元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

行ってきました、さいたまへ

2008年10月06日 | Weblog


『第1回 “もう一つの全国大会”』


冒頭の埼玉栄高校、『友愛と賛歌のファンファーレ』からシビれました。
音が美しい!

コンクール以外の栄の演奏を聴くのは久しぶりですが(かつて定期演奏会に通い詰めた事あり)、
たっぷり堪能させていただきました(^^)。



福工大付属城東高校の輝かしいブラスサウンド、
東海大学附属高輪台高校のクリアーですっきりとした響き。


トータルでD万の出費が痛くないどころか、お釣りまでもらって帰ってきた感じです。


全然知らなかったのですが、
2週間後の全国大会に出場する春日部共栄&伊奈学園の2校もゲスト出演し、
これまた大変うれしい「おまけ」でした(笑)。

どちらも金賞が獲れるのでは?という演奏でしたが、
特に伊奈学園の『シャコンヌ』(バッハ/森田一浩編)は興味津々。
個人的にはもっと表現を練り上げて欲しいところでしたが(何しろ大好きなもので)、
この作品にチャレンジするというだけで、もう評価は高いです。
去年の『ばらの騎士』以上の演奏を期待したい!


下に主なプログラムを書いておきますが、

C.T.スミスを取り上げた学校が2校、
バッハを取り上げた学校も2校、

と、妙な符合を感じました。

スミスは、やはり技術的な面ではチャレンジングだろうし、
バッハはじっくり音楽そのものに取り組みたい、という意欲の現れでしょう。


栄の大滝先生、「第1回」と銘打っていることからも分かるとおり、
来年以降このイベントをどんどん発展させていきたいお考えのようです。
果たしてどういう風に変わっていくのか、興味深く見守っていきたいと思います。



◆第1回 もう一つの全国大会(さいたま市文化センター)

1)埼玉栄高校

■『友愛と賛歌のファンファーレ』(ボクック)

■イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー(スペシャルアレンジ)

■華麗なる舞曲(C.T.スミス)

2)川越奏和奏友会吹奏楽団(客演指揮:天野正道)

■交響的舞曲より(ラフマニノフ/佐藤正人編)ほか

3)福工大付属城東高校

■スター・ウォーズ(S.ブーラ編)

■サン=サーンスの主題による交響的変容(P.スパーク)

■風笛(『あすか』のテーマ/Obソロ)

■おてもやん(NSB) ほか

4)春日部共栄高校   鳳凰が舞う(真島俊夫)ほか

5)伊奈学園総合高校  シャコンヌ(バッハ/森田一浩編)ほか

6)川口アンサンブル・リベルテ吹奏楽団

■セブン(S.ヘイゾ)

■『ウェスト・サイド・ストーリー』よちシンフォニック・ダンス(バーンスタイン/ポルスター編)ほか

7)東海大学附属高輪台高校

■スパイラル・レジェンド(鈴木英史)

■幻想曲ト長調(バッハ/ゴールドマン編)

■フェスティバル・バリエーション(C.T.スミス)



南浦和の本屋もCD屋も、全て素通りした一日でした(苦笑)。




PS
1)今日は雨が降っていたため、昨日の演奏会の報告と、ちょっとだけソルフェージュとリトミック(もどき)。
楽器を持たずに足踏みとスキップをさせてみましたが、結果は・・・、大変面白かった(笑)。

2)昨日読んだ本など

■週刊文春

■ラグビーマガジン(11月号)

■それでもクラシックは死なない!

■マイルス・デューイ・デイビスⅢ世研究

■パイパーズ

■日本ホルン協会会報(故・千葉馨氏追悼特集)

などなど。

コメント
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