先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

絵本:オバマ米大統領の娘たちへの手紙もとに出版

2011-08-24 | 先住民族関連
毎日新聞 2011年8月24日 東京朝刊

 オバマ米大統領が2人の娘に宛てた手紙をもとに書いた絵本、「きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙」(バラク・オバマ文、ローレン・ロング絵、さくまゆみこ訳、明石書店、1575円)が7月に発売された。米社会をけん引した13人の生き方を娘たちに紹介しており、子どもに勇気を与えそうだ。
 オバマ大統領が取り上げたのは、独立戦争を戦った初代大統領のジョージ・ワシントンや、視覚と聴覚を失いながらも福祉活動に尽くしたヘレン・ケラーら13人。ベトナム戦争戦没者慰霊碑のデザインをした中国系米国人マヤ・リンや、先住民のリーダーのシッティング・ブルら、日本の子どもにはなじみのない人も含まれている。
 終盤の見開きには、正面を向いてほほえむさまざまな人種の子どもが描かれる。最終ページは、オバマ大統領が娘たちと手をつないで歩く絵とともに、「きみたちのなかにも おおきなちからがひそんでいる。きみたちもかがやくひとに なれる」と語り掛けている。
 訳者のさくまさんは「文化的な背景が異なる幅広いジャンルからの13人だ。批判も覚悟した人選が、オバマ大統領らしい」と話す。
 絵を描いたロングさんが、東日本大震災を受けて書いた「困難を乗り越える力や、すばらしい生き方をするための力が、自分の中にもあると気づいてくれるよう願っています」というメッセージの紙も、絵本に挟み込まれている。
http://mainichi.jp/enta/book/news/20110824ddm010040018000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地球規模の問題 学生挑む 左京で模擬国連関西大会開幕

2011-08-24 | 先住民族関連
【京都新聞  2011年08月23日 22時35分 】

 大学生たちが各国の大使役となってさまざまな国際問題について討議する「模擬国連会議関西大会」が23日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まった。全国から約200人が集まり、安全保障や地球温暖化などについて意見を戦わせた。
 国際理解を深め、スピーチ能力や交渉力を磨くことを狙いに毎年開いている。11回目の今回は、25日まで3日間の日程で「コソボ情勢」「気候変動枠組み条約第17回締約国会議準備会合」「先住民の権利」など六つの議題で話し合う。
 開会式で外務省顧問の薮中三十二立命館大特別招聘(しょうへい)教授が「これからの世界と日本外交」と題して基調講演した。「日本はアジアで地域協力を進めながら、『中規模高品質国家』を目指すべき」と述べ、「賛同者を作ることが大事。具体的な提案を3点挙げて印象づけると良い」と外交会議のテクニックもアドバイスした。
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20110823000117

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災:米先住民族の有志団体と協力、義援金集め

2011-08-24 | 先住民族関連
 毎日新聞 2011年8月23日 18時41分(最終更新 8月23日 18時42分)

東日本大震災の被災者を助けようと、茨城県つくば市の雑貨店経営、金田淳さん(50)が、米国南西部の先住民族インディアンの有志団体と協力して、義援金集めに取り組んでいる。
 活動は「インディアン・フレンドシップ・プロジェクト」と名付けられ、ネットオークションやTシャツ販売などを行っている。米ニューメキシコ州で今月中旬に開かれたチャリティーイベントでは、約50万円が集まった。
 「遠く離れたインディアンも支援してくれている。被災者に希望をもってもらえれば」と金田さん。東北3県を訪問し、直接義援金を渡すのが目標だ。【杣谷健太】
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110824k0000m040025000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブミプトラ企業支援、能力主義導入を明言=ナジブ首相

