先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

<ウイークリーとかち>十勝地域のイベント・ギャラリー・ライブ情報(15日付 一部抜粋)

2024-05-15 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2024年5月15日 5:00

<ギャラリー>

◆企画展「アイヌ伝統文化作品展」 26日まで(月曜休館)。午前10時~午後6時、浦幌町立博物館。電話015・576・2009

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1011311/


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丸木舟2隻、奈良へ搬出 白老・アイヌ民族博物館 保存処理で数年間

2024-05-15 | アイヌ民族関連

佐藤愛未 有料記事

北海道新聞2024年5月14日 21:29(5月14日 22:04更新)

丁寧に梱包される丸木舟

 【白老】町内の国立アイヌ民族博物館は、2021年に苫小牧市内で見つかった丸木舟2隻を奈良県の元興寺文化財研究所で保存処理するため、梱包(こんぽう)し搬出する作業を行った。保存処理は数年かかる見込み。

 2隻はアイヌ民族がかつて交易などに使っていた「板綴舟(いたつづりぶね)(イタオマチプ)」とみられ、21年1月から2月にかけて勇払地区の海岸で見つかった。同年10月にアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に移送され、脱塩や乾燥を行っていた。

 これらの作業が終了したため、 ・・・・・

 ※「イタオマチプ」の「プ」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1011631/


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アイヌ工芸家の技を間近で見て 平取町「匠と担い手の工房」4棟完成 新たな観光スポットに

2024-05-15 | アイヌ民族関連

石井純太 有料記事

北海道新聞2024年5月14日 18:59(5月14日 20:36更新)

関根さんがデザインした、アイヌ文様をあしらった品々が並ぶ工房「カタク・ビー」

 【平取】町が二風谷地区で整備を進める、地元アイヌ工芸家の作業や作品を無料で見学できるエリア「匠(たくみ)と担い手の工房」の主施設となる4棟が完成した。このうちの1棟でアイヌ工芸家の関根真紀さん(56)の工房「katak-bee(カタク・ビー)」が4月下旬にオープンし、アイヌ文様の刺しゅうなど作業の公開を始めた。他の工房にも地元工芸家が入る予定で、町は新たな観光スポットとして期待をかける。

■オープン第1号は関根さん 「人集まる場になって」

 同エリアは、アイヌ民族の伝統家屋「チセ」が並ぶ広場「二風谷コタン」の国道237号を挟んだ向かいの約1100平方メートル。地元工芸家の民芸店が入っていた長屋の跡地で、民有地を町が借り上げて昨年9月に着工した。

 4棟は今年3月に完成し、鉄骨プレハブ平屋37~48平方メートル。総工費は約7700万円で、約8割は国のアイヌ政策推進交付金を充てた。今後、屋外の作業場や工芸家の仕事を見学できるベンチの設置を予定している。

 工房の建物は町有で、工芸家は賃貸契約で使う。第1号となった関根さんの工房では、アイヌ文様のデザインの考案作業や刺しゅうを施す様子を見られるほか、アイヌ文様をあしらった財布やタオルの販売も行う。関根さんの父でアイヌ工芸家の故・貝沢守幸さんの作品も展示。関根さんは「念願の工房を持ててうれしい。二風谷で受け継いできた工芸をたくさんの人に伝えたい」と意気込む。

 工房名の「カタク」はアイヌ語で糸玉、「ビー」は英語でミツバチの意味。「伝統を受け継いできた人たちの思いが1本の糸になって大きな糸玉ができることをイメージし、たくさんの人が集まる場所になってほしいと願って名付けた」と関根さん。開館は午前10時~午後4時半で無休。

・・・・・

 ☆カタクの「ク」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1011540/


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美しいアイヌ 文様刺しゅう展示 のんのクラブ作品展  白老

2024-05-15 | アイヌ民族関連

苫小牧民報2024/5/14配信

 白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニでアイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」(小美浪フミ代表)の作品展が開かれ、美しい刺しゅうを施した伝統衣装などが展示されている。7月21日まで。  同クラブは、町北吉原のアイヌ刺しゅう講…

