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ナジブ政権が中道政策から逸脱の傾向=アナリストら

2011-08-17 | 先住民族関連
マレーシアナビ 2011/08/16 15:06 JST配信

【クアラルンプール】 政治アナリストらは、新経済モデル(NEM)を骨抜きにするなどナジブ・ラザク政権がマレー人右翼団体への懐柔策を続けており、2009年の政権発足当時の中道政策から脱線しかかっていると警告。優柔不断だったアブドラ・バダウィ前政権の二の舞になりつつあるとしている。
世論調査機関ムルデカ・センターのイブラヒム・スフィアン所長は、7月9日の非政府組織(NGO)や野党などが作る公正な選挙の実施を求める連合体「BERSIH」のデモにおける拙劣な対応、競争力強化に重点を置いたNEMがトーンダウンするなど、マレー人右翼や与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)へのおもねりが目立っており、右傾化のリスクを抱えていると指摘。政権発足当初から変革を訴えてきたが、結局は何も変わらなかったと述べた。
また景気は有権者の投票先を決める重要な要素であり、現在のように景気が乱高下する状況ではナジブ首相にとって不利だが、そうした中にあってナジブ首相が既存の支持基盤を守ることに専心しており、これでは改革は推進できないと分析。「BERSIH」のデモでは、より穏健な立場をとって彼らの主張する選挙改革に耳を傾ける余地をつくるべきだったと述べた。実際にはデモに際して右翼の強行主張が受け入れられ、リベラル派のアドバイザーが外されたという。
マレーシア・サラワク大学(Unimas)のファイザル・ハジズ博士も同様な意見で、当初は穏健・中道路線を意図したもののその達成に向けてナジブ首相側に意志不足があったと指摘。すべての方面で沈静化を目指すうちに自身が中道から外れて漂うようになってしまったと指摘した。
NEMについては、含められるはずだった「機会均等委員会(EOC)」設置計画が、民族主義的組織のペルカサなど右翼団体の圧力がかかると一転して削除。「観測気球」と説明した。EOC計画には、ブミプトラ(マレー人と先住民族の総称)に対する株式配分の廃止が盛り込まれていた。
(マレーシアン・インサイダー、8月15日)
http://www.malaysia-navi.jp/news/110815060720.html

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2本の虹

2011-08-17 | 先住民族関連
(時事ドットコム 2011/08/17 フォトニュース)

先住民の聖地として知られ、日本人観光客が近年増加している米アリゾナ州セドナ。14日夕、赤土の山の上空に2本の虹が懸かった。息をのむ絶景の出現に、道路の脇に車を止めてカメラで撮影を始める人の姿も見られた 【時事通信社】
http://www.jiji.com/jc/p?id=20110816093030-1240499

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終戦記念日:平和の尊さかみしめ 各地で催し /北海道

2011-08-17 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年8月16日 地方版

 66回目の終戦記念日を迎えた15日、道内各地でさまざまな催しが開かれた。今年は東日本大震災の犠牲者にも思いを寄せながら、平和の尊さをかみしめた。
 ◇「世界と連帯」アピール採択
 ◆札幌
 市民団体主催のアジア・太平洋戦争犠牲者の市民による追悼の集いが札幌市中央区の大通公園で開かれ、市民ら約30人が出席。全員で黙とうした後、東日本大震災に関連したアピールも行った。
 主催者の一人で、さっぽろ自由学校「遊」の共同代表、林炳沢(イムピョンテク)さんは、国を相手に10年に及ぶ裁判を闘った元従軍慰安婦の女性が東日本大震災で被災しながらも周囲の人に助けられたことに触れ、「被災地で行われた民族や国境を超えた人としての助け合いがあれば、戦争を避けられるかもしれない」と平和の尊さをアピール。また、在日韓国人の歌手やアイヌ民族の男性が歌や民族楽器を披露し、「戦争で犠牲となった方々に思いをはせながら、日本・アジア、そして世界の平和実現のために連帯しよう」とのアピールを採択した。【中川紗矢子】
 ◇祈りと鐘の音、修道院で集い
 ◆函館
 函館市上湯川町のトラピスチヌ修道院で15日、「世界平和のための祈りの集い」があった。立ち入りが制限されている聖堂で一般市民31人が修道女50人と一緒に聖書の言葉を唱和。平和を願う祈りをささげた。聖歌の後には平和の鐘が約300回鳴らされ、参加者は静かに黙とうした。
 同市乃木町の主婦、小松俊子さん(64)は「荘厳な雰囲気の中、修道女が祈る姿に感動した。これからも平和を願う気持ちを大切にしたい」と話していた。【近藤卓資】
 ◇風船を放ち不戦を誓う
 ◆釧路
 釧路市栄町平和公園で、16回目の「釧路市民戦災死没者慰霊式並びに平和祈念式」があり、約350人が参加した。
 同公園の平和モニュメント前で、黙とうと献花に続き、蝦名大也市長が式辞。東日本大震災での犠牲者と、世界各地から寄せられた支援に触れ、「これは国同士の関係が良好でなければあり得ない」と平和の大切さを力説した。平和への願いを込めた中高生の作文も朗読され、最後に空に風船を放ち、不戦への思いを新たにした。【山田泰雄】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110816ddlk01040151000c.html

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