先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文様、木に彫ろう 千歳で6月体験講座

2024-05-22 | アイヌ民族関連

加藤祐輔 有料記事

北海道新聞2024年5月21日 21:45

 【千歳】千歳アイヌ協会は6月、アイヌ民族の文化伝承の一環として「アイヌ木彫体験講座」を全3回の日程で開く。

 市が同協会に委託する事業で、同協会の長谷川アッキさんが講師となり、参加者はアイヌ文様の意味や思いなどを学びながらコースターなどを彫る。

 千歳市民が対象で、定員7人(初めての人優先)。受講料は無料。6月2、9、16日の正午~午後3時に蘭越生活館(新星1)で開く。

 ・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1014627/


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[サーチライト]学術研究 問い直す意義 学会がアイヌ民族に謝罪  脱植民地主義 世界の潮流

2024-05-22 | アイヌ民族関連

沖縄タイムス 2024年5月22日 4:00

大学などから返還された遺骨を再埋葬するアイヌの人々=2019年8月、北海道浦幌町

全ての写真を見る 4枚

 日本文化人類学会が4月、アイヌ民族に対する過去の研究姿勢を「真摯(しんし)に反省し、謝罪する」とする声明を発表した。かつてあったという「帝国主義、植民地主義との密接な関わり」を省みた形だ。学術研究がそうした「負」の歴史を自ら問い直す意義とは何か。

この記事は有料会員限定です。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1363544


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第2回アイヌ文化講演会「松浦武四郎が記録した恵庭のアイヌ文化」

2024-05-22 | アイヌ民族関連

恵庭市2024年05月21日

テーマ

「松浦武四郎が記録した恵庭のアイヌ文化」

日時

2024年6月22日(土曜日)10時~11時30分

講師

文化庁調査官 内田祐一氏

会場

恵庭市民会館 2階 大会議室

定員

先着100名(無料、申込不要)

対象

小学4年生以上

主催・問い合わせ先

恵庭市郷土資料館 0123-37-1288

https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/kurashi/kosodate_kyoiku/eniwashikyodoshiryokan/ainu/18755.html


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丸木舟を解説 美術博物館とアイヌ民族博物館 苫小牧

2024-05-22 | アイヌ民族関連

2024.05.21苫小牧民報

苫小牧市美術博物館と国立アイヌ民族博物館主催の共同シンポジウム「アイヌの舟と交易」が18日、苫小牧市民会館で開かれた。市民ら約85人が参加。両館や北海道埋蔵文化財センターの研究者らの話を通じ、アイヌの丸木舟の歴史や意義について理解を深めた。

「アイヌの舟と交易」をテーマに、研究者らが登壇したシンポジウム

 専門家が丸木舟の構造上の特徴や海外の民族が扱う舟との違いを取り上げた後、事例報告として苫小牧と釧路管内厚岸町で出土した丸木舟を苫小牧市、厚岸町の各学芸員が解説。市美術博物館の岩波連学芸員は市内で舟が多く見つかる背景について「湿地帯で木製品が残りやすく、物流の要衝だった歴史的要素もある。まだ埋まっている可能性は高い」と述べた。

 発表者全員で討論する時間もあり、国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長は「他の取り組みを聞き、目からうろこが落ちた」と新たな刺激を受けた様子だった。

 漫画「ゴールデンカムイ」をきっかけにアイヌ文化に興味を持ったという札幌市の会社員女性(41)は「面白かった。他の地域で出土した舟との関わりについても聞いてみたい」と目を輝かせた。

 共同シンポジウムは2021年に苫小牧市弁天で見つかった丸木舟を共同研究する両館が国際博物館の日(5月18日)に合わせ、初めて実施した。

https://hokkaido-nl.jp/article/34001


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互いの文化や歴史学ぶ 二風谷・アイヌ×沖縄県立芸術大 歌や踊り通じて交流【平取】

