリードの高い反応性が似ている。Eddieのモデルは結構音も小さい音から大きい音まで出せます。だから、彼の演奏、ああいう風になるんじゃ無いかとも思います。

ESMと言うメーカー、ブルーのマッピ、クラ用にもあるような。

Jodyと言うメーカーも、確か色つきの物を出しているらしい。サックスほどの多様性は無く、かつ、有っても入手困難、ってのも多いようだが、音の大きいマッピ、探してみましょ。

そうそう、バックンαクラリネット、管体は通常のグラナディラ製のクラに比べ、管腔は細いです。ベルはバックンでも合いました。ハイ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鈴木孝紀 Second CD ”Paracca" 2018.4.21 発売!!

2018年05月19日 02時47分36秒 | Weblog

 漸く、Second CD”Paracca"をゲット、First CDとは随分違った曲想、素晴らしい出来に、改めて彼の実力を思い知りました。力作です。装丁もGood!!!

元々、音の美しさで評判ですが、1曲目”Esperanza"で、即、ハイ、参りました。勿論、高度な技術、芸術性は今回も詰め込まれていて、はっきり言って、脱帽!!彼の音楽に対する姿勢、ジャズに対する個性的な発想はOriginarityを強く感じます。

何故か、今回もLiner notesはなし。答えは、彼のサイトをご覧遊ばせ。

http://takanorisuzuki.net/(上記画像も本サイトより引用)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Selmer PrologueⅡにバンドーレン5JBマウスピースを付けてみた。

2018年05月19日 01時49分20秒 | 楽器・クラリネット

友人にもらったSelmer PrologueⅡ、飾り物にしていたとかで、オーバーホールに結構費用がかかった(涙)Originalのタンポはもう無いので、Selmerの別のシリーズにしたとか。が、Key actionとても良い。が、意外にに音が響かない。Selmerのマッピを使っても、他のマッピを使っても。管体、結構重いのに。と、些か満たされぬ思いで、時々吹いていた。大きな音の出る、と思っているセラミックのマッピなども試してみたのだが、うーんも一つ、も二つ。

さて、思い立って、Vandoren 5JBのマッピをつかってみたら、あれあれ、目から鱗、耳から鱗、結構良い音すんじゃない!!このマッピ、プロの評判も余り芳しくない、荒っぽい音が出る、と言うのが概ねの所と勝手に思っているが、その一方、”ザ・サックス”に有名なオランダ出身のプレーヤーが、このマッピを使っていると書いてあった記憶がある。彼の出す音もきれい。

これなら、セッションにも使えそう。Selmer用のバックンのバレルを選べば尚良いかも、と、又、大蔵省に文句を言われかねない構想を抱くに至っている。

因みにバックンαクラリネット、Key actionとても良いけど、音が小さく、響かない。それにちょっとくすんだ音。今は、Eiji modelのバレル、ベルを流用、Yamaha CS Eiji modelにはバックンのバレル、ベルを使っている。前者は、かなり良い音になった。後者はとても満足。前者に5JBのマッピ、使ってみるのってどう?も一つ、αクラリネット、バックン、Yamahaと互換性に問題があり、グッドデザインのバレルとベルは、バックン、ヤマハに合わせたので、もう全く使えない。つまり、αクラリネットのコルクを限界まで削らないと、バレルが合わない、ベルはそもそも合なさげ(トホホ)。このあたり、どうなんだろ?!バックンのバレルは装着可能だが、結構キツく、損壊する可能性がある。微妙なもんだなー!!バックンの動画ではMobaのバレルとベルを使うと良い、っていってんだけど。

いろんなクラを吹いていると、よく言われる”口元から先に行くに従い、音に与える影響は少なくなる”というのもよくわかるが、その一方、マッピと、バレル、管体の相性ってのもあるように思う。αクラリネットをゲットして余計にそのあたり、理解が進んだように思う。勿論、一番は、マッピとリードが合っているかどうか何でしょうけど。このあたりの 理解度を高める必要がある、トホホ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする