規模縮小。
グリーンマックス製京成3700形3728F旧後期仕様(1次車:3728F-1)はリニューアル再生産品の新後期仕様(3728F-2)に代替された。
仕様が被り休車に陥った3728F-1は新たなプロトタイプも決定し所要部品まで揃えた。
しかし3728,3721(3728F-1)は本来撤去に難航するはずのライトユニットが容易に取り外せてしまう。
京成3700形3728F 1次車 旧後期仕様 フルカラーLED表示器編成。
3728F-1:3728-3727-3726-3725-3724-3723-3722-3721。
※旧製品。
3728F-1はプロトタイプ変更が度重なった。
初期は側面窓セルへの細工を施しておらず必ずライトユニットを撤去し行先表示器部品を取り出していた。
そのためか徐々にライトユニットの嵌合が緩くなり今では爪楊枝1本で取り外しが可能になっている。
車体への負荷を考えると大規模なプロトタイプ再変更は避けた方が良いと思えた。
その後3768F現行仕様(3次車:3768F)へ[A17 特急 成田空港]を供出し行先表示類の設定が宙に浮いた。
フルカラーLED表示器編成の増加と分解回避が重なり3728F-1の休車解除はその規模を縮小して対処する。
入工中の3758,3728 (3758F,3728F-1)。
在籍する京成3700形では前面窓車体断面黒色化を主眼に据えた改修を進めていた。
3728F-1は施工第一編成であり休車指定は勿体ない状況と言えた。
一方の3758F中期仕様(3次車:3758F)は改修未施工編成で原形塗装を残している。
改修の前座作業として3758Fの[61K 快速 佐倉]表示を3728F-1へ転用し中期仕様化する。
予想外に長引いた3728F-1の休車はようやく解消の目途が立った。
点検時に3728と3721の床板一式が逆に装着されていると気付いた。
予め3721と振替を行った上で入場させている。
撤去された[55K 西馬込]。
3758(3758F)と同時入場になったが行先表示器部品の撤去は3728を先行させた。
紛失防止のため仮装着していた[55K 西馬込]は天井側から引き抜きが可能である。
種別表示器には3768(3768F)を出自とする印刷済のフルカラーLED式[特急]表示が残る。
他方3758は富士川車輌工業製ステッカーで3色LED式[快速]表示に変更した。
赤地のはみ出しに不安を抱いたがライトユニットを取り外さないため特に手は加えていない。
3758で使用していた[61K 佐倉]。
同様に3758からも行先表示器部品を撤去した。
初期出場編成らしく雑な作業が伺えステッカーの周囲には埃が付着している。
現状での転用には限界がありステッカー断面黒色化と埃除去を同時に施工した。
この際ずれていた[61K]も修正を行った。
続いて3色LED式[快速]種別表示ステッカーの転用を図る。
3758からの剥離は容易だった。
しかし3728への貼付はフルカラーLED式[特急]表示の隠蔽に苦戦している。
一応赤地は隠せたものの3721(3728F-1)も上手く行くとは限らない。
3721ではフルカラーLED式[特急]表示への細工を行うためライトユニットを撤去する。
ただ当初のプロトタイプ変更計画よりは小規模であり見附を優先する事にした。
未改修車の3758。
3758Fは3728F-1への行先表示類転用により休車指定される。
復帰時に改修を施すため[55K 西馬込]は装着しない。
行先表示器部品は車体の中へ投入し紛失防止策とした。
プロトタイプの変更を考えないまま入場を迎えてしまい3728F-1の再出場後に検討を行う予定である。
組み立てられた3758はここまま保留車となった。
なお3758の種別表示器は製品印刷が消去されておりステッカー貼付の壁は低い。
拭き上げが行われていた導電板。
車体改修を終えた3728F-1だったが3728,3721の導電板及び台車集電板は軽清掃に留まっていた。
導電グリスは除去されている一方で全体的に霞んでいる。
極端な酸化が見られないのはクリーナーで拭き上げを行っていたためだろう。
中途半端な措置で終えた要因は床下機器部品を固定するゴム系接着剤だったと思われる。
山側,海側共に台枠へ貼り付いており固定品だと考えたらしい。
ゴム系接着剤の進出は仕様と判明しておりクラフトナイフで引き裂きながら導電板を剥がした。
研磨を終えた導電板。
導電板の状態は悪くない。
但し導電グリス塗布痕とゴム系接着剤の残滓が目に付いた。
研磨はラプロス#4000を用い一気に真鍮色へ戻している。
台車集電板も導電グリスの除去が効力を発揮した。
過去の入場車では全体がグリス膜で覆われた個体まで存在し清掃に時間を要した。
油脂付着が生じておらず4枚の台車集電板は労さずに研磨を終えた。
導電板,台車集電板はクリーナーで拭き上げた後に乾いたクロスで仕上げている。
集電板が整備されたFS-547非動力台車。
研磨後は組み立てるだけのはずだった。
ところがゴム系接着剤で固定したスカートが外れてしまい強度不足が明らかになった。
3728F-1のスカート付SPフレームTNダミーカプラーは改修入場時に位置変更を行ったばかりである。
2017年12月の施工から間が開いておらず固定方式そのものを改める事にした。
元々TNカプラーSPの胴受とジャンパ連結器にゴム系接着剤を盛る心許ない取付方式だった。
最終手段は車体直結式だがその前に悪足掻きをする。
脱落したスカート。
車体の次に安定度が高い部品は台枠と考えた。
スカートの取付脚台座切除部と運転台側台枠に僅かな重なりを見つけ出した。
運転台側台枠両端にゴム系接着剤を盛りスカートを仮固定する。
即車体と組合せ位置調整を行った。
相変わらず接着面積は小さいもののぐらつきが固定方式変更前より改善され様に感じる。
全面的に取付方式を改めたスカート。
台枠直結式に改められたスカートだが3728はTR-180床板を装着する旧製品である。
TR-180A床板装着車に通用するか判らない。
取り敢えずスカートが脱落した場合TR-180床板装着車には台枠直結式で対応可能だと思われる。
全編成で採用可能に至るかは今後のTR-180A床板装着車増備に懸かると言えよう。
↓
3728 [61K 快速 佐倉]:行先表示類変更,台枠直結式スカート化試行。
時間の経過に連れスカートの安定感が増した。
入場前との外観差は無く手を加えた雰囲気は感じ取れない。
ひとまず台枠直結式での応急処置は成功となった。
スカート固定方式変更は3721でも試行する予定である。
今後改修入場が控える3758Fも状況次第では変更対象に挙がるかもしれない。
種別表示はフルカラーLED式[特急]表示の隠蔽策により若干上にずらしている。
3721と余りに差が出るようであれば3728もライトユニットの撤去に迫られるだろう。
3728 点灯試験[61K 快速 佐倉]:前照灯(通電系統整備施工)。
3728 点灯試験[61K 快速 佐倉]:尾灯(通電系統整備施工)。
点灯試験の結果は良好だった。
ライト基板集電脚の位置に加えスカートを台枠直結式化したため車体との嵌合には更なる注意が必要となる。
点灯さえすれば導電板とライト基板集電脚の接触に不都合は無い。
一度で点灯し床板再脱着は不要だった。
ライト基板は黄色発光のままで製品仕様を引き継いでいる。
電球色LEDライト基板化が望ましいが入手困難品で導入は難しい。
中期仕様へのプロトタイプ変更だったため今の所は納得している。
↓
3728中期仕様(3728F-1:床板交換 3721[3728F-1]床板相互振替)。
3728(3728F-2:リニューアル再生産品)。
3728F-1の運用復帰は行先表示類変更に絞った。
従って大きな外観変化は伴わないと考えていたが思わぬ落とし穴により床板交換が加えられた。
竣工した3728は下廻りが大きく入れ替わり他編成の上野寄3700形M2c車と揃った。
3721も3728用床板への交換準備を終えているため齟齬を抱えた側面見附からの脱出を図る。
