元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2022 12月29日その三

2022年12月29日 | 読書
2022/R4 今年の振り返りシリーズ⑦

2022 コミックス 

初恋の世界(11&12)★

たーたん(3-6)★

女の園の星(3)★

ブルー・ピリオド(11-13)★★

女の子がいる場所★★

ブスと言わないで(1)★★

百鬼夜行抄(30)

BLUE GIANT EXPRORER(7)

怪獣8号(8)★

昨日なに食べた?(20)

ROCA★★★

まじめな会社員(1)★

ミステリと言う勿れ(11)

ひらやすみ(3)★

THE GAMESTERS(1)★

満州アヘン・スクワッド(9)

いつもポケットにショパン(全3巻)★★

AKIRA(全6巻)★★★

石の花(全5巻)★★★

チ。(8)★★★

ダーウィン事変(1-4)★★

海が走るエンドロール(2・3)★

詩歌川百景(2)★★

DRCL(1&2)★★

フランケンシュタイン★

スキップとローファー(7)

ガン・フロンティア(1)

音盤紀行★

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2022 12月13日

2022年12月13日 | 読書
自宅療養2日目

食事と偶にPCでネットにつなぐ以外は寝室で本を読んで過ごす。
けっこう集中して読めたので、寝る前にチマチマ読み進めていた文庫本を1冊読み終えた。



アメリカで起こった「キリスト教原理主義者」たちによるクーデターで成立したとされる架空の国、ギレアデ共和国。
そこで「子どもを産む装置」=「侍女」として暮らす女性の独白。

いわゆるディストピア小説で、暗く重い内容。
しかし独特な文体と複雑だが巧緻な構成は読み応え十分。
現代版『1984』と言ったところか。


作品自体は1985年発表という事だが、映画化されても面白そう。

・・・と思ったら、とっくの昔に映画になってたのね(苦笑)。
観るかどうかは微妙。




で、同じく読み進めているのがこちら。
2度目の挑戦でやっと終盤に挑めそう。




さらに枕元に持ってきたのがこれら。
時ならぬ読書週間になりそう(苦笑)。



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2022 10月18日

2022年10月18日 | 読書
書きたいことは沢山あるのに、書いている余裕がないなあ(苦笑)。


(1)最近読んでいる本/自宅





(2)同/職場



例によって複数同時進行中w


■『侍女の物語』は、冒頭から不穏な空気が漲っていて、読み進めるのが怖い。

■『二つの祖国』は、序盤は日系移民の差別や日系移民収容所の描写がリアルで、こちらも読み進めるのが辛かった(>_<)。
しかし、先日の『映像の世紀-バタフライ・エフェクト-』で「ひとつの友情がアメリカを変えた」という回が放送され、その中に小説に出てくるマンザナール収容所のことが描かれていたことから急に興味を覚え、
そこからは順調に読み進められるようになった。やはり山崎豊子は面白い。



■アキラさんの本は結構前に買い求め、途中まで読んだところでなぜか中断してしまっていたもの。改めて読み直してみると、演奏、作編曲だけでなく、文才にも恵まれているのがよく分かる。
真面目に『クインテット』のDVDを全巻揃えようかしら。



■『天皇と東大』もかなり以前に上巻の途中まで読んだところで中断してしまい、その後放置状態だったものを立花隆氏の訃報に接して改めて最初から読み直しているところ。
明治時代の文語カタカナ文章はかなり読み飛ばしているが、それでも力作、大作であることは間違いなく、近代日本の歴史を東京学大に焦点を当てることによって全く違う視点から覗き見る風情がある。
まだ上巻の半分程度。先は長い...。

(3)これから本屋に注文しようと思っている本はこちら↓



本も溜まってきたなあ...。


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2022 8月13日

2022年08月13日 | 読書
迎え盆。

カミさんの体調と天気が思わしくなかったため、墓参は明日に延期。
夕食は久しぶりに近所のラーメン屋へ。

そしてこれから一週間ぶりのラグビーw!


本日読了↓


厳密な意味での研究書ではないため、突っ込みたくなるところもない訳ではない。
しかし、アメリカという国が如何に特別であり、また特殊でもあるかがよく理解できる。

アメリカのカルチャーが語られる時、そこにアメリカで独自の発展を遂げたキリスト教が含まれることは意外なほど少ない。
しかしそこを見逃しては本当の意味でのアメリカの姿を見逃してしまうだろう。
'80年代末からの悪魔崇拝にまつわるエピソードなど読むと、気分が悪くなったほど。

かつてはアメリカを影で動かしているのは「軍事・産業複合体」であると言われてきた。
しかし著者は、現在その力を握っているのは「幻想・産業複合体」であるという。
これでもか、と繰り出される具体例の数々には、おもわず唸らされる。

上下巻合わせて700p超の大作。
一度読んだだけで全容を把握できたとは言い難い。
折りに触れて読み返してみたくなるだろう。


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2022 7月20日

2022年07月20日 | 読書
明日も授業はあるけれど、とりあえずPowerPointを使うのは本日で終了。
夏休み前最後の授業は、軽ーくサラーーーっと行く予定w。

さて久しぶりに読書の記録。

①最近読み終わった本2冊






大和田さんの本はヒップホップがメインなので知らない事ばかり(苦笑)。
しかし、興味深い話題であることには変わりはない。

ここ5年ほどでアメリカのポピュラー音楽最大の市場はR&B/ヒップホップになったそうなので、嫌でもある程度はお付き合いしなければならないらしいな。
どの辺りから聴き始めればいいのかしら???

バラードの方は、ずいぶん昔から興味はあったのだけれども、なかなか手が出せなかった。
今回初めて読んでみて、いわゆる「内的宇宙」という世界観と、SFとは思えないほどに積み重ねられる登場人物の心理描写が、ある意味とても新鮮だった。
さらに読み進めていくべきかどうか、ちょっと迷う。


②現在枕元に積んである本たち





③職場で読み始めた本




本棚にはまだまだ眠っている本多数あり...。


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2022 6月7日

2022年06月07日 | 読書
まだ疲れが抜けきらない火曜日。
しかし今日は、資源ゴミの分別に始まり、午前中かなり雑用を済ませて来たので気分はまずまず。

さて感想↓


GGの音源で持っているのは『ゴルトベルク』、『二声のインベンションと三声のシンフォニア』、JB「間奏曲集」、あと『平均律』(未聴)...かな。
とにかく『ゴルトベルク』の印象が強烈。

「変人」として遍く知れ渡っているGGだが、この本(インタビュー集)ではそのユーモアあふれる人柄と語り口が大変面白い。
多重人格的に架空のキャラクターを創造したり、あるいはビートルズをこっぴどく批判したり、歯に衣着せぬ内容も刺激的。
「録音」技術と、「ラジオ」&「テレビ」というメディアに並々ならぬ情熱を注いでいたこともよく理解できた。

「バーンスタイン&NYP事件(ブラームス)」&「セル&CLO事件(ベートーヴェン)」(苦笑)についての彼の口から語られる内幕も興味深かった。
つまるところ、GGはセルが言うところの「変人だが天才」ということに尽きると思う。

巻末に彼のディスコグラフィが掲載されており、予想以上に録音があったのに驚いた。
バッハに限らず、少しずつ聴いていくようにしたい。

ということで第一弾がこちら↓



LvB:交響曲第5番(リストによるP編曲版)




映画を観てからの原作。

キューブリックによる映画もかなり刺激が強く、そしてしんどい内容だったが、実は原作は映画で描かれていなかった部分(後半)があった。
そしてその内容が映画の迫力に勝るとも劣らないものだと言う事がよーくわかった。

原作を全て映像化しようと思ったら、尺は倍以上に伸びていたことだろう。
キューブリックの選択は賢明ではあったが、しかし作者が一番言いたかったことは遂にくみ取り切れなかったのかもしれない。


