先住民族関連ニュース

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「現代のガンディー」ハザレ氏へ批判も:インド社会の多様な声

2011-08-27 | 先住民族関連
インド新聞 08/25/2011 07:41 AM .

 今、インドの新聞やテレビは、汚職防止組織(ロクパル)の設立を求めて断食を続ける社会活動家アンナ・ハザレ氏のニュースで持ち切りである。インド各地でハザレ氏を支持する集会が開かれ、社会階層を越えた多数の人々が支持を表明している。マハトマ・カンディーがイギリス植民地支配に対抗する手段として用いた断食により汚職根絶を訴えるハザレ氏は、「現代のガンディー」ともいわれている。
 ハザレ氏の人気はとどまるところを知らないが、それでもハザレ氏やその運動には批判の声もある。これらは今のところ少数意見に過ぎないが、ハザレ氏の運動を客観的に位置付けるには役立つはずであり、ここにまとめた。
(1)議会制民主主義の否定
 議会による法律制定の手続きに従わず、断食により自分たちが提案している法律の実現を試みるのは議会制民主主義の否定であるとする意見で、政府の基本的立場。ハザレ氏への対応について政府を激しく批判しているインド人民党(BJP)や共産党マルクス主義派(CPI-M)も、この点については同意見であり、ハザレ氏側の法案をそのまま受け入れることはできないとしている。
(2)ヒンドゥー教寄り
 デリーにあるモスク、ジャマー・マスジドのイマーム(宗教指導者)であるサイード・アフマド・ブハリ氏は、ハザレ氏の運動は反イスラム的であり、イスラム教徒は運動を支持しないように説いている。ブハリ氏は「バンデー・マータラム」(インドの愛国歌)や「母なるインド万歳」などの掛け声を用いるハザレ氏の運動をヒンドゥー教寄りとして批判するとともに、運動の資金が民族義勇団(RSS)などのヒンドゥー至上主義団体から出ているのではないかとの疑念を呈している。
 ブハリ氏の意見は、あまりに狭量であるとして、他のイスラム教徒指導者からも批判を受けた。しかし、ハザレ氏の運動とヒンドゥー至上主義団体とのつながりを不安視する人は少なくない。
(3)上流階層による運動
 ブッカー賞受賞作家のアルンダティ・ロイ氏は、22日付「ザ・ヒンドゥー」紙に「私はアンナ氏になりたくない」という記事を発表した。ロイ氏は、ハザレ氏の運動は、農民の自殺、先住民族の抑圧、開発による住民の強制立ち退きなど、社会の下層に位置する人々の問題を無視したものであると批判した。ロイ氏は、ハザレ氏が過去に2002年グジャラート州でのイスラム教徒虐殺事件への関与を疑われているナレンドラ・モディ州首相の開発モデルを称賛したことがあるほか、ハザレ氏の側近グループのメンバーのほとんどが多国籍企業などから資金を受け取っていると指摘している。
 何事にも必ず反対意見がでてくるのがインド社会であり、国民の広い支持を受けているハザレ氏の運動ですら例外ではない。これからもこうした反対意見が相次ぎ、運動の足元を崩してしまう可能性すらある。しかし、ハザレ氏の運動もインド社会の「反対意見の表明の自由」に依拠している部分が大きい。多様な意見が許される風潮はインド社会の弱みであると同時に、強みにもなっている。
http://indonews.jp/2011/08/post-5007.html

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【平取】沙流川親子教室 安全で楽しい川遊び学ぶ

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 8/24)

 豊かな川と親しむ沙流川親子教室が20日、平取町岩知志の釣り堀ニセウ園集合で開かれ、参加した約60人の親子が沙流川支流ニセウ川で水生昆虫や魚を観察し、安全な川遊びの方法を学んだ。
 豊かで安全な沙流川流域未来をつくる会住民部会(佐々憲一会長)の主催で、平取町、河川環境管理財団、室蘭開発建設部、沙流川愛クラブなどが後援。
 ライフジャケットにヘルメットを身に着けて河原に集合した子どもたちは、安全な川遊びの注意点について学んだ後、室蘭開建職員らの指導で岩の裏に付いているカワゲラなどの川虫観察、流れの速い場所を横切る水圧の強さ体験や水質検査法も教わった。
 この日は川遊びにはもってこいの快晴。タモを持った子どもたちはニセウ川の浅瀬へ入って水遊び学習を存分に楽しんだ。
 昼食は河原でヤマメや差し入れの高級びらとり和牛肉のバーベキュー。マッチを使っての炭おこしに成功すると「やったー!」と子どもたちはにっこり。午後からは、町アイヌ文化環境保全調査室の職員から沙流川とニセウ川の歴史やアイヌの人たちの暮らしぶりなども学んだ。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11082403.html

