撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

親切なイングランド人夫婦に助けらる

2021-10-25 11:37:52 | タイ王国
2019年11月19日(火)アオナンビーチの砂浜から


12時37分 歩道に上がって通りを進んだ。



通りに沿って



写真を撮りながら



歩いた。



先ほどまで薄曇りだったが急に陽が差してきて結構キツイ。
帽子を宿に置いてきてしまったが、プールサイドの優雅な朝食の際、水分は十二分に補給してきたので熱中症の心配はなかろうとタカをくくり歩き続け



ここまで行って折り返した。



そして砂浜近くまで戻った12時48分 この写真を撮った直後、タバコを2本立て続けに吸った。
紳士たる者、吸い殻ポイ捨ては御法度ゆえ、しゃがんで火を消して携帯灰皿に入れるという動作を繰り返したところ、2回目に立った瞬間、激しい動悸に見舞われ体の力が抜けて視界が真っ暗になり、看板の後ろの椰子の木までゾンビの様によろけて行って椰子に額と右膝をぶつけてしまった。

これはひょっとして心筋梗塞か、クラビで人生の旅路を終え、バンコクまで運ばれ、エカマイのワットタートーンで荼毘に付され無言の帰国かと覚悟を決めたところに、白人の30歳くらいの男女が駆けつけてきて助けてくれた。

あんちゃんの方は横浜DENAにいたパットン投手の様な赤毛の髭面で190cmはあろうかという長身、おねいさんはテニスのシャラポワ選手に似ていて筆者より背が高かったので180cm近くはあったろう。

シャラポワから「家族はいるのか、携帯電話で連絡しなさい」といわれたが女房子供に相手にされず、ひとりで来ているとも言えず「今ホテルのプールで泳いでいるからダメだろう」などと会話しているうち、パットンが走って来て1.5リットルのシンハの水を手渡してくれた。走って水を買ってきてくれたのだ。
何処から来たか聞いたら「イングランド」、夫婦でバカンスに来たのだという

水を飲んで3分ほどして何とか立てるようになったので、お礼を言って握手して別れたが、写真を撮り忘れたのと、シンハの水の代金を渡しわすれたのが心残りとなっている。

今にして思えば、かような心優しいパットン シャラポワ夫妻の母国へ我が国は宣戦布告し、1941年から1945年まで戦火を交えたのである。
戦争の愚かさと人の情けを忘れぬよう、シンハ1.5リットル水のカラのPETボトルは今も筆者の留守宅に飾ってある。

*帰国後に健康診断で高血圧が発覚、ついでに医師にこの事案を話したら、一時的に脳の血流が悪くなったのが原因であろう、心臓は原因ではなく脳の血管の問題との事だった。
なるほどこの事案の原因は4年ほど前に健康を考えタバコを電子タバコに切り替えたのだが、タイで電子タバコは違法なため、訪泰中は普通のタバコをスパスパ吸っていたのが原因と思われる。
普通のタバコを朝起きぬけに吸うと目まいを覚えるがやはりタバコは体に良くないのだ。
読者諸賢も十分にお気をつけ頂きたい。

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