先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「はやぶさ」落下カプセル回収へ、太陽系の起源解明に期待

2010-06-15 | 先住民族関連
(ロイター 2010年 06月 14日 16:29 JST)
 [シドニー 14日 ロイター] 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、小惑星「イトカワ」への往復7年間の旅を終えた探査機「はやぶさ」のカプセルが地球に帰還したと発表した。関係者は、カプセルがイトカワで採取した土壌サンプルを搭載していると期待している。
 2003年に打ち上げられた「はやぶさ」の本体は地球に着地する前に燃え尽きてしまったが、本体から分離したカプセルは同日未明(日本時間13日深夜)、オーストラリアの砂漠地帯に無事に着地した。JAXAの広報担当者はロイターに対し、現場の写真から見て、貴重な採取サンプル搭載の期待がかかるカプセルは無事だとの見方を示した。
 着地点周辺がオーストラリアの先住民アボリジニの「聖地」に当たるため、豪国防当局者が夜明けを待ってアボリジニの長老とともに現地に向かい、聖地に被害が出ていないことを確認した上で、14日中にカプセルを回収することへの了解も得たという。
 はやぶさは2005年に小惑星イトカワに着陸。関係者は今回帰還したカプセルの中にイトカワで採取した土壌サンプルが入っている可能性が高いと考えている。もし土壌サンプルが採取できていれば、月以外の天体から持ち帰った初めての土壌試料となるとともに、太陽系の起源解明にも役立つと期待されている。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-15810620100614
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アイヌ文化 理解深めて 横... | トップ | 反貧困] 2010年・フリーター... »
最新の画像もっと見る

先住民族関連」カテゴリの最新記事