2024-05-22 | アイヌ民族関連

2024.05.21日高報知新聞

アイヌ古式舞踊を披露する二風谷から参加の6人

【平取】沖縄県立芸術大学音楽部主催の二風谷・アイヌ×沖縄県立芸術大学「あしびとぅいけー」(遊び取替え)プロジェクト「アイヌ古式舞踊ワークショップ」が4月27日沖縄県那覇市の同大で行われ、約100人が参加して歌や踊りを通じて互いの文化や歴史を学んだ。

 同大で文化人類学を専門として、南西諸島を含む東南アジアの伝統芸能の継承について研究している呉屋淳子さんがプロジェクトに関わり、2019年度から3年間、文化庁の助成を得て「地域芸能と歩む」を同大の向井大策さんと企画・運営。23年度以降は、科学研究費助成事業が採択され、芸能文化の継承に取り組む人々と共に学び、語り合う「場」として、プロジェクトの企画・研究を行っている。今回のワークショップはこの研究事業の一環。

 年代、職業も様々な人が参加して、歌や踊りを通じた人と人、地域と地域との交流を指す「あしびとぅいけー」の精神にもとづいて、アイヌ古式舞踊ワークショップを行い、一緒に体験することで互いの文化に触れ五感を使って楽しみ、北の大地で培われてきたアイヌの文化、歴史、人と自然との関わりを学びながら、近代化の中で失いかけた文化の再生とそれを未来へ受け継ぐために必要なことを考えた。

 平取町二風谷から、木村美咲さん、原田梨乃さん、原田啓介さん、門別徳司さん、平村太幹さん、西山涼さんの6人がワークショップの講師を務めた。

 前半は二風谷のアイヌ古式舞踊「エムシリムセ」(剣の舞)、「チャピヤク」(アマツバメの踊り)ほか2曲を披露した後、参加者全員が踊りを体験。後半は同大学教員、学生、卒業生、琉球芸能の継承に関わる若手が歌三線と沖縄の踊りでリードし体験交流した。ディスカッションでは、普段どんなことを考え文化の継承に携わっているかなどを話し、互いの文化、歴史を学んだ。

 原田啓介さんは「沖縄県立芸術大学には沖縄の文化を学べる学部があり羨ましかった。学校組織でアイヌ文化・芸能を学べる学部を道内でも設置してほしい。学術的価値はあると思う」、原田梨乃さんは「沖縄の言葉を話せる人は多くいるが、アイヌ語を話せる人ほとんどいないので羨ましかった。踊りを見せるだけの一方通行に終わらず、現状や文化、歴史なども話せて良かった」、門別さんは「沖縄の人たちも交流することで他の文化を知り、自分たちの文化、芸能を再確認していたように思う」、木村さんは「沖縄の人たちはみんなで沖縄の踊りをすぐ踊れる感覚が凄いと思った。アイヌの踊りはなかなかそうはいかない。これからも交流していきたい」と話した。

 企画した呉屋さんは「会場の皆が歌や踊りで交流することで、より身近に感じ、ディスカッションでどんなことを考え、文化の継承に携わっているかも伺うことができた。汗をかき対話することで、身体を通じて互いの文化について『考える』機会を持てたのではないかと思う。北と南の芸能の交換を今後も継続していきたい」と述べた。

https://hokkaido-nl.jp/article/34005


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先住民族サーミの権利侵害を批判 フィンランドで報告書

2024-05-22 | 先住民族関連

AFP 2024年5月21日 12:51 発信地:ヘルシンキ/フィンランド [ フィンランド スウェーデン ノルウェー ヨーロッパ ロシア ロシア・CIS ]

トナカイの群れを見守る先住民族サーミの女性。スウェーデン・ディカナス近郊で(2016年10月27日撮影、資料写真)。(c)JONATHAN NACKSTRAND / AFP

【5月21日 AFP】フィンランドで20日、政府は先住民族サーミ(Sami)の権利を侵害し続けており、過去10年の間に和解に向けた前提条件が後退したとする報告書が公表された。