本棚にこんな本たちが並んでいる。




"B&B"は、初めて読んだハルバースタムの著作。
これで一気にのめりこみ、彼の作品はかなり読み込んだ。

「最良にして最も聡明」な人たちの集まりとされたケネディ政権と、後継のジョンソン政権がいかに愚行を重ねていったかの緻密な分析と記録。

何度読んでも読み飽きることがない。





そして写真と数値データによるベトナム戦争の精緻な分析記録である"NAM"。
実はこの本を買って以来、きちんと紐解いてはいない。
なんとなく本を開くのが怖いからだ。

『フルメタル・ジャケット』の原作を読み終えて、今こそヴェトナム戦争の真実に触れてみたい気持ちが高まってきている。
本棚の片隅から、そろそろ引っ張り出すとしようか。



PS 本日の注文@アリアCD↓

**AB TESTAMENT SBT 1312 フランス歌曲集/ジェラール・スゼー(Br)\1890

**AB TESTAMENT SBT 1338 R.シュトラウス/ワーグナー \1890(クナ&VPO)

**AB TESTAMENT SBT 1442 シューマン:幻想曲 ハ長調 作品131(編曲:クライスラー) \1890(Vn:オイストラフ 他)

**AB TESTAMENT SBT 1437 \1890 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ジュリーニ&BPO)

**AB72 TESTAMENT SBT 1490 \1890 ブリテン:戦争レクィエム Op.66(初演時ライブ/ブリテン指揮)


また沢山買ってしまった気がする...(苦笑)。
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2022 4月20日

2022年04月20日 | 読書
①読了。



娘が『ノルウェイの森』を読んでみたいというので、併せて買った作品

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』、『ねじまき鳥クロニクル』に続いて3作目となった。




例によってよく分からんストーリーだが、とにかく読むのが心地よい文章だ。
如何にも批評、解読したくなる作品なのがハルキストたちを熱狂させるのかもしれない。

ちょっと時間をおいて、『海辺のカフカ』とか『1Q84』とかも読んでみようかしら。


②今日実家に風通しに行った際に持ち帰ってきた本たち↓



伊藤康英氏の本は1998年出版のもの。
久しぶりに紐解いてみると、やはりなかなか面白い。

この本を読んでから20年以上経つが、その間にここで紹介されている作品のかなりの部分を聴くことが出来た。
改めて作曲家/作品の背景を頭に入れ直して、少しずつ聴き直していくことにしよう(^^)。

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2022 2月3日

2022年02月03日 | 読書
節分とは関係なく、眠い(>_<)。

今日読み終わった本↓



本文527P!
大変だったが、面白かった。
感想は後日改めて書くとして、今度は彼の伝記を読むべきか、それともスルーすべきか迷う(苦笑)。




ついでに、今チマチマと読み進めている本たちはこんな感じ↓









音源も本も積読状態が解消されるめどは立たないw。

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12月28日朝

2021年12月28日 | 読書
最近お客様が増えている。
なぜかしら・・・?

さて毎年恒例今年の振り返りシリーズ①

2021 Book

[ラグビー]
プレッシャーの力
ラグビーの技術をひもとく(日比野 弘)

[ハードボイルド]
最重要容疑者 上・下
61時間 上・下 ◎
ブラック・ダリア
ビッグ・ノーウェア 上・下
LAコンフィデンシャル 上・下
鎮魂歌 不夜城II  ◎
長恨歌―不夜城完結編 ◎

[歴史関係/他]
メディアの文明史
クロード・シャノン ◎
コーラン
皇国史観 (片山杜秀)
そして、メディアは日本を戦争に導いた (半藤一利)
ベストセラーで読み解く現代アメリカ(渡辺由佳里)
戦後SFマンガ史 ◎
アメコミヒーローの倫理学 10人のスーパーヒーローによる世界を救う10の方法(トラヴィス・スミス)
アメコミ映画40年戦記 -いかにしてアメリカのヒーローは日本を制覇したか (映画秘宝セレクション/小野 耕世)
小林旭読本―歌う大スターの伝説 (キネ旬ムック)
藝人春秋2 ハカセより愛をこめて (水道橋博士)
カラマーゾフの兄弟①
私はイブ
ノマド ◎★
東京大学「80年代地下文化論」講義録・決定版 ◎