この続き:246文字

ここから先の閲覧は有料です。

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/138408/


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室蘭のまちの成り立ち振り返る企画展 港の文学館

2024-05-15 | アイヌ民族関連

NHK05月14日 18時54分

明治時代の地図など貴重な資料から室蘭のまちの成り立ちをふりかえる企画展が市内で開かれています。
この企画展は、室蘭のまちの成り立ちやそれに関わった人たちについて深く知ってもらおうと、地元の地方史研究会が開いているものです。
会場には室蘭市内や周辺の図書館に所蔵されている古い地図や文書のほか、研究会の会員が持ちよった本や年表などおよそ120点の資料が展示されています。
このうち、明治8年・1875年につくられた「北海道新室蘭港図」には、アルファベットで「NEWMORORAN」と表記されていて、アイヌ語で「小さな坂」を意味する「もろらん」と呼ばれていた場所の名前が「室蘭」という地名につながったことを示しています。
また、室蘭開拓の立て役者の1人として知られる添田龍吉が残した「添田家文書」には、当時の状況が詳しく書き記されていて、開拓の苦労などを知ることができます。
室蘭地方史研究会の前澤佐土史さんは、「室蘭がどうできあがって、現在の室蘭の原点を知ることができるので、今の生活とのつながりを感じてほしい」と話していました。
この企画展は、室蘭市の「港の文学館」でことし9月28日まで開かれています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240514/7000066697.html


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ニュー阿寒ホテル 「阿寒の森ナイトウォーク カムイルミナ」チケット付き宿泊プランを販売開始

2024-05-15 | アイヌ民族関連

CREA 2024.05.14

株式会社ベルーナ

アイヌの物語をベースに描かれた、夜の森を冒険する新感覚の体験プランが登場

 株式会社ベルーナ(本社:埼玉県上尾市/代表:安野 清)の子会社である株式会社グランベル北海道が運営する「ニュー阿寒ホテル」は、2024年5月11日(土)~11月9日(土)の宿泊期間にて夜の森を冒険する新感覚の体験型観光コンテンツが楽しめる「カムイルミナ体験プラン」を販売します。

          ニュー阿寒ホテル公式HP… https://www.newakanhotel.co.jp/  

 阿寒摩周国立公園に位置する阿寒湖の森を歩きながら、光や音、プロジェクションマッピングなどのデジタル技術で再現されたアイヌの神々“カムイ”の物語を冒険する自然体験型アクティビティ「阿寒湖の森ナイトウォーク カムイルミナ」。

 この度、ニュー阿寒ホテルにてチケット付き体験プランをご用意しました。本アクティビティは、大人も子どもも登場人物の一員となって物語に参加し、アイヌ文化の世界観や阿寒湖の自然美を五感で体感いただけます。ぜひこの機会に幻想的な空間のナイトウォークと、神秘の湖「阿寒湖」のほとりに佇むニュー阿寒ホテルでの滞在をご堪能ください。

カムイルミナ体験プラン概要

【カムイルミナ体験プラン】阿寒の森体験型ナイトウォークイベント入場券付/森と湖のリゾートビュッフェ

URL:https://x.gd/Nw0LR 

宿泊対象期間:2024年5月11日(土)~11月9日(土)

プラン特典 :阿寒の森ナイトウォーク「カムイルミナ」のチケット付

       時間   日没30分後~21:30(休前日22:00)

       所要時間 約60分

       集合場所 阿寒観光汽船乗り場(ルミナ入場口)

食事    :夕朝食付(レストランビュッフェ)

※ご予約はご希望のお時間を第三希望までご記入ください。

※時期ごとの詳しいお時間はカムイルミナ公式サイトにてご確認ください。

カムイルミナとは

MOMENT FACTORY社が世界中で展開する ルミナ・ナイトウォーク・シリーズの10作目。北海道、阿寒摩周国立公園にある阿寒湖を舞台に、湖畔の森から豊かな自然の中を1.2kmのナイトウォークを通して、デジタル技術で演出されたアイヌの神(カムイ)の世界を目指すストーリーを辿る、体験型エンターテイメント空間です。

URL:https://www.kamuylumina.jp/ 

館内施設の一部ご紹介

 阿寒の湖と空とまるで一体化するような天空ガーデンスパでは、阿寒湖や満点の星空をお楽しみいただけます。また、雄大な阿寒湖の景色を眺めながら湯に浸る地上30mの展望大浴場では、阿寒の大自然を眼下に見下ろしながら、ゆったりと非日常の癒しのひとときをご堪能ください。