 サーミはロシア北部からフィンランド、スウェーデン、ノルウェーにかけて「サプミ(Sapmi)」と呼ばれる居住地に8万~10万人が暮らしている。フィンランドには約1万人が居住しており、三つの異なる言語を話す。

 フィンランドではサーミは1995年に先住民族として憲法に規定され、固有の文化を維持する権利を与えられた。

 しかし、報告書をまとめた人権専門のマルティン・シェイニン(Martin Scheinin)教授は記者会見で、「最高行政裁判所ではサーミの権利がさまざまな面で不当な扱いを受けている」と指摘。

 教授は特に、同裁判所が2011年以来、サーミ議会選挙における立候補・投票資格に関する同議会の考え方を退けてきた点を問題視。さらに、漁業やトナカイの飼育といった伝統的生活手段やサプミにおける新産業プロジェクトなどをめぐり、同裁判所はサーミの主張を却下したり、調査すら怠ったりしてきたと批判した。

 報告書は2021年に設置された真実和解委員会(Truth and Reconciliation Commission)の委託でまとめられた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3520384


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台湾民主化運動の歩み、克明に 社会のうねり伝える写真展 東京

2024-05-22 | 先住民族関連

毎日新聞 2024/5/21 15:30(最終更新 5/21 15:30) 726文字

写真展には、台湾の民主化運動の歴史的瞬間が映し出された作品が並ぶ=港区虎ノ門の台湾文化センターで2024年5月15日、鈴木玲子撮影

 台湾で民主化の歩みを撮り続けてきた台湾人写真家、宋隆泉さん(67)の写真展「台湾の自由風景 宋隆泉写真展 シャッターに収めた真実の記録」が、東京都港区虎ノ門の台湾文化センターで開かれている。民主化運動の歴史的な瞬間を記録し、社会のうねりを伝える貴重な作品が並ぶ。

 戦後の台湾は長らく国民党の独裁体制が続き、言論や表現の自由が奪われた。1980年代後半に民主化運動が活発化し、87年に戒厳令が解除され、民主化へとかじを切る。

 宋さんは出身地の台湾北東部・宜蘭県を中心に伝統文化などを撮影していたが、86年から民主化運動を最前線で撮影するようになり、運動の中心人物もカメラで追った。

 同展では、戒厳令に対する抗議デモや民進党の結党(86年)、47年の民衆弾圧事件「2・28事件」に対する抗議デモ(87年)、言論の自由を求めた活動家の鄭南榕(ていなんよう)氏の逝去(89年)など、民主化運動の歩みが克明に写し出されている。他にも先住民族の風習、漁港の風景や伝統歌劇など、魅力あふれる作品約100点が並ぶ。

 開幕式で宋さんは「歴史の真相は簡単に忘れられてしまい、簡単にねじ曲げられてしまう。私は写真を通して記憶を呼び起こしたい。歴史は語り続けなければならない。私は写真で忘却にあらがう」と語った。作品の脇には当時の状況についての説明と撮影当時の思いも書き添えた。

 作品の中には、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(駐日大使に相当)が仲間と共に民主化運動に突き進んでいた若かりしころの姿も。謝代表は「民主化の成果は多くの人の努力によるものだ」と語った。

https://mainichi.jp/articles/20240521/k00/00m/040/147000c


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ニューカレドニアの暴動、背景に「ニッケル闘争」

2024-05-22 | 先住民族関連

輸出制限の撤廃目指すフランスに先住民指導者ら反発

ザ・ウォール・ストリート2024年5月21日 11:15 JST

By Matthew Dalton and Sam Schechner

南太平洋のフランス領ニューカレドニアで先週、暴動が発生 NICOLAS JOB/ASSOCIATED PRESS

 【パリ】ニューカレドニアで先週、暴動が広がる前、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、この遠く離れた領土とそこに大量に埋蔵されているニッケルを、クリーンエネルギー移行のための原材料を確保し、電気自動車(EV)製造で中国に対抗するフランスの取り組みの中心に据えることを目指していた。

 この計画は、フランスからの独立を目指し、同国に従うことを拒否している現地の強硬な

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https://jp.wsj.com/articles/behind-new-caledonias-riots-a-fight-over-vast-reserves-of-nickel-8ab88163


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ニューカレドニア訪問へ=地元と対話模索―仏大統領

2024-05-22 | 先住民族関連

時事通信2024-05-21 20:40国際

【パリ時事】フランス大統領府報道官は21日、マクロン大統領が暴動の発生で非常事態下に置かれた南太平洋の仏領ニューカレドニアを訪問すると発表した。政権の選挙制度改革に反対する地元指導者らとの対話を模索するとみられる。
 今回の暴動は、フランスからの独立を目指す先住民の抗議行動などが発端となった。マクロン政権は仏本国から現地に移住した市民の地方参政権拡大に向け、憲法を改正する方針。反独立派の有権者が増えることになるため、先住民らは強く反発している。 
[時事通信社]

https://sp.m.jiji.com/article/show/3241958


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ニューカレドニアで暴動、旅行者が多数足止め 豪とNZが救出機

2024-05-22 | 先住民族関連

BBC 2024/05/21

南太平洋のフランス領ニューカレドニアで、フランス系住民への投票権拡大をめぐって暴動が起きている。オーストラリアとニュージーランドは21日、空港の閉鎖で立ち往生している旅行者を救助するため、航空機を派遣する許可を得たと発表した。

暴動は、ニューカレドニアの地方選挙でより多くのフランス系住民に投票権を与える変更案が先週、フランス議会で通過したことで始まった。

これまでに、ニューカレドニアの先住民カナックの少なくとも3人を含む住民4人と、警官2人が死亡している。けが人も数十人に上っており、200人以上が逮捕されている。

空港では民間機の運航が停止されている。現地政府は、再開の時期を23日に検討すると説明。現在約3200人がニューカレドニアの出入国を待っていると推定している。

1週間以上立ち往生を余儀なくされている旅行者らからは、火災や略奪の目撃談とともに、食料不足も報告されている。

豪は航空機2機で

こうしたなか、オーストラリアとニュージーランドは、最も「差し迫った必要性」のある人々を優先的に航空機で運び出すと発表した。領事スタッフが乗客リストを整理しているという。

オーストラリアは21日、支援を求めた国民約300人を避難させるため、航空機2機を派遣する。ニュージーランド政府は、「一連の」フライトの第1便が間もなく出発し、約50人を帰国させると説明した。

オーストラリアのペニー・ウォン外相は、「ほかの国」からの旅行者も支援すると述べた。

オーストラリア政府は、空港への道路は「まだ安全とは言えない」として、自力で空港に移動するのは控えるよう警告している。

ニュージーランドのウィンストン・ピーターズ外相は、「ニューカレドニアの状況は依然として流動的だ。ニュージーランド当局は、フランス当局や、オーストラリアをはじめとする他のパートナーと協力し、現地にいる自国民の安全確保に何が必要かを把握する努力を続けている」と述べた。

ニューカレドニアには290人近いニュージーランド人がいるとみられるという。

ニューカレドニアのフランス高等弁務官事務所によると、同国の憲兵隊がヌメアとラ・トントゥータ国際空港を結ぶ約60キロメートルの道路の掌握を目指している。これまでに76カ所で道路封鎖を「無力化」し、焼けた車などの残存物を撤去しているという。

また、フランスから憲兵1050人が現地に派遣されており、さらに600人が送り込まれる予定だという。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、それらの憲兵隊はニューカレドニアに「しばらくの間」駐留する必要があるだろうとしている。

(英語記事 Australia and NZ begin New Caledonia evacuations

© BBCグローバルニュースジャパン株式会社

https://nordot.app/1165566866976850747?c=768367547562557440


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暴動続くニューカレドニア 空港閉鎖で帰れず3泊→13泊に 延泊ホテル代は「50万円」