[音楽関係]
メシアンの教室 ◎★
無調の誕生 ◎★
ハーモニー探求の歴史 ◎
ショスタコーヴィチ-引き裂かれた栄光◎★
マエストロ、ようこそ ◎★
はじめてのアメリカ音楽史 ◎
東京佼成ウインドオーケストラ60年史
冷戦とクラシック

SUPER WINDS CONCEPT Ⅰ 2011-2013/ Ⅳ 2018-2019
指揮と合奏の「基礎の基礎」ハンドブック〜指揮の手、そして耳・目・口〜指揮する体と心を見つめるために(渡部謙一)
個人を磨け! Technical Improvement Studies 管楽器演奏基礎技術向上のメソード(渡部謙一)

[コミックス]
海に向かって走るエンドロール 1 ◎
ベルセルク 41 ◎
ひらやすみ 1・2 ◎
BATMAN 1
ミステリという勿れ 9・10 ◎
ピンポン コミック 全5巻完結セット ◎★
アトム ザ・ビギニング 13
羊の木 4・5(いがらしみきお) ◎
ぼのぼの 1 (いがら みきお)
笑う大天使 1・2(川原 泉)
死者の書(上) (近藤ようこ)
動物のお医者さん 1・2(佐々木倫子)
湾岸MIDNIGHT 28-31 (楠みちはる)
Sunny Sunny Ann! (山本美希) ◎
TAKE IT EASY
満州アヘンスクワッド 1-6 ◎
初恋の世界 1-10 ◎
治虫の国のアリス
カツカレーの日 1・2
たーたん 1・2
チ。―地球の運動について― 1-5 ◎★
私を月まで連れてって! 1-4
鋼の錬金術師 CHRONICLE
童夢(再) 
月曜日の友達 1・2 ◎★
ゴルゴ13 1
8マン 1
スパイダーマン 1/池上遼一 ◎
パイナップルARMY 1-6 ◎
西遊妖猿伝1-9 ◎★
諸怪志異1・2 ◎★
ルックバック (藤本タツキ) ◎★
ブランクスペース(熊倉 献)1・2 ◎★
重版出来! 17
3月のライオン 16
ハーン ‐草と鉄と羊‐ 8-10

★は特に印象に残ったもの。
①音楽関係の力作が目立った一年。
②ノンフィクションでは『ノマド』が映画とともに素晴らしかった。
③ハードボイルドでは馳周星とJ.エルロイに尽きる。
④コミックスでいうと、新作ベスト1は『チ。』
⑤諸星大二郎&松本大洋両巨頭の魅力を再認識した年でもあった。


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11月12日

2021年11月12日 | 読書
今日は特に急ぎの仕事もなかったので、空き時間は専ら読書に費やした。

今面白いのはこの2冊↓




本編が500pを超える超大作で、やっと200pにさしかかろうかという辺り。
しかし内容は頗る刺激的。
メシアンのパリ高等音楽院での仕事(和声-分析-作曲)とそこに集う学生たち、そして戦後ヨーロッパの音楽事情が事細かに記述され、実に内容が濃い。

メシアンの作品については専ら管弦楽を中心に聴いてきて、最近カンブルランの全集も買ったばかり。



しかしそれ以外となると、『時の終わりのための四重奏曲』とか『幼子イエスに注ぐ20の眼差し』ぐらいしか聴いたことはなく、『アッシジの聖フランチェスコ』はもちろんオルガン作品も聴いたことはない。




本を読み進めるのに合わせて、管弦楽以外の作品も少しずつ聴いていくことにしよう、少しずつ(苦笑)。



こちらは映画『ノマドランド』の原作となった作品。
車上生活者にして、多くが高齢労働者たちの「ノマド」。
経済的苦境に陥ったことから「ハウスレス」となる生活を選んだ彼らの、時に厳しく時に温かい生活をストレートに描き出している。

持たないことは不幸なのか?
人は定住しなければいけないのか?

アメリカ社会の一つの断面が見事に浮き彫りになっていて、考えさせられる事多し。たぶん映画のDVDも買うことになるだろうな(今のところ今年の映画No.1!)。




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