 大きな窓の外に広がる絶景の阿寒湖と種類豊富なリゾートビュッフェをお楽しみいただける「フェリシェ」。お寿司、ジンギスカンなど北海道らしいメニューをはじめ、和洋中華の豊かなメニューで皆さまをおもてなしします。地産地消をモットーに、できる限り近隣地域の食材にこだわって仕上げた料理をお楽しみください。

 8階まで吹き抜けの「アトリウムロビー」。天井にはまたたく星座が広がり、ホテル入口から癒しの空間をご提供します。

また、ロビーではご宿泊のお客様にウェルカムドリンクやまりもようかんをご用意しております。ぜひ森と湖に抱かれた寛ぎの空間で、非日常のひとときをお過ごしください。

 1階の売店では北海道の銘菓、工芸品などバラエティ豊富に取り揃えています。地下1階では、旅行中の息抜きとしてご利用いただける各種ゲーム機器を取り揃えたゲームコーナーや阿寒湖の夜のひとときにおすすめのナイトクラブなど、ホテルでの滞在をさらにお楽しみいただける施設もございます。

 ベルーナグループでは、“お客様の衣食住遊を豊かにする商品やサービスの提供”という経営理念の下、今後もワンランク上のおもてなしを皆様にご提供してまいります。

ニュー阿寒ホテル概要

名称:ニュー阿寒ホテル

所在地:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目8-8

アクセス:釧路空港から車で約1時間、女満別空港から車で約1時間30分

土地面積:9,304.78平方メートル

延床面積:33,412.8平方メートル

構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造

      地下2階・地上9階(シャングリラ館)

      地下2階・地上7階(クリスタル館)

客室数:全370室

屋上:大浴場「天空ガーデンスパ」

9階:大浴場「雲海」「天舞」、サウナ

3階:会議室「花鳥風月」

2階:会議室「北斗」

1階(ロビー):フロント・ロビー、売店

        レストラン「フェリシェ」

        レストラン「テラスダイニング」

B1階:ゲームコーナー、ナイトクラブ、宴会場(B1階~8階)

https://crea.bunshun.jp/ud/pressrelease/66433a3eaf6d348e5d000013


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原住民族委員会、先住民族言語検定試験の成績優秀者25名を表彰

2024-05-15 | 先住民族関連

台湾トゥディ2024/05/14 

原住民族委員会のイチャン・パロー(Icyang‧Parod)主任委員(大臣に相当、左から2人目)は13日、昨年実施した「原住民族語言能力認証測験(=先住民族言語能力検定試験)」の合格者6,703人の中から、成績優秀と認められた25人を表彰した。写真右から2人目は合格者の最年少、ブヌン語「中級」の試験に合格した6歳の温瑿咘ちゃん。右はその妹。(原住民族委員会)

台湾先住民族行政を担当する原住民族委員会は昨年12月2日に「原住民族語言能力認証測験(=先住民族言語能力検定試験)」を開催した。原住民族委員会のイチャン・パロー(Icyang‧Parod)主任委員(大臣に相当)は13日、この試験の合格者6,703人の中から、成績優秀と認められた25人を表彰した。成績優秀者たちは、それぞれの母語を使って、受験に臨んだ感想などを語った。イチャン・パロー主任委員はこれらの感想に耳を傾けた上で、とくに若い世代に対して、自らの母語を学ぶことはこれからの人生にとって大きな助けになるとして、母語の習得を奨励した。

今回の試験の合格者の最年少は、ブヌン語「中級」の試験に合格した6歳の女児、温瑿咘ちゃん。4歳のときに「初級」に合格し、今回は「中級」に挑戦して合格した。また、タイヤル語「高級」の試験に合格したPasang Pihu(林瀚)さんは15歳、高校1年生だ。家庭内で年配者とタイヤル語で会話をしており、「言語は年配者と意思疎通を行うための架け橋だ。そのため言語を伝承することの重要性をより感じている。これからも学習を続けて『優級』に挑戦したい」と抱負を語った。

このほか、今回は87歳で「初級」に合格した李文来さんも表彰された。李さんはいつも夫人と先住民族言語を使って会話をしているほか、地域のデイケア施設で先住民族言語を使うことが多いのだという。試験に挑戦したのは、もっと多くの高齢者たちが若い人たちと一緒に先住民族の言語や文化の復興に取り組んで欲しいと思ったからだと話した。

イチャン・パロー主任委員は、「先住民族言語が話せるということは、将来、進学や就職において有利になる」と断言。「先住民族言語の能力検定試験は進学の際、自分の能力を証明するのに使えるほか、海外留学や公費生として教員を目指す人や、先住民族枠で公務員試験を受験する場合などに認証の取得が求められる。『高級』の認証があれば、先住民族言語を教える教員になったり、先住民族のアナウンサーになることもできる」として受験を奨励した。

https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=151&post=252611&unitname=ニュース-政治&postname=原住民族委員会、先住民族言語検定試験の成績優秀者25名を表彰


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18世紀に沈没した船の財宝は誰のもの?南米の先住民族が権利争いに名乗り(字幕・11日)

2024-05-15 | 先住民族関連

ロイター2024/05/14 

1708年に大量の財宝を載せたままコロンビア沖のカリブ海に沈没したスペインのガレオン船「サン・ホセ」号。2015年に海底で発見されたが、その積み荷の権利を巡って、南米の先住民団体が自分たちもその恩恵を受けるべきだと名乗りを上げた。同船を巡っては、コロンビアが積み荷の所有権を主張しているほか、スペインも関心を示している。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/18世紀に沈没した船の財宝は誰のもの-南米の先住民族が権利争いに名乗り-字幕-11日/vi-BB1mlruM


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国発会の龔主任委員が地方創生団体率いて日本での「TAIWAN PLUS」に参加

2024-05-15 | 先住民族関連

台湾トゥディ2024/05/14 

国家発展委員会の龔明鑫主任委員が台湾各地の地方創生グループを率いて日本を訪問、京都で開かれていた台湾カルチャーフェス「TAIWAN PLUS」に参加した。(国家発展委員会サイトより)

国家発展委員会(国発会)の龔明鑫主任委員(=大臣)がこのほど台湾各地の地方創生に関わる若者を中心としたグループを率いて日本を訪問、京都で開かれていた日本最大の台湾カルチャーフェス「TAIWAN PLUS」に参加したほか、日本側との交流を通じて台湾の若い活力と文化の魅力を紹介した。一行は14日に今回の訪日日程を終了した。

龔主任委員は「TAIWAN PLUS」でのスピーチの中で今年4月3日に台湾東部・花蓮県で起きた震災に世界が注目したことに言及。「日本は高い関心を寄せ、盛んな募金活動によって台湾に寄付された金額は海外からの寄付金全体の6割を占めた」と指摘し、これは台日が助け合う深い友情を示すものだとして深く感謝した。

龔主任委員は、台湾と日本の緊密な提携の顕著な事例は半導体分野での協力で、今年2月にTSMC(台湾積体電路製造)の熊本工場が開所したことは台日が互いに最高の協力パートナーであることを証明していると評価。さらに「台湾が誇るべきものはTSMCだけでなく、今回日本を訪れた25の地方創生グループも日本の関西地方の地方創生グループと非常に良好な交流が行えた。こうした地方創生に関わる若者たちもまた『台湾之光』(台湾の誇り、台湾の星といった意味)である」と述べた。

国家発展委員会によると、今回「TAIWAN PLUS」に台湾各地から参加した6つのグループは、国際的な芸術祭を展開する基隆市(台湾北部)の「星濱山共創工作室」、陶器と絵本で地元の産業を語る苗栗県(同北西部)の「八塗文創」、高雄市旗津の空間活性化と漁業の復興を支援する高雄市(同南部)の「大港校CC」、先住民族文化とビンロウの実を使った染織物を結び付ける屏東県(同南部)の「革路革路部落選物」と「iStudio COLOR」、村落の復興をスローガンに各地の農産物と水産物、アイデアプロダクトを結び付けた「金門村復号」。台湾各地の特色、持続可能性、離島での生活、先住民族文化の伝承などの要素が取り入れられているという。

 https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=150&post=252636&unitname=ニュース-政治&postname=国発会の龔主任委員が地方創生団体率いて日本での「TAIWAN-PLUS」に参加


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アイヌ語の使用、何が阻むのか?

