元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

1月27日

2021年01月27日 | いろいろ

昨日の感想まとめ

①映画『ミッドナイト・スワン』

草薙君の演技に終始圧倒された120分余。

新人・服部樹咲さんも、映画初出演とは思えない演技で、特にバレエシーンの素晴らしさと言ったら!


悲しく、切なく、やるせない。
でも、希望の灯がそこはかとなく点っている。

今日発表された日本アカデミー賞で、優秀作品賞・優秀主演男優賞・優秀監督賞他9部門の受賞が決定したとのこと。
個人的に、今年は『ミッドナイト・スワン』が総ナメしそうな予想を立てたい(^^)。


★4.3!


②French Works for Saxophone & Orchestra(Sax:Cloude Dhlangle)

Saxは良く聴いている方だと思うが、どうもビブラート過多な演奏は苦手(>_<)。
その点、ドゥラングルは音も演奏も非常に抑制がきいていて、凄くしっくりくる。

人によっては、クールすぎると言うのだろうが(苦笑)。


外国人プレイヤーで後好きなのは、イギリスのJ.ハールかな。


③LvB:Symphony No.3 'EROICA'(J.Fournet & Tokyo Metropolitan SO)

 

確か『グルーブ!』の中で、都響コンマスの矢部さんが絶賛していた演奏で、ついポチりw。

 

フルネは今までフランスものしか聴いたことがなかったが、まさかこれほど重量感たっぷりのエロイカを聴かせてくれるとは思わなかった。
どっしりと分厚く、それでいて音楽は緩まず前進する。

Obの存在感が抜群!2000年のライブと言うことだから、首席は本間さんか。
素晴らしいソロだった。

エロイカは、昨年買ったブロムシュテットの全集の他、ワルターやトスカニーニを聴いてきたが、フルネ&都響はベストに近いかも。


大当たり!


④エディー・ジョーンズ:『プレッシャーの力』

2015RWCの後、エディーさんの関連本は結構沢山買ったが、本人自身の手による作品は初めてか?

自らの経験から掘り起こすプレッシャーとのつきあい方は、非常に説得力があり、面白かった。
彼が目指し、実践している「ハードワーク」の根っこがよく見えたという点でも興味深い。


考えてみれば、HCorスタッフとしてワールドカップの決勝に3度出場した人など今までいなかったし、
おそらくこれからも出ないだろう。


現代最高のコーチでありながら、HCとしては未だ優勝経験がないエディーさん。

還暦を迎えられたはずだが、彼の中ではまだまだ強烈なモチベーションが渦巻いていることだろう(苦笑)。

 

PS 今鑑賞中↓

ミャスコフスキー:交響曲第6番 他(スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響)

 

 

コメント
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