先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

恵庭での出土品、学芸員が展示解説 郷土資料館が月1回 来館者増に期待

2024-05-18 | アイヌ民族関連

伊藤凱 有料記事

北海道新聞2024年5月17日 22:16

恵庭市郷土資料館の鈴木学芸員(右)の展示解説に耳を傾ける参加者たち

 【恵庭】市郷土資料館(南島松)は17日、学芸員が恵庭の自然や歴史、発掘調査で出土した遺物などについて説明する展示解説会を始めた。展示をより深く楽しんでもらい来館者増につなげるのが狙いで、毎月1回、来年3月まで行う。

 同館は、市内の遺跡から出土した土器などの考古遺物やアイヌ民族の生活用具、近代以降の農機具など、地元の歴史や自然を伝える資料約1100点を展示している。

 この日は、埋蔵文化担当の鈴木将太学芸員が、市教委が2021~22年度に発掘調査を行った「ユカンボシE1遺跡」(恵南)について解説し、市民10人が参加した。鈴木学芸員は、同遺跡で見つかった石斧(せきふ)について、木を切るおのの役割のほか、柄を付けてスコップのように使われていた可能性があることなどを説明した。

・・・・・・・

 申し込み不要で、同館1階ロビーに直接集合する。入館、参加無料。日程、解説テーマなどの問い合わせは同館、電話0123・37・1288へ。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1013223/


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全長30メートル 花のアイヌ文様 6月に10回目フラワーカーペット

2024-05-18 | アイヌ民族関連

吉川幸佑 有料記事

北海道新聞2024年5月17日 22:14(5月17日 22:51更新)

鶴や菊の花、アイヌ文様があしらわれた今年のフラワーカーペットのデザイン(実行委提供)

 花びらや自然素材を使って地面に大きな絵を描くイベント「サッポロフラワーカーペット2024」(実行委主催)が今年10回目を迎える。節目を飾る作品は、アートディレクター鈴木不二絵さん=札幌市出身=による過去最大の全長30メートルの花のじゅうたんだ。アイヌ文様を交えた力作に向け「アイヌ文化の未来を思う気持ちを込めた」と語る。本番は6月28~30日に札幌市中央区の北3条広場「アカプラ」などで開かれる。

■未来への思い込める

 フラワーカーペットは、枠型にバラや菊の花びら、色つきの砂などを並べ、巨大な花絵を作るアートイベント。ベルギーで開かれる祭典を参考に、2014年から開催している。例年、ボランティア約500人が参加し、2日間ほどかけて制作する。

 デザインは、商業施設の企画、・・・・・・・

 実行委は制作ボランティアを300人募集している。花びらの仕分けや下絵に沿って並べる作業で、6月27、28日に行う。対象は4歳以上(未就学児は保護者同伴)。申し込みは5月31日までにイベントのホームページか札幌市コールセンター、電話011・222・4894へ。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1013219/


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アイヌ民族の伝統料理学ぼう 石狩で24日

2024-05-18 | アイヌ民族関連

国乗敦子 有料記事

北海道新聞2024年5月17日 21:55(5月17日 23:14更新)

 【石狩】市厚田区の地域住民でつくる「あつた探遊会」は、アイヌ民族の伝統料理を学ぶセミナーを24日午前10時半から、望来コミュニティセンター(厚田区望来27)で開く。

 開催は昨年に続き2回目。講師はアイヌ文化研究家の藤村久和北海学園大名誉教授が務める。・・・・・・

 参加費は500円。事前申し込みが必要で、先着15人程度。希望者は22日までに、あつた探遊会事務局の奥本主計さん、電話090・4726・4556へ。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1013197/


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アイヌ文様、一針ずつ 白老の団体、刺しゅう体験会

2024-05-18 | アイヌ民族関連

坂東亮平 有料記事

北海道新聞2024年5月17日 18:36

アイヌ民族の伝統的な刺しゅうに取り組む参加者

 【白老】一般社団法人白老モシリは11、12の両日、町末広町2のしらおいイオル事務所チニサキで刺しゅう体験会を開き、町内の主婦ら11人が村の守り神とされるコタンコロカムイ(シマフクロウ)をあしらったトートバッグを作った。

 町内のアイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」の小美浪フミ代表(78)が指導。小美浪さんの図案を基に、参加者は「アイウシ」(とげ)などの文様が入ったコタンコロカムイの刺しゅうを、紺地の布に好みの色の糸で施した。

・・・・・・

 ※「コタンコロカムイ」の「ロ」と「アイウシ」の「シ」は小さい字。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1013030/


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アイヌ伝統反物習得へ 平取で開講式 受講生4人が意欲

2024-05-18 | アイヌ民族関連

石井純太 有料記事

北海道新聞2024年5月17日 18:27

本年度の二風谷アットゥシの伝承者育成事業で講師を務める藤谷さん(左端)と、4人の受講生

 【平取】アイヌ民族文化財団(札幌)によるアイヌ文化伝承者育成事業のうち、二風谷アットゥシ(樹皮の反物)コースの開講式が町二風谷のアイヌ工芸伝承館ウレシパで開かれ、5期生となる受講生4人が意気込みを語った。

 同事業は昼間の1コースと夜間2コースがあり、昼間は3年間でアイヌ文化全般の知識やアイヌ語を学ぶ。夜間のコースは2年間のアットゥシと、半年間の二風谷イタ(盆)がある。

 今年のアットゥシコースの参加者は、町内在住の高校生~70代の女性。二風谷民芸組合の工芸家、藤谷るみ子さん(75)が講師となり週1回、午後6~9時の3時間の講習を受ける。

 8日の開講式には藤谷さんや・・・・・・

 ※「アットゥシ」と「ウレシパ」の「シ」は小さい字。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1013018/


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苫小牧アイヌ協会による「イチャルパ」等を実施します

2024-05-18 | アイヌ民族関連

苫小牧市美術博物館 2024年5月17日 

苫小牧アイヌ協会による、カムイノミ (神への祈りの儀式)、イチャルパ (先祖供養の儀式)、リㇺセ (舞踊)を実施します。

▶日時

6月9日(日) 10:00 ~12:30

▶場所

美術博物館 正面玄関前 (芝生)

▶申込

不要 当日直接お越しください。

主催:苫小牧アイヌ協会

共催:苫小牧市美術博物館

協力:苫小牧アイヌ文化保存会 鵡川アイヌ文化伝承保存会

https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/gyoji/20240609.html


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損壊の霧止山チャシ跡 関係者が確認

2024-05-18 | アイヌ民族関連

十勝毎日新聞2024/05/17 9:43

 【浦幌】今年1月に損壊が分かった浦幌町内のアイヌ遺跡「霧止山(きりどめやま)チャシ跡」で15日、関係者による現地確認が行われた。
 町内のアイヌ団体「ラポロアイヌネイション」(差間...

●この記事は会員限定です。

https://kachimai.jp/article/index.php?no=608946


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鯵ケ沢・光信公の館、もうすぐボタン見ごろ

2024-05-18 | アイヌ民族関連

なびたび北東北2024年5月17日(金)

ボタンが間もなく見ごろを迎える光信公の館=15日

 青森県鯵ケ沢町の国史跡・種里城跡にある歴史資料館「光信公の館」で名物のボタンが間もなく見ごろを迎える。開花に合わせ、5年ぶりに17~26日を連日開館期間に設定する。近年の生育不良に加えコロナ禍もあり、町教育委員会は2020年から、開花告知や連日開館期間の設定、イベント開催を見送ってきた経緯がある。生育回復に努めたものの、花はかつての迫力にはほど遠いが、町教委の担当者は「ゆかりとともに楽しんで」と話している。

 光信公の館のボタンは、津軽家家紋の「杏葉牡丹(ぎょうようぼたん)」にちなみ、1990年の光信公入部500年祭の際に集まった浄財を基にして500本を植樹。最盛期の2001年には園地を拡張し千本ほどとなった。

 近年は生育不良が続き、町教委が弘前大学や造園業者の助言も得て、16年ごろから土壌改良などを試してきたが、回復は難しいのが現状。ボタンそのものの寿命や近年の猛暑による影響のほか、サルが出没し膨らむ前のつぼみをかじったり枝を折ったりする被害も大きいとみられ、22年には400本程度にまで減少していた。

