北海道新聞 06/28 05:00
市民会議のこれまでの取り組みや今後についてオンライン集会で報告する丸山博代表
道内のアイヌ民族や大学の研究者らでつくるアイヌ政策検討市民会議(丸山博代表)は27日、設立5周年を記念する集会をオンラインで開き、2019年に施行されたアイヌ施策推進法の課題などを議論した。
同会議は、現在行われているアイヌ政策を批判的に検討し、問題点を国や関係機関に提示する目的で16年4月に設立された。札幌市や紋別市で学習会を開き、地域のアイヌ民族団体の活動の支援などを行ってきた。
集会には同会議メンバーら約60人が参加。現在、同会議としてアイヌ施策推進法について、各地のアイヌ協会などにアンケートを実施していることが報告され、結果をまとめて国や道に提出するとした。同法は施行5年をめどに必要に応じて見直すよう定められているため、丸山代表は「問題点を明らかにし、国に改善を働きかけていく」と話した。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/560734
市民会議のこれまでの取り組みや今後についてオンライン集会で報告する丸山博代表
道内のアイヌ民族や大学の研究者らでつくるアイヌ政策検討市民会議(丸山博代表)は27日、設立5周年を記念する集会をオンラインで開き、2019年に施行されたアイヌ施策推進法の課題などを議論した。
同会議は、現在行われているアイヌ政策を批判的に検討し、問題点を国や関係機関に提示する目的で16年4月に設立された。札幌市や紋別市で学習会を開き、地域のアイヌ民族団体の活動の支援などを行ってきた。
集会には同会議メンバーら約60人が参加。現在、同会議としてアイヌ施策推進法について、各地のアイヌ協会などにアンケートを実施していることが報告され、結果をまとめて国や道に提出するとした。同法は施行5年をめどに必要に応じて見直すよう定められているため、丸山代表は「問題点を明らかにし、国に改善を働きかけていく」と話した。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/560734