試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3600形3668F 現行色 6両VVVF制御編成 中期仕様 白地種別幕編成 (種別幕交換:後期,現行仕様廃止)

2017-04-25 21:40:00 | 京成線出場
転換。

マイクロエース製京成3600形3668F現行色VVVF制御編成(3668F)は後期・現行仕様から中期仕様へ変更され再出場した。
現行仕様は6両編成の後期仕様からサハ3608-サハ3601を脱車するだけの暫定対応で出場させていた。
今回の中期仕様化により後期,現行仕様が同時に消滅している。




京成3600形3668F 現行色 VVVF制御編成 中期仕様。
3668F-1:3668-3621+3608-3601+3628-3661
※白地種別幕編成。

3668F中期仕様は中間車化改造車を4両組み込む異色の編成である。
元クハ3608,元クハ3601,元クハ3628,元クハ3621は乗務員室が存置され2+2+2編成に見えるのが面白かった。
4両編成化により2+2編成に改まり特色がやや薄れたように感じる。
個人的解釈で[K'SEI]CIマーク貼付後かつ白地種別幕の時期を中期仕様としている。
中期仕様では幕式運行番号表示器とLED式運行番号表示器の2種類が存在した。
幕式運行番号表示器化は中間車化改造車とプリズムケースを入れ替えれば再現できる。
車両番号表示板は富士川車輌工業製ステッカーで改番が可能だった。
この入場ではモハ3668,モハ3661の白地種別幕化が先行したためLED式運行番号表示器のまま存置されている。
なおプロトタイプはLED式運行番号表示器化後の2003年8月頃から色地種別幕化される2010年6月頃までに該当する。
中期仕様化に伴い[B19]と4両編成の組合せが廃された。
4両編成暫定対応から約2箇月で仕様変更に踏み切ったのは運行番号との齟齬に葛藤を抱えていたためである。
当初から[B5X]を採用していれば現行仕様優先で6両編成組成時でも納得できたと思う。
製品仕様はLED式運行番号表示器改造後で表示も[B19]から変更していない。


3658F,3668F。

一方で行先方向幕は[上野]から[千葉中央]へ交換した。
所有する英字併記白地[普通]種別幕編成は上野方面行に偏っていた。
仕様変更と同時に[千葉中央]へ改め上野方面行:千葉中央方面行=8:6まで戻している。
[B19 千葉中央]は当時のダイヤを追跡し確定した。
行先は運行番号から逆引きし[B19]の継続使用を可能にしている。
その代わり3600形系列内では3編成が下り方面行に集中しバランスが崩れた。
3668F-1のプロトタイプは3658F現行色中期仕様(3658F),芝山3600形3618F前期仕様(3618F-1)と重なる。
また色地種別幕を持つ3600形は3618F芝山色(3618F-2:[快速])の1編成だけに減少している。


3618F-2。

3600形系列内ではプロトタイプの偏りが強く出てしまった。
しかし3658F:白地[快特]種別幕,3618F-1:白地[快速]種別幕+上り[高砂]と一癖ある設定にしており変更は考えていない。
3668F現行仕様復活が念頭にありその際は色地[普通]種別幕+[津田沼]を採用する予定である。
そのため3668F現行色中期仕様の編成管理番号は3668F-1とし将来の増備に備えた。
但し3668Fの市場価格は高値で推移しており即導入は難しい。
保管品に廻った色地[普通]種別幕は現行仕様転用が前提で投入が実現すれば再用される。


3500形3540F,3668F。

白地[普通]種別幕は3500形3540F更新車中期仕様(3540F-1)に続いて富士川車輌工業製ステッカーを用いた。
ステンレス車体形式の英字併記白地種別幕編成は少数派で3668Fの中期仕様化を後押ししている。
グリーンマックス製3700形完成品は5次車でストップしており千葉線系統の増強が出来ない。
唯一の幕式表示器とした3818Fは[(飛行機)特急]を採用したため英字併記白地種別幕編成の増強も急務だった。


3700形3818F。

残念ながら3668Fが中期仕様に変更されても運行期間から3818Fとはイメージ離合となる。
不均等に感じるものの3000系列ではマイクロエース製3200形,3300形で同時期のプロトタイプ編成が多数在籍し補完できている。
3668F-1は3540F-1,新3000形3010F(3010F-1,3010F-2)と共に千葉線系統へ彩りを添える存在となる。
千葉線仕様に限っても新京成形式全編成との離合が可能で自由度は比較的高くなった。


3668F-1サイドビュー(モハ3661)。

中期仕様化は前面種別幕交換が主工程だった。
よって側面見附の変化は全く無い。
但し中間車化改造車の旧運転台側をKATOカプラーに交換しており編成全体での雰囲気は大きく変わった。
初入場時にもTNカプラーSPとKATOカプラーのどちらを選択するかで悩んでいる。
静態時の前面見附を考慮しTNカプラーSPを採用したが6両固定編成となったためKATOカプラーへの変更に至った。
3668F後期,現行仕様が復活出来れば旧運転台側にはTNカプラーSPを採用し識別と差別化を両立させる予定である。


モハ3621+サハ3608 (KATOカプラー化)。

3668F後期,現行仕様の廃止は大きな決断だった。
現行仕様暫定対応後は予想通りサハ3608-サハ3601が脱車される4両編成優先の傾向が強く出てしまった。
回着当時の3668Fは現行仕様強化が名目だった。
実車が4両編成化され6両編成(後期仕様)の存在が中途半端になった事も影響したと思う。
今後は2+2+2編成の特徴を十分に活かせるだろう。

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