試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3700形3798F 4次車 現行仕様 フルカラーLED表示器編成 (行先表示類変更,スカート位置修正) ※再生産品

2017-11-28 21:29:55 | 京成線出場
早期復帰。

M2c車の整備が完了しグリーンマックス製京成3700形3798F現行仕様(4次車:3798F)が再出場した。
3768F後期仕様(3次車:3768F)への行先表示器部品捻出で所有編成から3700形の現行仕様が一旦消滅した。
優先的に3798,3791を入場させ短期間での復帰に漕ぎ着けている。




京成3700形3798F 4次車 現行仕様 フルカラーLED表示器編成。
3798F:3798-3797-3796-3795-3794-3793-3792-3791
※リニューアル再生産品。
◆行先表示類変更,スカート付SPフレームTNダミーカプラー化。

リニューアル工事が進行中の京成3700形は3788Fまでの施工を終えた後に3798Fを飛ばし3818Fが入場した。
現在でも落成当時に近い車内設備を有する3798Fは最早貴重な存在と言えよう。
3798Fの製造は1997年5月で経年は既に20年を越えている。
登場から約10年が経過した頃から種別・行先表示器交換が行われた。
3色LED表示器化は2008年12月で1次車~5次車では最後に施工されている。
早くも2012年11月にはフルカラーLED表示器へ再交換され3色LED表示器の期間は4年足らずだった。
行先・種別表示器のLED化と同時期に運行番号表示器もマグサイン式からLED式に変更され印象が変わっている。
その後は大きな変更もなく現在に至る。
前面デザインが改められた3828Fは2000年1月製造でリニューアル工事は3798Fが先行すると考えられる。
3708Fの運用離脱がどう作用するか判らない。
ただ3798Fのリニューアル工事入場は間近だと予想する。


芝山3600形3618F(3618F-1)。

入場したのは3798,3791の2両で3797以下6両に変更は無い。
種別表示器はフルカラーLED式のままとし[快速]存置を前提にした。
行先表示類変更に加えスカート位置の修正を行っている。
同時にSPフレームTNダミーカプラーへ交換し灰色成形密着自動式TNカプラーSPを捻出した。
スカート位置修正は角度変更を伴っており前面車体裾に生じていた空間は大幅に抑制された。
SPフレームTNダミーカプラー化により連結器色温度が変わったものの前面見附に影響を及ぼす程ではないと思う。
3791は運転台側側面窓セル上部への細工が未施工だったため今回統一を図った。
ライトユニットの着脱は避けられなかった一方で富士川車輌工業製ステッカーの[快速]表示は無事再用出来た。
竣工直後は貼附が甘く下端部が浮きかけていたが出場直前に気付き圧着している。
3798Fは前表示の[55K 西馬込]を3768Fへ明け渡した。
復旧に当たり全編成の上下線行先配分均等化から上り方面行は維持が決定していた。
現行ダイヤ以前から存在する運用を辿り[A09 快速 高砂]に行き着いている。
本線系統の[快速]は下り方面行に偏っていた。
[高砂]も千葉線系統を除くと1編成しか在籍しておらず選考理由の一つになった。


旧3618F-1。

もう1編成の上り方面行[快速]採用編成はマイクロエース製芝山3600形3618F前期仕様(3618F-1)である。
奇遇にも3618F-1は[快速]種別幕に加え[高砂]幕を起用していた。
3798Fと[快速 高砂]表示が重複したように見えるもののプロトタイプには時差がある。
当初色地[快速]種別幕の後期仕様で出場した3618F-1は間もなく緑帯色温度に合わせ白地[快速]種別幕に改めていた。
仮に被るようであれば3798Fの行先表示類は[XXK 快速 西馬込]にしていたと思う。
そもそも3768Fへの行先表示器部品供出自体を見合わせていたかもしれない。


3768F,3798F (リニューアル工事施工編成,リニューアル工事未施工編成)。

3798Fの再出場により3768Fとの離合が実現した。
在籍する3700形はプロトタイプ時差を設けている。
リニューアル工事施工編成の3768Fに一番近い設定を有していたのは3798Fだった。
しかし富士川車輌工業製ステッカー温存策が重なり行先表示器部品の捻出編成には3798Fが引き当てられた。
よって3768F出場と引き換えに休車となったがプロトタイプを変更せずに3798Fの早期復帰を図っている。
3768FはPT-4804形パンタグラフ搭載編成ながらようやく近年の離合を再現できる状態になった。
現行仕様化を予定している3768Fだが3700形M1車系のパンタグラフ交換が主となる。
従って離合イメージに大きな変化は無いと思う。




3798Fサイドビュー(3791:スカート付SPフレームTNダミーカプラー装着車)。

SPフレームTNダミーカプラー化時にスカート位置修正代を設けた。
入場前のスカートは前面車体裾より張り出している。
これが3798Fで今一つ納得の行かない要因でもあった。
再出場後はスカートが後退し一定の答を得られたと思う。
同時竣工に近い3400形3408F前期仕様(3408F-3:再生産品)も同じ問題を抱えているため早期に解消させる。
まだマイクロエース製3300形にはSPフレームTNダミーカプラー採用編成が残存しておりTNカプラーSP捻出も並行する。


3728F。

3798Fの再出場で3700形は各年代の仕様が揃った。
但し3728F後期仕様(1次車:3728F)は旧ROMのフルカラーLED表示器編成で取扱いが難しい。
そこでフルカラーLED表示器を新ROMに改め3798Fに近い後期仕様への変更を考えている。
更に3708F元登場時仕様(1次車:3708F-2)をリニューアル工事施工編成化する案が急浮上した。
グリーンマックス製PT-71C形パンタグラフを搭載予定の3768Fからは避雷器付PT-4804形パンタグラフが捻出される。
これを3708F-2へ移設し[K'SEI]CIマークを転写すれば新たな後期仕様の登場に至る。
まだ検討段階だが選択肢が増えるのは悪くはない。
何れ後期仕様に変わるであろう3798Fだが在籍編成への動向を左右する出場になったと思う。
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