2024-05-15 | アイヌ民族関連

中日新聞2024年5月14日 16時00分 (5月14日 16時00分更新)

「アイヌ共生推進本部」の事務局。日本語と英語表記の間にアイヌ語表記が書かれている=札幌市の北海道大キャンパスで

 北海道の公共空間で「イランカラㇷ゚テ」(「こんにちは」に相当)などのアイヌ語のあいさつが一般化し、それ以外のアイヌ語表記も広がりを見せる。ただ、どこまでアイヌ民族の自己決定権の保障につながっているか。アイヌ語の使用を阻む根本原因は何か。改めて考えた。 (木原育子)

 札幌市の北海道大キャンパス。4月中旬、「アイヌ シサㇺ ウレㇱパ ウコピㇼカレ ウシ」と書かれた事務局前に立った。

 一体どんな意味か。アイヌ民族でもある、北海道大の北原モコットゥナㇱ教授が説明してくれた。シサㇺは「和人」、ウレㇱパは「協力して生活する」、ウコピㇼカレは「共同で良くする」、最後のウシは「場所」を意味するのだという。

 ...

この記事は会員限定です。

https://www.chunichi.co.jp/article/898295


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音更で18日にアイヌ伝統舞踊

2024-05-15 | アイヌ民族関連

十勝毎日新聞2024/05/14 16:53

 【音更】アイヌの伝統舞踊を披露する「第6回十勝川サロルンリムセ」(実行委員会主催)が18日午後5時から、音更町の十勝川温泉アクアパーク(十勝川温泉南11)で開かれる。
 かつてアイヌ...

●この記事は会員限定です。

https://kachimai.jp/article/index.php?no=608816


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サッポロフラワーカーペット2024 6/28(金)~30(日)開催決定!

2024-05-15 | アイヌ民族関連

札幌駅前通地区活性化委員会 2024年5月14日 18時00分

~10thアニバーサリーイヤー特別企画カーペットをアカプラに展示します。制作ボランティアの募集は5/31(金)まで~

 サッポロフラワーカーペット実行委員会と札幌駅前通地区活性化委員会は、2024年6月28日(金)~30日(日) の3日間にわたり、札幌市北3条広場(アカプラ)をメイン会場として「サッポロフラワーカーペット2024」を開催します。

 「フラワーカーペット」は花びらや自然素材を用いて大きな絵を作り上げる市民参加型のアートイベントで、札幌では2014年に初めて開催し、今年で10回目を迎えます。

 10回目のアニバーサリーイヤーとなる今年は、2016年にベルギーで開催された「ブリュッセル・フラワーカーペット2016」で日本人として初めてデザインを担当した株式会社乃村工藝社 IVD アートディレクター 鈴木 不二絵氏にアニバーサリーカーペット(メインカーペット)のデザインを依頼しました。ブリュッセルの世界遺産広場を美しく彩り人びとに大きな感動を与えたカーペットがこの度リデザインされ新たな花絵としてアカプラに飾られます。市民ボランティアや地域の就業者など延べ約500名とともに、フラワーカーペットを制作・展示をする予定で、今年もフラワーカーペットを一緒に制作していただける作り手の方を広く募集します。

  • サッポロフラワーカーペット2024 開催概要

日  時: 2024年6月28日(金) ~ 6月30日(日)

       [制作]6月27日(木)・28日(金) [展示]6月28日(金)16:00頃~30日(日)16:30

 主  催: サッポロフラワーカーペット実行委員会、札幌駅前通地区活性化委員会

 特別協力: 株式会社乃村工藝社

 会  場: 札幌市北3条広場(アカプラ)、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)、

       赤れんが テラス 他 ※赤れんが テラス 会場のみ5/31(金)夕方 より展示

 W  E  B:  https://www.sapporo-flowercarpet.com/

       ※天候等により、内容が変更となる可能性がございます。

  • サッポロフラワーカーペット2024 アニバーサリーカーペットデザインが決定!

