元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

5月27日

2021年05月27日 | 鑑賞
3日ぶりの通常営業。
不在中にPCのシステム更新等もあり、ちょっとした浦島太郎気分(苦笑)。

まだ慣れない...。


さて感想をまとめて。



M.F.ホーン(M.ファーガソン・ビッグバンド)

今まであまりちゃんと聴いてこなかったファーガソン。
先日数原晋さんの訃報に接し、色々記事を読んだりしているうちに、ラッパつながりでファーガソンをちゃんと聴いてみようという気になったのだった。

年代的にどうしても『ロッキー』や『スター・トレック』のテーマ曲が頭に浮かんでしまうが、この録音は1970年と言うことで、いわゆるフュージョン・サウンドではありつつも、かなりストレートなジャズ指向がはっきり出ている。
意外なほど本人のソロは少なめで、しかもバルブTrbも使っているから、「ハイノートばっかりギャンギャン(^^;)!」ではないファーガソンがそこにいた。

しばらくしたら、別な音源も聴いてみることにしよう。


NHK-Eテレ:クラシック音楽館より

2週連続で、往年のマエストロたちの大特集。
一週目は、主にバーンスタイン。


ヘッツェル率いるところのVPOがLBとともに一丸となってマーラー5番に挑む姿が、既に郷愁を感じるものになってしまっていると実感。
ちなみにカラヤン&BPOの『悲愴』は、余り興味が無い(>_<)。

2週目は、N響団員が語るマエストロたちの想い出。



個人的には、何と言ってもスヴェトラーノフが印象的だった。
彼がN響と演奏したPITの三大バレエ曲の抜粋を録音した音源が、スヴェトラにハマるきっかけだった。



特にも『眠りの森の美女』の、「薔薇のアダージョ」が絶品!

後は、最後のブーレーズ。



『ダフニス』全曲は、プログラム前半にあったはずの『中国の不思議な役人』とともに、結構昔ビデオで録画していたはず。
改めて鑑賞してみると、2世代ぐらい前のメンツが並ぶN響から実に繊細な響きが紡ぎ出されていて、これはきちんと残すべき演奏だと思った。

ちなみに、同じくベルティーニが振った『ダフニス』全曲も名演だったのだが、録画したビデオが行方不明状態なのが悔やまれる(T_T)。


コメント
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