元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

1月8日

2019年01月08日 | 鑑賞
職場初出勤。

今日は、空き時間に音楽を聴きまくっておりましたwww。


まず、ヤマカズの吹奏楽↓



(画像でかw)

ヤマカズが40年前に東京吹奏楽団を指揮した音源。
昔懐かしオリジナル作品がずらり並んだ、今や貴重な録音。

この演奏が面白い!

アンサンブルや音程などかなり怪しげで、今どきのコンクール演奏に慣れた子たちが
「何これ!?」という反応をするだろうことは容易に想像できる(苦笑)。

しかし、音楽は熱く、生々しい。

『民話』や『序奏とカプリス』など、中学校の小編成バンドがかつて当たり前に取り上げてきた作品が
ヤマカズの指揮で全く別な顔を見せる。

え、こんな曲だったっけ!?

目から鱗だ。



一方、朝比奈隆の手による吹奏楽演奏の音源も手元にある↓



これは、朝比奈の盟友・大栗裕の作品集。
トリを飾る『大阪俗謡による幻想曲』はもちろん全曲版だが、
Y工で聴き慣れた(慣らされた^^;)『大阪俗謡』とは違う、作品本来の姿が見事に描かれている。

今日感心したのは、上記とは違う音源に収録されていた『マイスタージンガー』前奏曲。
B♭に移調された編曲版だが、これがビックリするほど堂々とした、雄大な演奏。

いや、吹奏楽でこんな立派な『マイスタージンガー』が聴けるとは思わなかった。
朝比奈の真骨頂ここにあり。


さて、この二人の音源を聴いたのは偶々だったが、ついでにこういう音源もあった↓



この音源と、上記ヤマカズの音源それぞれに、これまた懐かしの『リートニア序曲』が収録されていた!
こうなると、聴き比べない訳にはいかないw。


で、聴いてみました。


ヤマカズは、やっぱり生々しく音楽の真実に迫ってくる。

朝比奈は、スケール大きく、さらには作品を一段も二段も格調高く聴かせる。


往年のマエストロたちが真摯に、誠実に吹奏楽の小品に立ち向かい、
そこから見事に音楽を汲み出してくれている。


いやー、実に感慨深い一日となった(なってしまったw?)。




で、早速両マエストロの音源をポチってしまいましたわ(苦笑)



(ヤマカズ&N響/マーラー:交響曲第5番、WAM:交響曲第41番)




(朝比奈隆&大阪市音楽団/大栗裕:吹奏楽のための神話 他)


いやー、年末に買った音源が山と溜まってるのに、また買っちゃった・・・。


PS1


実は先日盛岡に行った時、買って来た本がこれ↓



実はジミヘン好きな私w。

で、読んでいるうちにどうしても聴きたくなって、久しぶりにジミヘンの音源を買っちまいましたよ。



バンド・オブ・ジプシーズ


クルマでは、当分クラシックの音源とジミヘンを交互に聴くことになります(^^;)。



PS2

現役では、先日聴きに行った下野さんはもちろんだが、広上さんも広島WOを振ったりしているらしい。
秋山和慶さんがオオサカ・シオンWOのコンサートに定期的に登場しているが、
東京佼成WOにも誰か大物が来て欲しいなあ(飯守泰次郎さんの『ワーグナーの夕べ』は素晴らしかった!)。

やっぱり去年の1月、スダーンの『カルメン』聴きに行きゃあよかった・・・(T_T)。









コメント
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