先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

【平取】沙流川親子教室 安全で楽しい川遊び学ぶ

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 8/24)

 豊かな川と親しむ沙流川親子教室が20日、平取町岩知志の釣り堀ニセウ園集合で開かれ、参加した約60人の親子が沙流川支流ニセウ川で水生昆虫や魚を観察し、安全な川遊びの方法を学んだ。
 豊かで安全な沙流川流域未来をつくる会住民部会(佐々憲一会長)の主催で、平取町、河川環境管理財団、室蘭開発建設部、沙流川愛クラブなどが後援。
 ライフジャケットにヘルメットを身に着けて河原に集合した子どもたちは、安全な川遊びの注意点について学んだ後、室蘭開建職員らの指導で岩の裏に付いているカワゲラなどの川虫観察、流れの速い場所を横切る水圧の強さ体験や水質検査法も教わった。
 この日は川遊びにはもってこいの快晴。タモを持った子どもたちはニセウ川の浅瀬へ入って水遊び学習を存分に楽しんだ。
 昼食は河原でヤマメや差し入れの高級びらとり和牛肉のバーベキュー。マッチを使っての炭おこしに成功すると「やったー!」と子どもたちはにっこり。午後からは、町アイヌ文化環境保全調査室の職員から沙流川とニセウ川の歴史やアイヌの人たちの暮らしぶりなども学んだ。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11082403.html

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【白老】アイヌ民族の文化伝承活動学ぶ 先住民文化専攻の台湾の大学生が来町

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 8/24)

 先住民文化を専攻する台湾の大学生グループが23日、白老町を訪問し、アイヌ民族の文化伝承活動に理解を深めた。
 一行は国立台東大学の教授や学生など5人。台湾には国の認める先住民が14部族あり、学生たちはこれらの食文化や植物の活用、文化伝承などを学んでいるという。
 アイヌ民族博物館(若草町)では、アイヌ古式舞踊の公演や伝統家屋「チセ」の内部を見学したほか、職員との懇談では「若いアイヌ民族が文化を学ぶ機会はあるのか」「アイヌ式の結婚式や葬儀は今も行われているのか」といった質問をぶつけていた。しらおいイオル事務所「チキサニ」(同)ではイオル再生事業の解説を受けた。
 学生の1人は「台湾には先住民の文化を紹介する施設がまったく無いので、(日本を)見習うべきだと思う」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11082402.html

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札幌スタイル100点突破 4社の10点 新たに認証

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 08/24 14:23)

 札幌の魅力を生かしたデザインや機能を持つ製品を市が認証する「札幌スタイル」の認証式が23日、市役所本庁舎で行われ、牛革製の花ばさみ収納ケースなど4社の10点が新たに認証され、通算で102点となった。
 札幌スタイルは道内産の素材などを使った札幌市内の企業や作家の製品が対象。2004年度に始まった。
 市は多くの応募作品を集めようと、本年度から認証を年2回に分けて実施し、6月末までに6社から14点の応募があった。国産天然馬油と道内産シラカバ樹液を主成分とした保湿クリーム、アイヌ文様ペンダント、雪の結晶をモチーフとしたネックレスなど10点が認証を受けた。
 牛革製の花ばさみ収納ケースは、札幌の四季を7色で表現している点を評価。革製品デザイン会社「アイディオー」の井戸下友也代表は「札幌のガーデニングが盛んになればうれしい」と話していた。
 認証商品は、市がパンフレットなどで紹介するほか、道外百貨店やJRタワー(中央区)の札幌スタイルショップで販売される。(中村征太郎)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/313887.html

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「ひがし北海道3つ星街道」 ミシュラン掲載機に道東4団体がPR/北海道

2011-08-25 | アイヌ民族関連
(トラベルニュース 11/08/24)

 ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで知床国立公園、摩周湖、阿寒湖が三つ星として掲載されたのを機に、「ひがし北海道3つ星街道」づくりが始まった。街道を軸に道東エリアを面的に捉えて滞在型観光を推進する。第1弾としてポスターを作成、札幌や本州の旅行会社などに配布、プロモーションする。
 3つ星街道は、知床斜里町観光協会、摩周湖観光協会、阿寒観光協会まちづくり推進機構など3協会が主体となり、ひがし北海道観光事業開発協議会が協力して取り組む。今回の三つ星スポットだけでなく、道東エリアの豊富な観光資源すべてを星に見立てた。
 ポスターは、釧路市在住の画家ビン・カシワさんが作画。森と湖と海に囲まれた道東の雄大な自然をメルヘンチックに描き、プロモーション用にA1判で1千枚を作った。
 今後、3つ星街道を軸に各観光協会が「摩周湖星紀行プレミアム」「アイヌスピリチュアル」などのテーマで、着地型観光商品を開発。様々なテーマで滞在が楽しめるエリアにしていく。
 ひがし北海道観光事業開発協議会の野竹鉄蔵事務局長は「北海道観光は大周遊型の入込人員重視から、拠点周遊型の人泊数重視に構造変革していかなければなりません。3つ星街道により、来訪者が思い思いの三つ星を探す旅を『ひがし北海道スタイル』として提案していきたい」と話している。
http://www.travelnews.co.jp/news/area/1108241044.html

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北大遺跡保存庭園の野の花と北大農場横の平成のポプラ並木

2011-08-25 | アイヌ民族関連
ようこそさっぽろ 2011年8月24日

北海道大学の隠れスポットを散策
 北大構内を流れる人工の川サクシュコトニ川が、北18条で西に折れて流れてゆく辺りに北大の遺跡保存庭園がある。庭園といっても、整備された庭ではなく、小道が自然の草地を分けて延びているだけである。
 ここにある遺跡は、奈良時代末から平安時代にかけての村落の竪穴住居跡で、草が生い茂っている季節には竪穴の跡を見ることはできない。小道の途中に「アイヌ住居跡」と記された木製標柱が見られるぐらいである。この標柱の周囲にはオオハンゴンソウ(大反魂草)の集団を目にする。
 このキク科の花の原産地は北米であり、明治中期に日本に移入され野生化した。繁殖力の強い植物で、現在では環境省指定の特定外来生物になっている。アイヌの人々がここに住んでいた時代には見られなかったキク科の花が、現在住居跡に咲いていて、時代の変遷をこの花が教えてくれる。
 遺跡保存庭園の草地にこの時期見られる野の花は多くはないけれど、注意してみると地味な花が咲いている。ツユクサは夏の草地では雑草のように咲いている一日花である。
 アザミはそこここで目につく。アザミは日本全国でみられる花で種類が多いけれど、この草地にあるものはノアザミである。アザミはスコットランドの国花になっている花である。
 注意して見るとネジバナ(捩花)が雑草に隠れるようにして咲いている。ラン科の花で、ラン菌の助けを借りて成長する。花は茎に螺旋状について横向きで咲いていて、面白い花である。織物の「忍捩摺(しのぶもじずり)」の模様に似ていることからモジズリの名前もある。
 その他イヌタデ、ヒメジョオン、オオアワダチソウなどの花も目にすることができる。花や草の陰に様々な虫も居て、それらを観察するのも面白い。
 遺跡保存庭園の入口近くから平成のポプラ並木に沿って散策することもできる。北大名所のポプラ並木は第一農場内にあるが、老齢化が進み、2004年の風台風で多くの木が倒れたため、現在並木内は通行止めになっている。
 2000年に北大創基125周年記念行事の一つとして、第一農場の北の縁に沿って新しく平成のポプラ並木が植栽された。元のポプラ並木の木の枝から苗木を育てていて、現在はかなりの高さに育っている。並木の西側には三角山が見え、南側には農場とキャンパスの建物、JR札幌駅付近や桑園地区のビル群、さらにその背後に藻岩山が眺められ、北大の隠れた景観スポットである。

[案内人]
青木 由直さん
eシルクロード研究工房・房主(ぼうず)
【プロフィール】
2005年北大定年退職、道新文化センター講師、北海道新聞コラム執筆者。著書に「さっぽろ花散歩」、「爪句@私の都市秘境」ほか。.【ひと言】
「爪句@思い出の都市秘境」(北海道豆本シリーズ8)(共同文化社)が2010年10月出版で、これまでの豆本シリーズとともに札幌の主要書店で購入できます。秘境100選URL: http://hikyou.sakura.ne.jp/v2 .
http://www.welcome.city.sapporo.jp/topics/c010/a084.html

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