Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

The Sax Vol.38 話題の”カドソン” Players' Talk

2009年11月29日 21時57分40秒 | Weblog
大山日出男、佐藤達哉両氏のインタビュー記事が載っていましたー!!!!ご両人は、カドソンのイメージキャラクターであり、且つ、楽器のアドバイザーとして中島楽器から高い信頼を得ています。
大山氏に依れば、Fから下のピッチが下がる楽器が多いとのこと。Charlie Parkerのアンブシャーに現代のプレーヤーは従っているので、その点については要求してきたとのこと。
The Sax Vol.34によれば、カドソン・アルトサックスのV,SG両楽器に対するクラッシック、ジャズ両プレーヤーによる評価では音が上下で開く、要するに音程があまり良くないとの評。その割に、良い楽器との評価も。もう少し解るように評価してクダサーイ!!
私はと言えば、中音のC♯、D、E♭あたりが、高すぎるのに苦労しています。いくらアンブシャーを緩めても音程が高くなる。Parkerのように吹けていない、というのは、その通りですが。実際、クラッシックの評者が、音程が高いと言っていますし、ジャズプレーヤーも・・・。
この件に関して、右近茂氏に実はこの前、お聞きしてみました。右近氏は大山氏とも知り合いだそうで、中島楽器にこの前行ったとか行かなかったとか。彼はコーンの素晴らしい楽器を手に入れたので、当分はCadesonを購入されることはないでしょうが、実は興味、あったりしてー!!彼がおっしゃるのは、テナー奏者がアルトを吹くと、音痴になりがちだと言うこと(って、私のことか??!!!)要するに、テナーとアルトでは似て非なる違う楽器なんだって事。私ごときが音程がどうのこうのと申し上げる資格は勿論無いのですが、つい、評者が同じ事をおっしゃると、その気になったりして。
ただ、大山氏のプレイで、音程が上ずる所もあるように思います。勿論、意識的にに音程を上ずらせて吹いているときもあるのですが。私がアルトサックスがあんまり好きになれないのは、音程の上ずった演奏が多いから。
テナーの演奏が、あまりそう感じないのは、私の耳が悪いからか???
逆に、少々音を上ずらせて、音の通りを良くすると言う技を意識して使っているのが、Buddy De Francoだそうで、音程音程とぎゃーぎゃー言うばかりが能じゃないとは思うのですが。
ただ、私のSG,音は気に入ってますが、ヤナギサワのメタルのマッピでは上記の通り、中音域でピッチがあがります。Malta氏のKiller Joeをコピーすると、上がること上がること。Malta氏のCDの演奏でも上がりっぱなしですが、これは、そう意識しての演奏でしょう。ファンキーさが更に増すし!!でも、私がやれば、ただの音痴!!グスン!!
(大山氏の別の記事では、テナー奏者のソプラノとアルト奏者のソプラノは違うと言うこともいてましたっけ。)
この記事で、佐藤氏は、サックスの音程はプレーヤーが自分で作るもの、とおっしゃってます。実際、Cadesonを吹いていて、Selmerに持ち帰ると、途端にSelmer,音痴になります。すぐ修正可能ですが。
と言うわけで、よく解らなくなったPitch問答ですが、ある奏者は、フラジオの音を出して、楽器の本来の音を確認、音程が良いか悪いかを判断すべしと言う記事を読んだこともあります。
恐らく、この記事は、中島楽器フルチューンの、日本で販売されているCadesonに対する評価で、音程に若干問題があるという記事に対する反論、あるいは、回答としての意図があるかもしれませんが、よく解りません。
サックスは音程調整はある程度可能だそうで、そこまでやるプレーヤーの中に私が入り込みそうになってるってことかなー??ちょっと褒めすぎ。
実際、音程を調整すると、吹きやすくなるのか、吹きにくくなるのか解りませんが、それまで、次のアルトサックス、私はCadesonは買いにくいと言うのが本当のところです。音は大好きですが。尤も、資金はないので、どっちにしても一緒なんですが。でも、現在佐藤氏のご愛用のT-902BSS、これ、欲しいなー!!
大山氏のコメントに、北村英治氏に聞いてみたら、バレルの微調整でクラは随分代わるというのがありましたが、今度、北村氏に聞いてみよう。
北村英治氏は、第一回国際クラリネット会議に、日本代表で出た、クラリネットの演奏だけでなく、クラリネットという楽器自体に対する高い見識をお持ちなんです。
音程問題についてですが、平均律と純正律の問題もありますよね。このあたりも実は考慮して、音程問題を考えないといけないとは思います。
そうだ!!アルトサックスの選定を、佐藤氏にして貰えば、私にとっては良いかも。社長さんに一度お願いしてみるか??!!!
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谷口英治ライブatサラズカウント・宝塚

2009年11月23日 11時41分56秒 | Weblog

にって参りました。畑ひろしギタートリオとのコラボです。畑ひろし氏はジャズギターで高い評価を受けるプレイヤー。最新CDは、勿論ジャズライフ誌などに紹介されています。この日は私のワイフの誕生日。何回目だったかは忘れましたし、本人も言いませんが、お店からはバースデイケーキまで頂戴してご満悦。殆どは私が食べたけど。

さて、ギタートリオバックというと、ピアノと違って、空間が空きすぎるきらいがあるのですが、この日は、さすが畑ひろし!!クラと半音ずらした音を使ったりして、ゴージャズに迫ります。ワイフが、あれならピアノがなくっても全然気にならないって妙な感心の仕方。私は二人の息が合っているのがよく解りました。実は、Moonlight becomes youと言う谷口氏のCDで畑氏との共演、知っております。聞いております。

さて、私はと言えば、谷口氏のクラの前に陣取って、クラリネットの音から運指から、全て盗もうと必至の集中力。イヤー、素晴らしい!!!この方の魅力は、軽妙なトークなど、東京のプレーヤーのかっこよさは勿論あるのですが、やはり、メロディアスなアドリブなど、音楽性の高さにあると思います。世界に発信できるものをお持ちです。

と言うわけで、この日もクラ三昧。畑ひろし氏にも、彼のギターアンプについて教えていただいたり。実は私、IbanizのGeorge Bensonモデルを持っており、Brian Novaが良いギターだねと言っていたのですが、難しいジャズコードが、年のせいで覚えられず、ギブアップ状態。でも、又やりたくなってきたなー!!

谷口氏のすばらしさは、手作りライブで十分お客様に伝わらなかった部分もあるんじゃないかと、チと心配です。と言うわけで、来年、又出て欲しいなー!!!!

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さて、これからの”手作りジャズライブ・京都”

2009年11月21日 22時44分45秒 | Weblog
今年最終のライブが終わってほっとしたところです。まだ、興奮冷めやらぬ所なんですが、今年は、新型インフルエンザが遂に900万人を超えたという発表もあり、イベント企画に携わる方は戦々恐々。(実際、一人インフルエンザでキャンセルありましたー!!私がかからないのに、30代のスレンダーなお兄ちゃんがなぜかかる?新型は豚由来ですけど・・・))緩やかなデフレにも突入したらしいし。と言うわけで、も在りませんが、次のライブは来年、3月?4月?5月?と、考え中。又、皆様にお知らせいたします。それまで、皆様、ご機嫌よう!!!!
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滝川雅弘クインテット・フィーチャーリング 谷口英治ライブ報告

2009年11月21日 04時29分47秒 | Weblog

大勢のお客様にお集まりいただきました。有り難うございます。この日は、いろんな事が重なり、一時はお客様の確保に難渋しておりましたが、皆様のご協力で、素晴らしいライブになりました。何せ、日本の誇るジャズクラリネット奏者を集めたライブです。ブレラは、ジャズクラリネットでは京都のメッカ、関西のメッカかも・・・。

