Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

クラリネット

2018年02月27日 21時14分53秒 | 楽器・クラリネット

このところ、αクラリネット、キーアクション良好、響きやや悪い、という当初の印象は変わらず、そこに、バックンクラのファットボーイ(樽)さらには、マウスピースを付け、柔らかめのリードを付けて吹いてると結構音が出る。

BeBopの曲(Ornithology,Donna Lee,Anthropology,Yardbird suiteなど)を練習していると、更に音が出にくい。どうしてもレジスターキーを使う、使わないの音域を多用するので、左人差し指の動きがわるいと演奏は悲惨になる。と思いながら、まあ練習、やっぱり、サックスでないと無理かな、と言い訳がらみで思っていたら、この年でも、未だ練習効果はあるじゃないの!!!そうなると、クラ自体の印象も随分変わってくる。要は、技術力アップ。クラ自体の力も無いわけじゃないが。それぞれの楽器には、難しさ、易しさがあり、音色からも、向き不向きの曲があるんだろうけど、Eddie Danielsは、BeBopの曲を難なく演奏している(To Bird With Love)。Youtubeでも、Donna Leeをやったり。StandardやClassicからの曲もホイホイ演奏している。この人、やっぱりすごいなー。と、気を取り直して、また、クラリネットの練習に明け暮れています。もう、あのマッピ、このリード、というのは当分止めて、上記設定で、とは思うんだけど、練習場所が違って、いつも、マッピ持ち歩くわけにも行かず、とは思うんだけど、これをやらないと時間の無駄なんでしょうか。粋がって、マッピと管体の相性にもよるんだ、なんて思わない方が良いかも。という結論に漸く達し筒あります。これもαクラのお蔭なんでしょう。

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バックンαクラリネット第3報???

2018年02月21日 09時22分22秒 | 楽器・クラリネット

このところ、バックンαクラリネットをいじり倒しています。これは、ルブランブリスクラリネットをバックン社が後継品として作ってんじゃ無いかとも思うのですが。

グラナディラ製に比べ音は響かない(合成樹脂製。βは吹いたことが無い)、キーアクションはとても良い(Valentino製人工パッド)。見栄え良好、軽い。内径は細いので、抵抗は高い。概ね、こんなところか。

これで結構音を改善できるか、と、あれやこれややっていて、いろんな学習ができました。

いわゆるプラ管なのだが、ペラペラした音じゃ無い。むしろ、高調音が少なく、割と落ち着いた感じ。そもそも管の響きが低いので、マウスピース、リードのセッティングで大きく音が変わる。良いセッティングだと、それなりに音が出る。表情もつけやすい。リード選びなどにも注意が行くのはとても良いことじゃないか?そこに、バックンのグラナディラ製ファットボーイ、ベルをつけると、結構響くようになる。これって面白いね。更に、薄いリードをつけても悪くないような。ペラペラした感じが出にくい。クラッシックでは不十分だが、バレル、ベルをココボロ製に換え、使っていると言うプレーヤーも。ジャズには悪くないかも。管楽器は、口元から末端に行くに従って、楽器自体の影響度が少なくなる、というのはよく言われることだが、口元に敏感になるのも重要なこと。それと共に、口元と楽器自体との相性もあると思うようになった。

カナダのバックン社はベルとバレルを換えることでクラの音をよくする、と言うのが評判になって世界的に反響を及ぼした会社なのだが、αクラにYamaha CSのバレルやベルをつけても音はやはり変わるって事も気がついた。ま、当たり前だけど。クラリネットの世界は、形状の面からも保守的な色彩の強い世界と思われるが、バックン社は、結構いろんな事にチャレンジしているように思われ、このあたり、好きだな。見た目に影響されてる、って事なんだけど。

そんなわけで、今のセッティングでは、セラミックのマッピにバックン・ココボロ製スリムタイプのバレルにヤマハのベル。セラミックのマッピは硬質なので、エボナイトに比べて、キーアクションを強く拾う傾向がある。そこで、ビニール製(?)じゃなくて、黒いゴム製のクッションを使うと良いことも解った。長松製のこのマッピ、以前は吹きこなせなかったんだけど、リガチャーをロブナ-のライトにして使っている。音も大きいし。勿論、バックンバレルにバックンマッピ、ウッドストーンのリガチャーのセッティングが一番良さげ。以前書いたように、バックンベルは、αクラで完全に奥まで入らない気がついた。Mobaではどうなんだろ???このαクラ、バックンクラと些か互換性が低いのが気になる。バックン提供の動画と違うじゃ無いの!!!なんちゃって。

と、αクラ、いいんじゃ?!!

βクラにも惹かれるが、この前、店にあったグラナディラ製プロテジェ、欲しいな。

今、バックン製クラはいろんなグレードを出しているが、面白い会社。あの異形はクラッシック界では、余り好まれないんでしょうかね??

日本でバックン・クラ吹いているクラ奏者、勿論いるの知ってますよ。

 

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2/8 Jam Session at Soen

2018年02月10日 03時39分32秒 | ジャズ・ライブ

グチャグチャになっていた楽譜をずっと整理していて、今日こそは、と、いきり立って出陣した割には、あれが無い、これがないと、いつもとおんなじ。

そうはいっても、ここはしっかりピックアップをしてくれるので、些か音量の小さいαクラ、比較対象に、Selmer Prologue Ⅱ+Selamic のマッピ。ところが、マイクのスイッチを入れ忘れたようで、またもショック。おつむの中のミキサーを最大限にしすぎたよう。もう少し慣れないといけません。

この日は、参加者が妙に少なく、しっかり吹かせてもらいました。Ornithologyまで行ってあえなく崩壊。クラでバップはやはり難しい。特にバップの曲は、レジスターキー不使用のところから使うところの音域を多用するので、練習にはなるが・・・。それに、”To Bird with Love”でEddie Danilesが素晴らしい演奏をしているが、超絶技巧だし、イフェクターも使っている。生音勝負!!!では、デッドな場所ではしょぼい演奏がますますしょぼくなります。トホホ。

家に帰って反省、そうだ、バレル、樽を換えるなら、別にバックンのものじゃ無くても良いじゃ無いの、と、Yamahaを流用してみたら、結構いけそう。でも、時間切れで再チェックは持ち越し。

も一つ気がついたことは、このクラ、他のクラに比べて内腔が狭いようだ。今まで使っていたクラ・スタンドの中で、一番押立棒が太いものは入らない。バックンのココボロ製”スリムボーイ”の樽、やはり、も一つ。但し、バックンは個体差が大きいので、適切なものを選ぶのがいいと、制作会社の方も行っているとか。でも、大方の傾向は解るだろうとも思う。Yamaha CS Eiji Modelは、息が入りやすく、音も大きいのだが、バレルに秘密があるという。αへの装着の効果は追ってご報告。MobaとBackunを比べて、後者を、それも、グラナディラ製を選択したのも、息の入りやすさが違ったから。音の大きさ、音程もあったんだけど。今、Eiji Modelは、バックンの樽とベルをつけて吹いてます。音が変わるのが面白くて。

ついでに申しておくと、YamahaCSVmasterは更に音が大きい。プロで使ってる人の音を傍できいて、良い音してたんだけど、私のはしなかったと感じていたが、また吹いてみよう。6,7本のクラを吹いていると、口に一番近い部分、つまりマッピの影響が一番大きい、一番遠くのベルの影響が一番少ない、というが、それはその通りなんだが、樽を換えてこれだけ変わる、それも、バックンではココボロ製ばかり言っているが、グラナディラ製でも随分変わる。ベルの影響も、低音部では明らか、と、いろんな事が解ってくる。逆に、メンテ費は増大。そこに、いろんな条件の箱(演奏場所)で取っ替えひっ替え吹いていると、多因数になり、収集がつかなくなることも。この楽器に合うマッピは、今までだめと思っていたこのマッピ、って組み合わせも出てくる。これも時間的余裕があれば、面白い点かな。

まあ、Eiji Modelが私の基本。バックンがその次。Selmer 、最近セラミックマッピを再使用して試している。、クランポンはほぼ放置。CSVmasterは出張中。又吹いてみると違った印象をもつかも。音はこれが一番大きいし。αは現在訓練中。キーアクションはやはり良好。音も決して悪くない。

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2/5 Jazz Night at Saint Tropetz,Kyoto

2018年02月06日 23時08分18秒 | ジャズ・ライブ

月例の会、ピックアップは、歌のために、リバーブが入っていることもあり、この前の、ルクラブでの演奏ほどのショックは受けない!!と、思っていたのだが、うーん、返しが不十分だったせいか、持って行ったαクラ、Selmer PrologueⅡ共にガックリの結果。マッピは共にセラミックを使ったのだが。αクラ、音が地味なようなので、エッジの効いたセラミックにしてみたのだが、そして、家での予行演習では結構いい音がしていたのだが、部屋は多少ライブかな。サントロペ-もとてもデッドな環境。そこんとこも、ピックアップの調整で気分良く吹けるのだが。決して広くないスペースで、返しのスピーカーも持ち込んでる。

2本のクラ、共にいい音が出ない!!と感じたのは、マイク音量の調整不良のためという判断が間違っていない根拠。前、Selmerを吹いたときには、結構いい音してたし。

ここでは、テナーサックスでも、いい音と感じないことがしばしばある。自分の楽器の音が解らなくなってしまっている。次はSoenに行ってチェックしないと。Soenはピックアップがしっかりしているし。ってか、し過ぎている。ここで吹くと気分が良くなります。上手くなったようで。

いろんな場所で経験を重ねていると、ま、これでいい、とか、セッティング変更!!とか、解るようになるんだけど、最近はちょっと現場でのプレイが不足が続いてるし。おつむの中のミキサーの性能がかなり落ちてます。トホホ。

テナーを私が吹いたときも、トホホの音。勿論、お客がほぼ満員で、かなり音がダンプされる状態だったんだけど。ここはそこそこのPowered mixerとスピーカー、返しのスピーカーで音場が良くなるんだけど。ジャムセッションではそこまで中々手が回らない?因みに上手なフルート奏者は、上手にマイクを使っていたが、月例でフルート吹いたときも、自分の音はクラより聞きやすかった。クラリネットはこんな点でも演奏が難しい。ここも、次回は、更に返しの音量を増やしてもらおう。いろんな箱での演奏は、ホントに難しいし、良い経験になります。友人のオーディオルーム、ライブな条件なので、そこでクラ吹いたとき、結構気分が良かったことを思い出します。

後で、プロに聞いたけど、自分の音はこのように聞こえているだろうと想像しながら演奏する、って感じをもつこと、結構あるそうです。

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