   今年のサッポロフラワーカーペットは、10回目のアニバーサリーイヤーのため、第1回目のテーマ「ベルギー」に焦点をあてます。
 ベルギーの首都ブリュッセルにある世界遺産の広場 グランプラスでは、2年に1度フラワーカーペットが開催され、美しい花の絨毯を世界中の方が楽しんでいます。第20回の「ブリュッセル・フラワーカーペット2016 」では、日本・ベルギー友好150周年記念の一環として「日本」をテーマに2016年8月12日から4日間にわたり開催されました。その際、株式会社乃村工藝社 IVD アートディレクターで札幌出身の鈴木 不二絵氏による「花鳥風月」のデザインが選出されました。このデザインは、日本とベルギーに共通する「美しい自然」「美しい風景」を通じて、両国の150年に渡る深い友好的なつながりと、今後の良き未来を願い、描き下ろされたものです。

 今年のサッポロフラワーカーペットのアニバーサリーカーペット(メインカーペット)は、10回目の節目、そして、第23回「ブリュッセルフラワーカーペット2024」の開催年であることを祝い、2016年「花鳥風月」の花絵を鈴木不二絵氏自身がリデザインすることが実現しました。フラワーカーペットから生まれた人と人、国と国をつなぐ深い絆を胸に、ここ札幌の地に花絵を飾ります。

 またイベントのキービジュアルも乃村工藝社IVDが担当し、札幌の街中をフラワーカーペット一色にし、華やかに彩ります。

アニバーサリーカーペットテーマ:「つむぐ、みらいへ」

アニバーサリーカーペットデザイナー: 

株式会社乃村工藝社 IVD アートディレクター 鈴木 不二絵

アイヌ文様監修:札幌アイヌ協会

サイズ: 全長 30m × 幅 7.5m(縁入り30.6m×8.1m) ※札幌のメインカーペットにおける過去最大サイズ

  • アニバーサリーカーペット デザイナーについて

【デザイナーコメント】

2024年のサッポロフラワーカーペットでは、「つむぐ、みらいへ」をテーマとしました。私が2016年にデザインを手掛けた「ブリュッセル・フラワーカーペット」のシンボルをモチーフとしながら、2016年のブリュッセルから現在の札幌へと紡ぐ作品としてリデザインし新たな息吹を吹き込みました。また、札幌アイヌ協会様のご協力をいただきながら、シンボルの周囲にアイヌ文様を取り入れ、アイヌ文化の未来を想う気持ちも込めています。このデザインは、フラワーカーペットを通じて北海道とベルギー両国の文化交流の深化を願うと共に、未来へと紡がれる新たな絆を表現しています。サッポロフラワーカーペットが10回目を迎える記念すべき年に、故郷の北海道・札幌と、私にとって深いご縁を感じているベルギーを想うデザインを手掛けさせていただき、光栄に思います。本イベントのためにお花を育ててくださった道内農家の方々への感謝と共に、多くの方々に歓びと感動をお届けできるよう、本番まで関係者のみなさまと準備を進めていきます。

【デザイナー プロフィール】

株式会社乃村工藝社 IVD アートディレクター

鈴木 不二絵

北海道札幌生まれ、札幌市立高等専門学校(現:札幌市立大学)卒業。

2017年、乃村工藝社社内にビジュアル・グラフィックデザイン専門チームIVD(Integrated Visual Design)を立ち上げる。IVDではアートディレクターとして、企業や施設のブランディングから、ロゴをはじめとするVI構築、グラフィック、広告、商品パッケージなど多岐にわたるデザインをトータルで手掛け、国内外のデザイン賞を受賞。

日本人として初めてデザインを手掛けた「ブリュッセル・フラワーカーペット2016」(ベルギー)、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」、「X park」(台湾)、「白い恋人パーク」リニューアルなどを担当。近年では「khb東日本放送」、箱根・ホテル「はつはな」などのブランディングに携わる。

株式会社乃村工藝社

https://www.nomurakougei.co.jp/

乃村⼯藝社は、商業施設、ホテル、企業PR施設、ワークプレイス、博覧会、博物館などの企画、デザイン、設計、施⼯から運営管理までを⼿掛ける空間の総合プロデュース企業です。グループ全体では、北海道をはじめ全国10拠点・海外8拠点、国内外6つのグループ会社で事業展開しています。1892年(明治25年)から培ってきた総合⼒を活かし、⼈びとに「歓びと感動」をお届けしています。近年は、持続可能な社会を実現するため、事業活動を通して幸せなインパクトを生み出す「ソーシャルグッド活動」を推進しています。北海道エリアの主な実績は「北海道ボールパークFビレッジ ES CON FIELD HOKKAIDO」 、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」、「ニッカウヰスキー余市蒸溜所 第2期リニューアル」、「小清水町防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」」

IVD(INTEGRATED VISUAL DESIGN)

https://www.instagram.com/ivd_official/

ビジュアルの視点から空間へアプローチしていくクリエイティブスタイルにより新しいブランド価値を創出する、ビジュアル・グラフィックデザインのプロフェッショナルチームです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000136553.html


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『翻訳できない わたしの言葉』東京都現代美術館で開催中 ひとりひとり違う「わたしの言葉」について考える

2024-05-15 | アイヌ民族関連

ぴあ5/14(火) 18:01

金仁淑《Eye to Eye, 東京都現代美術館 Ver.》2024年 「翻訳できない わたしの言葉」展示風景、東京都現代美術館、Photo:金仁淑 ©KIM Insook

東京都現代美術館で『翻訳できない わたしの言葉』が7月7日(日)まで開催中だ。参加作家は、ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑(キム・インスク)。この5人の作品を通じて、個人の中に蓄積されてきた経験の総体から生まれる「わたしの言葉」に耳を澄まし、その言葉や思いをそのまま受けとってみようと提案している。同展ではブラジルポルトガル語、アイヌ語、手話などが登場するが、たとえ同じ日本語を使っていても、ひとりひとりの言葉の使い方、語彙の選び方、発音の仕方などに個性があり、ひとりひとり違う言葉を喋っているとも言える。また、誰でも話す相手や場に応じて言葉を使い分けてもいる。相手の言葉も自分の言葉もそんなひとりひとりの言葉として大切にしようという展覧会だ。

【全ての画像】『翻訳できない わたしの言葉』の模様(9枚)

具体的にはどういうことなのか、作品を見ながら考えていこう。現在フランス国籍を持つ東京出身のユニ・ホン・シャープの映像作品《RÉPÈTE | リピート》は、外国語の発音に悩む日本人の多くが思い当たるような作品だ。もうひとつ、2022年に沖縄で「方言札」をテーマとして制作し、今回再制作した作品もある。1900年代前半~1970年前後まで、戦前は本土からの国語統一、戦後は本土復帰運動の中で方言が禁止され、「方言札」と呼ばれる木札を首に掛けるという罰則があった。フランスにもブルトン語を話すブルターニュ地方にも、フランス語で統一するために「symbole(サンボル)」という罰札を首にかける制度があった。この制度が沖縄に伝わって方言札ができたという説もある。「言葉を奪われる」ことはアイデンティティを失うに等しい。彼女は札の形をしたクッキー「gwispid(グウィスピッツ)」(ブルトン語でクッキーの意味)と沖縄の言葉(うちなーぐち)で書かれたレシピを制作。そこには「つくって食べてしまって自分の糧にしてしまおう」というユーモアで凌駕する強さがある。

マユンキキは、2つの映像作品と自身のセーフスペースとしての部屋を再現したインスタレーションからなる《Itak=asイタカㇱ》という作品を展開。「イタカㇱ」はアイヌ語で「私たち(聞き手は含まない)が話す」という意味。観客はパスポートに目を通してからインスタレーションに入る、あるいは入らずに通路を抜けることもできる。通行証というよりも、アイヌに関して何を知らないか、自身でチェックできるようなものだ。セーフスペースを設けるというアイディアは、2020年「第22回シドニービエンナーレ」に彼女が参加した際に、ディレクターのブルック・アンドリューが彼女のために先住民のアーティストやキュレーターと安心して話す場を設けたことがヒントになった。現在、彼女はSNSで心ない言葉を浴びたり、ステレオタイプなアイヌのイメージを押し付けられたりすることがあり、安心して表現できるセーフスペースが必要だったという。

薄暗い部屋にはアイヌ文化に関する品々や本、グレイトフルデッドベア(米国のロックバンドのキャラクター)などのぬいぐるみなどが展示されており、ライトで照らせばキャプションが読める。博物館展示を想起させるものでもあり、「展示品もかつて誰かが使っていたものだということを思いながら見てほしい」と話す。アイヌの代表としてではなく、現代に生きる個人としての言葉に耳を傾けたい。

