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元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2025 2月6日

2025年02月06日 | 読書
読了。


非常に刺激的な内容だった。
音楽は好きだが、「音楽科教育はいかにあるべきか?」、「そもそも音楽科教育はなんのためにあるのか?」などということを考えたことは1mmたりともなかった(苦笑)
しかし、ここに書かれていることは全てそのまま私自身の音楽との関わりに関係してくる。

私はたまたまクラシック音楽や、その中でも特に吹奏楽に興味を持っているけれど、それは大凡「18C以降のヨーロッパ、乃至アメリカで生まれた音楽」に
過ぎない。
そして私が受けてきた音楽に関する授業や、吹奏楽部/Wオケで受けてきた薫陶もその枠の中のものでしかない。
しかし当たり前だが、音楽は西洋の、それも近代以降のものだけではない。
世界各地に様々な形態の、様々な特色を持った音楽が無数にあり、勿論それは日本にも当てはまる。
所謂ポピュラー・ミュージックに関しても全く同じだ。

筆者の主張をここで全ては代弁できないが、私が一番印象深かったのは、「西洋のクラッシック/ポピュラー音楽」の価値観(例えばメロディ/リズム/ハーモニーの要素、記譜法、機能和声、地域/時代に即した演奏技法等)に縛られずに、それ以外の音楽の価値観を認めるためにこそ音楽科の授業はあるべきだ、という点だった。

ああ、書いているとどんどん長くなってしまいそうなのでこの辺りで一旦止めるが(苦笑)、とにかく自分自身の音楽との向き合い方にとても大きな影響を受けた気がする。
筆者の長谷川亮さんは動画の配信などもされているそうなので、少しずつ学んでいきたいと思う。
再度おすすめです(^^)b!



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2024 1月8日

2025年01月08日 | 読書
今日読んだ本×2



よしながさんは大好きなマンガ家さんの一人。
菊地成孔君は同い年ということで、よく読んでます(^^)

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2024 12月29日①

2024年12月29日 | 読書
2024  マンガ

猫目小僧 1
おろち 1(初の電子書籍!)

きのう何食べた? 23
首都高SPL 12
黄泉のツガイ 8
花の雨が降る-ROCA エピソード集-
おかあさんの扉 13
龍子 1・2


ひらやすみ 8
平和な国の島崎へ 7・8

ダーウィン事変 8
#DRCL 5
ブルーピリオド 16

BLUE GIANT MOMENTUM 3
怪獣8号 14
スーパーカブ 10
詩歌川百景 4

女の園の星 4
初恋の世界 14・15
ブスなんて言わないで 3
まじめな会社員 3
BATMAN-JUSTICE BUSTER- 3
働きマン 5
ヒストリエ 12
ミステリという勿れ 14
百姓貴族 8
たーたん 7
天幕のジャードゥーガル 3
墓場鬼太郎 1

環と周
うみべのストーブ(短編集)
ぼっち死の館
猫楠

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2024 12月28日②

2024年12月28日 | 読書
24R6  Book(※ 読書中)

*ジュリアードの青春

*アメリカ映画の文化副読本(渡辺将人)

*インプロヴィゼーション(D.ベイリー)

*宿敵(L.チャイルド)上下

*地下鉄道(C.ホワイトウッド)※

*昭和陸軍の研究(保坂正康)上下※


*ジョージ・セルー音楽の生涯ー(M.チャーリー)


*タングルウッドの夏(A.L.ピンカス)

*ビデオランド(D.ハーバート)

*吹奏楽作品/世界遺産100(伊藤康英、鈴木英史、瀧澤尚哉)

*萩尾望都がいる(長山靖生)

*自動車評論30年史ー俺と疾れー(徳大寺有恒)

*副大統領暗殺(L.チャイルド)上下

*犬の力(D.ウィンズロウ)上下

*20世紀の音楽(吉田秀和)

*カラマーゾフの兄弟⑤(ドストエフスキー)

*大楽必易ー私の伊福部昭伝ー(片山杜秀)

*カラヤン自伝を語る(F.エンドラー)

*エレクトリック・ギター革命史(B.トリンスキー&A.ディ=ペルナ)



*ニーベルングの指輪ー音楽プロデューサーの手記ー(J.カルショー)


*黒人音楽史ー奇想の宇宙ー(後藤護)



*E=mC²-世界一有名な方程式の「伝記」ー(D.ボダニス)

*クラシック迷宮図書館ー音楽書月評1998-2003ー(片山杜秀)

*どうして一週間は七日なのかー大発見①ー(D.ブアスティン)

*神様は返事を書かないースポーツ・ノンフィクション傑作選ー(阿部珠樹)

*音楽家である前に人間であれ(石田泰直)

*イスラーム思想を読み解く(松田洋平)




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2024 10月17日

2024年10月17日 | 読書
新旧取り混ぜて乱読中www







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2024 6月26日

2024年06月26日 | 読書
これから読み始める本↓



本文だけで460p超のこれまた大作(苦笑)。
しかし、何だかんだでセルは大好きな指揮者の一人になってしまっているから、これはきっちり読み切りたい。


そういえば、本棚には音楽家の自伝やら伝記やらがそこそこ並んでいる。
自伝はこんな感じ↓










伝記はこんなところ↓





あまりにも詳細に書かれ過ぎていて、挫折したのがフィッシャー=ディースカウ(泣)




