先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

姉妹都市・青森県つがる市の児童が白老訪問 ムックリ制作体験

2024-08-01 | アイヌ民族関連

武内敦貴 有料記事

北海道新聞2024年7月31日 18:21(7月31日 19:09更新)

ムックリの制作に熱中する児童たち

 【白老】町の姉妹都市、青森県つがる市の小学5年生17人が7月30日から3日間の日程で町を訪れ、アイヌ文化や歴史について学んでいる。31日には体験工房コロポックルでムックリ(口琴)の制作を体験した。

 つがる市姉妹都市協会の交流事業の一環。8月1日まで虎杖浜温泉のホテルに滞在する。30日は大塩英男町長らと懇談し、仙台藩白老元陣屋資料館を見学した。

 31日のムックリ制作体験は、・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1045126/


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「協会賞」受賞・小樽市総合博物館の館長 石川直章(いしかわ・なおあき)さん

2024-08-01 | アイヌ民族関連

栗栖維意 会員限定記事

北海道新聞2024年7月31日 10:32

 館長を務める小樽市総合博物館が、今年の日本博物館協会賞(同協会主催)を道内で初めて受賞した。創設4年の同賞をこれまでに受賞したのは大原美術館(岡山県倉敷市)、兵庫県明石市立天文科学館など5館。「名だたる施設ばかりなので驚きですが、光栄です」と素直に喜ぶ。

 館内での展示・解説にとどまらず、小樽の歴史や文化、風土に関する研究成果を企業や商業施設、各種団体に提供し、年間700万人以上が訪れる観光の下支えに貢献した点が特に評価された。

 「まずは博物館に尋ねてみようという気風が小樽にはある」と語る。「伝統の祭りの起源は」「名物料理の由来は」―。寄せられる問い合わせは多種多様だが、自身を含む計11人の学芸員が徹底して調べ、真摯(しんし)に対応してきた。知っているようであいまいなことも少なくないが、決して「分からない」とは答えない。「小樽の謎は博物館が解く」。そんな自負をにじませる。

・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1044881/


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<ウポポイ オルシペ>94 伝統芸能上演「イメル」 歌や踊り復元し「再生」

2024-08-01 | アイヌ民族関連

有料記事

北海道新聞2024年7月31日 10:29

1人で踊るエムシ リムセ(刀の踊り)=2023年3月7日

 ウポポイのウエカリ チセ(体験交流ホール)ではアイヌの伝統芸能の伝承と復興に取り組んでいます。

 昨年4月から行っている伝統芸能上演「イメル」は、音声や映像、文献、伝承者の記憶から、見聞きする機会の少なくなった芸能を掘り起こして紹介しています。「再生のかたち」というコンセプトのもと、復元した歌や踊りがイメル(稲光)から再生していく様子を描いた舞台です。

 今回はイメルで上演している演目から二つ紹介します。

 サルルンカムイ リムセ(鶴の踊り)は、親の鶴が子の鶴に羽ばたき方を教え一緒に大空へ飛んでいく様子を表している踊りです。阿寒で伝承されている歌と白老で伝承されている踊りがコラボレーションした演目で、阿寒と白老の人が一緒に鶴の踊りを披露している映像資料を基に復元したものです。次世代へ継承し、ウポポイと地域の伝統芸能をつなぎたいという思いを込めて、イメルの中で紹介しています。

・・・・・・

 このように、イメルでは歴史に埋もれた歌や踊りをご覧いただけます。ぜひウポポイへお越しください。<文・竹内智秋(レトプ)、森万希子(レニ)=文化振興部芸能課>

◆「エムシ」の「シ」は小さい字

◆「リムセ」の「ム」は小さい字

◆「レトプ」の「プ」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1044868/


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【北海道 東川町】映画「カムイのうた」出演俳優 加藤雅也氏が東川町文化芸術アンバサダーに就任 せんとぴゅあⅠギャラリー2にて写真展も開催中

2024-08-01 | アイヌ民族関連

北海道 東川町 2024-07-31 20:50

北海道東川町は、映画「カムイのうた」に作品のキーパーソンである「兼田教授」役として出演した加藤雅也氏と、今後とも継続して東川町の誇る大雪山文化や写真文化、さらにはアイヌ文化の発信について連携すべく、7月20日に「東川町文化芸術アンバサダー」を委嘱しました。

