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“アイヌ文化 東京五輪通じ世界に発信を” 加藤官房長官

2021-06-11 | アイヌ民族関連
NHK 2021年6月10日 21時54分

政府の「アイヌ政策推進会議」がおよそ2年半ぶりに開かれました。座長を務める加藤官房長官は、東京オリンピックを通じて、アイヌ文化を世界に発信していく方針を示しました。
「アイヌ政策推進会議」はおよそ2年半ぶりに10日、オンラインで開かれ、座長の加藤官房長官や北海道アイヌ協会の大川勝理事長らが出席しました。
会議では、アイヌ文化の発信拠点=「ウポポイ」が去年7月にオープンしたことや、各大学に保管されていたアイヌ民族の遺骨が返還されたことなどが報告されました。
加藤官房長官は「東京オリンピックでのアイヌ文化の発信についても調整しているが、絶好の機会なので、前に進めていきたい」と述べ、オリンピックを通じて世界に発信していく方針を示しました。
一方、会議ではことし3月、日本テレビが情報番組でアイヌの人たちを傷つける差別的な表現があったとして謝罪した問題についても説明が行われました。
加藤官房長官は「誠に遺憾だ」としたうえで、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会の実現を図り、すべての国民が人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指している」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210610/k10013078911000.html

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アイヌ差別、解消策確認 2年半ぶり政策会議 五輪で文化発信

2021-06-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/11 05:00
 政府は10日、アイヌ民族の声を政策に反映するための「アイヌ政策推進会議」(座長・加藤勝信官房長官)を、2年半ぶりにオンライン形式で開催した。日本テレビの情報番組で差別表現があった問題を受け、アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)を活用した意識啓発や人権教育など、差別解消の取り組みを進める方針を確認した。
 会議開催は2019年にアイヌ施策推進法が施行されて以降初めて。北海道アイヌ協会幹部や鈴木直道知事、秋元克広札幌市長らが出席した。加藤氏は近く、日本民間放送連盟とNHKに対し、差別や人権侵害を防ぐ取り組みを求める方針を説明。「さまざまな政策ツールを総動員し、アイヌの皆さまに寄り添った施策の充実に取り組む」と強調した。東京五輪・パラリンピックの機会にアイヌ文化を国内外に向けて積極的に発信する方針も確認した。
 昨年7月に開業したウポポイの入場者数は、5月末時点で計約24万7千人と報告された。(荒谷健一郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/554203

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アイヌ政策、本気度問う声 2年半ぶり会議「内容薄すぎる」

2021-06-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/11 05:00
 2年半ぶりに開かれたアイヌ政策推進会議の議論は差別問題に集中した。政府は新たな取り組みを示したものの、出席者からは会議が長い間開かれなかったことについて政府の本気度を問う声も上がった。北海道アイヌ協会幹部らは「もっと頻繁に会議を開き、実効性ある取り組みをしてほしい」と訴えた。
 会議は約50分間開催。政府はアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)を活用し、新型コロナウイルス下でも、道外の学校でアイヌ民族への理解を深められる遠隔授業や教員向けの研修を新たに始めるとした。差別の背景にある貧困や格差の是正でも、国などが行う生活支援策の実効性を点検する考えを示した。
 北海道アイヌ協会の大川勝理事長は「(明治時代以降の)国の政策に基づく貧困や差別はまだある」と指摘し、その現状について「国として謝罪が必要だ」と求めた。日本テレビの社長が謝罪したことについては「全国のアイヌに届いているはずだと思う」と述べた。
 座長の加藤勝信官房長官は「アイヌの人々に対する不適切な放送事案は誠に遺憾だ。政府としてアイヌの人々が民族としての誇りを持って生活することができ、誇りが尊重される社会の実現を図る」と応じた。
 オンライン開催で発言時間は1人2分。会議後、大川理事長はコロナ禍での会議開催に感謝した一方、「長く開かれず、何をやっているかわからない会議なら、ないほうがいいと言われてしまう」と苦言を呈した。同協会の加藤忠・常務理事は「今回の会議は内容が薄すぎた。アイヌ施策推進法ができ、ウポポイが開業した今だからこそアイヌ政策をもっと前進させる姿勢を期待したい」と話した。内閣官房幹部は「一人一人の不満を受け止め、今後改善を図っていく」と話した。(金子文太郎、田鍋里奈、荒谷健一郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/554186

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五輪でアイヌ文化発信 差別表現の再発防止策も―政府推進会議

2021-06-11 | アイヌ民族関連
JIJI.COM 2021年06月10日19時53分
 政府は10日、アイヌ政策推進会議(座長・加藤勝信官房長官)をオンライン形式で開催し、東京五輪・パラリンピックの機会にアイヌ文化を国内外に向けて積極的に発信する方針を確認した。加藤氏は「アイヌ文化を世界に発信する絶好の機会であり、しっかりと検討を前に進めていきたい」と語った。
 推進会議は2018年12月以来で2年半ぶり。北海道アイヌ協会の大川勝理事長、北海道の鈴木直道知事らが参加した。
 加藤氏は、日本テレビの情報番組内でアイヌ民族に対する差別的な表現があった問題についても「誠に遺憾だ」と言及。放送業界などに再発防止に向けた取り組みを求めるとともに、「政府としてアイヌの人々が民族としての誇りを持って、生活することができ、その誇りが尊重される社会の実現を図る」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061001151&g=pol

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アイヌ政策推進会議開催 日本テレビ不適切表現の再発防止策まとめる 

2021-06-11 | アイヌ民族関連
HBC 2021/06/10 23:50
 政府はおよそ2年半ぶりに「アイヌ政策推進会議」を開催し、日本テレビの不適切表現を受けた再発防止策をまとめました。
 会議では、日本テレビの不適切表現を受けた再発防止策をとりまとめ、民族共生象徴空間=ウポポイを活用し、アイヌ民族の文化について国民の理解を促進することなどを確認しました。
 このほか、総務省から放送業界に対し、差別や人権侵害を防止する必要性について配慮するよう要請しました。
 不適切表現があったのは、3月12日の情報番組で、出演者の謎かけの中に、アイヌ民族を差別する言い回しがありました。
https://news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-a152a8fe44f89819f6800c3c1f15e0b2.html

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マクンベツアイヌ文化伝承保存会が織物アットゥシを製作へ 幕別

2021-06-11 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞 2021/06/10 18:00

 【幕別】マクンベツアイヌ文化伝承保存会(廣川昌嘉会長、7人)は、十勝で育ったオヒョウを原料に、アイヌの織物「アットゥシ」の製作に乗り出した。樹皮から繊維を取り出して糸を作る昔ながらの作業を通じて幕別からアイヌ文化を発信する。完成したアットゥシは、町が整備を計画するアイヌ文化の保存・伝承に向けた新施設に展示したい考え。
 アットゥシはオヒョウなどの樹木の内皮を沼や温泉に漬けて軟らか...
●この記事は会員限定です。
https://kachimai.jp/article/index.php?no=534606

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