Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

Tenor:Selmer Sere Ⅱ、Cadson BN吹き比べ

2009年04月22日 22時44分17秒 | Weblog
The Sax、最新号にアルトサックスの吹き比べの記事があり、興味深く読んでいますが、Selmer SerieⅡがどうも基準の楽器として高い評価を得ているようなので、久しぶりにテナー、セルマーを引っ張り出して、カドソンと吹き比べてみました。
マッピはOtto Link NY No.7とヤナギサワ Metal No.6、SelmerはネックはGP.ラッカーも試しましたが、やっぱりGP.でも・・・・。
最近買い直したOtto Linkはどちらもイメージが合いません。トホホ。
ヤナギサワでは、も一つ、セルマーの色っぽさが出ません。
BNはセルマーとは音が違うけど、いい音しているように感じます。吹きなじんでいるからかなー?!
音程も共に悪くない。音色の統一性もあるし、キーアクション、と言うか、キータッチも共に悪くない。むしろBNの方が良いくらい。と言うわけで、この日、楽器店の3畳くらいのブースで、壁に向かって(コルトレーンのように)吹いた限りでは、Selmerの優位性、解りませんでした。ものすごくデッドな店で吹くと、Selmer色っぽい、サックスらしい音がすると感ずるのは、何でなんでしょうね???
フラジオは圧倒的にBNが出やすい。
要するに、音はそれぞれ違いがあるけど、どちらが良い、と言うものでもない。キーアクションはむしろBN.抵抗感はセルマーだけど、別に吹きにくいって訳もないし、BNが悪いというわけでもない。吹きやすいのは、やっぱりカドソン。
なぜ、(多分、テナーでも)Selmerが基準になるのか、結局解らずじまい。
Scott Hamiltonのような音はどっちも出ません。Eric Alexanderのような音も。
一時、SelmerのGoldplateならあんな音がするのかなとも思ったけど、そうでもなさそうだし、値段も高いし・・・。
と言うわけで、迷いばかりが出た、逆にカドソンで十分じゃないの!と言う自信も出て、再びSelmerはお蔵入り。
ついでにふいた、カドソンアルト・サテンゴールド、いい音します。音程悪くありません。それに、キーアクション、抜群です。下手がばれます。
結論は、自分の技術を追求することが先決問題だって事。楽器はその後!!!って、そんなー!!!


コメント
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