北海道新聞 06/25 00:04 更新
【白老】国のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)の国立アイヌ民族博物館は7月3日から、アイヌ民族の少女が活躍する野田サトルさん(北広島市出身)作の漫画「ゴールデンカムイ」の原画とともに、漫画に登場するアイヌ民族の世界観や文化、歴史を紹介する特別展を開く。8月22日まで。
特別展は「ゴールデンカムイ トゥラノ アプカシアン」(アイヌ語でゴールデンカムイと歩くの意味)と題し、作品に登場するアイヌ民族の少女アシリパの着物のモデルとなった草皮衣をはじめ、アイヌの衣食住に関する民具などを原画約40点とともに展示する。
日露戦争や樺太(現サハリン)の先住民族ウイルタとアイヌ民族の関わりなど作品の歴史的な背景も紹介する。作品のアイヌ語を監修した中川裕・千葉大名誉教授の講演会や、研究員による展示室解説ツアーも予定している。
入場は事前予約が必要。中学生以下は無料で、高校生以上はウポポイの入場料のほか、特別展の観覧料(大人300円、高校生200円)が必要となる。開館日や時間などの問い合わせは、ウポポイ(電)0144・82・3914へ。(斎藤佑樹)
◆「アプカシアン」の「プ」「シ」、「アシリパ」の「シ」は、いずれも小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/559491
【白老】国のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)の国立アイヌ民族博物館は7月3日から、アイヌ民族の少女が活躍する野田サトルさん(北広島市出身)作の漫画「ゴールデンカムイ」の原画とともに、漫画に登場するアイヌ民族の世界観や文化、歴史を紹介する特別展を開く。8月22日まで。
特別展は「ゴールデンカムイ トゥラノ アプカシアン」(アイヌ語でゴールデンカムイと歩くの意味)と題し、作品に登場するアイヌ民族の少女アシリパの着物のモデルとなった草皮衣をはじめ、アイヌの衣食住に関する民具などを原画約40点とともに展示する。
日露戦争や樺太(現サハリン)の先住民族ウイルタとアイヌ民族の関わりなど作品の歴史的な背景も紹介する。作品のアイヌ語を監修した中川裕・千葉大名誉教授の講演会や、研究員による展示室解説ツアーも予定している。
入場は事前予約が必要。中学生以下は無料で、高校生以上はウポポイの入場料のほか、特別展の観覧料(大人300円、高校生200円)が必要となる。開館日や時間などの問い合わせは、ウポポイ(電)0144・82・3914へ。(斎藤佑樹)
◆「アプカシアン」の「プ」「シ」、「アシリパ」の「シ」は、いずれも小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/559491