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【白老】アイヌ民族の文化伝承活動学ぶ 先住民文化専攻の台湾の大学生が来町

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 8/24)

 先住民文化を専攻する台湾の大学生グループが23日、白老町を訪問し、アイヌ民族の文化伝承活動に理解を深めた。
 一行は国立台東大学の教授や学生など5人。台湾には国の認める先住民が14部族あり、学生たちはこれらの食文化や植物の活用、文化伝承などを学んでいるという。
 アイヌ民族博物館(若草町)では、アイヌ古式舞踊の公演や伝統家屋「チセ」の内部を見学したほか、職員との懇談では「若いアイヌ民族が文化を学ぶ機会はあるのか」「アイヌ式の結婚式や葬儀は今も行われているのか」といった質問をぶつけていた。しらおいイオル事務所「チキサニ」(同)ではイオル再生事業の解説を受けた。
 学生の1人は「台湾には先住民の文化を紹介する施設がまったく無いので、(日本を)見習うべきだと思う」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11082402.html

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札幌スタイル100点突破 4社の10点 新たに認証

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 08/24 14:23)

 札幌の魅力を生かしたデザインや機能を持つ製品を市が認証する「札幌スタイル」の認証式が23日、市役所本庁舎で行われ、牛革製の花ばさみ収納ケースなど4社の10点が新たに認証され、通算で102点となった。
 札幌スタイルは道内産の素材などを使った札幌市内の企業や作家の製品が対象。2004年度に始まった。
 市は多くの応募作品を集めようと、本年度から認証を年2回に分けて実施し、6月末までに6社から14点の応募があった。国産天然馬油と道内産シラカバ樹液を主成分とした保湿クリーム、アイヌ文様ペンダント、雪の結晶をモチーフとしたネックレスなど10点が認証を受けた。
 牛革製の花ばさみ収納ケースは、札幌の四季を7色で表現している点を評価。革製品デザイン会社「アイディオー」の井戸下友也代表は「札幌のガーデニングが盛んになればうれしい」と話していた。
 認証商品は、市がパンフレットなどで紹介するほか、道外百貨店やJRタワー(中央区)の札幌スタイルショップで販売される。(中村征太郎)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/313887.html

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「ひがし北海道3つ星街道」 ミシュラン掲載機に道東4団体がPR/北海道

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(トラベルニュース 11/08/24)

 ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで知床国立公園、摩周湖、阿寒湖が三つ星として掲載されたのを機に、「ひがし北海道3つ星街道」づくりが始まった。街道を軸に道東エリアを面的に捉えて滞在型観光を推進する。第1弾としてポスターを作成、札幌や本州の旅行会社などに配布、プロモーションする。
 3つ星街道は、知床斜里町観光協会、摩周湖観光協会、阿寒観光協会まちづくり推進機構など3協会が主体となり、ひがし北海道観光事業開発協議会が協力して取り組む。今回の三つ星スポットだけでなく、道東エリアの豊富な観光資源すべてを星に見立てた。
 ポスターは、釧路市在住の画家ビン・カシワさんが作画。森と湖と海に囲まれた道東の雄大な自然をメルヘンチックに描き、プロモーション用にA1判で1千枚を作った。
 今後、3つ星街道を軸に各観光協会が「摩周湖星紀行プレミアム」「アイヌスピリチュアル」などのテーマで、着地型観光商品を開発。様々なテーマで滞在が楽しめるエリアにしていく。
 ひがし北海道観光事業開発協議会の野竹鉄蔵事務局長は「北海道観光は大周遊型の入込人員重視から、拠点周遊型の人泊数重視に構造変革していかなければなりません。3つ星街道により、来訪者が思い思いの三つ星を探す旅を『ひがし北海道スタイル』として提案していきたい」と話している。
http://www.travelnews.co.jp/news/area/1108241044.html

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北大遺跡保存庭園の野の花と北大農場横の平成のポプラ並木

2011-08-25 | アイヌ民族関連
ようこそさっぽろ 2011年8月24日

北海道大学の隠れスポットを散策
 北大構内を流れる人工の川サクシュコトニ川が、北18条で西に折れて流れてゆく辺りに北大の遺跡保存庭園がある。庭園といっても、整備された庭ではなく、小道が自然の草地を分けて延びているだけである。
 ここにある遺跡は、奈良時代末から平安時代にかけての村落の竪穴住居跡で、草が生い茂っている季節には竪穴の跡を見ることはできない。小道の途中に「アイヌ住居跡」と記された木製標柱が見られるぐらいである。この標柱の周囲にはオオハンゴンソウ(大反魂草)の集団を目にする。
 このキク科の花の原産地は北米であり、明治中期に日本に移入され野生化した。繁殖力の強い植物で、現在では環境省指定の特定外来生物になっている。アイヌの人々がここに住んでいた時代には見られなかったキク科の花が、現在住居跡に咲いていて、時代の変遷をこの花が教えてくれる。
 遺跡保存庭園の草地にこの時期見られる野の花は多くはないけれど、注意してみると地味な花が咲いている。ツユクサは夏の草地では雑草のように咲いている一日花である。
 アザミはそこここで目につく。アザミは日本全国でみられる花で種類が多いけれど、この草地にあるものはノアザミである。アザミはスコットランドの国花になっている花である。
 注意して見るとネジバナ(捩花)が雑草に隠れるようにして咲いている。ラン科の花で、ラン菌の助けを借りて成長する。花は茎に螺旋状について横向きで咲いていて、面白い花である。織物の「忍捩摺(しのぶもじずり)」の模様に似ていることからモジズリの名前もある。
 その他イヌタデ、ヒメジョオン、オオアワダチソウなどの花も目にすることができる。花や草の陰に様々な虫も居て、それらを観察するのも面白い。
 遺跡保存庭園の入口近くから平成のポプラ並木に沿って散策することもできる。北大名所のポプラ並木は第一農場内にあるが、老齢化が進み、2004年の風台風で多くの木が倒れたため、現在並木内は通行止めになっている。
 2000年に北大創基125周年記念行事の一つとして、第一農場の北の縁に沿って新しく平成のポプラ並木が植栽された。元のポプラ並木の木の枝から苗木を育てていて、現在はかなりの高さに育っている。並木の西側には三角山が見え、南側には農場とキャンパスの建物、JR札幌駅付近や桑園地区のビル群、さらにその背後に藻岩山が眺められ、北大の隠れた景観スポットである。

[案内人]
青木 由直さん
eシルクロード研究工房・房主(ぼうず)
【プロフィール】
2005年北大定年退職、道新文化センター講師、北海道新聞コラム執筆者。著書に「さっぽろ花散歩」、「爪句@私の都市秘境」ほか。.【ひと言】
「爪句@思い出の都市秘境」(北海道豆本シリーズ8)(共同文化社)が2010年10月出版で、これまでの豆本シリーズとともに札幌の主要書店で購入できます。秘境100選URL: http://hikyou.sakura.ne.jp/v2 .
http://www.welcome.city.sapporo.jp/topics/c010/a084.html

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絵本:オバマ米大統領の娘たちへの手紙もとに出版

2011-08-24 | 先住民族関連
毎日新聞 2011年8月24日 東京朝刊

 オバマ米大統領が2人の娘に宛てた手紙をもとに書いた絵本、「きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙」(バラク・オバマ文、ローレン・ロング絵、さくまゆみこ訳、明石書店、1575円)が7月に発売された。米社会をけん引した13人の生き方を娘たちに紹介しており、子どもに勇気を与えそうだ。
 オバマ大統領が取り上げたのは、独立戦争を戦った初代大統領のジョージ・ワシントンや、視覚と聴覚を失いながらも福祉活動に尽くしたヘレン・ケラーら13人。ベトナム戦争戦没者慰霊碑のデザインをした中国系米国人マヤ・リンや、先住民のリーダーのシッティング・ブルら、日本の子どもにはなじみのない人も含まれている。
 終盤の見開きには、正面を向いてほほえむさまざまな人種の子どもが描かれる。最終ページは、オバマ大統領が娘たちと手をつないで歩く絵とともに、「きみたちのなかにも おおきなちからがひそんでいる。きみたちもかがやくひとに なれる」と語り掛けている。
 訳者のさくまさんは「文化的な背景が異なる幅広いジャンルからの13人だ。批判も覚悟した人選が、オバマ大統領らしい」と話す。
 絵を描いたロングさんが、東日本大震災を受けて書いた「困難を乗り越える力や、すばらしい生き方をするための力が、自分の中にもあると気づいてくれるよう願っています」というメッセージの紙も、絵本に挟み込まれている。
http://mainichi.jp/enta/book/news/20110824ddm010040018000c.html

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地球規模の問題 学生挑む 左京で模擬国連関西大会開幕

2011-08-24 | 先住民族関連
【京都新聞  2011年08月23日 22時35分 】

 大学生たちが各国の大使役となってさまざまな国際問題について討議する「模擬国連会議関西大会」が23日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まった。全国から約200人が集まり、安全保障や地球温暖化などについて意見を戦わせた。
 国際理解を深め、スピーチ能力や交渉力を磨くことを狙いに毎年開いている。11回目の今回は、25日まで3日間の日程で「コソボ情勢」「気候変動枠組み条約第17回締約国会議準備会合」「先住民の権利」など六つの議題で話し合う。
 開会式で外務省顧問の薮中三十二立命館大特別招聘(しょうへい)教授が「これからの世界と日本外交」と題して基調講演した。「日本はアジアで地域協力を進めながら、『中規模高品質国家』を目指すべき」と述べ、「賛同者を作ることが大事。具体的な提案を3点挙げて印象づけると良い」と外交会議のテクニックもアドバイスした。
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20110823000117

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東日本大震災:米先住民族の有志団体と協力、義援金集め

2011-08-24 | 先住民族関連
 毎日新聞 2011年8月23日 18時41分(最終更新 8月23日 18時42分)

東日本大震災の被災者を助けようと、茨城県つくば市の雑貨店経営、金田淳さん(50)が、米国南西部の先住民族インディアンの有志団体と協力して、義援金集めに取り組んでいる。
 活動は「インディアン・フレンドシップ・プロジェクト」と名付けられ、ネットオークションやTシャツ販売などを行っている。米ニューメキシコ州で今月中旬に開かれたチャリティーイベントでは、約50万円が集まった。
 「遠く離れたインディアンも支援してくれている。被災者に希望をもってもらえれば」と金田さん。東北3県を訪問し、直接義援金を渡すのが目標だ。【杣谷健太】
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110824k0000m040025000c.html

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ブミプトラ企業支援、能力主義導入を明言=ナジブ首相

2011-08-24 | 先住民族関連
マレーシアナビ2011/08/23 15:22 JST配信

【シャアラム】 ナジブ・ラザク首相は19日、ブミプトラ(マレー人と先住民族の総称)の経済活動促進に関する会議で、ブミプトラ支援で能力主義を導入すると明言した。
ブミプトラ企業の発展に向けた政策機関「ユニット・ペナラジュ・アジェンダ・ブミプトラ(TERAJU)」が、上場可能な有望企業1,000社のリストを2−3カ月後をめどに作成し、具体的支援活動を開始する。
政府はこれまで、企業の新規株式公開(IPO)に際し、公開株の一部をブミプトラに配分する支援策をとってきたが、ナジブ首相は「ある時点で配分された600億株のうち、ブミプトラの手元に残っているのはわずか20億株」と、利益目的の売却が横行していることを明らかにした。
ナジブ首相は「ブミプトラ企業が従来の姿勢、労働倫理を改めない限り、成長することはなく、こうした会議を開いても無駄」と語った。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、8月20日、ベルナマ通信、8月19日)
http://www.malaysia-navi.jp/news/110822062332.html

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登別:ユーカラ伝承者、金成マツの資料40点展示

2011-08-24 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年8月23日 19時59分

 金成マツ(右下写真)の生涯と業績を紹介する展示会=登別市で7月、新庄順一撮影 アイヌ民族の叙事詩(ユーカラ)伝承者、金成マツ(1875~1961年)の生涯と功績を紹介する展示が登別市の「知里幸恵 銀のしずく記念館」で開かれている。マツは、アイヌ神謡集を編さん・翻訳した幸恵の伯母。ユーカラをローマ字で筆録した膨大な「マツノート」を残した。展示では、アイヌ学校で学んだ函館時代、伝道師としてキリスト教の布教活動や婦人教育活動に取り組んだ旭川時代などの写真や資料40点余りを紹介。幸恵のめいで、同館館長の横山むつみさん(63)は「マツが没して今年が50年目。大きな仕事をしたのに知られていない。多くの人に知られるきっかけになれば」と話している。9月末まで開催予定。入館料(大人500円)が必要。【新庄順一】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110823hog00m040008000c.html

