試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3700形3798F 4次車 現行仕様 フルカラーLED表示器編成 ※再生産品

2016-09-30 21:47:10 | 京成線出場
復活。

グリーンマックス製京成3700形3798F現行仕様(4次車:リニューアル再生産品)が第二次整備を終え出場した。
第一次整備で大きく躓いたもののその遅れを第二次整備で何とか取り返した。
なお同時にリリースされた3708F前期仕様(1次車),3728F後期仕様(1次車),3818F中期仕様(5次車)の増備は見送った。




京成3700形3798F 4次車 現行仕様 フルカラーLED表示器編成。
3798F:3798-3797-3796-3795-3794-3793-3792-3791。
※リニューアル再生産品。

現在のところ3700形唯一の再生産品編成となるが外観は旧製品編成と変わりない。
行先表示類は現行ダイヤを参照し[55K 快速 西馬込]とした。
当初は[A11 快速特急 佐倉]表示を予定していた。
[快速特急 佐倉]表示はマイクロエース製新3000形3026F(8次車:3026F)でも筆頭候補に挙がっていた。
3026Fは3798F(再生産品)導入決定に伴い[快速特急 上野]表示に変更されている。
3798F(再生産品)の回着で[快速特急 佐倉]表示の登場かと思われたが再び選考漏れした。
京成成田駅土砂流出に伴う臨時ダイヤで一時的な運行だった[快速特急 佐倉]表示は現行仕様と呼び難い。
結局少数派の現行仕様増強が優先され又しても日の目を見なかった。
停車駅から[特急]種別でも良かった種別を敢えて変更しなかった[快速特急 佐倉]表示はいつか登場させたいと思う。
行先表示は[快速特急]種別との組合せが見送りとなり[佐倉]表示に拘る必要が無くなった。
既に3758F中期仕様(3次車3758F)で[佐倉]表示を採用しており[西馬込]表示に改めた。
3700形では初の1号線直通上り列車が登場している。
種別変更は3728F後期仕様(1次車:3728F)を[快速]から[特急]へ格上げしたため種別配分を考慮した。
年代にばらつきはあるものの[快速]種別編成は再び5本体制に戻っている。


旧3798F。
※旧製品。


3798F。
※再生産品再生産品。

リニューアル再生産品は下廻りの刷新が目立った。
非動力台車も従来より走行抵抗が小さくなったように感じる。
コアレスモーター搭載動力ユニット採用により動力車は当たり外れの差は少なくなったと思われる。
一方車体側は中間車の側面窓セル構成に小変更があったものの旧製品とほぼ変わりなかった。
印刷済の3色LED式表示器は発色が決して良いとは言えず再生産扱いを表していると思う。
3798Fは二代目で初代3798F(旧製品)整備当時の記録が残っていた。
もう少し3色LED式表示器の表現は改善が見られると思ったが殆ど同じに見える。
どうやら黒色成形品への印刷は難しいらしい。
3798F旧製品は再生産品リリース告知後に編成番号重複を避け3758F(3次車:3758F)へ改番し消滅した。
改番直前はフルカラーLED表示器の[快速特急 成田空港]表示にしていた。
編成番号と共に狭義の3700形現行仕様が還ってきたことになる。
なお3758Fは3700形でのプロトタイプを埋めるため3色LED表示器の中期仕様で出場している。




3758F 中期仕様(3色LED表示器編成)。

3798F再生産品は富士川車輌工業製ステッカーでフルカラーLED式表示器編成化した。
当然ながら新ROM仕様で3728Fの旧ROM仕様とは雰囲気が異なる。
種別色地の彩度が高くなった他に文字周囲の1ドットが非点灯で縁取りされている。
3728Fは[快速]から[特急]への種別変更で広義の現行仕様としたが比較するとその差は思ったより大きい。


3728F,3798F (旧ROM仕様,新ROM仕様)。


旧3728F。

[特急]と[快速]で違う種別でもはっきりと浮かび上がる差違になってしまった。
たかが1ドット,されど1ドットと言えよう。
他形式との離合では誤魔化せても3798Fが相手では厳しい。
3798FのフルカラーLED式表示器化は2012年12月と3700形でも比較的遅い方だった。
2010年5月にフルカラーLED表示器(旧ROM)化された3728FのROM変更時期と離れているのは残念な点である。


3798Fサイドビュー(3791:再生産品)。

スカート付TNカプラーSP化を施した先頭車は車体裾とスカートの隙間がほぼ無くなった。
これにより側面見附の違和感は抱かずに済んでいる。
床板が設計変更され今後の下垂状態を注視していく必要がある。
現状を維持出来れば理想的だがこればかりは時間経過が伴わない限り判明しない。
3798Fの増備により3700形は5編成体制に変わった。
一部失敗があったものの3798F旧製品を3758Fへ改番したのは当たりだったと思う。
プロトタイプは各々で異なり各年代を編成番号の重複を生じさせずに揃えられた。
※6次車以降を除く。
逆にプロトタイプをほぼ埋めてしまったため今後の増備が難しくなっている。
1次車前期仕様(スカート装着編成)が抜けているがそれなら現行仕様を増強したい。
暫くはこの体制で推移すると思われる。

3798F出場で懸案だった3700形現行仕様が復活した。
それでも現行仕様は3400形3428F,3600形3668F,新3000形3010F-2,3026F,3051Fを加えても6編成に留まる。
かねてから3700形6次車以降の完成品リリースを期待しているが未だ具現化されていない。
6両編成,8両編成共にリリースされれば千葉線系統,本線系統の現行仕様化とする方向である。
既に金型は存在するため完成品化に活かしてくれる事を願っている。
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