関係者コメント

<東川町長 菊地伸>
東川町が中心となって制作した映画「カムイのうた」は、これまで道内・道外の劇場で上映され、今後は「地域上映」という形で全国、そして世界に広めてゆく準備を進めています。映画を通して、アイヌ文化のしっかりした発信と、北海道の豊かで素晴らしい自然を発信していきたいと考えています。
この映画は、「写真の町」である東川町が「写真という文化」を中心とした町づくりをすすめてきた中で制作が実現したものです。加藤雅也さんには、映画の中で素晴らしい演技をしていただいたわけですが、映画の撮影をする中で加藤さんも写真を撮ってらっしゃるという事を知り、そして「写真の町」にも協力したいとのお話をいただき、この写真展やアンバサダーの委嘱が実現できました。
この縁がしっかりとつながって、東川町として加藤雅也さんという素晴らしい存在と連携していきたいと思いますし、加藤さんにご協力いただきながら、今後も写真を中心としてその他の文化も含め、町づくりを進めていきたいという思いです。

<加藤雅也氏>
町長からもあったように、映画「カムイのうた」に参加させてもらい、それが縁で写真展をさせてもらうことになりました。お話しの中にもありましたが、この縁が一回で終わったら意味が無くて、継続は力なりという事があります。毎年何か新しい写真を持ってきてもいいし、それ以外にも、教育的な事などもどんどんやって、必ず何か町に貢献できるように結果を出していきたいです。
Masaya Kato
・Official Site http://www.katomasaya.com/
・Instagram https://www.instagram.com/masaya_kato1192/

写真展「カムイからの伝言」

この写真展では、写真家でもある加藤雅也氏が撮影した写真を展示しています。
第40回東川町国際交流写真フェスティバル(フォトフェスタ2024)のプログラムの1つで、映画「カムイのうた」の舞台裏や、主演女優・吉田美月喜さんの映画の中とは異なる姿、そして今を生きるアイヌの姿を、スライド形式でダイナミックに投影しています。
【会期】2024/7/17(水) ~8/12(月・祝) 9:00-17:00 (月曜休館)
【会場】せんとぴゅあⅠ ギャラリー2
(北海道上川郡東川町北町1-1-1)
【入場料】無料

映画「カムイのうた」特設ホームページ

映画に関する最新情報を掲載しています。

東川町文化交流課 交流推進室
TEL 0166-82-2111(内線731)

https://newscast.jp/news/3592026


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名張市役所で終業後に「ハカ」 ニュージーランド出身の国際交流員が伝授、結束力アップに一役

2024-08-01 | 先住民族関連

中日新聞2024年7月31日 05時05分 (7月31日 16時39分更新)

北川裕之市長(中央)や市職員らにハカを指導するザビエルさん(左)=三重県名張市役所で

 三重県名張市役所に国際交流員として勤務するフルグリーナス・ザビエルさん(28)が、故郷ニュージーランド(NZ)の先住民族マオリの伝統舞踊「ハカ」を同僚の市職員らに伝授し、職場の結束力アップに一役買っている。「ハカは自分の強い感情を表現するもの。お互いの気持ちを共有すれば、チームワークが生まれる」とザビエルさんは力を込める。

 「カマテ、カマテ」「キョオラ、キョオラ」

 6月下旬の金曜の夕方、終業後の市役所内に、職員らの一体感ある勇ましい声が響いた。研修の一環として市職員らがトライしたのは、戦いに挑む気持ちを表現したハカ。ラグビーNZ代表「オールブラックス」が試合前に披露することで有名だ。マオリ語...

この記事は会員限定です。

https://www.chunichi.co.jp/article_photo/list?article_id=936449&pid=4956761


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アマゾンの森に閉じ込められた4人の少年を救う物語

2024-08-01 | 先住民族関連

VOI 31 Juli 2024, 06:30

捜索救助隊は、アマゾンフォレストでの飛行機墜落事故の40日目に生き残った4人の少年に避難させた。(コロンビア大統領府)

ジャカルタ - アマゾンの森の真ん中に閉じ込められたい人は誰もいません。誤ってそこに閉じ込められた人は誰でも、間違いなく生き残ることはできません。しかし、この警告はコロンビア出身の4人の少年、レスリー・ヤコボ・ボンバイア(13歳)、ソレクニ・ラノク・ムクトゥイ(9歳)、ティエン・ノリエル・ロノク・ムクトゥイ(4歳)、クリスチャン・ネリマン・ラノク(1歳)には適用されません。

