元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2022 10月25日

2022年10月25日 | 鑑賞
寒々しい一日。
気が付けば、あっという間に10月末。
冬の足音はすぐそこまで来ているらしい。


書き忘れていた感想を幾つか。

(1)



R.シュトラウス:ドン・キホーテ、Hr協奏曲弟2番(Vc:P.フルニエ、Hr:N.ハウプトマン 他/カラヤン&BPh)

ハウプトマン目当て。
十分すぎるぐらい上手くて凄いのだが、同じ首席のポストにザイフェルトがいたのではなかなか辛かっただろうな(苦笑)。
技術や音は別として、押出しの強さでは圧倒的にザイフェルトの方が上。
不運だったとしか言えない。

『ドン・キホーテ』をちゃんと聴くのは初めてかしら?
シュトラウスは、音の描写力は歴代トップクラスだろう。
『ドン・ファン』、『ティル』と並んで、彼の交響詩の中では最良の作品の部類かも。


それでもやっぱり「好き」の中には入らないんだよなあ(>_<)。


(2)



マゼール:ワーグナーBox(ピッツバーグ響、BPh 他)

①「言葉のない指輪」(BPh)
②『ワルキューレ』第一幕(ピッツバーグ響 他)
③序曲&前奏曲集(同上)

3枚組にしては安かったので買ってみた音源。
どれも水準が高い出来だったが、「序曲&前奏曲集」が一番良かった。

考えてみればマゼールのオペラは『カルメン』(映画版)以外聴いたことがなかったなあ。
かつてはウィーン国立歌劇場の芸術監督だったし、その昔はバイロイトでも振ったことがある訳だから、何か探してみようかな。

※そういえばマゼールはこのところバイエルン放送響とのBoxもの(R.シュトラウス、シューベルト、ブルックナー)をよく買っているのだった。
意外と気に入っているらしいw


(3)



マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ(P.ドミンゴ 他/N.サンティ&バイエルン国立歌劇場管 他)

間奏曲だけは嫌と言うほど聴いてきたが、全曲をきちんと聴いたのは多分初めて。
サンティのドライブが曲にピッタリ嵌っている感じで、終盤の盛り上がりが凄い。
終演後の大ブラボーも納得の出来。

サンティは晩年N響にもよく振りに来ていたが、彼の音源ももっと聴きたくなった。


こりゃあキリがないわwww




コメント
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