谷口英治氏は、日本で、北村英治氏に次ぐプレーヤー。素晴らしい楽器で、素晴らしい音を追求。クラをハンマーシュミットからセゲルゲに持ち替えて1年半以上。高槻ジャズでは、ハンマーより音が軽くなったと思ったのですが、実際に三人のプレーヤーの中で、一番どっしりした音。それは素晴らしい音です。サースガー!!!谷口節、ばんばん出てきます。メロディアスなアドリブ。これからのスウィングはこうなる!!と言う力強さをひしひしと感じます。ホントに素晴らしいプレーヤーですね。世界に発信する日本のクラリネティストです。新作ホカホカのCDも、売れてます!!

滝川雅弘氏は、日本のモダンクラリネット界のトップ・ランナー。実はクラッシックのバックグラウンドをしっかり持って、その落差に多くの人を惑わせる、そう、鬼才!?鬼気迫る音楽の追究は迫力在ります。ジーン・デノヴィとのCD,最高!!!!

鈴木孝紀氏は、若手ジャズクラリネット奏者で、今までの輝かしい音楽での受賞歴と、クラッシックをバックにした美しい音色が評判のプレーヤー。格好いいよね!!

ジャズクラリネットの両雄に挟まれ、いつもはとても控えめな鈴木君ですが、この日は、若々しく、のびのびとした、真剣な、誠実なプレイを披露!!!両雄を唸らせたのでは!!はつらつとした伸びやかな演奏。又、腕を上げたと、もっぱらの評判でした。それを、受け止めての谷口、滝川両氏のアドリブもさえ渡ります。それぞれの持ち味が存分に出た、アドリブの応酬!!!タマランナー!!!

それを支えるピアノトリオ。

大野綾子嬢の、真剣な、流麗なピアノ、ウーン、素晴らしい。プロの間でも高い評価の彼女、良いプレイです。タッチが軽いという印象を持っていたのですが、決してそんなことが無いのが、この日、よく解りました。この日のコスチュームも素敵でしたね。って、演奏には関係ないか!?彼女のグルーブ感、とっても素晴らしい。演奏の時の真剣な表情も又素晴らしい。この方も、これから益々飛翔していくプレーヤーです。(又出てくださいねー!!)

ベースの吹田氏、この日は、ステディーに、笑みをたたえての、落ち着いた演奏です、しっかりフロントをサポート。内田浩誠ライブについでのご出演ですが、初共演の谷口氏、大野嬢らと、息のあった演奏です。(滝川氏とは昔からよく知っているそうで・・・。ウーン、ややこしい。兎も角、彼も、又出てくれます。良いベースです。滝川氏の折り紙付きです。)

 さて、ドラムは、高阪照雄氏。この方は、日本一の身体能力を誇るドラマー。この日もアクロバティックなスティック裁きを披露!!!!と申し上げたいのですが、スペースの関係上、いつものさえ渡るパーフォーマンスは縮小気味。それでも、間近に見るプレイで彼のすごさが、改めて認識できました。やはり、ジャズライブは、大きな会場での演奏も良いのですが、プレーヤーの息づかいまで感じられるライブの方が・・・・。

と言うわけで、ジャズ・クラリネット好きにはたまらないこのセッション。やっぱりブレラはジャズ・クラのメッカ!!!?

打ち上げも、結構みんなお茶目。若いって良いなー!!いろんなお話が、トッププレーヤーからお聞き出来るこのチャンス、今回、某有名京都大学軽音楽部のお嬢さんもお越しでしたが、勉強になっただろうと思います。僕も若いときにこんな機会が有れば、もっと上手に・・・、グスン!

それにしても、間近に聴けた谷口氏の凄い演奏、クラの話、勉強になりました。有り難うございます。滝川雅弘氏のプロデュースによるライブ、お疲れ様でした。実は、この日、私も数曲演奏に加わるようにしていただけたのですが、急に仕事が入り、折角練習していた2曲はおじゃん。滝川氏は真面目なので、困った顔をしていましたが、実際はプロ三人の方が遙かに良いのに、なんて思って。でも、終わってからも、氏曰く、二曲、歯抜けになってしまった、って。彼は優しい人です。はい。

鈴木君の両雄に挟まっての演奏。これもこの日最大のハーベストの一つ。控えめ過ぎるくらい、礼儀正しい、いい男ですが、やはり、多少緊張しながらも(そんなこともないか?!)、大先輩の前で伸び伸び演奏する姿は、将来性をひしひしと感じさせます。彼も又、世界に羽ばたくプレーヤーになることは間違い無いと思います。北村英治氏が絶賛した、インターナショナルな彼の音!!先輩方の彼を見る目のつもりになって、私まで嬉しくなって仕舞います。打ち上げても、いつにも増して上機嫌。谷口、滝川両巨頭との共演を心底喜び、エンジョイした結果でしょうね。滝川、谷口氏と写真を!と彼が言った途端、私も入れてくれないの!?と意地悪いつっこみが入って、苦笑いする時の彼の反応もよかったね。私の聞いた彼の演奏の中では、この日が最高のプレイでした。これもライブ企画するものにとって大きな喜びです。プレーヤーの魅力が更に出る様な企画、これからもがんばりマース!!!

皆様のご協力を、今後ともよろしくお願い申し上げます。拝。

 

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谷口英治・滝川雅弘・鈴木孝紀 4クラリネット・セッション

2009年11月19日 22時47分48秒 | Weblog

手作りジャズライブ第17弾!!滝川雅弘プロデュース、滝川雅弘クインテット・フィーチャーリング・谷口英治を11月19日木曜日、ブレラで開催いたします。まだ、パンフレットは未完成。ちょっと多忙すぎて・・・。さて、パンフに書ききれない情報があるのですが、まあ、それは兎も角として、手作りジャズライブ、谷口英治氏を招聘、当初の目標が達成されます。今回は、滝川氏、とても意欲的で(まあ、いつもそうで、一切手抜き無しですが)全般の指揮を執っていただきます。滝川・谷口双頭ライブは、高槻ジャズストリートの目玉になっています。高槻ジャズはなんと無料!!!ただで聴けるから、そっちへ行こう!なんて考えないでください。プレーヤーの息づかいまで感じられるのは、やっぱり手作りジャズライブ。それに、フリードリンク。ここだけの情報ですが(そんなこともないか)、ブレラ特製のカクテル、コレもOK!!おいしいですぞ!!さて、谷口英治氏は、ハンマーシュミットのクラで、凄い音を出し、彼のオリジナルなフレーズをばんばん出してくる素敵なクラ奏者。最近クラを換えたのですが、又、ハンマーシュミットに戻ったとか戻らなかったとか。本拠地は東京ですが、勿論全国区!ご出身の福岡は勿論、全国を飛び回っています。某バリトンサックスメインのマルチリード奏者のブログで、国際クラリネットフェスタについて、谷口氏の演奏、随分賞賛されています。控えめにですが。何せ、同業者だし。そう、彼が音楽監督をしていたそうです。彼はジャズだけでなく、いろんな音楽その他に活躍しています。滝川氏は、浪速にモダンクラリネット奏者あり。その名を・・・・、と紹介されていますが、実はクラッシックにも深い関わりがあります。彼のジャズプレイの背景には実はクラッシックが!!!!!その距離の大きさに、皆さんあっけにとられるのかもしれませんが、彼のクラッシックの演奏、一度聞いてみたいですね。彼のHPでは、彼のクラッシックのプレイが聞けます。でも、マウスピースはセラミックを使用したとか)。鈴木孝紀は、十代から、音楽に関してたびたび受賞している、これまたクラッシックに裏打ちされた演奏をする若きイケメンのプレーヤーですが、クラッシックの美しいクラリネットの音を追求しているのを、実は多くの人がご存じです。彼の音が素晴らしい、というのは、もはや彼の売りの一つ。彼が言っているのではなく、彼の演奏を聴いた人が口をそろえて言うのです。その結果、聞いたこと無い人でも、音が素晴らしいらしいねー!!だって。そう、北村英治御大に、鈴木氏が初めてご挨拶に行って、北村氏のクラリネット、英治モデルを吹かせて貰ったとき、北村氏は絶賛。君の音は、インターナショナルだって。いい男です。と言うわけで、それぞれのプレーヤーが優れたオリジナリティーで演奏するんですが、このトライアングル、素晴らしい距離感だと思われるのでは??滝川、谷口双頭ライブでも、お互いが触発し合って、良いプレイが堪能できるのですが、そこに鈴木君のクラが入れば・・・・、ああ、たまらんなー!!!と言う風になります。きっと。んで、何で4クラ??まあまあ、そこは良いじゃありませんか??!さて、ピアノの大野綾子氏、どんな難しい楽譜でも、初見ですらすらと弾ける実力の持ち主だそうです。結構すっきり目のキャラ。素敵ですぞ!!グフフ!!ベースの吹田善仁氏は、内田浩誠氏のライブで初登場。ノリの良いベース、ノリノリの演奏のお姿、又聞いてみたいですね。見てみたいですね。ホントに音楽の好きな、素敵なベーシストです。さて、ドラムの高阪照雄氏、日本一の身体能力を誇るドラマー。去年、ボクシングで眼底骨折だったか、を煩い、奥様から”アンタ、ええ加減にしなさい!!”と大目玉を食らったとか、食らわなかったとか。今回初のお目見えですが、ドラムのパーフォーマンスにもご注目ください、っていうか、見て聞いて驚きのドラミング。この方は、日韓音楽交流にも一役買っている張り切りボーイです。と言うわけで、素晴らしいライブになること、請け合いです。皆様、どうぞお越しください。パンフレットはでき次第掲載します。早く作ってね、メタボ氏!!!

