昨日書けなかった分をまとめて。
①鑑賞その一
ラプソディ・イン・ネイヴィー・ブルー ~ アメリカの吹奏楽傑作選
スティーヴン・メリロ(1957-):センディング
ロバート・ラッセル・ベネット(1894-1981):古いアメリカ舞曲による組曲
バーバー:コマンド・マーチ
コープランド:シェイカー教徒の旋律による変奏曲、市民のためのファンファーレ
ジョン・コリリアーノ(1938-):バンドのためのガゼボ舞曲集
アイヴズ:行進曲《オメガ・ラムダ・カイ》
コープランド:エンブレム
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー*
【演奏】
オランダ王立海軍軍楽隊、
アルヤン・ティエン(指揮) 他
ロシア、ドイツ・オーストリア、と続いたシリーズの3枚目。
当たり前に上手い(^^;)。
バーバー、30代に一度コンクール自由曲として取り上げた曲で、思い出深い作品。
『シェイカー教徒』、短いがとても深い内容。上手な学校なら十分出来ると思うけどなあ。
今回一番印象深かったのが『ガゼボ舞曲集』。
作品について全く知識がないのだけれど、これは傑作だと思う。
さてどの団体が真っ先に取り上げるやら?
②その二

John Harle Saxophone Songbook
Music by Rachmaninov, Corea, Dowland, Machaut, Prokofiev, Birtwistle and Nyman, with John Lenehan (piano), Sarah Leonard
先日のトルヴェールQ以来、Saxを聴き込む今日この頃。
で、お気に入りの音源を久しぶりに(^^)。
ハール、ビブラート過多でないのが良い。
そして選曲がこれまた一筋縄ではいかないのも面白い。
この音源ではお得意のM.ナイマンの他、C.コリアの"Children Song"なんかが興味深かった。
③その三
Rhapsody in Blue
Tp:ティモフェイ・ドクシツェル/ラザレフ&ボリショイ劇場管弦楽団、サウリュス・ソンデツキス&リトアニア室内管弦楽団 他
ガーシュウィン(1898-1937)/チモフェイ・ドクシツェル(1921-2005)編曲: ラプソディー・イン・ブルー(*)
ブルッフ(1838-1920)/B・トラウバス編曲:コル・ニドライ
ショスタコーヴィチ(1906-1975)/チモフェイ・ドクシツェル編曲:
ピアノ、トランペットと弦楽のための協奏曲第1番 Op.35
ラヴェル(1875-1937)/B・トラウバス編曲:カディッシュ
ジョゼフ・アクロン(1886-1943)/チモフェイ・ドクシツェル編曲:調子[Stimmungen]
アレクサンドル・クレイン(1863-1950)/B・ボリソフ編曲:ユダヤ狂詩曲
アブラハム・ゲイフマン(1912-1944)/A・センデロヴァス編曲:
ユダヤのメロディー/ユダヤ舞曲
懐かしのドクシツェル。
太く豊かな音、粘っこい歌いまわし。
ソリストとしては、かのアンドレと全く対照的で、しかも並び立つ存在だったのは確か。
表題曲『ラプソディー・イン・ブルー』は、大昔の教育テレビ(古!)で鑑賞した覚えあり。
そしてDSCHのコンチェルトは、もうTpの存在感が強烈すぎて、ピアノがどっかに行っちゃってる(苦笑)。
ナカリャコフとアルゲリッチのコンビによる音源を持ってはいるけれど、これまた全く対照的。

まあ天才少年もマルタおばさんにかかっては形無しだったかw。
PS 全く意識せずに『ラプソディー・イン・ブルー』が被っていた(苦笑)。