4人全員が災害から逃れることができました。彼らが乗っていた飛行機は墜落し、彼らは40日間アマゾンのジャージで生き残ることができました。

先駆的な飛行パイロットとしての生活は危険な仕事です。エルナンド・ムルシアはそれを認めている。しかし、彼はそれに慣れていました。彼はアマゾンのある地域と別の地域を結ぶ飛行に慣れていました。

彼はまた、彼が拠点を置く彼の会社である航空会社チャーターズが同意する限り、最も危険な地域に大きなリスクを冒したいと考えています。ムルシアはセスナの飛行機をアララクアラ地域に飛ばすという任務を負った。

彼は当初、多国籍企業のメンバーを迎えに行くという使命を受けました。しかし、軍はムルシアに先住民族の長老ハーマン・メンドーサと1つの華都族家族を輸送するよう指示した。

彼らはマグダレーナと彼女の4人の子供、レスリー、ソレクニ、ティエン、クリスチャンです。彼らの命は、彼らが反乱軍の標的であったために脅かされました。ムルシアと華都族の家族が乗っていた飛行機は、午前7時に離陸した。

離陸プロセスは順調に進みました。セスナの上の人たちは何の予感も持っていませんでした。マグダレーナと彼女の子供たちも、すぐにサンホセデルグアビアールにたどり着きたいと思っています。ただし、カケタ地域を上回っているときに問題が発生します。

彼らが乗っていた飛行機のエンジンが突然死んだ。ムルシアはパニックに陥らないようにしました。彼は自分の道に従って行動を起こそうとしました。彼はメッセージを送りました。彼は川に緊急着陸するように頼んだ。

運命は誰にもわかりません。このメッセージは、実際にはムルシアと華都族の家族からの最後のニュースでした。このニュースはコロンビアですぐにホットなニュースになりました。一般的なハラヤックは、政府が直ちに避難するために動くことを望んでいます。犠牲者がすべてを生き延びることができることに感謝します。

「コロンビアで飛行機が墜落した場合、それらを見つける責任は通常、軍と空軍による救助チームの配達を手配する民間航空局の手に委ねられます。しかし、Amazonの広大な面積とユニークな危険は、最初は誰かを徒歩で送るには危険すぎると考えられていました。」

「空軍だけが配備され、彼らは遺跡や生存者の可能性を見つけることを期待して、カチパルト近くの森に偵察機を送りました。一方、アビアンラインチャートズの創設者であるフレディ・ラディーノは、捜索活動を行うために他のいくつかの飛行機を配達しました。しかし、アビアンラインも空軍も事故の兆候は見られませんでした:破片も煙も、熱帯雨林のキャノピーを通って見られる経路もありませんでした」とウィリアム・ラリストンはガーディアン紙に「Forty Days Lost in the Rainforest: Columbia's Miracle Rescue」(2024)と題する投稿で述べています。

政府はまた、救助任務を遂行するために動いた。SAR チームが配備されました。軍隊は関与することを忘れないでください。好むと好まざるとにかかわらず、政府は地域社会団体からの何百人ものボランティアにも依存しています。

問題が発生します。介入した多数のグループは、実際に検索を妨げました。エラーイベントはよく発生します。たとえば、軍事グループが暖炉の残骸を発見したときです。調査結果は犠牲者によって行われたとされていますが、検索された後、それはまさにボランティア要素の痕跡です。

犠牲者の捜索は2023年5月15日に結果を得るために始まりました。SARチームの職員は、墜落した飛行機の墜落に成功しました。飛行機は地面に向かって垂直位置にあることがわかりました。プロペラはファスルージ(航空機の体)から分離されています。

飛行機からそう遠くないところに、SARチームは3人の遺体があることを発見しました。死体はそれぞれマグダレーナ、ムルシア、そして部族の長であるメンドーサでした。謎が浮かび上がる。4人の子供たちは現場にいませんでした。彼らは森に入ったと考えられています。最も危険と考えられる動き。

すべては、アマゾンの荒野がアナコンダヘビやトウモロコシのような野生動物で満たされているからです。コロンビアの人々も絶望し始めました。彼らの中には、「賢い人」のサービスを借りて助けようとし始めた人もいました。

この取り組みは重要なオプションと見なされます。なぜなら、地元の信頼はまだ神秘的なものを信じているからです。アドバイスに従ってください。子供の足の特別な足跡は、賢い人々のサービスのおかげで発見されました。その痕跡は、捜索の40日目に4人の子供たちを導いた。

4人全員が悲しい状態にあります。彼らは痩せて寒いです。捜索救助隊はまた、彼の母親が4日目に亡くなったという事実を嘲笑した。死んでいた彼の母親は助けを求めて行くように彼に助言しました。

任務はレスリーによってうまく行われました。彼は若い兄弟の世話をする上で大きな役割を果たしました。彼は森林をよく知っています。Huatotoの先住民は幼い頃から森の中で狩、釣り、食料収集を学んでいるので、それは珍しくありません。

彼は穀物や果物から生き残るために、若い兄弟のための食べ物を見つけることができました。彼らの救出のニュースはコロンビア全土に衝撃を与えた。

「子供たちを診察した軍の医師、カルロス・リンコンは、軽傷と擦り傷だけで生き延びたと言いました。金曜日に政府が公開した写真では、子供たちは乾燥しているように見え、医師は固形の食べ物を受け取っていないと言いました。彼は、2〜3週間以内に病院を出ることができると期待していると言いました。」

「子どもたちを訪問した当局者の一人であるイワン・ベラスケス国防相。彼は最年長の子供レスリー(13歳)が若い兄弟の生存を確実にしたことを称賛した」とジュネヴィーブ・グラツキーは著書『コロビアの子どもたちはジャングルから安全である と言われている』(2023年)で述べている。

The English, Chinese, Japanese, Arabic, and French versions are automatically generated by the AI. So there may still be inaccuracies in translating, please always see Indonesian as our main language. (system supported by DigitalSiber.id)

https://voi.id/ja/memory/403379


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台湾発の着圧ソックスがおしゃれすぎる

2024-08-01 | 先住民族関連

ランニングストリート365 2024年7月31日

台湾の独創性溢れるブランド「FLIPPOS」の段階的着圧ソックスが、2024年7月31日(水)から、大阪・阪急うめだ本店10階「楽歩堂」コーナーにて販売がスタートしました。FLIPPOSは単なる機能性ソックスではなく、それぞれのソックスには、独創的なストーリーが込められています。

「ニュージーランド先住民族マオリの文化保護」、「地球温暖化とクジラ」など、民族、自然、文化遺産などを題材にした絵画的なデザインは、見る人の心を揺さぶります。もちろん機能性も優れていおり、ランニングやウォーキングを快適にしてくれるアイテムです。

デザインも機能も妥協しないソックス

FLIPPOSは、ファストファッションとは一線を画す、高機能で独創的なソックスです。

足裏からふくらはぎにかけて部位ごとに異なる圧力設計を採用することで血流を促進し、筋肉の疲労・座りっぱなしや立ちっぱなしによる足裏やふくらはぎの疲れやだるさ・むくみを改善します。さらに運動時に着用することで筋肉の振動を抑え、より大きな力を発揮することができます。

このような機能を備えつつも、デザインにこだわっており、「ニュージーランド先住民族マオリの文化保護」、「地球温暖化とクジラ」など、民族、自然、文化遺産などを題材にした絵画的なデザインがほどこされているため、ソックスによって自分を表現できるようになります。

現時点での販売色は18タイプ。自分らしさを表現できるソックスが見つかったら、ぜひ購入して、自分らしさをソックスと走りで表現してみてはいかがでしょう。

FLIPPOS SOCKS 製品概要

発売日

2024年7月31日(水)

価格

7,920円(税込)

カラー

計18色

サイズ

S、M、L

素材

ナイロン85%・ライクラ7%・綿4%

スパンデックス 2%・銀線維2%

購入方法

阪急うめだ本店10階「楽歩堂」コーナー
https://www.rakuhodou.com/shop_info/shop_umeda.html

https://runningstreet365.com/gear/41337


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先住民、今も投票に壁 米大統領選、アリゾナ州

2024-08-01 | 先住民族関連

岩手日報 2024.07.31

https://www.youtube.com/watch?v=05cJqESwxs4

 先住民の市民権が認められて今年で1世紀。住所がなく、通信などの社会インフラが脆弱な土地が多く残る居留地特有の事情が有権者登録や投票の壁となり、投票率は低いまま。集会参加団体の関係者は「権利のための闘いは続く」と語った。