2024-05-22 | 先住民族関連

テレ朝news 2024/05/21

暴動続くニューカレドニア 空港閉鎖で帰れず3泊→13泊に 延泊ホテル代は「50万円」© テレビ朝日

暴動が続く南太平洋のニューカレドニアでは空港が閉鎖され、今も多くの日本人観光客が帰国できずにいます。ホテルを延泊せざるを得ず、50万円以上の出費に苦しむ女性を取材しました。

【画像】新婚旅行なのに「ホテルに缶詰め」 スーパーの棚は空っぽ

■中心都市「ヌーメア」などで暴動…放火や略奪被害が相次ぐ

 「天国に一番近い島」として知られる、日本人にも人気の観光地、フランス領ニューカレドニア。しかし、1週間ほど前から中心都市のヌーメアなどでは暴動が起きていて、放火や略奪などによる被害が相次ぎ、これまでに6人が死亡しています。

 フランス系移住者の選挙権を拡大する政策に反発した先住民らのデモが、暴動の引き金になったとみられています。

先住民カナック

「(自分たち)カナックのことは考えられていないことに気づかされた」

 フランス政府は憲兵や警察を増員し、道路をふさいでいたバリケードを撤去するといった手段で暴動の鎮圧に向けて動いています。

 フランス政府は15日から非常事態宣言を出していますが、日本の外務省はきのう、ニューカレドニアの危険レベルを引き上げ、不要不急の渡航を控えるよう呼び掛けました。

■新婚旅行で…「予算的にも精神的にもきつい」

 新婚旅行でニューカレドニアを訪れている間宮さん夫婦は、突如暴動が始まったその日に、現地に向かう飛行機の中で暴動について知ったといいます。

間宮さん

「飛行機に向かっている途中でCAさんから言われて。それまでは全く情報入ってなくて」

 この暴動により1日目は空港から出ることができず、その場で夜を明かしました。

 スーツケースを受け取ることができず、必要なものは現地で調達しなければなりませんが、スーパーの棚は空っぽです。

 間宮さん達はなんとか宿泊先のホテルにたどり着きましたが、少なくともあさってまで飛行機が飛ばないことが決まっています。

 帰国予定日の18日は過ぎてしまっていますが、ホテルにとどまらざるを得ません。

間宮さん

「一泊1万円くらいのホテルなんで、延泊してる分仕事とかも出られていなくて、最悪1カ月とか続いたりしたらきつい。予算的にも精神的にも」

■影響は離島にも…延泊ホテル代50万円以上に

 今回の暴動の影響で空港が閉鎖され、多くの日本人観光客が帰国できずにいます。

 影響は風光明媚な離島にも広がっていました。観光で離島を訪れている2人組の女性は…。

離島を訪れている2人組の女性

「3泊の予定でしたが民間機が23日まで欠航することが発表されたことで、13泊が確定しています」

 追加でかかる費用は主に宿泊代や食事代。円安も相まって延泊のホテル代だけで50万円以上になっています。さらに…。

離島を訪れている2人組の女性

「私たちのいる離島ではガソリンが尽きたので、本島への移動手段が本当になくなった。あとは食料が尽きるまで、救援が来るか国内線が復旧するまで持ちこたえるしかないとのこと」

 オーストラリアは軍用機で離島に取り残された自国民の救助を行っているため、女性は日本政府も何らかの対応をしてほしいと訴えます。

離島を訪れている2人組の女性

「何の連絡もなく、日本の動きが見えません。日本までとは言わないので、せめて本島まで移動できるように手配を急いでほしい」

https://www.youtube.com/watch?v=rCTYjPm8Sh0

(「グッド!モーニング」2024年5月21日放送分より)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/暴動続くニューカレドニア-空港閉鎖で帰れず3泊-13泊に-延泊ホテル代は-50万円/ar-BB1mKzjV


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アイヌ民族登場する詩も 宮沢賢治 白老訪問から100年 修学旅行でコタン見学 

