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鉱物の部屋へのいざない

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鉱物が登場する映画2

2012-03-06 11:34:31 | 日記・エッセイ・コラム

鉱物が登場する映画、「石の花」もそうでしたが、やはり地底世界がテーマとなります。そのテーマではやはりSF映画がメインストリートに来るでしょう。

地底世界、ジュール・ヴェルヌの「地底探検」やH・G・ウェルズの「ロスト・ワールド」を原作とする映画、そのまま「地底探検」(1959年アメリカ)や「ロスト・ワールド」(1925年、1960年アメリカ)では地下の結晶洞窟が出てきます。私もそれらのシーンを見てワクワクしたものです。

地底世界の映画は最近でも同じように作られ続けております。「センター・オブ・ジ・アース」(2008年アメリカ)は3D映画として進化した映像表現で再登場しましたし、もうすぐ「センター・オブ・ジ・アース2神秘の島」(2012年アメリカ)が再度3D映画で公開されます。私は恐竜や巨大生物よりも神秘的な地下世界の表現に期待したいと思っております。

SF映画の世界ではそのような地下世界は地球だけの事ではありません。そこでは月や火星の地下世界も出てきます。「月世界旅行」(1902年フランス)や「月世界探検」(1964年アメリカ)では月の地下世界が出てきます。「レッド・プラネット」(2000年アメリカ)や「ミッショントゥマーズ」(2000年アメリカ)では火星の地下です。

ひとは空想という手法をとって太陽系を飛び出し、系外惑星の地下鉱物を描き出します。「アバター」(2009年アメリカ)ではついに系外惑星の衛星の鉱物までも描き出しました。「アバター2」(2014年アメリカ)ではどんな鉱物が出てくるのか、今から楽しみです。

地球に戻ります。

「ザ・コア」(2003年アメリカ)では地底船?が地球のコアに到達する前に、巨大な水晶の柱が林立する地下の巨大な空間で座礁?するシーンが描かれていました。まるでメキシコのナイカ鉱山の巨大結晶洞窟を想起させるシーンでした。ひとの想像力は未知の現実を先取りします。

地下の巨大洞穴とその結晶世界、興味深いテーマです。

鉱物が登場する映画のテーマは続きます。

コメント
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