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アニメ『ゴールデンカムイ』実は飯テロアニメ!? 黄金争奪戦よりも“金カム飯”に注目!【アマゾンプライムビデオおすすめ】

2021-06-20 | アイヌ民族関連
ファミ通 6/19(土) 16:00
文:宇多田イタチ
 野田サトル先生による大ヒットマンガ『ゴールデンカムイ』。現在も『週刊ヤングジャンプ』にて連載中ですが、既刊のコミックス第1~25巻だけでシリーズ累計1500万部を突破しているほどの人気ぶりです。さらにマンガ大賞2016や第22回手塚治虫文化賞“マンガ大賞”受賞という輝かしい実績の数々も。そんな人気作のアニメ版が、現在アマゾンプライムで配信中! さっそく見どころをチェックしていきましょう。
アマゾンプライムビデオ、おすすめアニメ・映画まとめ。アマプラで人気の作品をチェック!【随時更新】
https://www.famitsu.com/news/202008/08201729.html
 まずは本作を知らない方のために、大まかなあらすじ紹介を。舞台は明治時代後期、“不死身の杉元”の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一が主人公です。ある目的のために大金を必要としていた彼のもとへ、アイヌから奪われた莫大な埋蔵金の話が舞い込むことから物語は動き出しました。
 当初はホラ話と思っていた杉元も、アイヌの少女・アシ(リ)パとの出会いで埋蔵金の存在を確信。というのも、アシ(リ)パの父親は埋蔵金を奪った男に殺されていたのです。
 アシ(リ)パと杉元は埋蔵金の手がかりを求め、北の大地・北海道を巡ることに。しかし、もちろん埋蔵金を狙っているのは彼らだけでなく……。ストーリーをざっくり聞いただけでもワクワクしてきませんか?
 こんな感じで始まった、埋蔵金を巡る生存競争サバイバル。杉元たちの前には、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちが立ちはだかります。
 曲者揃いのライバルたちや埋蔵金の行方もさることながら、私が今回ご紹介したいのは作中に登場する“食べ物”の数々。Twitter上に“金カム飯”(ゴールデンカムイの通称:金カム)というハッシュタグが存在するほど、本作には美味しそうな料理が続々登場します。
 例を挙げると第1期・2話にて、アシ(リ)パが杉元に教えた“リス肉のオハウ”。ざっくり言えばつみれ汁のようなもので、作り方も簡単です。まずは罠で捕れたリスの皮を剥ぎ、肉を刃物で叩いて挽肉にしましょう(アイヌでは“チタタプ”と呼びます)。あとはつみれの形に整えて、オハウに入れるだけ。ほら、簡単……ですよね?
 リス肉と聞くと少し気が引けてしまう人も多いでしょうが、実際アニメの中で完成した“リス肉のオハウ”は本当に美味しそう。杉元も「うまい!」と言ってパクパクと食べていました。いっぽう料理をふるまったアシ(リ)パは、「ヒンナヒンナ」(アイヌ語で感謝を表す言葉)と可愛らしい笑顔を披露。なんて微笑ましいシーンなんだ!!
 他にも魅力的なアイヌ料理が次々に登場する『ゴールデンカムイ』。飯テロアニメとしても名高い本作を、ぜひチェックしてみてくださいね。
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。
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https://www.famitsu.com/news/202008/08201729.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd2a7dc6362643a6059d2081a36a85b55fbaeb7


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あなたは何冊読んだ?北海道が舞台になっている「小説・マンガ作品」5つ

2021-06-20 | アイヌ民族関連
北海道Likers 2021/06/19 20:00
読書、してますか?

