NHK 8月15日 4時28分
アメリカのニューメキシコ州で、アメリカ先住民が、東日本大震災の犠牲者を追悼する集会を開き、伝統的な衣装に身を包んだ先住民たちが笛を奏でながら祈りをささげました。
この集会は、ニューメキシコ州ギャロップで開かれたアメリカ先住民の大会のなかで、先住民が、日本に対して、哀悼と支援の意を示したいとして行ったものです。13日夜に開かれた集会には、全米から50余りの部族が集まり、日本の国旗を持った先住民らが太鼓などのリズムにあわせて会場を一回りしたあと、会場の全員が、東日本大震災の犠牲者のために黙とうをしました。そして、「マリコパ・ダコタ族」の男性が、伝統的な笛を使って亡くなった人にささげる曲を奏でると、会場にいた先住民の人たちが一斉に旗の下に集まり、被災地のために寄付をしていきました。笛を吹いた男性は、「私たちの文化である笛を奏でることで、日本の人たちに敬意を表したかった。日本の人たちには、震災に強く立ち向かってほしい」と話していました。集められた寄付金は、現地に住む日本人を通して、被災地に送られることになっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110815/t10014908541000.html
アメリカのニューメキシコ州で、アメリカ先住民が、東日本大震災の犠牲者を追悼する集会を開き、伝統的な衣装に身を包んだ先住民たちが笛を奏でながら祈りをささげました。
この集会は、ニューメキシコ州ギャロップで開かれたアメリカ先住民の大会のなかで、先住民が、日本に対して、哀悼と支援の意を示したいとして行ったものです。13日夜に開かれた集会には、全米から50余りの部族が集まり、日本の国旗を持った先住民らが太鼓などのリズムにあわせて会場を一回りしたあと、会場の全員が、東日本大震災の犠牲者のために黙とうをしました。そして、「マリコパ・ダコタ族」の男性が、伝統的な笛を使って亡くなった人にささげる曲を奏でると、会場にいた先住民の人たちが一斉に旗の下に集まり、被災地のために寄付をしていきました。笛を吹いた男性は、「私たちの文化である笛を奏でることで、日本の人たちに敬意を表したかった。日本の人たちには、震災に強く立ち向かってほしい」と話していました。集められた寄付金は、現地に住む日本人を通して、被災地に送られることになっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110815/t10014908541000.html