2011-08-24 | 先住民族関連
マレーシアナビ2011/08/23 15:22 JST配信

【シャアラム】 ナジブ・ラザク首相は19日、ブミプトラ(マレー人と先住民族の総称)の経済活動促進に関する会議で、ブミプトラ支援で能力主義を導入すると明言した。
ブミプトラ企業の発展に向けた政策機関「ユニット・ペナラジュ・アジェンダ・ブミプトラ(TERAJU)」が、上場可能な有望企業1,000社のリストを2−3カ月後をめどに作成し、具体的支援活動を開始する。
政府はこれまで、企業の新規株式公開(IPO)に際し、公開株の一部をブミプトラに配分する支援策をとってきたが、ナジブ首相は「ある時点で配分された600億株のうち、ブミプトラの手元に残っているのはわずか20億株」と、利益目的の売却が横行していることを明らかにした。
ナジブ首相は「ブミプトラ企業が従来の姿勢、労働倫理を改めない限り、成長することはなく、こうした会議を開いても無駄」と語った。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、8月20日、ベルナマ通信、8月19日)
http://www.malaysia-navi.jp/news/110822062332.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登別:ユーカラ伝承者、金成マツの資料40点展示

2011-08-24 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年8月23日 19時59分

 金成マツ(右下写真)の生涯と業績を紹介する展示会=登別市で7月、新庄順一撮影 アイヌ民族の叙事詩(ユーカラ)伝承者、金成マツ(1875~1961年)の生涯と功績を紹介する展示が登別市の「知里幸恵 銀のしずく記念館」で開かれている。マツは、アイヌ神謡集を編さん・翻訳した幸恵の伯母。ユーカラをローマ字で筆録した膨大な「マツノート」を残した。展示では、アイヌ学校で学んだ函館時代、伝道師としてキリスト教の布教活動や婦人教育活動に取り組んだ旭川時代などの写真や資料40点余りを紹介。幸恵のめいで、同館館長の横山むつみさん(63)は「マツが没して今年が50年目。大きな仕事をしたのに知られていない。多くの人に知られるきっかけになれば」と話している。9月末まで開催予定。入館料(大人500円)が必要。【新庄順一】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110823hog00m040008000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【平取】チプサンケで120人丸木舟の旅楽しむ

2011-08-24 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 8/23)

 アイヌ民族伝統の舟おろしの儀式、第42回チプサンケが21日、平取町二風谷の沙流川上流の長知内橋近くに設けた舟おろし場で行われた。
 文化の伝承を目的にアイヌ協会平取支部などでつくる実行委員会の主催。町民と札幌、旭川、北見、仙台、東京、大阪、京都、福井、広島など全国各地から訪れた観光客ら約150人が参加した。
 降雨で川は水量も十分。好天にも恵まれ、救命胴衣を着用した120人の乗船希望者は7隻の木彫りの丸木舟に順次乗り込み、約1.5キロを下る15分間ののどかな舟旅を楽しんだ。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11082301.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サケ死力の遡上

2011-08-24 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞 2011年08月23日 14時24分

 【広尾】町内を流れる広尾川で、秋サケ(シロサケ)の遡上(そじょう)が本格化している。婚姻色を帯びた「ブナ」と呼ばれるサケたちが時折、体を水面にのぞかせながら、上流に向かって命懸けの川上りに挑んでいる。
 8月上旬から徐々に姿を見せ始め、川に架かる広尾橋には見物客の姿もある。
 サケは北太平洋を数千キロも回遊し、おおむね3〜5年後に故郷の川に帰る。川ではヒグマなど動物の餌ともなり、陸上に海の栄養やミネラルなどを運ぶ役割も果たす。
 アイヌ民族が「カムイチェプ」(神魚)とあがめた秋サケ。現在も十勝の水揚げ額の約半分を占める、海の恵みの象徴だ。今年の来遊予測は不漁だった昨年並みの厳しい見通しで、管内漁協は漁の解禁日を自主的に遅らせるなどして資源維持に努める。
 十勝釧路管内さけます増殖事業協会広尾ふ化場は「サケを刺激しないよう、川にはなるべく近寄らないで」と呼び掛け、広尾署は密漁のパトロールを強化する。
http://www.tokachi.co.jp/news/201108/20110823-0010177.php

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする