元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

3月5日パート2

2019年03月05日 | いろいろ
今日は入試準備の日。


繰り返しますが、娘が受験生のため明日の入試業務に一切関われないのです。

そこで、日がな一日音楽を聴きつつ勉強しておりました。

1)今日聴いた音楽




シカゴ交響楽団コーラス:50周年記念アルバム

歌もちろん上手いのだが、何しろ伴奏が全てシカゴ響!
JSB、WAM、ウォルトン、ヴェルディ、ストラヴィンスキー・・・、

素晴らしいの一言。




レオポルド・ウラッハの芸術(11枚組)

完走しましたw!
最後の1枚は、グリンカとリムスキー・コルサコフ、そしてR.シュトラウス。

特にR.コルサコフの「Fl,Cl,Fg、Hr,Pfのための五重奏曲」は良かった。
2楽章のAmdante、朗々とHrソロが歌われる。
誰だ!?と思ってクレジットを読むと、これがG.フライブルク。

納得。

全11枚聴きとおして、ウラッハはもちろん、エールベルガーやフライブルクの音に
触れられたのも収穫だった。
半世紀以上前の、濃厚なウィーンの香りはもはや伝説的。




マリナー&St,アカデミー室内管:20世紀クラシック作品集(10枚組)

こちらも最後の一枚で北欧音楽集。
シベリウスの『悲しきワルツ』は実は初めて聴いたのだが、いい曲ですなあ。
P.ヤルヴィのアンコールの持ちネタと聞いているが、さもありなん。

このBoxを聴いて、マリナーのイメージがすっかり変わった。
もうちょっと色々と聴いてみたい。




シベリウス:クッレルヴォ交響曲(サラステ&フィンランド放送響 他)

こちらもシベリウス。
若いころの作品ということだが、シンプルながら、異様なほど力強い音楽。
改めて、彼のシンフォニーをちゃんと聴いてみなくては、と思った次第。


2)今日読んだ本



M.ウェーバー:プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神


小さくて細かい字に悩まされながらも、何とか読了!
非常に面白かった。
しかし、膨大な訳注は全部飛ばしてしまったので(苦笑)、
次回読むときは注の部分も丁寧に読み込んでみたい。




失敗の本質~日本軍の組織論的研究


今日は「ノモンハン事件」、「ミッドウェー海戦」の部分を読んだ。

戦争/軍隊は最もリアリズムが求められなければならないはずなのに、
甘い自他の認識、過大な精神論、そして失敗から何も学ばなかったこと・・・等々、
全てがリアリズムからかけ離れていた、という分析。

繰り返すが、現在の日本にも多くが当てはまると思う(>_<)。



PS
明日入試を控えた娘、つい先ほど部屋に戻りました。
ただひたすら、健闘を祈るのみ・・・。

コメント
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