2024-05-22 | アイヌ民族関連

2024.05.21苫小牧民報

「銀河鉄道の夜」などの童話で知られる作家で詩人の宮沢賢治(1896~1933年)が岩手県花巻農学校の教師として修学旅行を引率し、白老を訪れてから22日で100年を迎える。賢治は苫小牧から鉄道で白老に立ち寄り、白老コタン(現高砂町周辺)を見学した。花巻を出発した18日にもアイヌ民族が登場する幻想詩をしたためるなど、白老の旅に並々ならぬ思いがあったことがうかがえる。

賢治が見学したとされる白老コタンの跡地。現在は白老アイヌ民族記念広場となっている=白老町高砂町

 賢治は1924(大正13)年5月、3度目となる北海道を旅した。賢治自身の旅の記録は現存しないが、同行したもう一人の引率教諭白藤林之助(のち慈秀、1889~1978年)のメモに白老を訪問した事実が記されている。

 賢治は同18日、幻想詩「日はトパーズのかけらをそゝ(そ)ぎ」を書いた。白老のポロト湖周辺をほうふつとさせる「アイヌ」「沼」「水ばせう(ミズバショウ)」といった単語から白老訪問を心待ちにしていたことが推測される。27年ごろの創作「或る農学生の日誌」にも「白老のアイヌ部落、室蘭、ああ僕は数えただけで胸が踊る」(原文)とあり、白老と先住民への強い憧れを思わせる。

 一方、白老は賢治らが訪問する前の明治時代から、中高生の修学旅行の受け入れ先となっていたことも分かった。社台のコタンコロクル(村主)森サリキテ(佐代吉、1862~1924年)氏宛てに07(明治40)年5月、青森県立第一中学校(現弘前高校)の校長名で修学旅行を受け入れてくれたことへの感謝の手紙が送られていた。

 森氏のひ孫で町社台の自営業田村直美さん(53)が史料を見つけた。森氏の妻の父親は岩手県から社台に移住した人で、岩手県民とアイヌ民族の血を引く田村さんは「賢治が白老のアイヌ文化について興味を持って、詩まで残してくれたことは言葉では言い表せないうれしさがこみあげてくる」と語る。

 「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたオリジナルコーヒーを提供する町末広町の自営業でアイヌ民族にルーツを持つ貮又聖規さん(52)は「白老は100年以上も前から他者を受け入れる素地があったし、心を通わせ、学び合う文化があったに相違ない。その源流は今、世界と未来に開かれている」と語り、多文化共生のまちと国際的な文化交流のさらなる発展に期待を寄せる。

https://hokkaido-nl.jp/article/34017


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25日、蔵でコンサート 邦楽アンサンブル舞里音  白老

2024-05-22 | アイヌ民族関連

苫小牧民報2024/5/21配信

 苫小牧市を拠点に活動する邦楽アンサンブル舞里音(まりおん)は結成15周年を記念し、白老町で初めてのコンサートを25日午後2時から、しらおい創造空間「蔵」で開く。民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業を機に、アイヌの人たちに音楽で寄り添いたいと…

この続き:332文字

ここから先の閲覧は有料です。

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/139021/


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手つかずの自然に魅力的な食材 高山植物はいまが見ごろ…日高山脈が国立公園に 地域活性化への期待高まる

2024-05-22 | アイヌ民族関連

HTB北海道ニュース / 2024年5月21日 11時38分

https://www.youtube.com/watch?v=1LksLHWKSVc

国は北海道の日高と十勝の両管内にまたがる「日高山脈襟裳国定公園」を今年の夏に自然保護などを目的に国立公園に格上げします。

周辺のマチでは国立公園化をきっかけに、知名度をあげる動きがはじまっています。

沼も点在する、日高山脈の最高峰「幌尻岳」、かわいらしいハートの形が人気の「豊似湖」。「アポイ岳」は高山植物の宝庫です。

■高知・香川から:

「最高です、きてよかった。」

太平洋へと突き出た襟裳岬。

手つかずの自然をはじめ、雄大な氷河地形が残る山岳地帯や、ここでしか見ることのできない植物もある「日高山脈襟裳国定公園。

国は、今年の夏に国立公園に格上げし、自然保護などの整備を進めることになりました。

国立公園になるのは、現在の「日高山脈襟裳国定公園」よりも2.2倍ほど広い、およそ24万ヘクタールの地域です。国立公園としては日本最大の面積となります。

■ネイチャーホスピタリティ協会小川正人理事長:

