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鉱物の部屋へのいざない

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いま、石がおもしろい!

2012-03-02 10:50:48 | 日記・エッセイ・コラム

今日のタイトルは「いま、石がおもしろい!」としました。実はこのタイトルは「オリーブ」という雑誌の1992年9/3号の記事のタイトルです。

数日前に久しぶりにオヨヨ書林・せせらぎ通り店に行って来ました。挨拶に続き、すぐに店主のSさんが取り出して下さったのが「オリーブ」という若い女性向けの雑誌の古本です。「オリーブ」という雑誌はすでに廃刊になっております。Sさんは新たに仕入れた「オリーブ」の古本の中から石の記事が載っていたという事で、私の為に取り置きして下さったのです。大変ありがたく思います。Sさん、本当にありがとうございます。

1992年だと、私はまだ石の趣味はありませんでした。さらに若い女性向けの雑誌です。私とその雑誌との接点はありません。

記事を読むと非常に興味深いことが書いてありました。

「今、敏感な人たちの感覚のなかに”石”が浸透し始めています。そのイメージは”不思議さ” ”美しさ” 、そして”ロマン”と”純粋さ”・・・・」

堀秀道さんのお言葉があったり、宮沢賢治の事が書いてあったり、石のパワーの事にも触れられております。

若い女性向けの雑誌です。やはり石のアクセサリーのページがあり、石のショップや本の紹介が載っておりました。

ショップの紹介では懐かしい「ザ・ネイチャー・カンパニー」が出ていました。私も東京に住んでいた頃、「ザ・ネイチャー・カンパニー」の自由が丘店やお台場店に行った事があります。そういえば、金沢駅にもありました。そこは博物館のミュージアムショップのような雰囲気のお店で鉱物標本も売っていました。残念ながらそのお店はずいぶん前に無くなってしまいました。

「オリーブ」の記事は石好きの人たちの紹介で終わります。紹介されている人の中に作家の松村栄子さんがいらっしゃいます。「至高聖所」という小説で芥川賞を受賞、とあります。私は知りませんでした。その内容は大学で”鉱物クラブ”に入った主人公、云々とあります。これは読まねばと思い早速アマゾンで古書を注文しました。

「いま、石がおもしろい!」これは二十年前の雑誌の記事のタイトルではありません。

コメント (2)
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