ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

JA7TAPさん逝く

2013年02月22日 | アマチュア無線
              
自分より一回りも若かったのに、19日午後61年の生涯を閉じられた通称タップさんの通夜に続き葬儀告別式に参列してお別れをして来た。
タップさんとはお互いにDX(海外通信)をやっていた事から30数年前に知り合い、昨年秋には全世界のDX愛好者の誰もが最終目標とする、アメリカアマチュア無線連盟が認定する念願の“DXCC Honor Roll”を獲得したと大変喜ばれていたのに、何とも残念でならない。
数年前から体調を崩され療養中とお聞きして、一度「お見舞いに」と伺ったところ「回復したら」と辞退され、最後にお逢いしたのは一昨年4月JA7KZXさんの告別式だった。終了後に「コーヒーでも飲んで帰りませんか」と問いかけたら「もうコーヒーは控えているから」と思いもよらぬ辞退に引止めはしなかったが、その後もつい最近まで時折パイルアップで競合する事もあって、体調は小康状態と思っていたのに急変されてしまった様だ。
タップさんとは時にはライバルとしてお付合い願って来たが、お通夜にはNFDXGの仲間と共にお開きまで、告別式にはVHFグループや福島CW愛好会の多くの参列者もあり、タップさんは改めて自分以上にアマチュア無線を幅広く楽しまれて来た事が偲ばれた。
奥様のお話ではQSLカードも納められたそうで、タップさん自身も三途の川の通行手形“DXCC Honor Roll”の紋所をかざしてDXを存分に楽しめる極楽浄土へ、閻魔様も快く導いてくれたと思う。合掌!

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