 日よけの設置なども試したが、国史跡内では現状の変更が制限されることから、全面的復旧は断念。育ちの悪い株を伐採して園地を整理し、現在は約350本に規模を縮小した。館内での鉢植えでの展示も活用して、津軽家家紋にちなんだ歴史性を伝える案内板を整備するなど、新たな方向性も模索している。

 町教委の中田書矢総括学芸員は「ボタンの鑑賞を目的に来るとがっかりするかもしれないが、光信公や津軽家とのゆかりを歴史とともに伝えていきたい。もちろん(回復の)対策は取っていくが、長い目で温かく見守ってほしい」と話している。

 25日は入館無料とし、午後1時半から、弘前大の瀧本壽史特任教授が「県内所在の蝦夷錦・アイヌ衣服と本州アイヌとの関わり」と題して歴史トークを行う。昼食時には駐車場売店で赤石水産漁協女性部が軽食などを販売する。

 同館は原則、10月末までの金土日曜、祝日に開館(有料)。ボタン園散策は自由。問い合わせは同館(電話0173-79-2535)へ。

https://www.navitabi.jp/article/8875


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「天国に一番近い島は、地獄に一番近い島になってしまった」 南太平洋・ニューカレドニアで暴動 

2024-05-18 | 先住民族関連

キリスト新聞 2024年5月17日

教会指導者「暴力と憎悪の循環を破る愛の力を信じる強さを、聖霊への祈りから引き寄せよう」

 移住者への地方参政権拡大に向けた仏憲法改正の動きに独立派勢力が反発して暴動が起き、4人が死亡した、南太平洋にあるフランス領ニューカレドニア(先住民族の言葉ではカナキーと呼ばれる)。フランス政府が非常事態宣言をして取り締まりを強化したと、ロイター通信など複数のメディアが5月16日までに報じた。

 これを受けて、カナキー・ニューカレドニア・プロテスタント教会の会長であるヴァル・カエモ牧師=写真=は、5月17日、聖霊降臨日を前に、「暴力と憎悪の循環を破る愛の力を信じる強さを、聖霊への祈りから引き寄せよう」などと呼びかけるメッセージを、太平洋教会協議会(PCC、事務局=フィジーの首都スバ)宛に送った。PCCがフェイスブックで伝えたもので、以下は本紙によるその日本語全訳である。

********************

 「戦士よ、こんにちは!

 私たちの国が未だに経験している劇的な時代、災いは、目の前のここで起きていることと比べれば、言葉にならず、計算できるものではありません。 奪われた命は、魂の深さを私たちに語りかけています。 キリスト教徒として、このサイクロンのような騒動の中で、黙ったまま、行動しない傍観者のままであるべきでしょうか? 平和にチャンスを与えるために、どうやったら私たちが少しでもできるのでしょうか?

 私たちは皆、主の洗礼と同じ洗礼を受けました。 カナク人、フランス人、カルドッシュ人には、すべて同じ神の生命、神の子たちとしての共通のアイデンティティ、同じキリスト教のDNAを与えられています。 同じ父親の息子と娘、同じ由来を共有しています。 しかし、私たちの分断と多くの形の拒絶を通して、私たちは自らの信仰、洗礼を裏切りました。 私たちはイエス・キリストを裏切ったのです。それでも私たちの長老たちは、私たちの習慣の柱と同じように、白人によってもたらされた福音を受け入れましたが、それはバベルの塔を建設する者の誇りと気取りのないものでした。

 しかし、ペンテコステがもうすぐそこにきている今、この想像を絶する騒動が、私たちの無責任な指導者を苦しめる妄想や盲目さを克服することを望んでいます。 ペンテコステは、権力者たちが仲良くするために与えられた不可能さという、バベルの呪いを永遠に破ったのです。

 私たちは、この日曜日、動きを定められ、そして武器以外の誰も止めることができない致命的な過程を止めるために送られた霊が降り注ぐことが、神のしるしとなるよう祈ります。神の霊だけが、私たちが兄弟愛、平和、正義の道を歩むのを助けることができるのです。フランスや他の場所から来たキリスト教徒たちは、私たちと一緒に祈っていました。これは平和を創る人としての義務であり、私たちは裏切りの罰の下にそうしなければなりません。

 私たちは祖先の地で災いと悲惨さを広めたこれらの火山噴火の共犯者になってはなりません。天国に一番近い島は、地獄に一番近い島になってしまったのです。私たちの公的な当局は自らを失格にしたのです。彼らはもはや聴こえもしなければ、信用もできません。フランスでは、ガソリンを火に投げ続ける人もいれば、民主主義の原則の背後で自分を正当化する人もいれば、オリンピックがより重要だからといって、正当な人々としての私たちの正当な関心を取り除きたい人たちもいるのです。

 残るはすべて、ヨーロッパ人が私たちの生活のための新しい作法を作るために私たちにもたらした福音の権威であり、豚の鼻にぶら下がっているように見える黄金律です。

 フランスのジェラルド・ダルマニン内務大臣にとりなして、彼の狂った熱弁を来年に延期してください。

 私たち太平洋の諸教会の側のために、私たちは選出された代表者に、失われたけれどもペンテコステの光と息の下で再び発見された、平和と正義、調和と友愛という共通の未来のための結果の義務を要求します。

 神の正義、兄弟愛、平和、相互尊重が、私たちが皆住むこの地球上にあるように、暴力と憎悪の循環を破る愛の力を信じる強さを、聖霊への祈りから引き寄せましょう。

 オレティ・アトラカット!(本当にありがとう)

 カナキー・ニューカレドニア・プロテスタント教会

会長 ヴァル・カエモ牧師

(エキュメニカル・ニュース・ジャパン)

https://www.kirishin.com/2024/05/17/66639/


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きょう夕方、アイヌ4団体 「鶴の舞」競演 音更・十勝川温泉で /北海道

2024-05-18 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2024/5/18 地方版 有料記事350文字

道内四つのアイヌ文化伝承団体が18日午後5時から、音更町十勝川温泉の十勝川河岸(アクアパーク)で、各地域に伝わる舞踊「サロルンリムセ(鶴の舞)」を競演する。実行委員長を務める帯広カムイトウウポポ保存会(帯広市)の竹山順一さん(41)は「地域ごとに『鶴の舞』に特徴があり、違いを楽しんでほしい」と、来場を呼びかけている。

 出演団体は、帯広カムイトウウポポ保存会と阿寒アイヌ民族文化保存会、札幌ウポポ保存会、千歳アイヌ文化伝承保存会。・・・・・・

観覧料は無料。問い合わせは実行委事務局の十勝広域連合アイヌ協会設立準備会(小川さん=090・1526・9408)。【鈴木斉】

https://mainichi.jp/articles/20240518/ddl/k01/040/017000c


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小池知事は東京都でアイヌ文化と多様性の理解促進

2024-05-18 | アイヌ民族関連

アセアン情報サイト2024年5月16日

小池百合子知事の東京都は、令和6年度第1回人権問題都民講座「アイヌ文化と多様性 もともと多様な『わたしたち』が考えるアイヌについてのお話」を6月26日に東京都人権プラザ 1階 セミナールームで開催する。

東京都の見解によると、近年、アイヌ民族が登場するアニメや映画が人気を集め、若い世代を中心にアイヌ文化への関心の高まりがうかがえるとしている。「アイヌの人々と人権」を考えるとき、アイヌ文化の一部を取り出して表面的に知るだけでは不十分であり、近くで生活する当事者の存在を意識した視点や、その文化を担ってきた人に対する想像力を持つことが重要であるとしている。

そのため、社会の中の多様性が参加者自身の生活と密接に関係していることを感じるとともに、当事者や非当事者がどのように「文化」を捉え、関わっていけるのかを学ぶため、「アイヌ文化と多様性 もともと多様な『わたしたち』が考えるアイヌについてのお話」を開催することとなった。

主催は、東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)となる。講師は、北原モコットゥナㇱ/北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授が務める。

https://portal-worlds.com/news/asean/33932


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