(静岡新聞 8/20 08:16)
第21回国際親善中学野球大会台湾大会(浜松市中学野球国際親善育成会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)は19日、台湾・台東棒球村棒球場で開幕し、浜松市選抜の2チームは現地の中学校と対戦した。監督のイニシャルから名付けたSチーム(坂田真之介監督)とHチーム(橋爪敦志監督)がそれぞれ2勝と1勝を挙げた。
Sチームは鮮やかな逆転勝ちで、台東体育高中等部と対戦した初戦を8−6でものにした。2点を追う最終回、Sチームは二走日置建大朗選手(春野)、一走森脇一樹選手(細江)が重盗を仕掛けて相手投手を揺さぶると、四球を挟んで満塁から河西悠吏選手(浜松日体)の2点適時打で同点。さらに児玉康平選手(曳馬)の2点適時打で勝ち越した。
決勝打を放った児玉選手は「初回にエラーをしたので挽回したかった。同点に追い付いた後だったので楽な気持ちで打席に立った」と振り返った。勢いに乗ったSチームは続く第2試合でも泰源国民中を6−4で破って連勝した。
一方、厳しいスタートとなったのはHチーム。初戦で先住民族が多い卑南国民中に4−12と大敗を喫した。先発山下恭正投手(中郡)が二回に初球から積極的に狙う相手打線につかまると、ミスも絡んで一挙7点を奪われた。市選抜チームで初の女子選手、伊藤友里投手(都田)も2番手で登板したが、4失点と流れを止めきれなかった。
それでも第2試合では、多数のプロ選手を輩出している新生国民中を4−1で下し、初白星を挙げた。1失点8奪三振の好投で完投したのは加藤誠季投手(入野)。「相手はよくバットが振れていたが、絶対に負けたくなかった」と最終回の満塁のピンチも自慢の直球で切り抜けた。野手陣も無失策で初戦の悔しさを晴らした。
両チームは試合前のあいさつで対戦チームに日本から持参した扇子などの土産をプレゼントした。同日、一行は台東県庁を表敬訪問し、夕食時には台湾側との交流会が開かれ、親交を深めた。
http://www.at-s.com/news/detail/100054416.html
第21回国際親善中学野球大会台湾大会(浜松市中学野球国際親善育成会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)は19日、台湾・台東棒球村棒球場で開幕し、浜松市選抜の2チームは現地の中学校と対戦した。監督のイニシャルから名付けたSチーム(坂田真之介監督)とHチーム(橋爪敦志監督)がそれぞれ2勝と1勝を挙げた。
Sチームは鮮やかな逆転勝ちで、台東体育高中等部と対戦した初戦を8−6でものにした。2点を追う最終回、Sチームは二走日置建大朗選手(春野)、一走森脇一樹選手(細江)が重盗を仕掛けて相手投手を揺さぶると、四球を挟んで満塁から河西悠吏選手(浜松日体)の2点適時打で同点。さらに児玉康平選手(曳馬)の2点適時打で勝ち越した。
決勝打を放った児玉選手は「初回にエラーをしたので挽回したかった。同点に追い付いた後だったので楽な気持ちで打席に立った」と振り返った。勢いに乗ったSチームは続く第2試合でも泰源国民中を6−4で破って連勝した。
一方、厳しいスタートとなったのはHチーム。初戦で先住民族が多い卑南国民中に4−12と大敗を喫した。先発山下恭正投手(中郡)が二回に初球から積極的に狙う相手打線につかまると、ミスも絡んで一挙7点を奪われた。市選抜チームで初の女子選手、伊藤友里投手(都田)も2番手で登板したが、4失点と流れを止めきれなかった。
それでも第2試合では、多数のプロ選手を輩出している新生国民中を4−1で下し、初白星を挙げた。1失点8奪三振の好投で完投したのは加藤誠季投手(入野)。「相手はよくバットが振れていたが、絶対に負けたくなかった」と最終回の満塁のピンチも自慢の直球で切り抜けた。野手陣も無失策で初戦の悔しさを晴らした。
両チームは試合前のあいさつで対戦チームに日本から持参した扇子などの土産をプレゼントした。同日、一行は台東県庁を表敬訪問し、夕食時には台湾側との交流会が開かれ、親交を深めた。
http://www.at-s.com/news/detail/100054416.html