と言うわけで、やっと完成いたしましたー!!!!!

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谷口英治氏の紹介

2009年11月15日 18時54分22秒 | Weblog
彼のホームページはhttp://www.atem-music.com/eiji/。ライブスケジュールを見ても、とてつもなく詰まっております。東京は勿論のこと、地元九州、大阪は勿論のこと、京都も!!!!!京都は初めてじゃないかな?(未確認ですが)
さて、情報通によると、なんと、谷口氏、長年の戦友マウスピースを破損。詳細はDiaryの11/6に記載。マウスピースにもこれだけのこだわりがある、3本のマウスピースを石森楽器から次の公演地に送付して貰う、など、さすがプロならではの内部事情。
私など、下手の横好き、クラは勿論、サックスも、あれもこれも。マウスピースもあれもこれも。
クラだけに関しても、10本以上のマウスピースを持っていましたが、最近、北村英治氏、滝川雅弘氏から、それぞれ二本ずつ貰って、お勧めのリード(北村氏はリコーロイヤル、滝川氏はバンドレンの58だったっけ)で吹くんだけど、それぞれの吹き心地は多少違うんだけど、ジャーどっち?と言われると途端にオドオド。
最近、両氏とも柔らかい音のする楽器(北村氏はヤマハのフィネス、最高の楽器でもう売ってません!!)滝川氏はヤマハのV-master、共に柔らかい音がします。因みに鈴木孝紀氏のクラはクランポンの上等なもの。これまた良い音してます。私のYamaha Custum,Eiji Modelは、以前は、北村氏の英治モデルより、華やかでない音がして、こっそり取り替えようか、と思ったりしたんだけど、今は、それより柔らかい音に引っ張られて・・・・。と、言うわけで、迷えるオッサン羊はここでも本領発揮。そうそう、小指で操作するキーががちゃがちゃやかましくて、”楽器匠はまさき”と言う、京都の楽器修理調整の方に直して貰ったら、再び素晴らしい楽器になりました(以前も上管のひび割れを直して貰いました)。ここで、カドソンなど、私の楽器調整、すべてお願いしようか知らん?!兎も角、色々検討の結果、今回はマッピ、リガチャーとも滝川方式で統一することにしました。でも、Eiji ModelとV-masterは音は大部違う。ベルは勿論、北村英治仕様のV-master。コレはふつうのとは違うんだって。
さて、話を戻して、谷口氏は以前、ハンマーシュミットのクラをお吹きでしたが、最近、シュヴェンク&セゲルケ model 1000に換えたんです。でも、その後、ライブに行った人の情報ではハンマー吹いてたと言うことですが、兎も角、この二つの楽器、全然音が違います。ハンマーは結構吹きにくい楽器という話もあるのですが、ぶっとい音がします。テナーの音を出したいと谷口氏がおっしゃってましたが、そういうイメージ。セゲルケは、クラリネットらしいと言うか、どちらかと言えば軽い音。勝手な聴衆はハンマーの方が良い、いや、新しい方が良い、なんて言ったりしてましたが、彼のアドリブは、当たり前の事ながら、谷口節。どっちの楽器でも納得させられます。と言うわけで、11/19,又楽しみがふえましたー!!
アレキサンダーヴィルシャー40Bってどんなマッピかな???なんて、苦労して練習、自分の腕を上げルと言う努力をせずに音が良くなるように、迷えるオジ羊は興味津々なのです。
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その男は静かな隣人