ダンサーの南雲麻衣は3歳半で失聴し、7歳で人工内耳の手術を受け、高校生の頃に手話と出会う。母語とは「幼児期に最初に習得する言語」という定義に当てはめると音声日本語になるが、南雲は日本手話を第一言語とする。3つの映像作品では、聴者の母とは音声日本語でかつての気持ちを、ろう者の友人とは手話で家族について、聴者のパートナーとは声と手話を使い分けて話している。「3つのコミュニケーションのどれが正しいというのではなく、それぞれの世界があることを伝えたい。私にとって言葉とは、相手との関係にあるもの。日本語、日本手話などというラベルではなく、その相手がわかる方法で、相手の世界を知りたいという思いでコミュニケーションをとっているということを撮影した作品です」。言葉=アイデンティティはひとつではなく、相手との関係性などによって複数あるものと考える方がしっくりくるともいえる。

「体奏家」と名乗る新井英夫は、身体や心に障害のある人、生きづらさを抱えた人などと身体表現のワークショップを通じて、人は内面に豊かな「からだの声」を持つことを実感していた。自身が進行性難病ALSに罹患して2年が過ぎたが「そのワークショップでの経験が生き続ける希望に繋がっている」という。そして来場者にも「はっきりとした言語になる前の感覚や感情に気づいてほしい」と、さまざまな体験できるワークを用意した。例えば水袋をおなかに載せて寝転がったり、紙をちぎる音を聴いたり。罹患前後に日記のようにスマートフォンに撮りためていたパフォーマンス映像も展示。天気や風景と一体化するようなダンスが見られる。誰もがいつしか体や言葉を自由に扱えなくなり、死を迎える。だからこそ、からだの声に耳を澄ませたい。

金仁淑(キム・インスク)は、「恵比寿映像祭2023」(東京都写真美術館)で上映した、滋賀県のサンタナ学園で撮影した映像作品に新たな撮影も加えてインスタレーションした。ブラジルから日本に移住した子どもたちが通う学校。「Side:A」は子どもからの視点で見た学校風景、「Side:B」は大家族のように子どもたちを世話している校長先生の1日の記録だ。中央には子どもたちのビデオポートレートが屹立する。金仁淑と向かいあって見つめあい、目を逸らすまでを映した映像作品。人やものごとは多面的であり、正面からその裏側は見えないものだ。歩き回り、さまざまな角度から出会えるように配置されている。子どもたちの眼差しが優しいのは、時間をかけて関係性をつくったうえで撮影しているからだ。

また、日本語をほとんど喋れない子どもたちに日本との接点をつくるためのアートプロジェクトを実施。滋賀県のアートスポットなどに出かけ、通訳の助けを借りながら子どもたちがインタビューし、手に取れるアートブックを作成した。ブラジルに帰国した少女にアートブックを届けに行く映像もある。「ひとり一人が違う人生を送っているので一括りにはできない。わたし自身、まず個人があってその背景に在日コリアンという属性があります。人と人とが出会うには、個人と個人として向き合うことが大切です」。

展覧会の最後には、このアートブックほか、参考文献などが置かれたスペースもある。休息しながら思い返してみたい。同展のキュレーター八巻香澄は「言葉の違いというのはステレオタイプや分断を生むことがあります。それは“正しい”言葉があってそれを使わなければならないというイデオロギーが強いから。でも、方言やひとりひとり違う“わたしの言葉”を話していると思えば世の中の見え方が変わると思います。展覧会を見て、わたしの言葉ってこういうことなんだなと気がついたら、言葉記念日としてお祝いするようなハッピーな気持ちで帰っていただきたいです。社会的なトピックを扱う作品も多いですが、皆さんが安心して自分のことを大切にできる展覧会になればと願っています」。

この展覧会を見た人は何か話したくなるようだ。そのとき相手の気持ちを聞き合うことから開けることがあるのではないだろうか。

取材・文・撮影:白坂由里

<開催概要>

『翻訳できない わたしの言葉』

2024年4月18日(木)~7月7日(日)、東京都現代美術館にて開催

https://news.yahoo.co.jp/articles/943dad045aaea8b4c5be517a169334d5c6fdd1fa


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