共同通信

https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/7/31/167380


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常呂・トコロチャシ跡遺跡群…

2024-08-01 | アイヌ民族関連

伝書鳩2024-07-31 掲載

来春公開に向け整備再開 北見市の財政事情で中断も

 北見市の財政事情の影響で整備工事が中断していた常呂のトコロチャシ跡遺跡群だが、ようやく来春の公開に向けて整備が再開されることとなった。これまでに園路や案内板、竪穴住居の内部を展示するための上屋などが完成しており、8月末にも残りの展示物などの整備が始まる。

8月末にも工事スタート

オホーツク文化の竪穴住居を再現(写真は上屋)

 トコロチャシ遺跡群は常呂川河口付近に広がる遺跡群。古くは縄文時代(1万4千年~2400年前)から始まりオホーツク文化時代(5~9世紀)、擦文文化時代(7~12世紀)、アイヌ文化時代(13~18世紀)と幅広い年代の遺物が集積している。

 遺跡群の整備エリアは6・6㌶で北側にはオホーツク文化時代の竪穴住居跡が点在しているほか、アイヌ文化時代に儀式や戦に使われたチャシ跡が残されている。整備工事は2021年度に始まり、すでに園路や案内板、チャシ跡の濠に架かる樹脂製の橋、竪穴住居内部を覆う上屋などが完成。しかしその後は、市の財政事情により、工事が中断していた。

 さきごろ残りの整備事業の予算が可決され、8月末にも中断していた工事が再開する見通し。ところ遺跡の森によると、今後は竪穴住居の内部やチャシ周囲の柵、駐車場整備などが予定されている。住居内部は土間や炉、熊の頭骨を並べた祭壇などを再現する。

 当初は今春の公開予定だったが、1年遅れの来春公開の運びとなる。(柏)

https://denshobato.com/BD/N/page.php?id=131188


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8月23~25日、登別地獄祭り ゴールデンカムイとコラボ、オリジナルグッズ販売も【登別】

2024-08-01 | アイヌ民族関連

室蘭民報2024.07.31

巨大ちょうちん/等身大パネル…

登別地獄まつりとゴールデンカムイのコラボビジュアル

 8月23~25日に登別温泉街で開催される「第61回登別地獄まつり」(登別国際観光コンベンション協会、登別市主催)と人気漫画・アニメ「ゴールデンカムイ」がコラボレーションする。期間中、会場ではポップアップショップが開かれ、キャラクターが描かれた巨大ちょうちんも展示される予定だ。

 ゴールデンカムイは、日本伝統の夏祭りとのコラボを行っており、地獄まつりは仙台七夕まつりに続く、第2弾として発表された。

 テレビアニメのホームページには、閻魔(えんま)大王に扮した鶴見中尉をはじめ、主人公の杉元佐一、ヒロインのアシリパらが地獄ばやしを踊ったり、手筒花火を打ち上げているコラボビジュアルが公開されている。

 コラボでは、極楽通り沿いにオリジナルグッズを販売するポップアップショップを22~25日に開催するほか、1メートル70センチの巨大ちょうちん、等身大パネル、ポスターを展示。会場には通常の赤ちょうちんに交じって、キャラクターが描かれたちょうちんも飾られる。

 同協会の飯尾真吾副会長はコラボビジュアルについて「素晴らしい出来栄え。閻魔大王が最高にはまっている」と喜び、「若い層に足を運んでもらえるきっかけになる。地獄まつりを広く多くの人に知ってもらえるのでは」と期待している。

 ゴールデンカムイは北海道を舞台にアイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバル。週刊ヤングジャンプで2014~22年まで連載された。18年からアニメ化されており、現在は最終章となる第5期の制作が発表されている。作中では登別温泉も第七師団の療養地として登場している。

https://hokkaido-nl.jp/article/34856


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なぜか「日本人」と「中部アフリカ人」「ブラジル人」だけがかかりやすい病気があった

2024-08-01 | アイヌ民族関連

現代ビジネス7/31(水) 7:00

「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる! 最新科学が示す「日本人が健康になる秘訣」とは?