2009年11月07日 22時33分20秒 | Weblog
中々面白い映画。
私は、なんと言っても”24”でのキムを演じたエリシャ・カスバートがメイクを変えて、随分魅力的な女性を演じているのが気に入りました。メイクを変えると激変するような女優、素敵ですね。
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Forrest Gump:Tom Hanks

2009年11月07日 00時04分18秒 | Weblog
以前見た記憶もあるのですが、今回じっくり見ました。アラバマの田舎で育った主人公、ずっと幼なじみの女性を好きだったのですが、相手にされず、女性は上昇志向が強い人で、他の男と関係、相手にしなかったのですが、最後は、結婚、子供を作りますが(実は順序が逆)、その女性は不治の病に冒されて先立つことが、結婚する時には解ってた。
こんな女性の気持ち、実は中々私のような男には理解できないけど、何となく解って許してしまう様な、そんな女性を描いている点でも、この映画、良いんじゃないでしょうか?!
アメリカの映画には、努力をして、辛酸をなめ、競争から脱落していく女性に対する愛情を持つものがたくさんありますね。
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Terminal:Tom Hanks

2009年11月06日 00時24分03秒 | Weblog
久しぶりに、DVDを見ました。Benny Golsonを調べていたら、この映画のことが出てきました。主人公はヨーロッパの国から来た、全く英語のしゃべれない建築業の人間。空港に着いた途端、国がクーデターでアメリカとの国交が断絶、アメリカにも入国できず、帰国も出来ずに、空港に封じ込められ、いろんな人間模様が繰り広げられていく。徐々に英語にもなれ、キャビン・アテンダントの美しい女性とも仲良くなり、多分、初めて彼は恋をして、そして、失恋する。やがて、国は回復、自分の当初の目的を達して、国に帰っていく、あらすじはこんなものですが、トム・ハンクス、好演です。Benny Golsonは自分を演じています。素朴なジャズ好きの、田舎の人間が、素直に国を愛し、父親を愛し、女性を愛して、突如異様な環境に入って奮闘する、大人のおとぎ話。
Benny Golsonはやはり、Killer Joeを演奏。Youtubeでも彼の最近の演奏があります。主人公の愛した女性、不倫で傷ついて、結局はその男と愛でたし?になり、と言う、面白いキャラのヒロイン、良い女優だなーと思っていたのですが、キャサリン・ゼタ・ジョーンズだとは最後まで気がつきませんでした。私の目が節穴なのかもしれませんが、その映画で、完璧にその役になりきれる女優、良いんじゃないでしょうか!Make upで随分この方、雰囲気が変わりますね!
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ELKHART Model.Six

