金曜の夜の解放感は格別。
さて。
(1)本日朝イチで鑑賞。
今の日本で、この映画が作られ、上映されていることに、
ほんの少しだけ希望が持てた。
内容もそうだが、映画自体の出来もなかなかよろしい。
ラスト近く、内閣情報調査室(内調)の多田(田中哲司)が呟く。
「この国の民主主義は、形だけでいいんだ」
ゾッとするような、でも、真実に近い言葉。
観て、よかった。
(2)併せて、本日読了。
今までボンヤリと感じていたことが、この本を読んで、
ようやくきちんと形になったような気がする。
私は「日本国」を愛する者。「大日本帝国」を否定する。
(3)そして、本日の音楽↓
JB:P協奏曲第2番(P:W.バックハウス/ベーム&VPO)
先日までずっと聴いていた、グルダとはまるで違う。
ゴツゴツして、ホリが深くて、スケールが大きい。
バックハウスのLvBを早く聴いてみたい(注文中)。
RW:トリスタンとイゾルデ
(バイロイト音楽祭ライブ/ベーム、ヴィントガッセン、二ルソン 他)
ブラームスのPコンの後、何を聴こうか迷ったが、
ベームつながりで久しぶりの『トリスタン』。
やはり、バイロイトの響きは格別。