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【平取】チプサンケで120人丸木舟の旅楽しむ

2011-08-24 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 8/23)

 アイヌ民族伝統の舟おろしの儀式、第42回チプサンケが21日、平取町二風谷の沙流川上流の長知内橋近くに設けた舟おろし場で行われた。
 文化の伝承を目的にアイヌ協会平取支部などでつくる実行委員会の主催。町民と札幌、旭川、北見、仙台、東京、大阪、京都、福井、広島など全国各地から訪れた観光客ら約150人が参加した。
 降雨で川は水量も十分。好天にも恵まれ、救命胴衣を着用した120人の乗船希望者は7隻の木彫りの丸木舟に順次乗り込み、約1.5キロを下る15分間ののどかな舟旅を楽しんだ。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11082301.html

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サケ死力の遡上

2011-08-24 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞 2011年08月23日 14時24分

 【広尾】町内を流れる広尾川で、秋サケ(シロサケ)の遡上(そじょう)が本格化している。婚姻色を帯びた「ブナ」と呼ばれるサケたちが時折、体を水面にのぞかせながら、上流に向かって命懸けの川上りに挑んでいる。
 8月上旬から徐々に姿を見せ始め、川に架かる広尾橋には見物客の姿もある。
 サケは北太平洋を数千キロも回遊し、おおむね3〜5年後に故郷の川に帰る。川ではヒグマなど動物の餌ともなり、陸上に海の栄養やミネラルなどを運ぶ役割も果たす。
 アイヌ民族が「カムイチェプ」(神魚)とあがめた秋サケ。現在も十勝の水揚げ額の約半分を占める、海の恵みの象徴だ。今年の来遊予測は不漁だった昨年並みの厳しい見通しで、管内漁協は漁の解禁日を自主的に遅らせるなどして資源維持に努める。
 十勝釧路管内さけます増殖事業協会広尾ふ化場は「サケを刺激しないよう、川にはなるべく近寄らないで」と呼び掛け、広尾署は密漁のパトロールを強化する。
http://www.tokachi.co.jp/news/201108/20110823-0010177.php

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オバマ大統領の絵本

2011-08-23 | 先住民族関連
(読売新聞 2011年8月22日 )

 アメリカのオバマ大統領が書いた絵本『きみたちにおくるうた』が明石書店から翻訳出版された。
 「知ってるかい」と2人の娘に人間の力や才能の可能性を問いかける手紙の形式で、アメリカの歴史を作った13人の偉人を紹介。絵本画家のローレン・ロングの温かなイラストが彩る。
 歴代大統領やアインシュタインら日本でも著名な人物の他、北米先住民の戦士、シッティング・ブル、貧困をなくそうとした社会事業家ジェーン・アダムズらも登場。アフリカ系初の米大統領でもある作者の信念が表れた人選になっているようだ。さくまゆみこ訳。1500円。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20110822-OYT8T00447.htm?from=os4

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【白老】東町の水野さんがアイヌ工芸作品コンテストで3年連続グランプリ

2011-08-23 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 8/22)

 白老町東町の工芸家・水野練平さん(33)が、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構主催の2011年度アイヌ工芸作品コンテストの木工芸の伝統的作品部門で、3年連続となる優秀賞(グランプリ)を獲得した。これにより、史上最年少での〝殿堂入り〟も決定。水野さんは「今後も伝統を正しく継承していきたい」と誓いを新たにしている。
 同部門には、道内7人から11作品の応募があった。水野さんが製作したのは「タシロ」と呼ばれる全長35センチ、刃渡り21センチの山刀。イタヤカエデを素材とする、さやと柄には、光放つ魂を連想させる文様を円や直線を使って彫り込み、華やかさを表現した。
 一般的に、コンテストでは完成品が評価される傾向にある。だが水野さんは「目的は賞を取るのではなく、いかに伝統的な作品を生み出せるか」と審査の目に触れない製作工程でも、機械や接着材を使わない昔ながらの手法を貫徹。優秀賞3回獲得が条件で、15回のコンテストの歴史で7人目となる「伝統工芸家」の仲間入りを果たすことになった。
 「おととしはマキリ(小刀)、去年はイタ(お盆)と、毎年違う作品で優秀賞を取れたのは自信になる。自分はアイヌ民族ではないけれど、どこまでも伝統にこだわったものを作っていこうと思います」。自身の心に先人の姿を宿らせ、共に生きようとする強い意志を水野さんは力強く語った。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11082201.html

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