グリーンマックス製京成3700形3728F旧後期仕様(1次車:3728F-1)はリニューアル再生産品の新後期仕様(3728F-2)に代替された。
仕様が被り休車に陥った3728F-1は新たなプロトタイプも決定し所要部品まで揃えた。
しかし3728,3721(3728F-1)は本来撤去に難航するはずのライトユニットが容易に取り外せてしまう。
京成3700形3728F 1次車 旧後期仕様 フルカラーLED表示器編成。
3728F-1:3728-3727-3726-3725-3724-3723-3722-3721。
※旧製品。
3728F-1はプロトタイプ変更が度重なった。
初期は側面窓セルへの細工を施しておらず必ずライトユニットを撤去し行先表示器部品を取り出していた。
そのためか徐々にライトユニットの嵌合が緩くなり今では爪楊枝1本で取り外しが可能になっている。
車体への負荷を考えると大規模なプロトタイプ再変更は避けた方が良いと思えた。
その後3768F現行仕様(3次車:3768F)へ[A17 特急 成田空港]を供出し行先表示類の設定が宙に浮いた。
フルカラーLED表示器編成の増加と分解回避が重なり3728F-1の休車解除はその規模を縮小して対処する。
入工中の3758,3728 (3758F,3728F-1)。
在籍する京成3700形では前面窓車体断面黒色化を主眼に据えた改修を進めていた。
3728F-1は施工第一編成であり休車指定は勿体ない状況と言えた。
一方の3758F中期仕様(3次車:3758F)は改修未施工編成で原形塗装を残している。
改修の前座作業として3758Fの[61K 快速 佐倉]表示を3728F-1へ転用し中期仕様化する。
予想外に長引いた3728F-1の休車はようやく解消の目途が立った。
点検時に3728と3721の床板一式が逆に装着されていると気付いた。
予め3721と振替を行った上で入場させている。
撤去された[55K 西馬込]。
3758(3758F)と同時入場になったが行先表示器部品の撤去は3728を先行させた。
紛失防止のため仮装着していた[55K 西馬込]は天井側から引き抜きが可能である。
種別表示器には3768(3768F)を出自とする印刷済のフルカラーLED式[特急]表示が残る。
他方3758は富士川車輌工業製ステッカーで3色LED式[快速]表示に変更した。
赤地のはみ出しに不安を抱いたがライトユニットを取り外さないため特に手は加えていない。
3758で使用していた[61K 佐倉]。
同様に3758からも行先表示器部品を撤去した。
初期出場編成らしく雑な作業が伺えステッカーの周囲には埃が付着している。
現状での転用には限界がありステッカー断面黒色化と埃除去を同時に施工した。
この際ずれていた[61K]も修正を行った。
続いて3色LED式[快速]種別表示ステッカーの転用を図る。
3758からの剥離は容易だった。
しかし3728への貼付はフルカラーLED式[特急]表示の隠蔽に苦戦している。
一応赤地は隠せたものの3721(3728F-1)も上手く行くとは限らない。
3721ではフルカラーLED式[特急]表示への細工を行うためライトユニットを撤去する。
ただ当初のプロトタイプ変更計画よりは小規模であり見附を優先する事にした。
未改修車の3758。
3758Fは3728F-1への行先表示類転用により休車指定される。
復帰時に改修を施すため[55K 西馬込]は装着しない。
行先表示器部品は車体の中へ投入し紛失防止策とした。
プロトタイプの変更を考えないまま入場を迎えてしまい3728F-1の再出場後に検討を行う予定である。
組み立てられた3758はここまま保留車となった。
なお3758の種別表示器は製品印刷が消去されておりステッカー貼付の壁は低い。
拭き上げが行われていた導電板。
車体改修を終えた3728F-1だったが3728,3721の導電板及び台車集電板は軽清掃に留まっていた。
導電グリスは除去されている一方で全体的に霞んでいる。