【写真】ついにわかった「ジムに行かなくても体力がつく」すごい方法

親から受け継いだ遺伝子は生涯変わらないから、がん、糖尿病、認知症、高血圧、肥満など、さまざまな病気のリスクや体質は「遺伝的なものだし仕方ない」と思っていませんか。しかし、近年のゲノム生物学の進歩によって、生活習慣や環境で遺伝子の働きが変わり、「病気のなりやすさ」も変わることが明らかになってきています。日本人の遺伝子と体質の特徴を捉えていくと、どうすれば遺伝的なリスクを抑え健康に過ごせるかが見えてきます。

*本記事は『日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた』(講談社ブルーバックス』を抜粋・再編集したものです。

日本人に多い病気は何を語るのか

写真:現代ビジネス

日本でがんや高血圧になる人が多いといっても、これらの病気は発生率に差こそあれ、世界中の人に起こります。では、明らかに日本人がなりやすい病気はあるのでしょうか。

その代表が川崎病です。世界で初めて報告した日本人医師の名前から命名されました。患者の大部分が小さな子どもで、治ったあとも心臓の血管に異常が残ることがあります。何らかの病原体の感染が原因ではないかと考えられてきましたが、ゲノムワイド関連解析(GWAS)を駆使した研究から、ORAI1という遺伝子に起きたSNP、すなわち塩基1文字の違いが川崎病の発生と関連することがわかりました。

川崎病が起きやすいタイプのORAI1遺伝子を持つ人の割合を図2‒5の上の世界地図に示しました。アフリカと、アフリカ系の人が住む地域、東アジア、そして東南アジアの一部の地域で高く、もっとも多い日本では約5人に1人がこのタイプの遺伝子を持っています。

この遺伝子変異が世界のどこで最初に発生したのかはわかりませんが、遺伝子変異を持つ人はインドネシアの島々のあいだを通り抜け、海を渡って移動したようにみえます。

もう一つ例をあげるなら成人T細胞白血病でしょう。ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV‒1)というウイルスによる感染症で、このウイルスに感染したお母さんの母乳を飲むことで子どもが感染する例がほとんどです。幸いなことに、感染しても実際に白血病になる人はわずかで、大多数の人は一生発症しません。

この病気の特徴は、HTLV‒1に感染している人の割合が地域によって極端に違うことです。明らかに多いのが九州と、北海道のアイヌの人々、そして宮古島周辺を除く沖縄で、とりわけ各地の海岸沿いと離島に集中しています。

HTLV‒1はどこから日本に伝わったのでしょうか。HTLV‒1の感染率に関する1100本近くの論文と、1985年以降に開催されたHTLV‒1関連の国際学会における発表内容など、膨大な資料をもとに世界各地の感染率に関する統計が作成され、2012年に報告されています。これをまとめたのが図2‒5の下の地図です。

感染率が高いのは日本と、アフリカ中部のナイジェリアとコンゴ、南米のブラジルで、日本以外のアジアでは中国南部と台湾でわずかに確認されただけでした。この地図で英国とフランスにも少ないながら感染者がいるのは、かつて植民地だったアフリカから移住した人の子孫と思われます。

HTLV‒1の仲間で猿に感染するSTLV‒1ウイルスは、チンパンジー、オランウータン、ゴリラなどに感染し、一部の猿で白血病を引き起こします。人と類人猿の共通の祖先がウイルスを持っていて、それを人が引き継いだのでしょうか。そうだとしても、このウイルスがアフリカと周辺地域の他に、遠く離れた日本にだけはっきり残っているのは不思議です。

日本でも九州、沖縄、北海道で感染率が高いのは縄文人との関係を思わせます。2016年に、福島県の三貫地貝塚で発掘された縄文人の歯からゲノムを取り出して、現代の日本人ならびに東アジアの人々と比較した研究結果が発表されました。ここからわかったのは、東アジアで縄文人の遺伝子を受け継いでいるのは日本人だけだということでした。

日本人のなかではアイヌの人、沖縄の人、そしてそれ以外の人の順に縄文人の影響が深く残っており、大多数の日本人はゲノムの約15%を縄文人から受け継いでいました。

縄文人の由来については諸説あるようですが、病気の観点からいうと、HTLV‒1に感染し、ORAI1遺伝子を持つ人がはるか昔にアフリカを出て、インド洋を回って日本列島に到着し、縄文人になったと考えることもできそうです。

さらに連載記事<ヨーグルトを食べて体調が悪化…じつは「日本人」にとっては「意味がない8つの健康法」>では、日本人の体質とがんの関係について、詳しく解説しています。

奥田 昌子(医学博士)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0779f99a786bb9abb3f41102a325ef76db1d9540


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