まだまだ読み進めたいジャンルではある。


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2023 12月26日

2023年12月26日 | 読書
2023振り返りシリーズ①:BOOK 


40 舞台裏の神々

39 イエロー・マジック・オーケストラ(ミュージック・マガジン増刊)

38 レニーからの手紙★

37 語源から哲学がわかる事典(山口裕之)★

36 なぜ歴史を学ぶのか(リン・ハント)

35 猫楠(水木しげる)

34 パーソナル(上/下)

33 シャイニング(上/下 S.キング))★

32 シヤ・コリシ自伝★

31 昭和ブギウギ(輪島裕介)★

30 バカロレアの哲学(坂本尚志)★

29 V.(上/下 T.ピンチョン)

28 音楽入門(伊福部昭)★

27 ホワイト・ジャズ(J.エルロイ)

26 ストラヴィンスキー自伝★

25 ラグビーと南アフリカ(杉谷雄一郎)★

24 マフィアへの挑戦1

23 デストロイヤー:アメリカ売ります&デストロイヤーの誕生

22 音楽が本になるとき(木村元)★

21 象の記憶(川添象郎)★

20 ジョージ・マーティンになりたくて(川原伸司)★

19 渋谷音楽図鑑(牧村憲一、藤井丈司 他)

18 ポップミュージックを語る10の視点

17 追憶の泰安洋行(長谷川博一)

16 未来映画術『2001年宇宙の旅』(P.ピゾニー)★

15 町山智弘の「アメリカスーパーヒーロー映画徹底解剖」

14 描いて描いて描きまくる(浦沢直樹)

13 二つの祖国(山崎豊子)★

12 B.ディラン インタビュー大全(J.バーガー)★

11 70年代シティポップ・クロニクル(萩原健太)

10 否定と肯定(D.E.リップシュタット)

9 映画の構造分析(内田樹)

8 東京バックビート族/林立夫自伝

7 嫌われた監督(鈴木忠平)★

6 歴史修正主義(武井彩佳)★

5 決定版 日本の喜劇人(小林信彦)★

4 片山杜秀のクラシック音楽家15講

3 寝ながら学べる構造主義(内田樹)★

2 ナショナリズムの正体(半藤一利&保坂正康)★

1 よみがえる金狼(大藪晴彦)


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2023 12月1日

2023年12月01日 | 読書
珍しく読書の話。


自他ともに認める乱読家の私。
どうしても一冊の本に集中することが出来ず、常に複数の本を並行して読み進めるスタイルでずーっと過ごしてきた。


それがこの秋、偶々かなり分厚くてしかも読み進めづらい小説が揃ってしまった。
こんなラインナップです↓



(上下巻)



(上下巻)




序に、一応専門に関わる本も。





すると、どうしても読みやすい本を手に取りたくなってしまう。
そこでこんな本も手に取ることに。







さらに、何度も読んだ愛読書もついつい。





来年もこんな読書生活が続くんだろうなあ(苦笑)。


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2023 11月1日

2023年11月01日 | 読書
あと2か月で新年。
あと4か月で卒業式。
あと5か月で新年度。


歳を取るほどに早くなるなあ(苦笑)。



さて珍しく読書の話。

枕元に並べているのはこんな感じ。









職場の机に並んでいるのはこんな感じ。









例によって乱読状態w


で、"V."と『シャイニング』と『ホワイト・ジャズ』の3冊が、面白いんだけれどもとにかく読みづらくてなかなか進まない(>_<)。
どれもぶ厚く、そして難解...。

そうなると、前に読んだことがあり読みやすいハードボイルド系をついつい手に取って読みたくなってしまうという悪循環。
本棚には『J.リーチャー』シリーズの他、『特捜部Q』シリーズ、『ミレニアム』シリーズなどが並んでいるので、読むには困らないのだけれどもw





ちなみに未読の超ぶ厚いこれらが控えているので、読み終わるのはまだ随分先のことだろうなあ...。






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2023 10月26日

2023年10月25日 | 読書
読了。




おなじみJ.リーチャーシリーズ、2018年刊行作品(上下巻)。

今まで意識していなかったのだが、「一人称」の作品と「三人称」の作品と2種類あったんだね(苦笑)。
今回は一人称版。
こちらの方がどちらかといえば面白い気はする。


過去の分もズラッと並べて読み返してみるか。







Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史』シーズン2、「踊る昭和歌謡の謎」を観てから気に入った輪島先生。
新書3冊はこれで全部読んだことになるが、どれも外れなし!


朝ドラ『ブギウギ』の放映に合わせて、笠置シズ子と服部良一をメインに戦前から戦後にかけての日本のエンターテインメント業界の歴史を紐解く内容だが、これがすこぶる興味深い。
日本のレコード業界の勃興と上演文化の関係、大阪興行資本の東京進出(松竹、東宝、吉本)、洋楽の日本化に果たした笠置と服部の役割等々、新書の分量では語り尽せないであろうことがタップリと盛り込まれている。

笠置が出演して『ジャングル・ブギ』を歌っている黒澤明の『酔いどれ天使』とか、DVD買って観てみようかしらw?




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