昨年から家の中で過ごす時間が増え、久しぶりに読書をはじめたという方も多いのではないでしょうか。
でも、久しぶりに手を伸ばしたのはいいけれど、なかなか集中できないという人もいるかもしれません。そんなあなたにおすすめしたいのは、北海道を舞台にした作品。知っている土地が出てくる方が格段に読みやすいはずです。
今回は、よく知られたマンガ2種類と、筆者が読破した小説・読んでいる途中の小説・これから読もうと思っている小説を各1冊、計5種類の本・マンガをご紹介!
1:今や誰もが知る「ゴールデンカムイ」
説明不要の大人気マンガ『ゴールデンカムイ』。テレビアニメの放送もされ、飛ぶ鳥を落とす勢いは今後もしばらく続くのではないでしょうか? 2021年6月18日現在、26巻まで出ております。筆者はまだ序盤を読んでいる最中ですが、今後の展開が楽しみです。
先日大学の講義で、文化人類学が専門の先生も「アイヌのことが非常に詳しく書かれている。教科書にしてもいいくらいだ」とおっしゃっていました。これは読むしかありませんね!
<作品概要>
■作品名:ゴールデンカムイ(週刊ヤングジャンプ連載中)
■著者:野田サトル
■出版社:集英社
■公式サイト:https://youngjump.jp/goldenkamuy/
2:札幌・藻岩山にラジオ局?「波よ聞いてくれ」
ラジオ好きと札幌市民のみなさんは必読のマンガ『波よ聞いてくれ』。実際、ラジオ番組関係者の間でも話題なのか、筆者は関東圏のラジオ番組で紹介されていてこのマンガを知りました。こちらもテレビアニメ化しております。
ある日ひょんなことから主人公・鼓田ミナレのラジオDJ生活がはじまります。カレーとラジオと男と女。札幌市内だけで話が展開されると思いきや、上川管内の某町も登場。読み応え抜群の内容です。
ちなみに主人公の鼓田ミナレは札幌市の観光大使。本当ですよ。
<作品概要>
■作品名:波よ聞いてくれ
■著者:沙村広明
■出版社:講談社
■公式サイト:https://afternoon.kodansha.co.jp/c/namiyokiitekure/
3:犯人に共感?「留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白」
ここからは小説。まず、筆者がすでに読んだ1冊から。
以前留萌市に住んでいた筆者が思わず手に取った『留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白』。JR留萌本線を知る人にとってはたまらない一冊となっています。
今も進むJR留萌本線の廃線に関する協議。残念ながら、沿線地域が炭鉱で栄えていたころのような存在感はない留萌本線。それでも、輝いていた時代がある。全ての鉄道ファンに贈りたいミステリー小説です。
<作品概要>
■作品名:留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白
■著者:山本巧次
■出版社:早川書房
■公式サイト:https://www.hayakawabooks.com/n/n25f1bf47df3a
4:不朽の名作「塩狩峠」
続いて今読んでいる1冊。読もう読もうと思いながら大学生になってしまい、今さらはじめて読む始末。三浦文学ファンからお叱りを受けそうですね。
途中までしか読んでいませんから、細かいあらすじは出版社のホームページに譲ることとしましょう。描かれているのは明治時代。表紙から察するに、鉄路で何かが起こる予感。
<作品概要>
■作品名:塩狩峠
■著者:三浦綾子
■出版社:新潮社
■公式サイト:https://www.shinchosha.co.jp/book/116201/
最後はこれから読むつもりの1冊。『田村はまだか』。
裏表紙のあらすじを抜粋して引用します。
深夜のバー。小学校のクラス会三次会。男女五人が、大雪で列車が遅れてクラス会に間に合わなかった同級生「田村」を待つ。(省略)それにつけても田村はまだか。来いよ、田村。
田村は来るのでしょうか……。気になります! 早く読みたくなってきました!
<作品概要>
■作品名:田村はまだか
■著者:朝倉かすみ
■出版社:光文社
■公式サイト:https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334748692
今回紹介した5冊のうち、何冊読んだことがありましたか? 北海道を舞台にした作品はまだまだあります。あなたのイチ押しの1冊、教えてくださいね!
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaidolikers/region/hokkaidolikers-20210619-39887.html

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<ドキュメンタリー映画>忘れられた画家、塩月桃甫 同郷宮崎の監督が映画化 終戦まで台湾美術界けん引 /宮崎

2021-06-20 | 先住民族関連
毎日新聞 2021/06/19 07:36
 1921年、日本統治時代の台湾に渡った県出身の画家、塩月桃甫(とうほ)(1886〜1954年)に迫ったドキュメンタリー映画「塩月桃甫」が公開されている。終戦まで台湾美術界をけん引したが、宮崎に引き揚げた戦後は不遇で、日本では忘れ去られた。同じ宮崎出身のアーティストである小松孝英監督(41)が埋もれていた郷里の画家に光を当てた。【鈴木玲子】
 塩月は三財村(現西都市)に生まれ、東京美術学校(東京芸術大の前身)卒業後、大阪や松山で図画教師に。息子2人の教育費のため日本本土より高給の台湾に渡った。
 台北第一中学校、台北高等学校で教え、27年には画家の石川欽一郎らと「台湾美術展覧会」を創設。生徒には自由に表現する大切さを教えた。教え子の新元久さん(89)は「洋服にネクタイを締めていて、モダンな先生でした」と振り返る。
 塩月に影響を与えたのが先住民族だ。タイヤル族の集落を訪れ、習俗に魅了され、原色を多用した色彩が特徴的なフォービズムで生き生きと描いた。
 32年発表の「母」は30年に先住民セデック族が武装蜂起した「霧社事件」が主題だ。日本人と先住民の犠牲者は約1000人。塩月は砲煙の中で先住民の母子が逃げ惑う姿を描いた。統治政策への批判が感じられる。
 敗戦後、宮崎に引き揚げ、絵を描き生活費を稼いだ。苦境が続く中、67歳で他界した。
 その塩月に魅せられた小松監督は緻密で美しいチョウなどの作品で知られる。10年前から台湾の国際アートフェアに出展。台湾の関係者に塩月のことを聞かれたが、当時は知らなかった。台湾では90年代から塩月の研究が進み、台湾美術界への貢献が再評価された。だが、日本では知られていなかった。
 小松監督は2018年、宮崎の骨董(こっとう)店で偶然、塩月が描いた先住民の少女の絵に出合った。調べるうち、「自分がやらなければ」と映画化を決意した。
 日本で忘れ去られた理由について小松監督は「作品の少なさ」を挙げる。荷物量の制限で大半の作品を日本に持ち帰れなかった。台湾に残した作品も水害で失われるなどした。
 小松監督は塩月について「アーティストとしては、自分が追い求めるものをあの時代に表現した勇気がある人物。一方で、台湾人への同化政策の中で、教育者として矛盾を抱えていた」と語る。
 ◇あす日南で上映、来月には宮崎市で
 上映会は20日、日南市の南郷ハートフルセンターで、7月17〜19日には宮崎市のMRTmiccダイヤモンドホールで。いずれも午前10時半、午後2時半、同6時で1000円。
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20210619ddlk45040382000c.html

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