極端な酸化が見られないのはクリーナーで拭き上げを行っていたためだろう。
中途半端な措置で終えた要因は床下機器部品を固定するゴム系接着剤だったと思われる。
山側,海側共に台枠へ貼り付いており固定品だと考えたらしい。
ゴム系接着剤の進出は仕様と判明しておりクラフトナイフで引き裂きながら導電板を剥がした。
研磨を終えた導電板。
導電板の状態は悪くない。
但し導電グリス塗布痕とゴム系接着剤の残滓が目に付いた。
研磨はラプロス#4000を用い一気に真鍮色へ戻している。
台車集電板も導電グリスの除去が効力を発揮した。
過去の入場車では全体がグリス膜で覆われた個体まで存在し清掃に時間を要した。
油脂付着が生じておらず4枚の台車集電板は労さずに研磨を終えた。
導電板,台車集電板はクリーナーで拭き上げた後に乾いたクロスで仕上げている。
集電板が整備されたFS-547非動力台車。
研磨後は組み立てるだけのはずだった。
ところがゴム系接着剤で固定したスカートが外れてしまい強度不足が明らかになった。
3728F-1のスカート付SPフレームTNダミーカプラーは改修入場時に位置変更を行ったばかりである。
2017年12月の施工から間が開いておらず固定方式そのものを改める事にした。
元々TNカプラーSPの胴受とジャンパ連結器にゴム系接着剤を盛る心許ない取付方式だった。
最終手段は車体直結式だがその前に悪足掻きをする。
脱落したスカート。
車体の次に安定度が高い部品は台枠と考えた。
スカートの取付脚台座切除部と運転台側台枠に僅かな重なりを見つけ出した。
運転台側台枠両端にゴム系接着剤を盛りスカートを仮固定する。
即車体と組合せ位置調整を行った。
相変わらず接着面積は小さいもののぐらつきが固定方式変更前より改善され様に感じる。
全面的に取付方式を改めたスカート。
台枠直結式に改められたスカートだが3728はTR-180床板を装着する旧製品である。
TR-180A床板装着車に通用するか判らない。
取り敢えずスカートが脱落した場合TR-180床板装着車には台枠直結式で対応可能だと思われる。
全編成で採用可能に至るかは今後のTR-180A床板装着車増備に懸かると言えよう。
↓
3728 [61K 快速 佐倉]:行先表示類変更,台枠直結式スカート化試行。
時間の経過に連れスカートの安定感が増した。
入場前との外観差は無く手を加えた雰囲気は感じ取れない。
ひとまず台枠直結式での応急処置は成功となった。
スカート固定方式変更は3721でも試行する予定である。
今後改修入場が控える3758Fも状況次第では変更対象に挙がるかもしれない。
種別表示はフルカラーLED式[特急]表示の隠蔽策により若干上にずらしている。
3721と余りに差が出るようであれば3728もライトユニットの撤去に迫られるだろう。
3728 点灯試験[61K 快速 佐倉]:前照灯(通電系統整備施工)。
3728 点灯試験[61K 快速 佐倉]:尾灯(通電系統整備施工)。
点灯試験の結果は良好だった。
ライト基板集電脚の位置に加えスカートを台枠直結式化したため車体との嵌合には更なる注意が必要となる。
点灯さえすれば導電板とライト基板集電脚の接触に不都合は無い。
一度で点灯し床板再脱着は不要だった。
ライト基板は黄色発光のままで製品仕様を引き継いでいる。
電球色LEDライト基板化が望ましいが入手困難品で導入は難しい。
中期仕様へのプロトタイプ変更だったため今の所は納得している。
↓
3728中期仕様(3728F-1:床板交換 3721[3728F-1]床板相互振替)。
3728(3728F-2:リニューアル再生産品)。
3728F-1の運用復帰は行先表示類変更に絞った。
従って大きな外観変化は伴わないと考えていたが思わぬ落とし穴により床板交換が加えられた。
竣工した3728は下廻りが大きく入れ替わり他編成の上野寄3700形M2c車と揃った。
3721も3728用床板への交換準備を終えているため齟齬を抱えた側面見附からの脱出を図る。