2009年11月03日 23時29分03秒 | Weblog
ビンテージサックスとして高い評価のAmerican Selmer Mark6、良い音がするが、中々程度の良いものが入らない、値段が高いなどの問題がある。それを、比較的廉価に、台湾製サックスをチューニング、新たなブランドを立ち上げ、販売したのがこのモデルだそうです。(http://homepage2.nifty.com/dangozaka/netjltop.htm”アメセルに代わるテナー登場”)
さて、記事を読んでいくと、中々面白いことが書いています。台湾製の管体をつかっているのですが、とてもCadesonT-902ASとよく似ている。材質が青銅かどうかは解りません。台湾ではサックス工場が20もあるとか。すべてが手作りだとか。
記事の指摘にあるように、ネックの形状がSelmer(Serie Ⅱと比べても)とはやや異なり、やや立ち上がりの部(接続部の口側が長くなっています。もどきと記事には表現してありますが、Cadesonのテナーもこの形。台湾製サックスがどの会社で作られているかはあまりオープンになっていませんが、いろんな情報があります。
兎も角、ネックだけでも欲しいと、メールを送りましたが、ネック単体での販売はしていないとのこと。うーん、残念。Cadesonとの関係についてもふれられませんでした。因みに楽器の値段については問い合わせませんでした。
Cadesonのサックスが、日本の中島楽器により、徹底的にチューニングし直されて販売されているのは、もはや周知のことと思いますが、この手法を用いての販売の一つなんでしょうね。シャトーという楽器も安くて、びっくりするほど良い、と言うプロの情報がありますが、コレも台湾、ベトナムでの製品をチューニングしているとのことです。Cadesonの徹底したチューニングは、もとの楽器とは似て非なるものとのことですが、実際、吹き心地の良い楽器としての評価は固まっていると思います。
ポール・モーリアなども同じ工房で作られているというネット情報もあります。ま、私はカドソンで納得していますが、このネック、何れ単体で販売されるようになれば面白いですよね!
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サントロペ・ジャズナイト

2009年11月03日 18時07分57秒 | Weblog
月例ジャズナイト、この日は、実は急に寒波が襲来、常連は体が冷えるとか、風ひくとか色々言い訳して、ちょっと少なめ。その分、新しいお客さんが増えてーーー。
さて、この日は、中島明彦氏のセミアコースティックベース、私の持って行ったストリングス用のYAMAHAのアンプに繋いでみて、良いんじゃなーい!!表現力が更に増して、私はアンプが良いから、と思っているんだけど、中島氏は、このベースが良いと思っているような。ちょっとした資本投下で音場が良くなることは、しばしば感じます。小さなお店でも、プレーヤーにとっても、聴衆にとっても良い音を確保するって、実は難しいものだと最近深く感じています。プレーヤー用のモニタースピーカーも持ち込み考慮中です。ボーカルの方、歌って、気持ちいい!!!という状態に近々なるかも?!
当初、スタジオモニタースピーカーをミキサーに繋いでと思っていたのですが、やはりPA用でないとスピーカーが飛ぶかもしれないと言われています。
ああでもない、こうでもナイト考えるのも又楽し。
サントロペーも、手作りライブをやっているブレラも更に音の状態を改善しようと張り切ってPA専門家に教えを請うていますが、勉強になります。ハハー!!
さて、カドソン・アルトサックス、予想外の外力が加わり、ネック固定用のねじが折れてしまいましたー!!私のお気に入りのアルト、グスン。又、群馬まで送って修理して貰わなくっちゃ、グスングスン。
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