「開発とか乱開発とかしにくくなるかもしれませんけども、それはやはりそういうものを守っていこうという皆さんのご意向で制定に動かれたわけですから、保護のほうが大きいんじゃないかと。」

国定公園は都道府県が管轄するのに対し国立公園は国が管轄します。このため国立公園に格上げになると、国の予算で登山道の整備や自然保護が進むことが期待されるほか、地域にもたらす経済効果も大きいといいます。

■小川理事長:

「自然も素晴らしい、食も素晴らしいということで、これをどういうふうに横串を刺しながら、盛り上げていくのかが今後の課題になってくるんじゃないかと思います。」

国立公園となる範囲は日高管内と十勝管内の13市町村にもおよびます。

そのため13の市町村長は共同で国立公園の名前に「十勝」を入れることを国に要望していました。

「十勝」を盛り込むか否かの議論もありましたが、「日高山脈襟裳十勝国立公園」とすることが了承され、今月にも正式に決まる見込みです。

国立公園化を機に「十勝」をPRしようと、6市町村では、有志による活動もおこなわれています。中札内村で生まれ育った須賀裕一さんもそのひとりです。

■中札内村日高山脈国立公園化PR事業実行委員会須賀裕一委員長:

「地元の方がより多くの国立公園について知る、山について知るということをみんなで考えてみようというきっかけになれば。」

須賀さんたちは国立公園になることを知ってもらおうと看板を設置したり、日高山脈の山なみをイメージして並べたアイスキャンドルのイベントなどを通じ国立公園化を盛り上げています。

■須賀裕一委員長:

「十勝は特に食糧の倉庫ともいわれるくらい、いろんなものがいろんな地域で作られています。」

村には、じゃがいも、小麦などの畑も多数あり、十勝晴れの青空に日高山脈が見える美しい景色も、魅力のひとつです。

また、水の透明度の良さから、これまで8回も清流日本一に選ばれたこともある「札内川」も自慢のひとつです。

日高の平取町でも、国立公園化を機に町の知名度をあげようと取り組みがはじまっています。

日高山脈の最高峰、「幌尻岳」。

平取町は、先月、ふるさと納税の返礼品に1泊2日のガイド付きツアーを加えました。

■平取町遠藤桂一町長:

「経験豊富なガイドと一緒に上るので、いろんな魅力を聞きながら登れるのもひとつの大きな魅力になるかと。」

幌尻岳は沢を何度も渡るなど、初心者には容易には登頂できない、上級者向けの山です。

山荘での食事には特別に、自慢の「びらとり牛」のハンバーグやステーキなども用意されます。

寄付額は19万8000円と高めですが、18人の定員に対し、すでに半分以上が埋まったといいます。

■平取町遠藤桂一町長:

「登山をして帰りに温泉に寄っていただくとか/二風谷のアイヌ文化の資料館に寄っていただく/経済効果も、多くの方が(幌尻岳登山に)来ることでさらに増えることも期待しています。」

■本吉智彦記者:

「日高山脈の中でも比較的登山道の整備されたアポイ岳、いまは花の盛りということで登ってみたいと思います。」

太平洋沿岸の様似町にあるのが標高810mの「アポイ岳」です世界的にも珍しいカンラン岩が隆起してできた山で80種類ほどの高山植物があるそうです。

■本吉智彦記者:「登山道のまわりには、たくさんの花を見ることができます。

こちらにも小さくて黄色い花がありました」たくさんの白くて細い花びらが広がる「アポイアズマギク」ピンク色のハートの花びら「サマニユキワリ」など名前が示すようにアポイ岳固有の花もあります。花は、例年だと来月くらいまでが咲いている種類も多いそうで今が盛りです。

