元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

3月13日

2019年03月13日 | いろいろ
娘の中学校卒業式。




毎年参加している高校のそれとは違い、合唱が沢山!
娘の学校のレベルは結構高く、在校生合唱・卒業生合唱とも上手。

全校合唱は『大地讃頌』。

3年生は、答辞を担当した3年生男子が感極まって涙を流しながら挨拶していた辺りから
涙腺が緩み始めていた生徒が多く、
卒業生合唱・全校合唱では泣きながら歌っていた生徒多数。

さすが中学校だな。


ウチの娘はと見ると、むすっとした顔で、どうやら泣くのをこらえていたらしい。

素直に泣けばいいものを(苦笑)。


で、保護者も多数参加しての最後の学活(ホームルーム)。

ここでも締めは合唱。


①まず合唱コンクールで最優秀賞に輝いた『流浪の民』(娘は久しぶりの伴奏で、結構トチっていた^^;)

②これで終わりかと思いきや、続いて担任の先生(音楽科)の伴奏で『3月9日』

③さすがに最後かと思いきや、先生へのプレゼントソングとして生徒達が密かに練習していたらしい、
 『トリセツ』の替え歌

合計3曲!


とてもいい雰囲気で締めくくり。
中学校には、校則のこと、部活動のこと等正直言いたいことは沢山あったけれど(苦笑)、
まずは娘が充実した学校生活を過ごせた(らしい)事に、素直に感謝したい。

親になった誰もが言うことだけれども、本当にあっという間の3年間でしたw!
きっと、高校の卒業もあっという間にやってくるのだろうなあ・・・。


さて明日は高校入試の合格発表日。
いいことが3日連続であってくれればと、切に願うのみ。



さて昨日の続き。

1)スメタナ:わが祖国(アンチェル&チェコ・フィル)




第二次大戦~冷戦と、歴史に翻弄され続けたアンチェルの、
祖国に対する熱い思いの漲った演奏。
特に、5曲目の『ターボル』から終曲『ブラニーク』への流れが素晴らしかった。

それに、チェコフィルの上手い事!
弦の豊穣で艶やかな響きが美しい。
それに、HrやClのチェコの伝統を感じさせる音色も、昔ならではの魅力。


で、よく考えたら、一昨年の冬にアンチェル指揮のストラヴィンスキー/ミサ曲を聴いていたのだった(^^;)。



これも同じシリーズだったらしいが、
考えてみれば死後数十年経過している指揮者の音源のリマスター盤が制作されているということは、
やはり人気があるということなんだろうな。

まずストラヴィンスキーを聴き直してみて、
それからまた他の音源を探してみるとするか。


2)ブラームス:Hrトリオ&Clトリオ(Hr:ザイフェルト/Cl:ライスター 他)



今回ザイフェルトの室内楽を初めて聴いたのだが、
予想以上?にいい演奏だった。

ただ、カップリングのClトリオを聴き比べると、
演奏というより、作品の出来の差の方が大きく感じられてしまった。
端的に言えば、Clトリオの方が数段素晴らしい。

作品番号は、Hrトリオが40番でClトリオが114番。
作曲年代として、この違いはかなり大きい(^^;)。

そういえば、亡くなるちょっと前ぐらいに来日した
往年の英国の名手、A.シヴィルのHrトリオが圧巻の演奏だったことを
今更ながらに思い出す。
学生時代の、忘れられないコンサートの一つ。


3)J.ヘンドリクス:バンド・オブ・ジプシーズ



こちらは買ってからしばらく手を付けないでいた音源。
強烈なロック衝動に満ち満ちていたエクスペリエンス時代から、
一気にブラック寄り&ファンキーに変化しつつあった頃のライブ盤。

この後、ほんの数年でも長生きしていたら、
洋楽の流れも今とは少しは変わっていたかもしれないなあ。


4)L.アンダーソン:クリスマス・キャロル集



アンダーソンBoxの3枚目。
様々なC.キャロルを、弦楽/金管E/木管Eの3種類の編成で
アレンジし分けているという、これはかなりレアな音源ではないかな?

アレンジャーとしての才能も抜群だったんだなあ、と感嘆。


PS
で、今日の鑑賞はこちら↓




グレインジャー作品集(アメリカ海兵隊バンド)


『リンカーンシャーの花束』第6楽章に合唱が入っていたり(!)、
聴いたことのなかった『デンマーク民謡組曲』(世界初録音)があったりと、
非常にユニークな音源。

じつは、今年の『浜松バンドクリニック』(50周年記念大会/5月)に、
ゲストバンドとしてマリーンバンドが来るらしい!!

遠くて高価だけれど、そのためだけに浜松に行ってもいいかなという気になってます(苦笑)。
イチカシも淀工も神大も聴かなくて良しwww。




コメント
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