アポイ岳の魅力は、花だけではありません。

眼下に広がる太平洋や、広大な山林、日高山脈が連なる雄大な眺めも、登った人へのご褒美です。アポイ岳には、高山植物の鑑賞などを目的に、年間7000人くらいが訪れているといいます。

アポイ岳の自然保護にも携わるのが、山岳ガイドを務める田中正人さんです。

田中さんたちは、植物の保護のため、登山道に立ち入り禁止のロープを張るなどの活動をおこなってきました。

■アポイ岳ファンクラブ田中正人会長:

「人がいっぱい来てもらえることは大変、町にとってもいいことですし、それは期待しているんですけれども/あまり来られても自然を破壊する行為につながらないとも限らないので、パトロールしながら登山客と一緒になって(植物を)守っていければと思っています。」

また様似町には宿泊施設が少ないため、滞在先の確保も心配だといいます。

■田中正人会長:

「将来的には長期の休みとかで、こういう田舎にも結構来てくれる時期が、時代が来るんじゃないかと思います。その時には、宿泊できるような施設もある程度充実しておかないと結構大変かと思っています。

」「日高山脈襟裳国定公園」の国立公園化まで、もうすぐ。

手つかずの自然を守りながら周辺のマチの活性化に、どうつなげていくのか、期待が高まっています。

https://news.infoseek.co.jp/article/htb_1165479359413699481/#goog_rewarded


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ケヴィン・コスナー、第77回カンヌ国際映画祭で起きた「ケヴィン!ケヴィン!」コールに感極まる

2024-05-22 | 先住民族関連

VOGUE 2024年5月21日

Photo: Gareth Cattermole/Getty Images

ケヴィン・コスナーが、スタンディング・オベーションと自身の名を呼ぶコールに涙した。

BY TAE TERAINANAMI KOBAYASHI

ケヴィン・コスナーが共同脚本・監督・主演・製作を務めた西部映画『Horizon:An American Saga』が、5月19日(現地時間)に第77回カンヌ国際映画祭で初上映され、7分に及ぶスタンディング・オベーションを受けた。鳴りやまぬ喝采と「ケヴィン!ケヴィン!」と名を叫ぶコールに、感涙を隠せなかったケヴィンは、シエナ・ミラーら出演者とひとしきり感動を共有した後、「何か話すべきだと分からせるために、これほど長く拍手させて申し訳ない」とユーモアたっぷりに応えた。

そして、「素晴らしい人、素晴らしい瞬間。私だけでなく、一緒にここに来ているキャストたち、そして私を信じて仕事を続けされてくれた人たちにとっても、かけがえのない瞬間です。(映画制作とは)何とも楽しいビジネスです。見つけることが出来て良かった。ここみたいな場所は他にありません。この瞬間を一生忘れません……私の子どもたちもそうでしょう」と続けた。

1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でアカデミー作品賞・監督賞など7部門に輝き、近年もドラマ『イエロー・ストーン』を大ヒットさせたケヴィンにとって、西部劇は馴染みのあるジャンルだが、共同脚本・監督・主演・製作に加え、所有する牧場を抵当に入れて資金を調達するなど、本作には文字通りすべてを賭けて挑んだ。

映画は4部作で構成され、西部開拓時代を描く最初の2パートでは牧場主や農場主、兵士に加え、先住民族の視線も交えて描かれる。出演はケヴィンとシエナのほか、サム・ワーシントン、ジェナ・マローン、アビー・リー、マイケル・ルーカー、ダニー・ヒューストン、ルーク・ウィルソン、イザベル・ファーマン、ジェフ・フェイヒー、ウィル・パットン、タタンカ・ミーンズ、オーウェン・クロウ・シュー、エラ・ハント、ジェイミー・キャンベル・バウアーら。

パート1と2は連続で公開され、それぞれアメリカで2024年6月28日と8月16日に公開される予定。ケヴィンはカンヌで、観客に対し感謝を伝えるとともに、「あと3本」の製作を約束した。

Text: Tae Terai

https://www.vogue.co.jp/article/kevin-costner-cannes-77th-standing-ovation


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